5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

歴代ライダー主人公が兄弟だったら26

1 :名無しより愛をこめて:2011/09/03(土) 12:54:21.16 ID:Y+QndHQv0
・今までの仮面ライダー登場人物全員でほのぼの行こう!基本荒らしはスルー
・次スレは980か容量490で宣言して立ててください

・本郷猛(1号)が父
・2号〜RXは叔父、FIRST&NEXTは従兄弟、真・ZO・J・Gは親戚(?)
・平成ライダーは年齢順(翔太郎に関しては展開次第で変更の可能性あり)

 長男 ヒビキ(31)
 次男 雄介(25)
 三男(暫定) 翔太郎(不明)
 四男 真司(23)
 五男 一真(22)
 六男 翔一(21)
 七男 総司(21)
 八男 映司(21)
 九男 渡(20)
 十男 士 (20)
 十一男 巧(18)
 十二男 良太郎(18)
 (※十三男) フィリップ(17)

※フィリップは話によって兄弟ではなく翔太郎の相棒として扱う場合があります
 長女 雪菜(不明)
 次女 みのり(22)
 三女 愛理(22)
 四女 ひより(18)
 五女 小夜(15)
 六女 樹花(13)

 渡の実父 音也
 渡&太牙の実母 真夜
 渡の兄 太牙
 姪(愛理の娘) ハナ/コハナ

469 :名無しより愛をこめて:2011/09/23(金) 23:56:01.30 ID:oaoKbco40
│H\
│M0)<誰もいない…乗り遅れたネタを投下するなら今のうち
│ )

規制されたら避難所に投下するので支援より転載の方が嬉しい。どっちにも投下せず間が空いていたら忍法帳待ち。


一号家の玄関に置かれた大きな姿見の中で、トーテムポールのようになって兄弟たちの様子をのぞき込む人の影があった。

リュウガ「…あいつらは本当にヒーローなのか?キャラ弁なんてガキのような話題でずっと喜んで」
トライアル「…ヒーローは人が笑いあえる世界を守るものと聞いた…そしてヒーローも人だ。ならばヒーローがヒーローの夢を守ってもいいだろう…」
黒総司「ねえ、でも僕知ってるよ。総司、みんなが寝た後も頑張ってみんなのキャラ弁のアイデアを出してる。このままだと総司、いつか倒れちゃうよ?僕、総司が倒れたら悲しい」
「…そんな顔をするな。あいつも、自分の体の限界くらい把握しているはずだ…」
「そういえば、設計は全部あいつだったか」
「翔一が設計すると…キャベツケーキのようにとんでもない材料が入るからな…」
そこまで話すと、三人の影は鏡の中へかき消えた。

470 :名無しより愛をこめて:2011/09/24(土) 00:00:03.14 ID:jXsBGE6L0
その日の夜更け、翔一は誰もいないのを確認して鏡をノックした。
「もしもし、黒総司起きてる?」
「翔一か。こんな時間に何の用だ?」
「…黒総司なら今寝たところだ…あまりうるさくされると起きる…」
「むにゃ…どうしたのみんな…あ!しょーいち!」
「「!!」」
「ごめん、起こしちゃったな。実は俺、昨日三人の話聞いてたんだ。それでね、俺、考えたんだけど…」
「なに?」
「黒総司と俺で、総司のためにキャラ弁作ってあげようよ!いつもお疲れ様、ありがとうって。それに、総司がキャラ弁のアイデア出しを一人で背負いこまなくても…たまには俺たちに任せてくれても大丈夫だって教えてあげようよ!」

「材料はどうするんだ?今はそっちの世界も店は閉まっている時間だろう」
リュウガが言うと、翔一はニカッと笑い「大丈夫!」と返す。

「なにで作るの?」
「ええとね、とりあえず畑からにんじんとプチトマトとパセリをとってこようか。あとは冷蔵庫にあるもので作れるよ。
玉子とウインナーがあったからそれを使って、あとは今日の晩ご飯のから揚げが少し残ってるからこれも入れようか」
「すごいすごい!」

「野菜の季節感はどうした?」
「『アギトの力』の一言ですまされるそうだ…」

471 :3/8くらい 番号振るの忘れてたわ:2011/09/24(土) 00:05:12.32 ID:jXsBGE6L0
「まずは、にんじんの皮をむいて輪切りにします!」
「はい、しょーいち先生!」
「そして、クッキーの型で可愛く抜きます!」
「わーい!僕もやる!」
「そして、このにんじんを小さい鍋で茹でます!抜いた外側も、ハートの形のにんじんも、一緒に茹でちゃってね。
この間に、ジャガイモをひとつ洗ってラップにくるんで、レンジで3分チンします!」

「料理番組か」
「…楽しそうでいいじゃないか」

「黒総司、冷蔵庫の中のマグカップを持ってきて」
「うん、…これ、何が入ってるの?青くてちょっと気持ち悪いかも…」
「大丈夫だよ。これはね、紫キャベツのゆで汁に重層をひとつまみ入れたお湯でゆで玉子を漬けておいただけなんだ。
この玉子を縦に半分に切って、黄身をとって、白身をカブトの目の形に切るんだよ。できるかな?」
「うん!僕やってみる!」
黒総司の手つきは危なっかしかったが、誠の不器用さを見続けて感覚がマヒしかけている翔一にとってはむしろほほえましい丁寧さにすら見えた。
多少ボロボロになってしまってはいたが、カブトの複眼の部分が出来上がる。

472 :3/10くらい おのれ長さ規制:2011/09/24(土) 00:09:31.95 ID:jXsBGE6L0
「さっきのジャガイモと、茹でたにんじんの外側とあまった玉子でポテトサラダを作ります!」
「しょーいち、本当にすごいね!魔法使いみたい!」
「そう?照れちゃうなー」

「お前らは仲良し親子か」
「ほほえましい光景だな…感動的だ」
「だがトライアル、なぜおまえはさっきからそんな真剣な目で奴らを見ているんだ」

「じゃがいもは皮をむいて潰します!熱いから気をつけてね」
「うん!わぁ、簡単に皮がむけるよ!」
「その間に、俺は」
翔一はにんじんを茹でていた小鍋のお湯を捨てて型を抜いた外枠のにんじんをよけ、ハート型のにんじんをバターをひとかけらと小サジ1くらいの砂糖で煮詰め始めた。
焦げないように時々鍋をゆすりながら、外枠のにんじんとあまったゆで玉子を刻む。
「できたよ!僕にもできた!」
「じゃあ、このジャガイモに、本当に少しだけ酢を入れて、このにんじんと玉子を入れて。
マヨネーズとこしょうを、味見しながら入れて混ぜるよ」

473 :5/10くらい:2011/09/24(土) 00:13:16.62 ID:jXsBGE6L0
「このポテトサラダきれい!赤と黄色と青!」
「よかったね。こっちもできたよ。さっきのハートのにんじんを甘く煮たんだ」
「うわぁ、ぴかぴかしてきれい!」
「次はウインナーを炒めるよ。黒総司はタコさんウインナーとカニさんウインナー、どっちが好き?」
「どっちも好き!」
「じゃあ、両方作ろうか。黒総司はウインナーの飾り切りできる?」
「やったことない、難しそうだよ」
「じゃあ、俺がやろうか」
「うん!」

ペティナイフを片手に、翔一はちまちまとウインナーに切り込みを入れていく。
一通り切り終わり、温めたフライパンに油をひいて炒め始める。

「そろそろ模様が浮いてくるころだよ、見てごらんよ」
「あ!僕これ知ってる!タコカンドロイドとボルキャンサーでしょ!」
「あたり!焼けたら軽く塩を振るよ」

「なんだその謎の飾り切り技術は」
「ZECT以下略も謎の技術を所有しているが…こっちの謎の技術はずいぶん平和的だな…」

474 :6/10くらい:2011/09/24(土) 00:16:39.14 ID:jXsBGE6L0
「さいごに、キャラ弁のメイン!カブトの顔を作ります!」
「はい!しょーいち先生!…でも、どうやって?」
「じゃーん!ケチャップを玉子に混ぜると、きれいな赤い玉子が出来るんだよ!玉子ふたつに、ケチャップはこれくらいかな?」
大サジ2くらいのケチャップを混ぜ、温めたフライパンに流し込む。
薄焼き卵と言っては少し厚めの厚さで、クレープ状の玉子になるように火を入れた。

「すごいよ!ちゃんと赤いまんまだ!」
「豆知識!トマトの赤は、加熱してもきれいな赤のままなんだ!」

両面を焼いた玉子をまな板に上げて冷まし、ラップを取り出す。
「翔一、このラップ、箱がへこんでるね」
「ああ、これはね、真司兄さんと一真兄さんが「変身!サラン・ラップ」って、ターン・アップごっこをして遊んでたときのだよ。
リレーのゴールテープみたいに伸ばしたラップに突っ込んでいって、ラップを突き破れるかどうかで融合計数が高いかどうかって遊んでいた二人を総司がこのラップの箱で殴ったんだ」

475 :7/10くらい:2011/09/24(土) 00:19:56.45 ID:jXsBGE6L0
「なにそれ楽しそう!ねえトラちゃん!今度一緒にターン・アップごっこして遊ぼうよ!」
「…それをやって「余計なことを吹き込んだ」と怒られるのは翔一だが、それでもいいのか…?」
「う…それは嫌」
「あはは、とりあえず、ひらべったい丸い形のおにぎりを作ろうか。中には青菜の佃煮を入れるよ」
「翔一。この青菜は何の葉だ?まさかは思うが…」
「カブトのキャラ弁なので、かぶの葉だよ?」
「…」(リュウガが頭痛に悩まされる音)

「おにぎりが出来たら、もう一枚ラップを出して、今度は角の部分を作るよ。これは細長い三角形を薄く作ればいいからね。これがカブトの角になるんだ」
「きれいにできないよ、難しい…でも、僕頑張るよ!」
黒総司がおにぎりをこね回している間に、翔一は海苔とキッチンバサミ、詰めるための弁当箱をとりだした。
「しょーいち、できたよ!」
「よくできました。じゃあ、飾りながら盛りつけようか」
「うん!」

キッチンバサミで薄焼き卵を切り取り、切り取った薄焼き卵でおにぎりの上1/3を包み込む。
その上から、切り取った海苔で黒いラインをつけていく。

「俺、翔一がこんなに真剣になっているのを初めて見た気がするぜ」
「…『台所は戦場』か…」
「それは意味が違うだろう」

476 :8/10くらい:2011/09/24(土) 00:23:58.96 ID:jXsBGE6L0
「じゃあ黒総司、おにぎりの上にさっきのゆで卵の白身を乗せてね」
「うん!あ!すごくカブトっぽくなった!」
「それで、さっきの三角のおにぎりを上に乗せるよ。この上にも、角の形に切った薄焼き卵を乗せて。
あとは海苔で角を仕上げて…はい!カブト完成!」
「すっごーい!すごいすごい!」
「あまり騒ぐとみんな起きちゃうからね。シーね」
弁当箱ににんじんのグラッセ、ポテトサラダ、ウインナー、から揚げ、プチトマト、パセリを詰めてカブトのキャラ弁が完成した。
ふたを閉めようとした黒総司を、翔一は「すぐに閉めると湯気でふたが曇っちゃうから、まだラップをふんわりかけるだけにしようね」と止める。
「じゃあ、朝になっちゃう前に台所を片付けないと。総司には今日の朝ご飯はあまり食べないように言っておくよ。お腹一杯になっちゃったら、お弁当が食べられないからね」
「うん!ありがとうしょーいち!」
「どういたしまして」

477 :9/10くらい:2011/09/24(土) 00:26:34.92 ID:jXsBGE6L0

その後、「理由は言えないけれど、今日の朝ご飯はあまり食べちゃ駄目だからね」「なぜだ。おばあちゃんが言っていた…朝食は、一日を始めるために欠かせないものだと」とひと揉めしたが総司は言われたとおりに朝食を食べる量を減らした。
翔一がほかの兄弟に根回しを済ませていたので、「ダイエット?」と冷やかす者や「具合悪い?」と心配する者もいない。
真司と一真が仕事に出、弦太朗が学校に向かった後で翔一は総司を呼び出した。
「総司、さっき朝ご飯をあまり食べないでって言ったのはね…じゃん!」
「何だこれは」
「カブトのキャラ弁だよ、総司がいっつも頑張っているから俺と黒総司の二人で頑張って作ったんだよ。
俺ちょっと黒総司呼んでくるから、総司はお弁当食べて待っててよ」
「なるほど…俺に朝食をあまり食べないように言っていたのはこれのためか」
「そういうこと!」

478 :10/10:2011/09/24(土) 00:30:02.28 ID:jXsBGE6L0
その後、黒総司を呼びに行った翔一は「ごめん、黒総司はまだ起きれないんだって」と言って戻ってきた。
「そうか。黒総司が起きてきたら礼を言わねばな…そしてお前にも。ここまでしてくれて本当に感謝している」
「いいんだって!(一瞬総司の顔が怖かったのか気のせいかな…?)」

(キャラ弁設計係を自負する総司のプライドにヒビが入る音)


-----------------

「黒総司、こういうのはどうだ…?」
そういってトライアルが黒総司に手渡したおやつのゆで卵は、白身の真ん中が一か所切り取られていた。
「これって…僕のマスクドフォーム!?」
「そうだ…」
「お前が真剣な顔でキャラ弁をガン見していたのは、自分でもやってみたかったからだったのか?」
「…」

501 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)