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歴代ライダー主人公が兄弟だったら26

553 :いつかの雨の日1/5:2011/09/29(木) 22:17:48.66 ID:i/om3ahi0
アクセスしてみればGJなネタが多し。>>550クソ吹きましたw笑いをありがとう。
この話は過去編です。兄弟の存在を知らない設定。

「…あ、雨だ」

しとしとと小雨が降り出す。
雨の水臭い臭いが鼻を駆け抜ける。傘を持ってきていなかった少年はシャッターが閉まる
お店の影で雨宿りをする。
「あちゃー…。天気予報大外れだよ…。」
髪の毛をクシャクシャに掻きながら、雨が止むのをまだかまだかと待つ。
当時中学三年生である城戸真司は大きなため息をつく。この空ではまだ止みそうもない。
黒く、低い位置で流れる雲はどこまでも広がっていたのだから。
秋の涼しさは雨と一緒に体温を奪っていく。半袖のカッターシャツだったため、肌寒い。

バシャバシャバシャ!

誰かが駆けてくる音。
きっと自分と同じように突然の大雨に焦り、雨宿り場所を探しているのだろう。
と、角から人影が走ってくる。走ってきたのは長身の少年で真司と同じ店で雨宿りしだす。
ちょっと間を空けて、シャッターにもたれかかった。

「はぁ」とため息が聞こえた。きっとこの人も同じ気持ちなんだろうと目だけ横に動かすと、その少年も目だけ動かし目が合う。
急いで顔を伏せる。あちらも顔を伏せる。人がいると雨宿りしにくい。ここから逃げ出したいくらいだ。
けれども、こんな大雨じゃ文句も糞もない。
沈黙を破るため、少し緊張した声で発した言葉がこれだった。

「君…大きいね」

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