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歴代ライダー主人公が兄弟だったら26

248 :夕・暮・一・幕 3/3:2011/09/11(日) 16:51:27.24 ID:FpjIVrxk0
その頃、ライダーハウスの居間。

「ヒビキ兄貴ー…だったよな?今日の晩飯はすげー豪華になるってフィリップが言ってたけど、何が出るんだ!?」

案内された自分の部屋ではじっとしていられなかったのか、ライダー兄弟の新たな一員となった弦太朗がどたどたとやってくる。
ソファでくつろいでいた長男は、独特の仕草でそんな弟に応えた。

「うーん、総司も翔一も秘密にしてるんだよね。弦ちゃん育ち盛りだし、とにかくどーんといっぱい食べれるんじゃないかな?どーんと」
「どーんと?すっげえ!楽しみだぜ!」

ますます落ち着いていられなくなったようで、弦太朗はうきうきとした表情で広い居間を眺め回す。
すると、ダイニングテーブルの隅に何かが乗っているのを見つけた。

「お、アイスだ!ヒビキ兄、これ俺が食ってもいいか?」

弦太朗がそう言って指差したのは一本の棒アイス。
それを見て、ヒビキは「おっと」と首を横に振る。

「それは食べちゃ駄目だよー弦ちゃん。そこに置いといて」
「でもこんなとこにほっといてると溶けちまうぜ、誰か食いに来るのか?」
「そうそう、知らない内になくなってるから大丈夫だよ。映ちゃんが帰ってきた頃には、もうないと思う」
「んー?映司兄貴のか、これ」

頭上に大きなクエスチョンマークを浮かべる弦太朗に、ヒビキが楽しそうに笑ってみせた。

「いやいや、映ちゃんが食べる訳じゃないよ。映ちゃんと一緒に帰ってくるけど」
「分かった、映司兄貴のダチか!一真兄貴のダチもさっき廊下ですれ違ったしな!」
「…そういう事。弦ちゃんにも、その内きっと分かるようになるよ」

不意に、玄関先から「ただいまー」と声が聞こえてくる。

「噂をすれば…何だっけ?こまけえから気にしないぜ!映司兄貴、おかえりー!」

賑やかな弦太朗はそれを聞きつけ、またどたどたと玄関へ走っていった。

「映ちゃん、弦ちゃんの友達に会えたかなー。話聞いて結構親近感持ってたみたいなんだ、ちょっと似てるってね」

アイスを手に取り、あらぬ方向へと軽く投げる。

「弦ちゃんと友達の少年も、映ちゃん達みたいないい『相棒』にきっとなれる。そう思うでしょ」

『知るか』という声がどこか遠くから聞こえて、アイスはぱっと消えてしまった。

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