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南雲忠一中将を再評価するスレ(和)

1 :GF長官:2011/05/09(月) 21:18:00.32 ID:???
南雲長官はもっと評価されるべき(14代目)

(初代)南雲忠一中将を再評価するスレ(改)
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1210507385/
(2代)南雲忠一中将を再評価するスレ(伊)
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1215089973/
(3代)南雲忠一中将を再評価するスレ(呂)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/army/1218288706/
(4代)南雲忠一中将を再評価するスレ(波)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1222691768/
(5代)南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/
(6代)南雲忠一中将を再評価するスレ(保)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1237378505/
(7代)南雲忠一中将を再評価するスレ(部)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/
(8代)南雲忠一中将を再評価するスレ(止)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1253350314/
(9代)南雲忠一中将を再評価するスレ(千)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/
(10代)南雲忠一中将を再評価するスレ(利)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/


2 :GF長官:2011/05/09(月) 21:19:05.99 ID:???
(11代)南雲忠一中将を再評価するスレ(奴)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1271339968/
(12代)南雲忠一中将を再評価するスレ(流)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1276688293/
(13代)南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288357779/


3 :GF長官:2011/05/09(月) 21:25:05.84 ID:???
[支隊スレ]
南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)(5代目とは同名別スレ)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228571435/
【長官は】本日の南雲部隊司令部 1AF【無能だよ】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1238337939/
【艦攻雷装】本日の南雲部隊司令部 1AF【そのまま】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1300371849/


4 :GF長官:2011/05/09(月) 21:27:56.92 ID:???
初めての方へ

ここは「もし日本海軍の機動部隊指揮官がドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
というスレではありません。

本編(発言者:GF長官)の構成は、

(改)スレの>>1〜   真珠湾攻撃編
       >>478〜  印度洋機動作戦編
(伊)スレの>>109〜  コロンボ攻撃の章
       >>497〜  兵装転換の章
(呂)スレの>>90〜  仮想戦記の章
       >>528〜  ツリンコマリ攻撃の章
       >>780〜  艦隊防空の章
(波)スレの>>358〜  人事考察の章
       >>588〜  珊瑚海海戦編
(仁)スレの>>53〜  MO作戦発動の章
       >>355〜  祥鳳沈没の章
       >>726〜  第五空襲部隊の章
(保)スレの>>172〜  夜間攻撃隊の章
       >>445〜  索敵考察の章
       >>709〜  空母決戦の章


5 :GF長官:2011/05/09(月) 21:29:45.97 ID:???
(部)スレの>>397〜  筑摩一号機検証の章
       >>653〜  零戦最強伝説の章
(止)スレの>>157〜  サッチウィーブ誕生の章
       >>350〜  帰って来た!空母決戦の章
(千)スレの>>205〜  敵情不明の章
       >>613〜  翔鶴被弾の章
(利)スレの>>92〜  <回想>印度洋機動作戦の章
       >>464〜  長波輻射の章
(奴)スレの>>313〜  翔鶴また被弾の章
       >>527〜  翔鶴復旧の章
(流)スレの>>218〜  日本海軍建艦史の章
       >>331〜  第一次世界大戦の章
(乎)スレの>>202〜  ドッガー・バンク海戦の章
       >>558〜  誘出作戦考察の章

戦史検証が中心なので、雑談は支隊スレへどうぞ。


6 :GF長官:2011/05/09(月) 21:31:06.62 ID:???
[MI作戦の作戦目的]

「ミッドウェー」島作戦に関する陸海軍中央協定
一、作戦目的
「ミッドウェー」島ヲ攻略シ、同方面ヨリ来襲スル敵国艦隊ノ機動ヲ封止シ、兼ネテ我ガ作戦基地ヲ推進スルニ在リ
二 略
三、作戦方針(1〜3は略)
 4、海軍ハ有力ナル部隊ヲ以テ攻略作戦ヲ支援擁護スルト共ニ、反撃ノ為出撃シ来ルコトアルベキ敵艦隊ヲ捕捉撃滅ス

第一機動部隊の任務は「ミッドウェー島航空兵力の無力化」と「米空母部隊の捕捉撃滅」です。


7 :GF長官:2011/05/09(月) 21:32:24.16 ID:???
[MI作戦の作戦日程]

6月4日(N−3日)第二機動部隊、ダッチハーバー空襲
            ミッドウェー島攻略部隊、敵哨戒圏(600浬)内に突入
6月5日(N−2日)第一機動部隊、ミッドウェー島空襲
6月6日(N−1日)第一機動部隊、情勢に変化なければ敵艦隊出撃に備えつつ、
            ミッドウェー島攻撃を続行
6月7日(N日)   ミッドウェー島攻略部隊上陸
            第一機動部隊、上陸支援

(註)第一機動部隊のミッドウェー島空襲は、当初N−3日の予定だったが、出撃が遅れたためN−2日となった。


8 :GF長官:2011/05/09(月) 21:34:06.97 ID:???
[ミッドウェー海戦戦闘経過](6月5日三空母被弾まで)日本時間
(日出0152時・日没1543時)

0130 第一次攻撃隊発艦(指揮:友永丈市大尉)零戦36・艦爆36・艦攻36(計108機)
     上空警戒機・索敵機も発進(利根四号機は遅延し、0200発進)
0220「敵情特ニ変化ナケレバ第二次攻撃隊ハ第四編成(指揮官加賀飛行隊長)ヲ以テ本日実施ノ予定」
     (南雲長官・第二次攻撃隊のミッドウェー再空襲を予令)
0234 PBY、南雲機動部隊を発見、触接開始
0334 第一次攻撃隊、ミッドウェー島攻撃開始
0400 「第二次攻撃ノ要アリ」(友永隊長、再攻撃要請)
0405 ミッドウェー島基地からの敵機第一波来襲(TBF6機・B−26 4機) 0415に終了
0415「第二次攻撃隊本日実施、待機攻撃機爆装ニ換ヘ」(南雲長官・雷装から爆装への兵装転換を下令)
0440「敵ラシキモノ一○隻見ユ」(利根四号機から0428時の報告・敵艦隊発見)
0445「敵艦隊攻撃準備、攻撃機雷装其ノ儘(ソノママ)」(南雲長官・雷装復旧を命令)
0453 ミッドウェー基地からの敵機第二波来襲 (SBD16機・B−17 15機・SB2U11機)0540に終了
0506 第一次攻撃隊帰投開始(対空戦闘中のため上空待機)
0509「敵ノ兵力ハ巡洋艦五隻・駆逐艦五隻ナリ」(利根機・続報)
0520「敵ハソノ後方ニ空母ラシキモノ一隻ヲ伴ウ」(利根機・敵空母発見)


9 :GF長官:2011/05/09(月) 21:35:29.07 ID:???
0530「直チニ発進ノ要アリト認ム」(山口少将・即時発進の意見具申)
0537 第一次攻撃隊収容開始(0617終了)
0555「収容終ワラバ一旦北ニ向ヒ、敵機動部隊ヲ捕捉撃滅セントス」
    (南雲長官、第二次攻撃隊をもって敵空母を攻撃することを明示)
0618 敵空母から敵機来襲(ホーネット第八雷撃中隊 TBD15機)0637終了
0640 同(エンタープライズ第六雷撃中隊 TBD14機)0700終了
0713 同(ヨークタウン第三雷撃中隊 TBD12機)
0722 同(エンタープライズ第六爆撃中隊 SBD31機)
0723 加賀被弾
0724 赤城被弾
0725 同(ヨークタウン第三爆撃中隊 SBD15機)
     蒼龍被弾


10 :GF長官:2011/05/09(月) 21:37:06.76 ID:???
Q1.事前の索敵計画(七線一段索敵)は、索敵軽視ではないのか(その1)
A1.当時の日本海軍では、重視でも軽視でもなく、標準である。

(註)「当時の聨合艦隊戦策では、索敵は一段索敵とすることが定められており、二段索敵を実施することに
   改められたのは、昭和18年5月のことである」    (『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』)

Q2.事前の索敵計画は、索敵軽視ではないのか(その2)
A2.真珠湾でもインド洋でも珊瑚海でも、二段索敵は実施されていない。
   そもそも、二段索敵そのものがミッドウェー海戦の戦訓から生まれたものである。

(註)二段(多段)索敵という方法自体は、開戦前から考えられていた。
  「偵察が大事であるということは私自身もこれを痛感し、昭和2,3年ころ、初めて航空界に身を投じた時、
  第一に選んだ研究課題が"航空機による敵情偵知"であって、各種索敵法というものを考え出した元祖が
  私であったといっても過言ではないと思う」                  (『聨合艦隊』草鹿龍之介/著)


11 :GF長官:2011/05/09(月) 21:38:28.55 ID:???
Q3.事前の索敵計画は、索敵軽視ではないのか(その3)
A3.索敵機の数を増やすことは万能の解決策ではない(収容の手間)

(註1)艦上機(九七艦攻・二式艦偵等)の場合、収容の際、風上に立たなければならない。
    珊瑚海海戦一日目(昭和17年5月7日)、艦隊針路と風向が逆だったために、攻撃隊収容時に
    反転しなければならず、 その結果敵空母との距離を詰められず、薄暮攻撃になってしまった。

(註2)水上機(九四水偵・零式水偵等)の場合、着水した機体を揚収しなければならない。
    艦隊の行動が止まってしまい、敵潜水艦の格好の標的となる。

(註3)母艦が対空戦闘中の場合、帰艦した索敵機は上空待機を強いられる。
    ミッドウェー海戦では、利根四号機が0730頃に自艦上空に帰投したが、防空戦闘及び三空母
    被弾の混乱から、収容したのは0847時になった。

(註4)索敵機の中には、機位を失い不時着する機体が出るおそれもある。
   「インド洋作戦で起きたある不運な出来事のため、偵察に必要最小限度以上の兵力を割くことを、
   南雲およびその幕僚はためらうようになっていた。索敵機が機位を失し、そのために母艦が無線
   封止を破って電波を出し、艦隊の位置を敵に暴露することになったからである」 
                           (『ミッドウェーの奇跡』GordonPrange/著・千早正隆/訳)


12 :GF長官:2011/05/09(月) 21:39:32.81 ID:???
Q4.事前の索敵計画は、索敵軽視ではないのか(その4)
A4.索敵機の数を増やすことは万能の解決策ではない(誤報の増加)
   索敵機を増やせば、敵情報告も増加するが、同時に誤報が含まれる恐れも大きくなる。

(註)珊瑚海海戦一日目(昭和17年5月7日)では、20機以上の索敵機を出したが、最初に
   入ったのが誤報(油槽船を空母と誤認)だったため、攻撃隊が空振りに終わった。
   同海戦二日目では、わずか7機の索敵機だったのにも関わらず、正確な敵情報告のため、
   攻撃隊は会敵に成功した。


13 :GF長官:2011/05/09(月) 21:40:27.33 ID:???
Q5.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その1)
A5.0400時、友永大尉より「第二次攻撃ノ要アリ」と要請があった。第一次攻撃隊長が「効果不十分」
   と判断したのだから、再攻撃が必要なのは当然である。

(参考)「日本海軍には、第一線下級指揮官の判断を尊重する伝統があった」
                                 (『太平洋戦争航空史話』秦郁彦/著)

Q6.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その2)
A6.0405時から、南雲機動部隊はミッドウェー基地航空隊の攻撃を受けている。同島航空兵力は未だ
   健在であり、速やかにこれを壊滅させなければならない。

(註)「この攻撃によって、ミッドウェーに対する第二次攻撃の必要性についてのすべての疑問が解消した。
   いったいこれらの飛行機はどこから飛来したのか。南雲にとっては、もはや確認する必要はなかった。
   ミッドウェーから来たことは明らかだった」             (『逆転』WalterLord/著・実松譲/訳)


14 :GF長官:2011/05/09(月) 21:41:25.00 ID:???
Q7.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その3)
A7.味方攻略部隊は、すでに前日からミッドウェー島の敵哨戒圏(600浬)内を進撃中である。
   輸送船団に損害が生じては作戦全体に大きな支障をきたす。敵基地制圧が急務である。

 (註)「聨合艦隊命令は敵艦隊撃滅を第一順位としていたが、同命令はまた機動部隊によるミッドウェー空襲を
    6月5日と特に指令していた。もし我が機動部隊が計画通りミッドウェーの航空兵力を無力化しなかった場合
    には、空襲の二日後に予定されている上陸作戦は猛反撃を受け、全攻略作戦は重大な支障を受けるであろう」
                            (第一航空艦隊先任参謀・大石保中佐)


15 :GF長官:2011/05/09(月) 21:42:54.95 ID:???
Q8.0415時、南雲長官が兵装転換を命じたのは何故か(その4)
A8.0130時から発進した索敵機(巡航速度120節・進出距離300浬)は、2時間半あれば索敵線先端に到達する。
   (最も遅い利根四号機でも0430頃)
   0415の時点で報告がないということは、南雲機動部隊の半径300浬内に敵艦隊は存在しない可能性が高い。
   よって、ミッドウェー島再空襲を優先すべきである。

(参考1)昭和19年6月19日マリアナ沖海戦1日目について。
「0730第一段索敵機、概ネ端末ニ達シタル時機、攻撃距離内ニ他ノ母艦群ヲ 認メザリシヲ以テ、
一航戦第一次攻撃隊ヲ発進セリ」               (『戦史叢書(12)マリアナ沖海戦』)

小沢長官もまた、索敵機が索敵線先端に到達した時点をもって、「他に敵空母群は居ない」と判断している。
南雲長官の兵装転換下令は、決して「航空戦の素人」だからではない。

(参考2)昭和17年5月8日珊瑚海海戦2日目について。
索敵機が米機動部隊発見を報告したのは、側程に入ってから約20分経過した時点に相当。
よって、南雲長官の決断は「時期尚早」という評価も成立する。


16 :GF長官:2011/05/09(月) 21:43:48.67 ID:???
[補足1]兵装転換評(国内)

(1)『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』(防衛庁防衛研修所戦史室)

「第一機動部隊は0405ころから防空戦闘を開始した。この戦闘中南雲長官はミッドウェー島再攻撃を決意し、
艦内で雷装して待機していた艦攻の兵装を爆装に換えるよう命じた。
ところが敵水上部隊発見に伴い、南雲長官はこれが攻撃を企図し、0445『敵艦隊攻撃準備、攻撃機雷装其ノ儘』
と下令した。

この命令に『其ノ儘』(そのまま)という字句を使っているところでも判るとおり、同長官は兵装転換に長時間を要する
ことや、30分前兵装転換を下令してから防空戦闘が続いたことなどから、爆装への転換作業はほとんど進んでおらず、
簡単に雷装に復旧できると判断したのである」


17 :GF長官:2011/05/09(月) 21:44:49.66 ID:???
(2)『ミッドウェー』(淵田美津雄・奥宮正武/共著)

「第二次攻撃隊をミッドウェー基地に向けるって、もう命令が出たのか?」
「イヤ、いま司令部で話し合っているのを艦橋で聞いてきました」
「だって、またインド洋のときみたいに、出たあとで偵察機から"敵艦見ユ"と来るかも知れんぜ」
「イヤ、しかし偵察機は、もう全部、とうに索敵線の前端まで行きついた時刻なのに、報告がありませんから、
 攻撃圏内には敵艦隊はおらんと判断されていますよ」
「そうか、しかし魚雷を抱いているんじゃないか?基地攻撃はちょっと困るね」
「ええ、それでいまから、陸用爆弾に積みかえろって命令が出るんですよ」
「いやあ、それは大変な騒ぎだ。それに、もうそろそろ敵の陸上機が来るころだぜ」
このとき司令部はすでに、第二次攻撃隊をミッドウェー攻撃に振り向けることに一決していた。


18 :GF長官:2011/05/09(月) 21:45:27.81 ID:???
(3)『写真太平洋戦争』(第3巻) (光人社NF文庫)

「南雲長官は、最初に兵装転換を下令してからまだ30分しか経っていないので、艦攻の大部分はまだ雷装のまま
だろうと考えた。しかし兵装転換というのは、外すのは簡単なもので、たちまちカタンと外してしまう。問題は装着に
時間がかかるのだ。したがって全機の魚雷がすでに外されて、格納庫内で爆装作業が始まっていた」


19 :GF長官:2011/05/09(月) 21:46:14.12 ID:???
(4)『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』(学研)

「第一機動部隊司令部にとっては、これはミッドウェー島の航空戦闘能力は未だ健在で、今なお脅威となり得ることを
示しており、15分前に友永大尉機から送られてきた報告が正しいことを裏付けるものとなった。

この時点では、敵艦隊出現の兆候は聨合艦隊及び軍令部の対敵情報でももたらされていない。
また、発進させた索敵機はまもなく索敵線の先端にたどり着く頃だが、いまだに敵発見の情報がないということは、
敵空母の攻撃圏内に第一機動部隊が存在しないことを示してもいた」


20 :GF長官:2011/05/09(月) 21:47:38.42 ID:???
[補足2]兵装転換評(海外)

(1)『ニミッツの太平洋海戦史』(ChesterWilliamNimiz/著・実松譲 冨永謙吾/共訳)

「この時機(米空母の攻撃隊発進)までの南雲提督の作戦は、見事な慎重さで実施された。
彼の得た敵情報告からは、海上兵力による抵抗は予期されなかったが、ミッドウェー攻撃には使用可能な飛行機の
半分だけを発進させ、その残りは魚雷を装備、万一米艦隊が出現した場合の戦闘に備え、飛行甲板上に待機させて
いた。

午前7時、ミッドウェー攻撃から帰艦した攻撃隊指揮官は、ミッドウェーに対し第二次攻撃の要ありと進言した。
その直後に行われたミッドウェー基地機による雷撃は、この意見具申を裏書きするように思われた。
このときまでに、南雲部隊の巡洋艦搭載機はすでに二時間から二時間半の索敵を続けており、少なくとも200浬の
索敵線に達しているように考えられた。いまや米艦隊に対する警戒を緩めても、安全であるように見えた。
いずれにせよ、ミッドウェー攻撃隊は間もなく帰投し、補給を必要とするであろう」

(註)「午前7時」は、日本時間0400時。
「ミッドウェー攻撃から帰艦した攻撃隊指揮官」は、友永大尉の無電を指す(戦闘経過参照)


21 :GF長官:2011/05/09(月) 21:49:29.44 ID:???
(2)『太平洋戦争アメリカ海軍作戦史』(SammuelEliotMorison/著・中野五郎/訳)

午前7時(0400時)、彼(南雲長官)はミッドウェー島空襲を終わったばかりの攻撃機隊指揮官友永大尉から
「ミッドウェー島に対しては第二次攻撃の要あり」という電報を受け取った。
その十分後に、ミッドウェー島から出たアメリカ軍爆撃機の来襲があったが、これは友永海軍大尉の具申した
意見を裏書きするものであった。

これに基づいて日本機動部隊指揮官南雲海軍中将は、7時15分(0415時)に彼にとって致命的となった決定をした。
すなわち彼は敵軍の水上部隊に対して即時待機の姿勢にあった攻撃機隊93機の「準備を解いた」のである。

すると7時28分(0428時)に至り、遅れて発進した巡洋艦利根の飛行機から電報が受領され、これで情勢は忽ち
一変した。この電報を受けた当初、南雲海軍中将はこの敵艦隊を処理しなければならぬと考えた。しかしこの報告は、
敵の航空母艦に関して何らの暗示もない漠然としたものであったから、同中将は彼の麾下の攻撃飛行隊の急速兵装
転換を取り消すことを至当とは考えなかった。

15分間熟慮して7時45分(0445時)決心を変えた。すなわち彼は直率部隊に対して、
「敵の艦隊に対する攻撃実施を準備せよ。爆弾装備に変更未済の攻撃機に搭載の魚雷はそのままに残せ」と信号した。
恐らくは当時、彼は珊瑚海海戦における原忠一海軍少将の大失策、すなわち航空攻撃隊の大部分を油槽艦に向けて
無駄に費やしたことを想起したのであろう。
そのため2分後に、利根機に対して「艦種知らせ。触接を持続せよ」と無電で指令した。

利根機の操縦士は、8時20分(0520時)に「敵ハ航空母艦ラシキモノ一隻ヲ伴フ」と報告した。
彼の計画していた攻撃隊はすでに編成を解かれていたし、その麾下の各航空母艦の飛行甲板は、ミッドウェー島から
刻々帰還してくる飛行機のために取り片付けておかねばならなかった。
彼は航空母艦間の戦闘において達成すべきものを、与える側ではなく、受ける側に立たねばならなかったのである。
これは何たる重大な運命の破局であったろう!

(註)( )内は日本時間。戦闘経過参照。


22 :GF長官:2011/05/09(月) 21:50:28.38 ID:???
(3)『空母ヨークタウン』(PatFrank/著・谷浦英男/訳)

「多くの著述家が、これ(兵装転換)を取り返しのつかない大失策であり、 おそらく日本に敗戦をもたらした
大錯誤だったと強調している。
そういうことにつながるとしても、その時点においては、これは妥当な決断 だったと言える。

ミッドウェーを再攻撃しなければならないのは明白だった。
現にたった今、 ミッドウェーからやってきた飛行機隊が、南雲自身の乗艦を攻撃したばかりである。
一方、索敵機が付近の海域に敵水上艦隊を発見したという徴候は全くない。

南雲長官は、正当な決断である、と判断した。
ミッドウェーに第二次攻撃をかけることは決して賭けではない。
第一波は間もなく帰投して、発進して行く飛行機と交替する。 第一波は着艦するやいなや爆弾と魚雷を
搭載して、 索敵機が敵の艦隊を 発見したなら、いつでも発進できるように待機するだろう。
客観的に見れば、これは論理的な決断だったと言える」


23 :GF長官:2011/05/09(月) 21:51:25.69 ID:???
(4)『ミッドウェーの奇跡』(GordonPrange/著・千早正隆/訳)

「南雲のこの決定は、その後に激しい批判の的となった。高い外野席からの結果論からみれば、南雲のこの決定は
重大なミステークであったと思う読者は、きわめて多いかもしれない。が、著者は草鹿や源田と同じく、当時の情況
からして南雲の決定は妥当なものであったと信ずる者である。

ミッドウェーを攻撃した友永が再攻撃の必要があると意見を具申したこと、
ミッドウェー基地の航空部隊がまだ攻撃を続けていること、
彼がもっとも信頼している源田が同意したこと、
南雲は彼自身の常識に基づいて決定を下したからである。
しかも、その前日に東京から『わが企図が敵に察知された兆候全くなし』という電報を受信していたのである

南雲のこの重大な決定の是非を判断するには、彼が赤城の艦橋でその決定をした当時の状況を見なければならない。
その決定は少なくとも、敵艦隊の配備および能力を知ることなくして為されたものであった。とすれば、それは指揮上の
失策ではなく、情報上の失策と看なすべきであった。
『知っていれば怪我はない』との古諺とは逆に、南雲は知らなかったために大怪我をした、と言ってよいであろう」


24 :GF長官:2011/05/09(月) 21:52:34.64 ID:???
Q9.0530時、南雲長官が山口少将の意見具申を採用しなかったのは何故か(その1)
A9.0530頃B−17が二航戦を撮影した写真がある。それによれば甲板上には攻撃隊は整列していない。
   この状態から発艦準備を完了させるには40分は必要。現実的に即時発進は不可能である。

 (註1)写真については、『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』(学研)p64、p136 
                『写真太平洋戦争第3巻』(光人社NF文庫)p190を参照のこと。
 (註2)よく見ると、蒼龍飛行甲板艦尾付近に1機・飛龍飛行甲板中央付近に1機確認できる。
     おそらく直衛の零戦と思われる。
 (註3)「攻撃機などの兵装が完備していても、これを格納庫から飛行甲板に揚げ、攻撃隊の発進準備を完成する
     のにはまず40分は必要であろう」                    (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)

蒼龍(0521〜0524時におけるB−17の攻撃。艦尾に1機確認できる)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Soryu_under_B-17_attack.jpg

飛龍(後部甲板に「ヒ」の識別記号。飛行甲板中央に1機確認できる)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hiryu_f075712.jpg


25 :GF長官:2011/05/09(月) 21:54:22.60 ID:???
Q10.0530時、南雲長官が山口少将の意見具申を採用しなかったのは何故か(その2)
A10.第二次攻撃隊の制空隊(零戦)のほとんどは、母艦直衛に上がって対空戦闘中である。
    護衛なしの艦爆隊で敵空母を攻撃しても、戦果は期待できない。

(参考1)珊瑚海海戦一日目には、護衛なしの薄暮攻撃を実施した。(編成は艦爆12・艦攻15の計27機)
     しかし、米戦闘機の奇襲に遭い、未帰還機9(艦爆1・艦攻8)の損害を出した。
     薄暮ですら、この大損害なのだから、昼間攻撃では到底有効な打撃は与えられないだろう。

During these battles, it became clear that attacks without fighter escort amounted to suicide.
これらの戦闘(珊瑚海海戦)を通して、護衛なしの攻撃隊は結局自殺行為になることが明らかになった。
                                        (『Grumman F4F Wildcat』Coral Sea)
http://users.skynet.be/Emmanuel.Gustin/history/f4f.html
米側の認識も同じである。

(参考2)ミッドウェー海戦において、単独で南雲機動部隊に攻撃してきた米空母雷撃隊は壊滅した。
     護衛なしの攻撃に躊躇したのは、間違ってはいない。
 (註)VT−8(ホーネット)    15機中全機撃墜
    VT−6(エンタープライズ)14機中10機撃墜
    VT−3(ヨークタウン)   12機中10機撃墜(2機未帰還)
    計41機中35機撃墜。

(参考3)0530時点での米空母情報は、利根四号機の「ミッドウェーヨリノ方位10度・240浬」(0428時発信)のみ
     であり、 実際の位置より北へ100浬近くずれている。よって、即時発進しても会敵できない恐れが大である。


26 :GF長官:2011/05/09(月) 21:55:38.41 ID:???
[補足3]第二次攻撃隊の兵装状態(推定)作業はすべて格納庫内

      一航戦(艦攻隊) 二航戦(艦爆隊)        備考
0130      雷装        空装?      第一次攻撃隊発進
0415   転換作業開始    爆装開始     兵装転換命令(一航戦は雷装から爆装へ)
                                        (二航戦は陸用爆弾装備開始)
0445   復旧作業開始   転換作業開始   一航戦は未換装機の爆装作業中止
                               爆装転換済みの機体は雷装復旧開始
                               二航戦は陸用爆弾を通常爆弾へ換装開始
0530   復旧作業途中   転換作業途中?  二航戦は陸用爆弾と通常爆弾の混載状態?
                               山口少将、即時発進の意見具申
0723   復旧作業途中   転換作業完了   三空母被弾


27 :GF長官:2011/05/09(月) 21:56:38.59 ID:???
(1)「空装」とは、魚雷も爆弾も装備していない状態。

(2)一航戦が雷装待機なのは、事前のGFの指示によるもの([補足4]参照)

(3)二航戦が空装なのは、インド洋作戦時の戦訓によるもの。

「(第二次攻撃隊の)二航戦の艦爆は、一航戦同様に対艦装備で待機していたとも言われているが、最近の米側の
研究では爆装がなされていない状態で格納庫内にあったともされる。これはインド洋で攻撃準備中に敵艦隊を発見
して雷爆換装に追われた戦訓を踏まえて、状況を見極めた上で敵情がはっきりするまでは、あえて艦爆隊の準備を
しなかったのではないかと考えられる」                 (『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』)


28 :GF長官:2011/05/09(月) 21:57:31.65 ID:???
Q11.第一次攻撃隊収容より、第二次攻撃隊発進を優先させるべきだったのでは(その1)
A11.第一次攻撃隊は0500時過ぎから帰投を始めていたが、母艦が対空戦闘中であったため、上空待機を
    強いられていた。速やかに収容しなければ、燃料切れで不時着する機体が生じる恐れがあった。

Q12.第一次攻撃隊収容より、第二次攻撃隊発進を優先させるべきだったのでは(その2)
A12.第一機動部隊の任務は「ミッドウェー島航空兵力の無力化」である。
    この後のミッドウェー島再空襲、及び攻略部隊の上陸支援のためにも、母艦兵力を減少させる
    わけにはいかない。


29 :GF長官:2011/05/09(月) 21:58:43.42 ID:???
Q13.第一次攻撃隊収容より、第二次攻撃隊発進を優先させるべきだったのでは(その3)
A13.第一機動部隊の任務は「米空母部隊の捕捉撃滅」である。
    0530時点で、発見した敵空母は一隻のみ。新たな空母が別の場所で発見された場合、第三次攻撃隊を
    編成する上でも、母艦兵力を少しでも確保しておきたい。

(参考)海外の評価
「南雲としてはそのような意見具申(山口少将の即時発進)を必要としていなかった。真珠湾の勝利者である彼(南雲)
以上に航空攻撃の奇襲性と迅速性の価値を認識している者はなかったと言ってよい。が、彼は山本に対し、天皇に対し、
更に祖先の神霊に対して責任を負っている幾千の将兵の生命をその手中に預かっていた」

「南雲は理論的には、非難の余地のない作戦決定をしたのであったが、それが皮肉なことに裏目に出たのであった。
南雲は彼が戦闘の主導権を失っていたことに気づかなかったが、彼が入手していた情報を見る限り、彼がそのことに
気が付かなかったことを非難する理由は見出し難い。
だからこそ、彼にはパニックに陥り、中途半端の兵力で敵艦隊の攻撃に向かわす必要性がなかったのであった」
                                                       (『ミッドウェーの奇跡』)


30 :GF長官:2011/05/09(月) 22:00:13.37 ID:???
Q14.南雲長官は米空母が付近に居る可能性を考えていなかったのか。油断し過ぎではないか。
A14.考えてはいたが、A7の理由から、敵空母所在の「確証」がない限り動けない事情があった。
    敵空母所在の「兆候」のみでは、ミッドウェー島再空襲の方を優先したいという考えだった。

「このとき南雲長官は大した逡巡もなく(ミッドウェー島再空襲の)決断を下している。
が、ここで読者諸氏は疑問を浮かべられるであろう。米空母部隊の所在に、ここまできても気を遣わなかったのか
という当然の疑問である。

敵機動部隊に対する配慮は、当たり前のことながらあった。ただ何度も書くように
『味方の輸送船団は休むことなく前進を続け、ミッドウェー島に近づいているであろう』
という焦慮が、絶えず南雲長官以下各幕僚の頭から離れず、思考の弾力を奪っていた。
草鹿参謀長の言う『二兎を追うわずらわしさ』である。

もし、それなりの処置をとって敵空母部隊に出合えばよい。が、遭遇することなく無駄な時間と兵力を費やし、
空からの援護なしに味方輸送船団を裸でミッドウェー島に近づけ、作戦を根底から崩してしまうようなことが
あってはならない。
そういう思いが片時も離れない。責任の重圧から来るその感情は、恐怖にさえ似ていた」
                                      (『ミッドウェー戦記』亀井宏/著)


31 :GF長官:2011/05/09(月) 22:01:23.51 ID:???
Q15.山本GF長官は敵空母撃滅優先を指示していたはずだが、南雲長官に伝わってなかったのか。
   (その1)
A15.南雲長官は、GFの作戦方針を正しく理解していたと思われる。
    現に、0520時の敵空母発見の報告を受けて、0530時には敵艦隊に対する第二波準備を下令し、
    0555時には「敵機動部隊ヲ捕捉撃滅セントス」と敵空母撃滅を優先することを明示している。

(参考)
(1)珊瑚海海戦1日目には、索敵機が油槽船を空母と誤認し、攻撃隊が空振りに終わり、その後の作戦に
   大きな支障をきたした。
(2)珊瑚海海戦では、敵空母2隻を撃沈破したにも関わらず、MO作戦は失敗に終わった。
  「敵空母を全滅させても、味方攻略部隊が上陸できなければ、作戦は失敗である」
(3)0530の発令とは、
   「発:機動部隊指揮官」「宛:機動部隊」「本文:艦爆隊二次攻撃準備 二五○粁爆弾揚弾」
   収容した友永隊(第一次攻撃隊)の艦爆隊(一航戦)に対艦装備を施し、第二次攻撃隊発進後、
   すぐさま第二波として敵空母に向かわせることを企図したもの。


32 :GF長官:2011/05/09(月) 22:02:45.87 ID:???
Q16.山本GF長官は敵空母撃滅優先を指示していたはずだが、南雲長官に伝わってなかったのか。(その2)
A16.雷装待機中の第二次攻撃隊は「最強編成」である(板谷制空隊・江草艦爆隊・村田雷撃隊)
    新任の友永大尉に基地制圧を任せ、真珠湾以来の熟練指揮官を敵空母撃滅用に残していたというところから、
    南雲長官が米空母撃滅の方を重視していたことがうかがえる。

(註)板谷茂少佐(赤城)真珠湾攻撃では第一次攻撃隊制空隊長。
   江草隆繁少佐(蒼龍)真珠湾攻撃では第二次攻撃隊艦爆隊長。「艦爆の神様」インド洋作戦で8割超の命中率。
   村田重治少佐(赤城)真珠湾攻撃では第一次攻撃隊雷撃隊長。「雷撃の神様」

「まことにこの三人の指揮官は、この舞台ではベストワンのトリオである。そして彼らに続く
搭乗員は、すべて一騎当千の精鋭で、かけ値なしに当時日本海軍のベストワンの編成である。
もしこれでスポーツのように国際競技が行われるものとしたら、金メダルは確実である。
南雲中将は、米空母群は近くに居ないと一応は判断しているが、それでも万一に備えて、このように
敵空母群攻撃の最良編成で待機させたのである」      (『ミッドウェー』淵田・奥宮/共著)

「(第二次攻撃隊の)パイロットたちはぶらぶら歩きながらくつろぎ、待機していた。こんなに数多くの
優秀なパイロットをこのように待機させておくのは、なんだか無駄遣いのように見えた。
しかし、南雲は艦隊の安全を希望していた。
誰でも動かない島を攻撃できるが、動きまわる艦船を攻撃するには伎倆が必要である。だが、見込み
がなくても米艦隊の出現の恐れがある限り、南雲は使用できる優秀な搭乗員を待機させておきたかったのだ」
                                         (『逆転』WalterLord/著・実松譲/訳)


33 :GF長官:2011/05/09(月) 22:03:43.64 ID:???
[補足4]第二次攻撃隊雷装待機について

(1)雷装待機は事前にGFより厳命されていた。
「ミッドウェー攻撃ノ間、母艦搭載機ノ半数ハ、敵艦隊ノ出現ニ備ヘテ艦上待機ヲ行フ
 対敵艦隊攻撃待機ハ、第一編制(指揮官 赤城飛行隊長)トスル」(『戦史叢書』MI作戦要領)

(2)雷装待機に対する反論(『ミッドウェーの奇跡』より)
「山本長官が兵力の半数を、敵の空母部隊に備えるよう望んでおられることは、南雲長官もその幕僚も
よく承知していた。事実、情況の許す限りそうしていた。
が、敵のミッドウェー基地の航空兵力が我々に対して攻撃を開始し、敵の空母部隊がまだ発見されない
情況では、居るのか居ないのか分からない敵に対して、その兵力の半数を無期限に放置しておくのは、
前線の指揮官としてほとんど耐えられないことであった」       (草鹿龍之介少将・一航艦参謀長)

「そのような考えにこだわると、適当な敵が発見されない限り、攻撃兵力の半数が有効に使われないこと
になる。情況によって決定はなされなければならない」         (源田実中佐・一航艦航空甲参謀)


34 :GF長官:2011/05/09(月) 22:04:37.35 ID:???
Q17.『第一航空艦隊戦闘詳報』の「経過概要」では、0428時送信の利根機敵艦隊発見電は
    0500時受信となっているが、戦闘経過では0440時受信としているのは何故か。
A17.0445時の換装中止命令と矛盾するから。
    0500時受信の場合、情勢に何の変化もないのに、いきなり換装中止命令を出したことになる。
    兵装転換の中止を命ずる限りは、その前に何らかの敵情の変化が入ったはず。
    0445時の発令自体が虚偽とする説もあるが、0447時の無電を米側が傍受した記録が残されている。
                                               (『歴史群像ミッドウェー』より)

(註1)『戦闘詳報』の出典は、『記録ミッドウェー海戦』(澤地久枝/著)
    または、「国立公文書館 アジア歴史資料センター」のホームページより
    http://www.jacar.go.jp/index.html
    【レファレンスコード】C08030023900(11/54)
(註2)0447時の無電とは、
   「発:機動部隊指揮官」
   「宛:利根四号機」
   「本文:タナ一、艦種確メ触接セヨ」
   つまり、南雲長官が利根四号機に「艦種を確認せよ」と命ずる以上、0447時以前に利根機からの
   敵艦隊情報を赤城が受信していたことになる。


35 :GF長官:2011/05/09(月) 22:05:06.32 ID:???
以降は珊瑚海海戦編テンプレ

[珊瑚海海戦要図] 日出は0420時、日没は1614時(日本時間)

      □■ラバウル
     □□□
□□□□□□□     □□      ソロモン諸島
             □□  □□
□□□□              □□   □□
□□■ラエ                   □□   □□   □□
□□□□□                         □□   ■ツラギ
□□□□□□□   ジョマード水道                □□□ガダルカナル島
□□□■□□□□    ↓  ルイジアード諸島
 ポート □□□□■ □ □■ □ ■ロッセル島          □
 モレスビー  サマライ  デボイネ




□□               珊 瑚 海
□□
□□■クックタウン
豪□□
州□□                                ニューカレドニア
□□□■タウンスビル                          □□
□□□□                                   □■ヌーメア
□□□□□□


36 :GF長官:2011/05/09(月) 22:05:32.34 ID:???
[MO作戦日本側編成]

<南洋部隊>第四艦隊司令長官・井上成美中将

(1)MO機動部隊(第五戦隊司令官・高木武雄中将)
[主隊](高木中将直率)
 第五戦隊   重巡「妙高」「羽黒」
 第七駆逐隊  駆逐艦「曙」「潮」
[航空部隊](第五航空戦隊司令官・原忠一少将)
 第五航空戦隊 空母「瑞鶴」「翔鶴」
 第二十七駆逐隊  駆逐艦「有明」「夕暮」「白露」「時雨」
[補給隊]     給油艦「東邦丸」


37 :GF長官:2011/05/09(月) 22:06:14.95 ID:???
(2)MO攻略部隊(第六戦隊・五藤存知少将)
[MO主隊](五藤少将直率)
 第六戦隊 重巡「青葉」「衣笠」「加古」「古鷹」
        空母「祥鳳」
        駆逐艦「漣」
[ポートモレスビー攻略部隊](第六水雷戦隊司令官・梶岡定道少将)
 第六水雷戦隊 軽巡「夕張」
           駆逐艦「追風」「朝風」「睦月」「望月」「弥生」「卯月」
           敷設艦「津軽」
           掃海艇「第二○号」
           輸送船12隻
[掩護部隊](第十八戦隊司令官・丸茂邦則少将)
 第十八戦隊 軽巡「天龍」「龍田」
         水上機母艦「神川丸」「聖川丸」
         特設砲艦「日海丸」「京城丸」「勝泳丸」
         特設掃海艇2隻

(3)ツラギ攻略部隊(第十九戦隊司令官・志摩清英少将)
 第十九戦隊 敷設艦「沖島」
         駆逐艦「菊月」「夕月」
         特設掃海艇2隻
         特設特務艇2隻
         特設駆潜艇2隻
         輸送船2隻


38 :GF長官:2011/05/09(月) 22:07:06.82 ID:???
[珊瑚海海戦米側編成]

第17任務部隊(フランク・フレッチャー少将)

[第2群]攻撃隊(トーマス・キンケード少将)
 重巡「ミネアポリス」「ニューオリンズ」「アストリア」「チェスター」「ポートランド」
 駆逐艦「フェルプス」「デューイ」「ファラガット」「エールウィン」「モナガン」

[第3群]支援隊(ジョン・クレース英少将)
 重巡「オーストラリア」(豪)「シカゴ」
 軽巡「ホバート」
 駆逐艦「パーキンス」「ウォーク」

[第5群]航空部隊(オーブレイ・フィッチ少将)
 空母「ヨークタウン」「レキシントン」
 駆逐艦「モリス」「アンダーソン」「ハマン」「ラッセル」

[第6群]補給隊(ジョン・フィリップス大佐)
 油槽船「ネオショー」「ティッペカヌー」
 駆逐艦「シムス」「ウォーデン」

[第9群]索敵隊(ジョージ・デーボン中佐)
 水上機母艦「タンジール」(PBY12機)

(註)フレッチャー少将はヨークタウン坐乗、フィッチ少将はレキシントン坐乗
   この他に、ポートモレスビー及び豪州の陸軍航空隊が加わる。


39 :GF長官:2011/05/09(月) 22:08:08.54 ID:???
こちらは士官用テンプレ。過去スレの内容をまとめたものです。

<攻撃前日の敵情判断>
Q18.6月4日に輸送船団が攻撃を受けながら、なお奇襲が成立すると見込んでいた南雲司令部
    の判断は甘かったのではないか。
A18.企図漏洩をうかがわせる情況は以下の三点。
@第二機動部隊による、ダッチハーバー空襲(0040時)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/259
A攻略船団の被発見(0615時)と被攻撃(1330・2354時)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/258
B南雲機動部隊が、敵哨戒艇による触接を受ける(1630・2354時)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/230-231(敵信傍受)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/251-252(1630時)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/254(2354時)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/256-257
6月5日0000時点での情勢判断
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/260
@〜Bによりハワイから米空母が出撃してきても間に合わないと思われる。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/274
6月5日0130時に友永隊を発進させても、基地が空の公算大である。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/275
しかし発進時間や編制を変更する時間の余裕はない。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/276
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/306
奇襲成功の見込みは甘かったが、現実問題として他に方法はなかったのではなかろうか。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/279-280


40 :GF長官:2011/05/09(月) 22:09:17.40 ID:???
<索敵>
Q19.ミッドウェー海戦における第五索敵線(77度)の筑摩一号機の行動について、
   (甲)米機動部隊の航路上を通過しながら、雲上飛行だったため発見出来なかった。
   (乙)途中で米艦爆(SBD)と遭遇し、交戦しがら報告しなかった。
A19.筑摩一号機(機長・都間信大尉・筑摩飛行長)の行動は謎が多く、断定は出来ないが、  
(甲)について、
索敵計画線を見れば、筑摩一号機は米機動部隊(TF16)航路上を通過している。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/437
雲上飛行は、都間大尉自らが認めている。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/398
予定通りに飛行していれば、同機は0320頃、左手方向・約23浬に米空母を発見できたはず。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/437-439
米側の記録によれば、当時米空母上空の天候は良かった。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/454
この状況で索敵機から視認できないのは不自然と思われる。

仮に雲上飛行をして、雲下の米艦隊を発見できなかったとしても、米海軍のレーダーが筑摩一号機
を捕捉するはず。史実でもエンタープライズのレーダーが利根四号機を発見している。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/534
米戦史にその記録が見られないことからも、筑摩一号機は規定の索敵線を外れて飛行していたのでは
ないかとも考えられる。


41 :GF長官:2011/05/09(月) 22:10:14.37 ID:???
(乙)について、
日米双方の公刊戦史に該当の記録は見られない。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/456-457
日本側では『実録太平洋戦争』(秦郁彦/著)に、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/400
米側では『空母ヨークタウン』(PatFrank/著・谷浦英男/訳)に見られる。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/458
秦氏の著述は『空母ヨークタウン』を出典としているのだろう。
しかし同書の記述だけでは、筑摩一号機と交戦したとは断定できない。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/459
更にヨークタウンSBDの索敵圏から考えると、仮に筑摩一号機と接触したとしても、
それは復路(0430時以降)になり、0415時の兵装転換下令には影響しない。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/466-468
また、筑摩四号機(第六索敵線・54度)と遭遇した可能性もある。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/469
よって、都間大尉の責任にすることは過早であると考えられる。


42 :GF長官:2011/05/09(月) 22:18:41.63 ID:???
テンプレ終了

なんで南雲スレなのに、第一次大戦の話をしてるかって?
それは・・・えーと・・・話せば長くなるので(ごにょごにょ)
いい加減言い訳ネタも尽きてしまった。

南雲長官の肖像といえば、wikiのいかめしい正装姿が有名ですね。

南雲忠一
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Chuichi_Nagumo.jpg

しかし、英語版wikiには若かりし頃の提督のお姿が・・・

Chuichi Nagumo
http://en.wikipedia.org/wiki/File:NagumoSaeki1925.jpg

大正14年というと、38歳、中佐時代ですね。
ていうか、誰?
ていうか、髪ふさふさだし。
南雲長官の笑顔をとらえた貴重な一枚かもしれない。


43 :名無し三等兵:2011/05/09(月) 22:25:05.48 ID:???
マジで誰だこれw世界のなべあつ太らせたみたいになってんじゃねぇかw

44 :名無し三等兵:2011/05/09(月) 23:34:24.73 ID:???
この頃には将来の自分が南洋の島嶼で自決する運命だ等とは夢にも思って居なかったろうなあ

45 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 09:35:44.51 ID:Pc+1FenQ
ミッドウェーで海の藻屑となっていればまた違った評価があっただろうに

46 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 09:40:09.73 ID:78QAOkcA
南雲さん小沢、栗田とは仲良かったんでしたっけ?

47 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 12:51:28.42 ID:???
そいえば、長官さん。
MI作戦で攻略予定だったキューア島ってどの辺なのかわかりますか?
あの位置がよくわからない

48 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 14:33:18.96 ID:???
ミッドウェーの時、アメ公の方は空母を輪形陣で守ってたんだよね
それに比べトンマ南雲ときたら・・・

49 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 14:54:41.31 ID:???
>>47
キューア環礁はミッドウェーの西北60浬にある。
N-1日にキューアを攻略して水上機母艦が水上機隊を展開し、ミッドウェー攻略を支援する予定。
またミッドウェー島攻略後は、ウェーク島で接収した機械とアメリカ人技術者が飛行場の急速設営にあたる予定とあるので、もしかしたらブルドーザーが投入されたかもしれない。

50 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 15:30:42.64 ID:???
>>49
サンクス
という事はあのkure atollの事か?
これやっぱりキューアだったのか

51 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 17:20:59.49 ID:???
現在ではキューアじゃなくてクレ環礁て言い方が一般的だね。
作戦時に飛龍から九七艦攻が爆撃したとか、英語版wikiにもあるけど。
位置はミッドウェーから55mile(88q)か。


52 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 17:56:26.38 ID:???
海軍軍楽隊
ttp://age2.tv/up/img/up1201.jpg

53 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 18:09:56.30 ID:???
↑グロ注意

54 :名無し三等兵:2011/05/10(火) 21:29:49.91 ID:???
お前ら、前スレ埋めてからにしろよ。

55 :名無し三等兵:2011/05/15(日) 08:41:43.29 ID:???
次スレたてるのが早すぎるんだよ

56 :名無し三等兵:2011/05/15(日) 21:56:38.89 ID:???
>>39

>しかし発進時間や編制を変更する時間の余裕はない

日本出発前の打ち合わせで、1AFの出発が1日遅れると判明した時点で、
輸送船団の参謀から、「敵基地を攻撃する前に敵哨戒圏に入れというのか?」という話し出てた。

6/4に輸送船団が発見され、6/5黎明にミ島基地の航空機がカラになる(奇襲空振り)危険性は、
5月下旬に想定できるのに、当日まで放置されていたのはなぜ?
「発進時間や編制を変更する時間の余裕はない」のではなく、
そういう想定を最後まで放置していたから、余裕がなくなったのではないか?

GFがタイムスケジュールを変更するのが、そりゃ良策だろう。
ただし、1AF側が、前日に輸送船団発見される可能性を踏まえ、
発見された場合とされない場合で、別建ての作戦を準備すべきだったのではないか?
そういう作戦準備は、GFから具体的に指示されない限りは、1AFは準備しないものなのか?


57 :名無し三等兵:2011/05/16(月) 02:12:34.10 ID:???
何で6/4に輸送船団が発見されると、6/5黎明にミ島基地の航空機がカラになる(奇襲空振り)
に繋がるんだ?
ミ島基地は索敵とレーダーで友永隊の接近を察知したから、所在機を退避させたのに。


58 :名無し三等兵:2011/05/16(月) 21:56:25.99 ID:???
>>57 南雲シンパのGF長官、
>6/4に輸送船団が発見されると、6/5黎明にミ島基地の航空機がカラになる(奇襲空振り)
の部分を認めてる。(>>39

>6月5日0130時に友永隊を発進させても、基地が空の公算大である。
>> 仮に南雲機動部隊が発見されていなくても、攻略部隊が発見されたことは確実なのだから、
>> 当然ミッドウェー基地航空隊は翌朝(6月5日黎明時)から出撃し、船団を攻撃することは必至。
>>
>> となると、0130時に攻撃隊を発進させるという当初の計画では、「空っぽの基地」を叩くことに
>> なる(日出は0152時。>>6
>> >>53の通り、攻撃の主目標は「敵飛行機」だったはず。
>> これでは、最初から「第二次攻撃ノ要アリ」確定ではないか!

59 :名無し三等兵:2011/05/17(火) 08:03:28.23 ID:???
http://img.chan4chan.com/img/2009-09-04/1252042903363.jpg


60 :名無し三等兵:2011/05/17(火) 16:31:55.31 ID:???
>>59閲覧注意
見ないほうがいい…

61 :GF長官:2011/05/18(水) 21:52:56.50 ID:???
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288357779/683の続き

栄えある第一次派遣の伊30潜も、この難所を乗り越えて往路を完遂したのですが、

「(ロリアン)入港時はまだドイツの戦局にも余裕があった時期ということもあり、
盛大な歓迎を受け、艦長以下幹部はベルリンに招待され、下級士官と下士官
乗員はパリを見学している」               (『日本海軍の潜水艦』)

訪独の目的は技術交換であり、
日本からは航空母艦、九三式魚雷、潜水艦自動懸吊装置の資料を、
ドイツからは潜水艦用電波探信儀、急降下爆撃機用照準器、魚雷艇用ガソリン
エンジン等が提供された。

中でも伊30潜にはエニグマ暗号機10基が搭載されており、本来はペナン出港後
内地に向かう予定だったのを、兵備局長の独断で急遽シンガポールに立ち寄って
陸揚げすることになり、10月13日の早朝投錨し、暗号機引渡しの後、1600時に
出港、直後に触雷沈没したという経過です。


62 :GF長官:2011/05/18(水) 21:56:24.05 ID:???
>>61の続き

なんと驚くべきことに、「味方の機雷に触れてしまって」です。

「その後に悲劇が起きる。出港後まもなく機雷に触れてしまうのである。
信じられぬことに機雷原の掃海水道の情報が伊30潜にもたらされていなかった。
触雷後、前部に水柱が上がり艦はたちまち前方に傾き沈没した。
この事故による戦死者は下士官・兵14名であった」

まだ港外に出る前だったこともあり、潜水艦長・遠藤忍中佐以下士官は全員無事
だったのが、せめてもの幸いと言えるでしょう。

詳しい原因は記されていませんが、シンガポール入港自体が予定外の行動で
あったため、通常の入港手続きが間に合わず伝わらなかったのではないかと
考えられます。


63 :GF長官:2011/05/18(水) 22:15:16.79 ID:???
>>43 ですよねー、本職も最初に思い浮かびました。>世界のなべあつ

>>44 全く。空母なんて自分とは無関係と思っていたでしょうねぇ

>>45 まぁ、日本人の人物評価は”死に際”で左右されますからなぁ

>>46 さぁ? あまり聞いたことはありませんが、
「昭和19年4月、東京へ出張の途中、細萱中将はサイパンに立ち寄って
南雲・角田の両中将に会っている。おそらくクラスとして会った者の最後で
あろう。

三人は水交社で久しぶりに酒盃をあげた。南雲中将も心よく酔って、得意の
”ハワイ海戦”を詠い込んだ自作の山頭節を歌った。角田中将は相変わらず
元気いっぱいで頭の真ん中まで禿げた額を染めて呑んだ」(『悲劇の南雲中将』)

とあるので、角田少将とは仲良かったかも。

両提督と言えば、戦後病床の小澤を栗田が訪ねた時、小澤は栗田の手をとり
涙したという話が残っていますね。
艦隊司令長官の重責は、当人にしか分からないものがあるのでしょう。


64 :GF長官:2011/05/18(水) 22:20:39.43 ID:???
>>47 キューア島に関しては、>>49の通りですが、概略図はこんな感じ。

[ミッドウェーとハワイ諸島の関係](『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』p65)


 キューア
   ■  ミッドウェー
        ■

                レイサン
                  ■
                            フレンチフリゲート礁
                                  ■
                                         カウアイ
                                           ■
                                             ■
                                            オアフ


65 :GF長官:2011/05/18(水) 22:39:45.93 ID:???
>>48 米海軍の輪型陣は渡洋進攻作戦計画以来の伝統ですな。

>>49 そうですね。
>もしかしたらブルドーザーが投入されたかもしれない。
速やかに滑走路を修復して、航空隊を進出させるには必要ではないかと。

>>53 デスラー機雷だ!

>>54 埋まりました。お待たせしました。

>>55 すみません。最近仕事が忙しいので、余裕のあるうちにと思って立てたのですが・・・

>>57 テンプレの通り(>>58)ですが、
6月4日輸送船団被発見→6月5日黎明から基地航空隊が船団攻撃に向かうだろう
→友永隊が到着する頃には基地が空→奇襲空振り
レーダーの有無に関係なく、奇襲成立の公算は薄いということです。

>>60 了解、前方ニ連繋機雷堰アリ、各艦ハ「スプーン・バウ」ヲ装着セヨ


66 :GF長官:2011/05/18(水) 23:38:51.47 ID:???
>>56 有難うございます。
テンプレは当スレの生命でありますので、ご意見大歓迎であります。

まず、公刊戦史で経過を確認しておきますと、

「この打ち合わせ(5月25日)において、第一機動部隊は出撃準備が間に合わないため、
ミッドウェー攻撃開始を一日遅らせるよう、聨合艦隊に申し入れた。
聨合艦隊はやむを得ずこれを承認したが、月齢などの関係からN日(攻略予定日)は
延期しなかった」(p121)

なお「準備が間に合わなかった」とは、「部品が間に合わなかった」とのことです。
本職はN日も一日遅らせるべきだったとの意見ですが、GFに駄目と言われては仕方ない。
月齢が理由になっていますが、一日程度で劇的に変わるものでもないし、実際は作戦規模が
大きいので、各部隊への通達が間に合わない等の事情からでしょう。


67 :GF長官:2011/05/18(水) 23:40:20.47 ID:???
>>66の続き

すでに先遣部隊は出撃していますし、この打ち合わせ後数日で各部隊も出撃予定なので、
それを一日延期させるとなっては、相当の混乱が予想される。
>>62の通り、直前になって変更すると、平時には考えられないような凡ミスが生じるもの。

「そのため攻略部隊の船団などは、ミッドウェー空襲開始前に同島飛行哨戒圏に突入し、
敵哨戒機に発見される公算が大きくなった」(p121)

問題はこの部分ですね。
ミッドウェー島空襲前日にならないと分からないことではなく、出撃前から十分に予想
できる事態であった。
ならば、何らかの対処をするべきではなかったのかとのご指摘です。


68 :GF長官:2011/05/18(水) 23:41:54.10 ID:???
>>67の続き

まずGFはどう考えていたのか。

「聨合艦隊は、この船団等の発見が敵艦隊の誘出に役立つものと考えた」(p121)

なるほど。南雲機動部隊相手だと逃げ出してしまうかもしれないけれど、
輸送船団相手なら、弱腰の米空母もノコノコと出て来るかもしれない。

まぁ、これはこれで良いとは思いますが、懸念されるのは機動部隊の方。
作戦目的(>>6)にある通り、「ミッドウェー島航空兵力の無力化」は果たせるのか。


69 :GF長官:2011/05/18(水) 23:43:03.12 ID:???
>>68の続き

「しかし船団発見のためミッドウェーにある敵部隊に警報を与え、N−2日(6月5日)朝
第一機動部隊が同島を攻撃する際、敵航空兵力は出動中の公算が大きかったが、
前記の第一機動部隊の攻撃計画説明から見て、少なくとも第一機動部隊はその点に
関する考慮がなかったように思われる」(p121)

(註)前記の第一機動部隊の攻撃計画説明とは、
「第一機動部隊は、N−2日(6月5日)黎明、ミッドウェーの北西ないし北250浬
から空襲する。第一目標は所在飛行機の撃滅である。
情況によりミッドウェーに対し、第二次攻撃を実施する。
N−1日(6月6日)にも再空襲し、N日(6月7日)上陸作戦に協力する」(p119)

第一目標が「所在敵飛行機」のはずなのに、出動中では撃滅できない。
つまり、相当の確率で「第二次攻撃ノ要アリ」になることは予想できた。


70 :GF長官:2011/05/18(水) 23:44:36.10 ID:???
>>69の続き

「なお第一機動部隊は、ミッドウェー攻撃開始がN−2日となったので、その前日に
船団部隊に敵哨戒機に発見される公算が大きくなったが、なお奇襲が成り立つもの
として、新事態に応ずる攻撃計画の変更を行わなかった」(p165)

これは失策と言わざるを得ない。
では、当の輸送船団はどう思っていたのか。

「近藤長官(近藤信竹中将・攻略部隊指揮官)は、第一機動部隊の空襲開始が
一日遅れたのに伴い、26日その変更を知らせるとともに、上陸は予定どおり
決行すべきことを麾下に命じた。

白石参謀長(白石萬隆少将)は、N−3日(6月4日)船団部隊が最初に敵に発見
される公算が大きくなったが、これに対しては大した不安を感ぜず、むしろ敵艦隊
誘出に役立つと考えた。

また攻略作戦中、敵艦隊が出現することとなったとしても、第一機動部隊が簡単に
片付けてしまうだろうと、その点もほとんど心配していなかったと回想している」(p175)

こちらも、あまり深くは考慮されていなかったようですね。


71 :GF長官:2011/05/18(水) 23:46:36.75 ID:???
>>70の続き

ただ「では、どうすれば良かったのか」と問われると、良い対案が思い浮かばないのが
現状です。この件に関しては、もう少しじっくり考えてみたいので、とりあえずは保留と
いうことでご了承下さい。

このような認識の違いが生じる原因を考察してみますと、

そもそも、南雲司令部にとって「ミッドウェー島の航空兵力無力化」は一撃のみで
達成すべきものではなく、作戦日程にある通り、6月5、6日の二日間で敵航空機
を撃滅すれば良かったのです。

ところが、我々がこの計画を見て引っかかるのは、
奇襲不成立は再攻撃要請につながり、そこから兵装転換の混乱が生じるから。


72 :GF長官:2011/05/18(水) 23:48:18.69 ID:???
>>71の続き

前スレでも指摘しましたが、
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288357779/627

現場での指揮を後知恵を加えて論評するのは反則だと思いますけれども、
作戦立案に関しては、それをしても構わないと考えています。
故に、>>56様の主張には賛同できる。
>発見された場合とされない場合で、別建ての作戦を準備すべきだったのではないか?

その根本にあるのは、「おそらく米空母は出て来ないだろう」との見込みでは
なかったかと。吉岡参謀の回想にそれがよく表れています。


73 :GF長官:2011/05/18(水) 23:49:05.48 ID:???
>>72の続き

「敵空母はニ、三隻がハワイにあるものと考えて作戦を開始すれば、間違いない
と判断していた。関心はむしろ敵空母の数や所在ではなく、ミッドウェー攻略を
知って、果たして敵空母が反撃に出て来てくれるかどうかであった」(p251)

念の為、付け加えておきますが、
仮に基地が空だったとしても、ミッドウェー空襲が無駄になるとは考えません。
対空砲陣地の制圧や、基地施設の破壊も「基地航空兵力の無力化」に間接的に
寄与できるからです。

問題はやはり、敵空母出現の時機にかかってくるでしょう。


74 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 08:49:31.72 ID:???
>>71
輸送船団が前日に発見される前提で、どうすれば良かったのか、例えば。
●「第一次」ミ島攻撃隊の爆撃目標を、ピンポイントで絞る(航空用ガソリンタンク・滑走路の徹底的破壊)
ガソリンタンクが燃えてしまえば、当面は敵機は出撃できないわけだしね。

復旧に数日かかるぐらい滑走路が破壊できれば、B-17等の再出撃は一時的に止められるが。
80番などを使って、どこまで滑走路に大穴を多数空けられるか、だが。

●ミ島攻撃隊の発進時間を2時間繰り上げ、黎明爆撃(敵機発進前)とする
潜水艦の敵情連絡で、哨戒機発進時刻は、6月上旬に1AFも掴んでるわけだしね。
史実より50浬手前での発進になるから、攻撃隊収容のため、もっとミ島側に接近するとか、
正規状態じゃなくて燃料満載で発艦させる等の工夫は必要になってくるだろう。
夜間に発艦・編隊を組むための技量は必要だが、復路は障害がない。

75 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 17:48:19.12 ID:???
>>71
>そもそも、南雲司令部にとって「ミッドウェー島の航空兵力無力化」は一撃のみで
>達成すべきものではなく、作戦日程にある通り、6月5、6日の二日間で敵航空機
>を撃滅すれば良かったのです。

二日間でやれば良かったと言うけど、行わなかった事で何か不都合な事が発生したら、
「第一次攻撃後、即に第二次攻撃を発進を慣行すべきだった。
弱腰で臆病な南雲はまだ近海に居もしない『幻の米空母』を求め彷徨っていた。
実際に現場で戦っている攻撃隊からの連絡では『第二次攻撃ノ要アリ』と要請を受けているのに、である。
このような決断をした理由は米艦隊との決戦思考に囚われていたからであり、米軍のような柔軟で合理的な発想が欠落していたからである。
現場や部下の声すら耳に聞き入れない南雲という人間性も大きく問題であり、司令官のとしての最低限の資質すら備わっていないと言わざるを得ない。
第二次攻撃を実行していればミ島は無力化され、史実のような事態にはならなかっただろう。」

とかなんとか今頃言っているのだろう?

76 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 21:32:48.43 ID:???
>>74
まず空襲当日黎明の輸送船団の位置を確認してみよう。
次にミ島基地航空隊は、索敵用のカタリナと船団攻撃用にB-17は夜明け前に発進してるが、B-26や単発機はレーダーが友永隊を捕促するまで離陸していない(これらの発進は0300〜0315)。
また当時の日本空母機は、距離250浬で発艦し200浬で収容はできても、300浬で発艦し250浬で収容するような事はしない。
むしろ未帰還を減らそうと、できる限り距離をつめようとしてるし、珊瑚海での薄暮攻撃を見ても夜間に編隊で300浬先に進出できるか疑問。
因みに友永隊は普通に、高角砲陣地や格納庫や滑走路に攻撃している。
思うに南雲は無理な変更で攻撃隊に危険を負わせたりするより、初撃が仮に不充分でも第2次攻撃以降でジックリやる方針だろう。
だいたい>>74を実行して解決策になるようには見えない。

77 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 21:40:34.07 ID:???
占領後速やかに滑走路を復旧して日本軍が利用する予定なのに、復旧を妨害する位滑走路を破壊しようなんて方針はとらんだろ。
だいたいそれが可能なら、ガ島でカクタス空軍も行動不能にできてるだろうに。

78 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 22:19:29.80 ID:???
97艦攻の爆撃過荷の航続距離1076浬だから、作戦行動半径が1/3として、360浬弱はいける。
99艦爆の正規状態の航続距離が795浬だから、作戦行動半径1/3で264浬。
「当時の日本空母機は、距離250浬で発艦し200浬で収容はできても」の部分は
99艦爆の正規状態の航続距離を前提にすれば正しい。

ただし。99艦爆の正規状態の燃料って、満載1000L前提じゃないよな。
仮に正規状態723Lと仮定して計算した燃費が2.03km/L。
正規状態だと、翼内タンク満載らしいが、機内燃料タンク満載ではないらしい。

従って、300浬での発艦/225浬での収容は、99艦爆の燃料の積み方次第で十分可能。
往路が巡航160節だから飛行1.875時間、復路は1.40時間、ミ島上空で0.5時間。
空母群が25節でミ島に3時間接近する計算ならね。

動く空母相手の珊瑚海海戦とは違い、ミ島基地は動かない。
艦攻隊には航法士がいるし、月夜で天測航行可能。

79 :GF長官:2011/05/19(木) 22:30:11.81 ID:???
>>74 意見具申感謝します。
ただご指摘の点では、過去スレの内容と大差ないような・・・

>●「第一次」ミ島攻撃隊の爆撃目標を、ピンポイントで絞る(航空用ガソリンタンク・滑走路の徹底的破壊)
敵航空基地を空襲する場合、攻撃目標の優先順位は
(1)敵航空機の撃破
(2)対空砲陣地の制圧
(3)航空施設・滑走路の破壊

なぜ南雲司令部が奇襲にこだわったかと言えば、(1)を主目的としたから。
敵戦闘機はともかく、高高度を飛行するB−17は零戦でも撃墜は困難ですし、
出来る限り「地上撃破」したいもの。ところが、輸送船団が前日に発見されるとの
前提では、これまた実現は難しい。


80 :GF長官:2011/05/19(木) 22:32:15.86 ID:???
>>79の続き

ならば次に「ガソリンタンクや滑走路を破壊すれば・・・」と考えるのは筋が通って
いますが、現実的ではありません。
在地・在空の敵戦闘機を排除した後、次に脅威となるのは対空砲火です。

公刊戦史にも「敵の対空砲火は熾烈をきわめ、高角砲射撃は一斉射十発に及び、
その精度はきわめて優秀であった。そのため攻撃隊は多くの被弾機を出し、
艦攻1乃至2機がこれにより撃墜された」(p301)とあります。

これらを放置して、攻撃目標をタンク等に「ピンポイントで絞る」ことは難しいでしょう。
もちろん史実の友永隊もそのあたりは十分に考慮されており、高角砲陣地、燃料槽、
飛行艇格納庫、滑走路等に目標を割り振っていますね。>>76の通りです。


81 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 22:32:20.27 ID:???
ミ島基地の航空打撃能力を奪おう、というのに、復旧を妨害する位滑走路を破壊しようなんて方針はとらん、
となると、ますますミ島基地の航空用ガソリンタンクを破壊して、
敵機の次なる発進を阻止する手法が大本命になるね。

そうして、敵の目(哨戒機)と、攻撃手段の発進を阻止できれば、
高角砲陣地、格納庫、滑走路、敵司令部等の破壊なんて十分に後回しにできるわけなんだし。

ミ島基地で、第一次攻撃隊に対し、どれを攻撃目標に破壊しろ、って命令を起草するのは、
GFじゃなくて、1AF、恐らく航空参謀の仕事だよな?
前日まで病床だった源田は「多少」情状酌量するにせよ、
航空乙参謀、および先任参謀と参謀長は「おざなりな仕事」したな、というところだろう。

82 :GF長官:2011/05/19(木) 22:34:35.22 ID:???
>>80の続き

>ミ島攻撃隊の発進時間を2時間繰り上げ、黎明爆撃(敵機発進前)とする
こちらもテンプレと>>76にある通りで、
100機以上の大編隊を夜間発進、空中集合、進撃させることは難しいのでは?

前日の情勢判断から鑑みて、やむを得ない計画変更というのなら分かりますが、
出撃前から想定した計画がこれでは、不安が残りますね。


83 :GF長官:2011/05/19(木) 22:37:08.61 ID:???
>>75 ですよねー  実はテンプレ(>>22)にもあるのですが、
>ミッドウェーに第二次攻撃をかけることは決して賭けではない。
>第一波は間もなく帰投して、発進して行く飛行機と交替する。 第一波は着艦するやいなや爆弾と魚雷を
>搭載して、 索敵機が敵の艦隊を 発見したなら、いつでも発進できるように待機するだろう。
これが大正解だったんじゃないかと。

個人的には0415時の兵装転換下令ではなく、0445時の雷装復旧下令が
問題だったのではと考えています。
インド洋での戦訓にあるように、とにかく兵装転換というのは時間がかかる。
故に一度下令したら、最後までその方針を貫き通し、再換装は絶対に行わない。

つまり爆装転換を開始したら、たとえ敵空母発見したとしても続行して、第二次
攻撃隊でミッドウェー再空襲させる。
入れ替わりに収容した友永隊に雷装を施し、敵空母攻撃隊として発進させる。

これで良かったんじゃないかなぁ・・・


84 :GF長官:2011/05/19(木) 22:39:00.59 ID:???
>>76 いつも有難うございます。
今回の件で回答を保留にしているのは、>>56様の指摘を頂戴した時、最初に
思い浮かんだのが「ウェーク島攻略作戦との比較」だったからです。

ともに空母部隊による攻略支援作戦だし、米空母部隊と会敵する可能性もあった。
しかも「空母戦の専門家」と評される山口少将が単独指揮した作戦でもある。
そこから何かヒントが得られるのではないかと考えています。
対案は見つからないかもしれないけれど・・・

ただ最近仕事の都合で、図書館に行く時間が確保できないので、今後の宿題と
させて頂きます。


85 :GF長官:2011/05/19(木) 22:39:43.05 ID:???
>>77 そうなんですよね。普通の敵基地空襲なら、滑走路破壊は重要な目標と
なるはずですが、MI作戦では攻略後すぐに味方航空隊が進出予定だったため、
出来るだけ無傷のまま残しておきたいという事情があった。

>なお奇襲が成り立つものとして、新事態に応ずる攻撃計画の変更を行わなかった」(>>70
「おいおい、それは無理があるだろ」と思わずツッコんでしまいそうな南雲司令部の
”甘い”情勢判断も、このあたりに原因があったのではないかと。

仮に基地が空だったとしても、滑走路破壊を第一順位にはしたくないと考えていたの
かもしれませんね。


86 :GF長官:2011/05/19(木) 22:47:46.58 ID:???
>>62の続き

前スレ埋まりました。

毎度脱線続きなので、スレ艦位の測定を。
現在、珊瑚海海戦編の途中で第一次海戦史となっているのは、
空母戦と水上砲戦との共通点(相違点)を検証するため。

南雲長官が空母戦を指揮する時、水雷屋出身の経歴が具体的にどんな
障害となるのだろうか。

とりあえずミッドウェー海戦編に入る前に、同海戦の懸案事項を一通り
おさらいしておきたいというのが、当スレの基本方針であります。

前スレでは、ジュットランド海戦直前特集と題して「第二次ヤーマス砲撃」
について、途中まで進んでいました。

それでは、今スレもいってみよー!


87 :GF長官:2011/05/19(木) 22:53:34.75 ID:???
[北海要図]
    ■スカパ・フロー
□□
□□□□    
□□■クロマティ                              スカゲラック海峡
□□    ←モーレイ・ファース
□□□□□□
□□□□■アバディーン                                  □□ ユ
□□□                                             □□ ト
□■ロサイス                                         □□ ラ
□   ←ファース・オブ・フォース                         □  □□ ン
□□■エジンバラ                            ホーンリーフ  □□ ド
□□□□□□                                         □□ 半
□□□□□□□                                       □□ 島
□□□□□□■ハートルプール                             □□
□□□□□□■ウィットビー                    ヘルゴランド島  □□
□□□□□□□■スカボロー        □                ■    □□
□□□□□□□□□         ドッガー・バンク                 □□
□□□□□□□□□                                □□□□□
□□□□□□□□□□                            □■□□□□□
□□□□□□□□□□■ヤーマス                  □□(ヴィルヘルムスハーフェン)
□□□□□□□□□□■ローズトフト               □□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□                       □□□□□□□□□□□
□□□□□□□□■ハリッジ                 □□□□□□□□□□□□□
(ロンドン)■□□                    □□□□□□□□□□□□□□□□

88 :GF長官:2011/05/19(木) 23:03:04.67 ID:???
>>87の続き

第二次ヤーマス砲撃の資料はこちら。

Bombardment of Yarmouth and Lowestoft
http://en.wikipedia.org/wiki/Bombardment_of_Yarmouth_and_Lowestoft

なお明日は新入社員歓迎会のため、お休みです。
次回は土曜日に。

酒を飲む奴は新入社員だ、
飲まない奴はよく訓練された新入社員だー  ノシ


89 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 23:20:04.52 ID:???
黎明爆撃だとすると、昼間爆撃とは違って、迎撃機がどれだけ上がってくるかビミョー。
(パイロットの練度次第だからね)
そういう暗い時間帯に高射砲打つにしたって、レーダー照準がなければ、命中精度は明らかに下がる。

夜間発進、空中集合させるのは難しいだろうが、
そのリスクを賭けるだけのメリットは黎明爆撃に十分ある。

高角砲陣地、燃料槽、飛行艇格納庫、滑走路等、「既に4つ」以上分散してるのが大問題。
高角砲陣地と燃料槽、この二つに絞るべき。

90 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 23:38:58.77 ID:???
ま、攻撃目標の割り振りはともかくとして、
100機以上の大編隊で夜間発進が可能なのかについて、全く答えられていないんだが。

難しいとは具体的に何を指して難しいと言っているのか。
空中集合が難しいから各隊バラバラに進撃することになるということなのか。
空中衝突事故が起こるかもしれないということなのか。
航法が困難なので、はぐれる機体が出て来るということなのか。

抽象論でなく、具体的に答えてもらいたいものだな。

>高角砲陣地と燃料槽、この二つに絞るべき。
おや、確か貴君は以前にカタリナの発進を阻止すべく黎明に飛行艇を叩くべし
と言ってなかったかw

91 :名無し三等兵:2011/05/19(木) 23:48:43.79 ID:???
>>89 全くビミョーな提案だな。
>そういう暗い時間帯に高射砲打つにしたって、レーダー照準がなければ、命中精度は明らかに下がる。
そういう暗い時間帯に滑走路上(格納庫内)の敵航空機を爆撃するにしたって、レーダー照準がなければ、命中精度は明らかに下がる。

で、第二次攻撃ノ要アリですか?
で、事前の打ち合わせで南雲司令部がこんな提案をして承諾されるとでも?


92 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 00:07:09.27 ID:???
対空砲なら、夜間でも照明弾とか打ち上げればいいんじゃね?
ミッドウェーに探照灯はあったのかな?
別に敵機を撃墜しなくても、照準を狂わせればいいんだし

水平爆撃の艦攻隊ならまだしも、そんな暗い時間帯に艦爆隊がどうやって
照準を合わせて急降下するのかが気になるw


93 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 00:19:19.11 ID:???
>>92 考えるな、感じろ

94 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 00:46:03.64 ID:???
そもそも、
夜間行動できる搭乗員どれだけいるのだとか
燃料タンク破壊すれば敵機は行動不能というがそう上手くいくのか
と言う疑問が

一航艦の錬度もさることながら、空母・基地航空隊どちらも夜間攻撃の場合は出撃機数が昼間攻撃に比べるとかなり少ない機数ばかり
大編隊の夜間攻撃という話はまず聞かず、少数機ばかりなのは何故なのだろうか

そんな燃料タンク破壊が有効なら、飛行場の駐留機そっちのけで燃料タンク狙っている事例が多数出るはずだな
なのにそういう話は聞かないのは何故だろうか

95 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 03:06:50.51 ID:???
オマイラ本スレに迷惑かけるなよ。
先任参謀含めて、そういう話は支隊スレでやれ。


96 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 05:47:13.06 ID:???
だって地下タンクのことを忘れている方が居るしな

97 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 08:17:14.43 ID:???
>>95
スレタイ、テンプレに沿ってるのに何が問題ある?































98 :名無し三等兵:2011/05/20(金) 23:41:25.14 ID:???
>>83
長官、確認ですが
これは「作戦上の検証」という事で「後知恵アリ」でおkですよね?
「当時の南雲司令部の判断としての妥当性」だとすれば
あまりにも南雲側に厳しい意見かと。

島はやらにゃならん。しかし敵空母はもっと脅威となる

この意識が少なからずあった南雲司令部としては、再転換もやむなしだと思いますが、、、

99 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 01:02:16.14 ID:???
>>72
キューア島の件、教えて頂きありがとうございます。
やはり叢書欲しいなあ。

>現場での指揮を後知恵を加えて論評するのは反則だと思いますけれども、
作戦立案に関しては、それをしても構わないと考えています。

長官さん、お言葉ですがそれは卑怯かと思います。
現場の指揮の後知恵は反則だが、作戦立案の後知恵は構わないという論理は私には理解しかねます。
立場こそ違えど、根本的には両者に違いなど無いはずです。
後知恵考えるよりも先に、何故そう判断・決断したのかの方が有意義っぽいと恐れながら具申致します。
似たような事を前スレ416で仰っていたのではないでしょうか。

100 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 06:39:42.85 ID:???
俺も>>99の意見に賛成だな。
誰かさんみたいに未だにミッドウェーで勝つ事に未練ないから、後知恵駆使してこじつけで必死に勝てる方法を探ろうと思わない。
後知恵だと当事者が当時知り得ない情報や、試した事のない手段まで駆使したり、結果から遡って考えがちになる。
俺はむしろ、各海戦でどのような戦訓を学んだか、それは次にどの程度生かされたか、勝因や敗因は何か
の事実関係整理や学習過程、判断の根拠となったものに興味がある。
それと前日輸送船団が発見された事で、翌朝の奇襲が成功するとの判断が甘いとは思わない。
むしろB-17の空襲を受けた時点で、輸送船団を空襲圏外に退避させないGFの判断のがどうかしてる。

101 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 12:51:16.63 ID:???
> この前、「海軍めしたき物語」(新潮社)読んでたら、戦後、ミッドウェイ海戦の
> 実情を知った筆者が「俺達下っ端にはあれだけ厳しくいっといて、何横着やってんだ」と
> 怒りに満ちたあとがきを書いてた。
> 「海戦の勝敗は1に見張り、2に見張り、3にも見張りだ」と叩きこまれていたはずなのに、
> 「どうせ敵はいない」と索敵機は飛ばさないわ雲上飛行はするわ・・

どうなんですか、南雲さん・草鹿さん・源田さん?
海軍の基本らしいですね、見張りの徹底って。

102 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 14:18:36.26 ID:???
その徹底的な見張り理論に基づいて構築された、標準的な見張りを行っていますが?

103 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 15:47:29.47 ID:???
「海軍めしたき物語」持ってたけどどこやったかな。
著者は主計科で確かミッドウェーにも参加して、海戦の最中も厨房で飯炊きしてたんじゃなかったかな。
結構面白い本だけど、批判するなら自分の言葉ですれば?
それで>>101は具体的に何を求めてるの?
普段から見張り員に厳しく言ってるだけでは不充分で、雲上飛行しないよう厳命しろとか?
半数雷装待機の命令無視して艦攻もバンバン索敵に使えって事?
結局索敵機は見つけてるんだし、攻撃により戦力をまわすのは横着とは違うけど。
護衛に使うから友永隊の戦闘機を減らせとか、攻撃戦力減らしても索敵機増やせとか、いやできる限り艦攻の80番爆弾で滑走路を復旧不能にしろとか、批判側は主張が一貫しないね。
限られた日程と限られた戦力で遣り繰りするんだから、必ず何かは犠牲になるんだが。


104 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 18:10:23.68 ID:???
海軍めしたき物語の高橋孟は徴兵された主計兵で、ミッドウェーでは霧島に乗り組み空母の炎上を目撃。
戦艦は規律がやかましくしごかれたから、そうしたシゴキに対する恨み節だよ。
戦後晩年の坂井三郎も、搭乗員を駒扱いしたと源田を強く批判したが、これも論理的な批判より感情論が強いし。
やかましい位に見張りを厳重にしろと注意していたなら、むしろ見張りに対する意識は強かったというプラス材料でしょ。

105 :GF長官:2011/05/21(土) 20:19:36.20 ID:???
>>89- おお、白熱してきましたなぁ。
ただ有効な対案として、5月25日の打ち合わせで提案するには、まだまだ
熟成不足といったところですかね。
今後も良い知恵を絞って考えていきましょう。

>>95 いえいえ、本職が提案したことですから大いに結構ですよ→>>97

>>98 いいえ、>>83に関しては前線での指揮についてだから「後知恵ナシ」で。
まぁ、ちょっと無理があったかなと反省しております(汗)

南雲長官が雷装復旧を下令したのは、テンプレ(>>16>>18)の通り、
爆装転換命令から30分程度しか経っていない。だから半数以上の機体はまだ
魚雷を装備したままだろうとの見込みがあったからでしょう。
「艦攻雷装其の儘」の命令文からも、それがうかがえます。

ところが、実際は魚雷を全部外してしまった後だった。
もし南雲司令部が格納庫の状況を正確に把握していたならば、別の命令を
出していただろうかと思った次第です。


106 :GF長官:2011/05/21(土) 20:23:00.12 ID:???
>>99 うう・・・卑怯ですか・・・
「第一次大戦の章」が始まってから主題としているのが「適切な情勢判断」と「迅速な決断」。
前線指揮官と作戦立案者。ともにあらゆる事態を想定して行動しなければならないが、
後者は「決断の迅速性」の制約にはとらわれない。
両者の立場の違いを明確にしようというのが、本職の意図するところであります。

ただ「後知恵でも構わない」という表現は、誤解を与えてしまうようなので、
今後は使わないようにします。申し訳なし。いくら後知恵アリでも、
「ミッドウェー島にはレーダーが装備されているから、どのみち空中退避されて
奇襲は不可能」とかは、さすがに反則だと思いますので。

>似たような事を前スレ416で仰っていたのではないでしょうか。
上記の通り、今回の件は叢書の記述を元にしているので”素人の意見”ではない。
故に検討に値すると考えております。


107 :GF長官:2011/05/21(土) 20:23:59.68 ID:???
>>100 その通りですね。
>後知恵だと当事者が当時知り得ない情報や、試した事のない手段まで駆使したり、結果から遡って考えがちになる。
>俺はむしろ、各海戦でどのような戦訓を学んだか、それは次にどの程度生かされたか、勝因や敗因は何か
>の事実関係整理や学習過程、判断の根拠となったものに興味がある。

厳密な意味で「あらゆる事態を想定して作戦は立案されなければならない」と
言い出すと、古今の作戦はすべて「実行不可能」と判定されてしまうでしょう。
前スレにも書きましたが、
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288357779/602
「完璧な作戦案」など存在しない。妥協折衷案の積み重ね。

では、どこまでが許容範囲内で、どこからが失策になるのか。
明確な判断基準のようなものがあるのか。


108 :GF長官:2011/05/21(土) 20:25:28.56 ID:???
>>107の続き

『世界の名軍事作戦ランキング』(別冊宝島)によれば、
1位西方電撃戦(フランス侵攻作戦)
2位ジャッジメント作戦(タラント空襲)
3位トブルク攻略戦(独伊軍)
となっていますが、本当にこれらは名作戦だったのか。
「成功したから名作戦」にはなっていないだろうか。
本来作戦の評価は、勝敗の結果に左右されないものだと思います。

MI作戦は、本当に”負けるべくして負けた”戦いであったのか。
本職としては大敗の原因を「作戦のせい」にはしたくない。
もしそうなら、「誰が指揮しても結果は同じ」になってしまうから。

ウェーク島攻略作戦との比較を思いついたのも同様の理由からであります。


109 :GF長官:2011/05/21(土) 20:26:41.15 ID:???
>>108の続き

>むしろB-17の空襲を受けた時点で、輸送船団を空襲圏外に退避させないGFの判断のがどうかしてる。
全く。MO作戦では敵機の触接を受けて、すぐに船団反転、作戦二日延期を決定しましたから、
井上長官の「適切な情勢判断」が分かりますよね。

ただ南雲長官にその権限は無いので、延期も反転もせずにうまくやる方法が無かったかなぁ・・・と。


110 :GF長官:2011/05/21(土) 20:28:09.41 ID:???
>>101 本職も好きですよ。>「海軍めしたき物語」
該当箇所の続きは以下の通り。

「私は幸い傷ひとつ受けなかったが、”この横着者めが!”と怒鳴りたい気持ちだ。
その時のお偉方が30分か1時間おきに索敵機を進発させて、見落としをカバーして
いてくれたら・・・と思うと残念でならない。

特に海軍の戦闘は、一に見張り、ニに見張りと、耳にタコができるほど、主計科と
いえども聞かされていただけに、あの時むざむざ死んだ空母の乗組員が哀れで
ならない」

説明は不要かと。詳しくは>>102-104の通りですが、著者は主計科ですから戦闘は
専門外ですし、いくら現場に居たからといっても、ずっと艦内で正確な情報も得られ
ないのも無理ないと思います。本職もあれこれ指摘するつもりはありません。


111 :GF長官:2011/05/21(土) 20:29:24.43 ID:???
>>110の続き

しかしまぁ、「南雲を叩けるならどっからでもソースを引っ張ってくるぜ」という執念
(熱意?)を感じますね。
実は、本職にとっては”してやったり”だったりします。

スレ立て以来の方針として、発言には必ずソースを付加することを心がけてきました。
これは本職の主張を裏付ける根拠を示すためで、可能な限り(ネタ発言でも)実行して
きたつもりです。

住人の方も、本職の発言にある程度の信頼を置いて頂いているのではないかと。
(それに賛同するかどうかは別として)
故に反論する場合も必ずソースを添付して発言しなければならないような雰囲気が
醸成されつつあると感じます。

反面、気軽に書き込めなくなることにもつながるとは思いますが、戦史検証スレと
しては基本的な土壌が出来上がったと喜ぶものです。


112 :GF長官:2011/05/21(土) 20:39:53.67 ID:???
参考までに、南雲機動部隊と輸送船団との相対位置関係を確認しておきます。

<第一機動部隊>
6月4日0307時 速力12節 補給隊分離
     1200時 速力24節
     1630時 敵飛行機の触接を受く
     2350時 敵飛行艇らしき灯火を発見
6月5日0054時 速力20節
     0130時 第一次攻撃隊(友永隊)発進

<攻略船団部隊>
5月26日     サイパン出撃(進撃速度11節)
6月4日0615時 敵飛行艇の触接を受く
     1300時 B−17の爆撃を受く
     2454時 カタリナの雷撃を受く

<ミッドウェー基地定時哨戒>PBYカタリナ飛行艇
進出距離700浬、側程200浬、巡航速度100ノット(188km/h)
0115時 基地発進
0815時 往路先端
1015時 側程終了
1715時 基地帰着
(註)時刻は目安です。


113 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 20:41:39.10 ID:???
ネタをひとつ。
> 索敵機は簡単には撃破されません
> 航跡から敵艦隊を見つけ出し、低空を進み、水平線ギリギリのところで観測をします
> (小さい飛行機が水平線に隠れながら見張っていた場合、簡単には見つけられません)

水偵を使って、(索敵と)触敵をする際に、水平線ギリギリの低空を飛行する技量必要。
雲上飛行するとか、索敵線途中で帰るとか(こんな技量じゃ水平線での触敵は無理)
ずいぶん力量が低い搭乗員を、索敵(触敵)機に搭乗させて飛ばしたな、というところ。

また雲がかかってる中、敵さんの急降下爆撃の発見が遅れたのが、最後の致命傷だわな。
上空哨戒もユルユル。そりゃ迎撃できればベストだけど、
せめて母艦に、無電で敵(急降下爆撃)機接近を事前に打電できるかどうか、だけでも、
かなり戦局に貢献できると思うが。水偵数機を上空に上げるだけの話だから難易度低い。


114 :GF長官:2011/05/21(土) 20:55:48.76 ID:???
[6月4日の位置関係]( )内はミッドウェー島からの距離

                         ┓<第一機動部隊>
                         ×4日0530時(600浬)
                          ┗┓
                            ×4日1300時(500浬)
                             ┗┓
                               ┗┓
                         友永隊発進×5日0130時(210浬)
                                 ┗┓
      0815時(700浬)                 ↓
      ×←┐
      │  └────┐
      │          └────┐
      │                  └────┐      0115発
      ↓                          └────┐
      ×───────────→───────────■ミッドウェー島
     1015時(700浬)                         1715着
                  4日1300時 ┏→
         4日0728時 ┏×━━━━┛
4日0330時 ┏×━━━━┛(600浬)
 ━×━━━┛(670浬)   被空襲
(710浬)    被発見
<攻略輸送船団>


115 :GF長官:2011/05/21(土) 21:06:21.78 ID:???
>>114の続き

機動部隊の行動を確認すると、
空襲前日の昼間までは12ノットで燃料を節約しながらゆっくりと接近し、
夕刻になるや一気に増速(24ノット)、13時間の高速連続航行で攻撃隊
発進位置までもって行く。

さすがは南雲長官、お見事な艦隊運用ですな。
やはり一航艦長官人事は間違ってなかった(キリッ

閑話休題
上図から分かることは、

(1)敵哨戒圏内(600浬)に突入するのは、機動部隊の方が船団より7時間半早い。
(2)船団がB−17に攻撃された時、機動部隊の位置は、島から500浬。
(3)機動部隊の出撃が遅れなければ、空襲開始時(4日0330頃)の船団の位置は、島から710浬。
(4)PBYは往路索敵線先端付近で船団を発見した。

(註)ミッドウェー島哨戒圏は日本側の推定では600浬。実際は700浬だった。


116 :GF長官:2011/05/21(土) 21:13:28.40 ID:???
>>115の続き

意外なことに(?)南雲機動部隊の方が、先に敵哨戒圏に突入しています。

船団の行程を見ると、4日0730頃に島から700浬の位置を航行していたため、
ちょうどPBYが往路先端にかかる時間帯と重なり発見されてしまった。

南雲機動部隊はそれより6時間も早く、700浬地点を通過しているため、うまく
敵の目をあざむけたようです。24節の高速接近が功を奏したと言えるでしょう。

当初の計画通り、友永隊の空襲が6月4日ならば、攻撃開始時の0330頃、
船団の位置は島から710浬のため、船団が先に発見される恐れは無い。

やはり、攻略日を延期してほしかったなぁ・・・


117 :GF長官:2011/05/21(土) 21:21:41.50 ID:???
>>116の続き

もう一つ追加。

PBYの哨戒行程から、
>6月4日1630時 敵飛行機の触接を受く
>     2350時 敵飛行艇らしき灯火を発見
これらが誤認であったことは、間違いないと言えますね。


118 :名無し三等兵:2011/05/21(土) 22:02:42.49 ID:???
>>101は2chの海軍反省会スレのコピペ、>>113は戦鳥AnsQのコピペと引用元は明記しような。
雲上飛行したり悪天候で引き返すのって、技量と関係あるのか?
索敵機も天候によって行動は変わるし、普段は低空だけど艦種確認の為に接近したりもするが。

119 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 00:54:33.38 ID:???
>>109
輸送船団が触接を受けたり空襲されるという状況は退避に価する十分条件と言えるのでしょうか?
私も最近まで退避に値する条件だと思っていたのですが、今は本当にそうなのか自信がありません。

MO作戦の攻略部隊反転は敵機接触を受けてすぐに反転ではなく、敵機動部隊発見の報告後ではないでしょうか。
カ号作戦の8月の増援部隊においても、敵機動部隊発見の報告で反転しています。
ですが、10月カ号の増援部隊においては、輸送船団は触接を受けても空襲されても反転はしません。
11月カ号の増援部隊も同じであり、触接を受けても空襲されても反転はしません。
命中弾を受け輸送船が撃破されても反転しませんが、ガダルカナル近海に敵艦隊ありの報告を受けると反転を決意しています。
その後再度反転しガダルカナルを目指しますが、再びガ島近海に敵艦発見の報を受け「このまま進入するとサボ島で会敵しちゃいそうだから」とまた反転します。

敵機に発見され、爆撃を受ける事は反転・作戦変更の理由に本当に成り得るのでしょうか
敵艦を発見し反転する事はあれど、敵機に発見されたから、敵機に空襲受けたから反転します、という事例があんま無さそうなんです。
あるとすればそれは敵機動部隊だったからっぽいのです。
例えば、10月中旬に挺身隊の砲撃を受けアメリカは急遽輸送作戦を行っています。
もしこの時、日機動部隊が活動していなかったら、発見・攻撃がラバウルやブーゲンビルの航空隊によるものだったならばアメリカは果たして反転をしたのでしょうか。

120 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 01:29:33.75 ID:???
これだけだと日本軍限定の思考と言われかねないのですが、イギリスのPQ船団の事例があります。
どうもPQ船団は触接を受け空襲されても進撃を続けているようなのです。
浅学ゆえに他の事例は知りませんが、恐らく探せば他の国でも似たような事例があるかもしれません。

勿論、これらの事例は増援部隊であり、もしかしたら攻略部隊とは事情が違うかもしれません。(攻略部隊の事例を知っていれば一番良かったのですが)
これは主張で無く疑問なのですが、
輸送船団は敵機に発見されたら反転するものなのか
輸送船団が爆撃されたからといって、反転・上陸延期となるものなのか
そうすれば良かった悪かったの話ではなく、当時の軍事常識の話でどうなのか
素人故に私には分からないのです

121 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 01:53:46.46 ID:???
なんか無駄に長くて分かりづらいよね(´・ω・`)

輸送船団は空襲受けたら空襲圏外に退避するのが本当に普通なのかな、って言いたかっただけなんだ

122 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 05:21:53.92 ID:???
>>121
それはどの程度の空襲が予想されるか、船団にどれ位護衛が付いてるか、どの位置で空襲されたか等状況次第でしょ。
参考となる事例は日本では珊瑚海海戦、ガダルカナルでの一木支隊第2梯団、川口支隊の舟艇機動、第2・第38師団の揚陸。
外国ではマルタやアレキサンドリアへの英輸送船団による、一連の地中海の戦い。
因みにラバウルからガ島は560浬だったか、ミッドウェーで船団がB-17に空襲受けた位置って、それより遠いんだよね。
南雲艦隊が友永隊を発進した時点で島から210浬、その同時刻での船団の位置は島から460浬位か?
ガ島行きへの輸送船団が起点としたショートランドからガ島までが300浬。
恐らくカクタス空軍がF4FやSBD等単発機主体だからか、ガ島からの空襲圏は200浬。
鼠輸送ではショートランドを出発し、日没時に空襲圏に突入し、夜中0時に揚陸して夜明けまでに島から150浬離れる事になっている。
つまり往路は空襲圏の200浬を日没から速力30ktで7時間走り、揚陸後は夜明けまでまた30ktで5時間走り、島から150浬離れる。

123 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 05:36:10.83 ID:???
んで英軍のマルタへの輸送を見ると、伊軍の空襲や水上艦隊の襲撃は必至なので、空襲・潜水艦・水上艦隊の何が来てもいいように、駆逐艦だけでなく戦艦や空母も付けて全力で護衛してる。
それでもビガラス作戦では途中5回の反転を繰り返したらしい。
次に一木支隊第2梯団では、制空権獲得の為にラバ空の空襲だけでなく第2次ソロモン海戦が起きてる。
それでも8/20敵機動部隊出現で反転、8/24上陸予定で再度突入。
8/22から南下して8/23の0730カタリナ触接0830反転、上陸を25日に延期。
8/24第6戦隊と合流、その間に第2次ソロモン海戦で交戦中の為に一時西方避退、再度突入し8/25の空襲で睦月と金龍丸を喪失。
この空襲はガ島の目の前だったが、空襲後上陸は中止して船団は引き返す。

124 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 05:45:00.56 ID:???
第2師団は10/13・14日の飛行場砲撃で、上陸まではしたものの上陸した後の揚陸物資を空襲で焼かれてる。
第38師団は第3次ソロモン海戦に合わせて突入、空襲に備えてラバ空戦闘機隊他、飛鷹航空隊も船団の上空直衛に付いてる。
しかも空襲を受けたのはガ島に近いラッセル島付近で、空襲で半数をやられながらもそのまま突入した。
以上の例から空母や基地航空隊の護衛が付いたり、空襲受けた時点で近すぎて退避しきれない場合は反転しないが、基本的には空襲を避ける工夫なりしている。

125 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 09:08:46.01 ID:???
長門裕之さんが亡くなられましたね。
このスレ的にはやはり「連合艦隊」の整備班長役でしょうか?
「整備兵ー!整列ー!」
あの毅然とした号令は名脇役たる長門さんならではだと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

126 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 15:41:22.42 ID:???
長官さんの心配している早朝から出撃している「6月5日黎明から基地航空隊が船団攻撃に向かうだろう
」のパターンとしては、
一航艦攻撃隊発進前に哨戒機を発進→発見・連絡→来襲前に発進
在ミ島の哨戒機が夜間触接し続ける→早朝出撃
哨戒機発進・発見の手順を踏まず、早朝から全力で策敵攻撃
こんな感じかと思いますが、それが起こると判断するものなのでしょうか
起こるかもしれないや起こる場合を想定ではなく、起こると決断するものなのでしょうか

想定哨戒600浬で輸送船団は夕刻頃哨戒圏内の600浬に侵入
ただ四六時中哨戒機が飛んでいるわけで無い為
しかも600浬は哨戒圏の先端部である為発見の可能性は多くはない
一航艦は夜間に高速接近、日の出前にミッドウェー島へ攻撃隊発進
日の出後にミッドウェイ島を強襲、在ミ島攻撃隊は前述の理由で未だ発進前
これによりミッドウェー周辺の制空権は確保され、輸送船団及び各艦隊の空襲の懸念は米機動部隊来襲まで無くなる
実際4日に空襲されたが5日には解消される目処が立っている以上、引き返す理由が無い

恐らくこんな感じでは無いかと

127 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 15:44:16.09 ID:???
この流れは私には特別おかしく見えず、常識的な範疇の作戦に思えます
勿論、想定通りにいくとは限らず、現実として攻略部隊は発見され、ミッドウェー島空襲は失敗します
ですが、それは連合艦隊や一航艦にとって作戦変更を決断するだけの材料なのでしょうか
一航艦出撃の遅れは作戦に致命的な影響を及ぼすと判定されるのが当然なのでしょうか
我々は結果から少し物を見過ぎている気がします

128 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 20:07:52.63 ID:???
>>126 >6月4日2454時 カタリナの雷撃を受く
この時点で「在ミ島の哨戒機が夜間触接し続ける」が確定している。
それでも奇襲が成立すると考えてるのなら、おめでたい人種ではないだろうか?
夜間触敵が成立し、位置情報は逐次、基地に打電されてる可能性の方が遥かに高い状態だから。
ここでのポイントは、カタリナ雷撃を喰らった輸送船団が、事実を、何時何分にGFや1AFに打電したか?


別のネタ。
榛名の水偵は途中で引き返したから、1AFから北北東方面の索敵は、間違いなく不十分、である。
筑摩4号機の復路200浬前後地点まで到達するまで、
敵艦隊が「索敵海域にいない」と判断してはいけない状態。(北北東方面が不十分だから)
筑摩4号機(零式水偵)、巡航120節だから、往路300+測程60+復路200で560浬/5.5時間強経過して初めて
索敵海域(全域)の敵艦隊の有無について判断すべきもの。

その意味で、>>15「機動部隊の半径300浬内に敵艦隊は存在しない可能性」を0530過ぎに判断するのは
正解であるが、0415に判断するのは早漏。

129 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 20:08:25.75 ID:???
>雲上飛行したり悪天候で引き返すのって、技量と関係あるのか?

海上20〜50mで、安定して飛べる技量があるかどうか、の話。
例えばマリアナ沖海戦、小沢提督は、レーダーにひっかからないことを目的とし、
海面スレスレ飛行を、搭乗員に強いた。
技量に劣る当時の搭乗員に無理な作戦だった、と小沢提督自身も反省してる。

水偵で触敵するために、そんな低空飛行を苦にせぬ搭乗員を、本来的には選ばないといけない。
索敵機が敵艦隊と会敵した時、触敵せずに位置情報だけ打電すればいいなら話は別。
雲が低いぐらいで、雲上飛行したり引き返す程度の技量の搭乗員、
これまた本来的には、索敵・触敵任務ではなく、対潜哨戒任務に従事させるべきだろう。

霧島・榛名、利根・筑摩と、1AFは、日本出発前に、索敵や対潜哨戒について、
おざなり程度に打ち合わせしてるのかな?
こういう力量の搭乗員を索敵要員に廻せとか、「細かいところまで詰めた」打ち合わせができていれば、
敵機動艦隊の出現確率が高い、と言われた、1AFの北〜東方向の90度方面に、
雲上飛行したり、悪天候で引き返したり、誤った位置を報告したり、電波輻射命令を無視したり、
というズサンな事象が連発しないで済むと思うのだが… この不作為は間違いなく1AFの問題点。

130 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 20:19:05.70 ID:???
低空飛行をするという事は、その機体の索敵範囲が狭まるという事が分かってるんだろうか。

131 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 20:40:34.71 ID:???
>>125
整備員せいれつぅぅぅ!ではなかったかな。


「いいか…必ず帰ってくるんだ、着艦に失敗してもいい、必ず帰ってくるんだ……泣くな!」

<99艦爆撃後方より近づく>

「いい勉強だ!どうゆう風に着艦するかよーくみてろ」

きゅきゅっ!

「ドンピシャー!ああやるんだ!」

132 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 20:44:31.49 ID:???
織田信長(1989年、TBS) での 掘田道空 役が面白かったな彼は、道三と完全な漫才コンビ。


道空「殿…お腹を召されるなら今のウチかと」
道三「腹は切らん」
道空「はあ」
道三「どうじゃ!若い頃に戻って、一暴れしてみんか?」
道空「それも一興!お供仕る」

どりゃあ(雑魚)ザシュ!

道空!この分なら夕方には三途の川は渡れそうだの!

133 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 21:46:56.33 ID:???
>>130 雲上飛行して、索敵活動を「事実上放棄」するより
索敵範囲が狭まる方がマシ、と考えないか、普通?

もっと言えば、雲上飛行されるよりは、榛名機のように途中帰還を打電された方が、
司令部としてはありがたいだろうね。
その索敵線は不完全な索敵だった、と事実が掴めるわけだから。
予備として残している、別の零式水偵を投入するか、二式艦偵を投入するか、
はたまた97艦攻を投入するか…

134 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 22:35:42.61 ID:???
低空飛行すると燃料も喰うからな。
飛行機は飛ばせば飛ぶものと思っている小澤厨だろう。
モリソンに褒めちぎられているのを実は米軍の戦果に貢献した事と同義なのに
未だに分からないとは。 南雲長官なんてモリソン本では酷いものだ、歴史学者にはあるまじき記述だ。

135 :名無し三等兵:2011/05/22(日) 23:26:46.66 ID:???
>>134 巡航速度で飛べば、約1800浬の航続距離がある零式水偵、
片道300×2+60浬の索敵なんて、航続距離の1/2.72だからね。

仮に、低空での燃費が倍に悪化したとして、そういう低空飛行を「何十分継続して行うか」って話しだね。
坂井三郎だって、フィリピン→台湾の低空飛行を耐えて、台湾に帰投した逸話が出てる。
台南基地までは届かないにせよ、台湾最南部の基地までは耐えた、つまりは「極端な燃費悪化」ではない。
低空飛行すると燃料も喰うだろうけど、300浬の索敵が不成立なぐらいの数値になるのかい?

136 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 00:34:28.88 ID:???
>>128
2454時にカタリナの雷撃受けたのが、何で
>「在ミ島の哨戒機が夜間触接し続ける」が確定
になるんだ?
この時雷撃した4機のカタリナは、600浬の距離を片道6時間かけて飛んできた事になるが、雷撃以外に触接もやっていたなんて聞かないが。
黎明発進のB-17を誘導できるように、真夜中から夜明けまで触接してたのか?
それと天候不良で引き返したのは筑摩4号機のはずだが、どの程度飛んでから引き返したんだ?
君の主張だと100浬も飛んでないみたいな言い方だが。
また天候不良とはどの程度の不良なのか、雲どころか一面霧がかかってる状態なら、技量関係なく索敵は無理だし。
また筑摩1号機の雲上飛行とは、どの程度の雲がある状態だったのか。
断雲程度で快晴に近い雲なのか、霧や雷雲みたいなのか。
そこら辺がはっきりしないと、批判も検討違いにしかならない。

137 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 00:42:16.19 ID:???
>>129
何で索敵機が海面スレスレを飛ぶ必要があるんだ?
因みに当時の索敵マニュアルでは、哨戒・索敵の際の視認限界距離は内地で概ね30〜35浬、南方では+10浬。
飛行高度は300〜400mだが、飛行機の性能を発揮する観点から1500〜3000mになるのが普通とされている。
また索敵線の側程は、付近海面の視認距離の2倍を通常とする。
戦史叢書「海軍航空概史」
とあるので、視界30浬程度を見込んで索敵機が高度1500〜3000mを飛ぶのも普通だったりするんだが。
もちろん視認限界距離なので、単艦や潜水艦までこの距離で視認するのは無理だが。
潜水艦は10〜15浬で視認、潜望鏡は3000〜5000mまでの接近が必要になる。
もちろん艦隊を30浬で発見しても、艦種確認等のより詳細な確認にはより接近する必要があるだろう。

138 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 01:02:50.52 ID:???
もしも>>113にある
>水平線ギリギリのところで観測
という事なら、地球が丸い事を忘れてる。
艦隊から見て水平線ギリギリに見えるからといって、索敵機が実際に海面ギリギリの高度を飛んでるとは限らない。
それと索敵や哨戒の打ち合わせだが、6/3日没の発令で
捜索線は7線で、各線は基点から180・158・123・100・77・54度
第1線が赤城で第2線が加賀、他4線は第8戦隊の担当
進出距離300浬で側程は左へ60浬
第7線31度は第3戦隊担当で進出距離150浬、側程左へ40浬
赤城は他に天候偵察機を準備すべし
という指示のみ。
こういう技量の搭乗員も何も、何十人と予備の搭乗員がいる訳じゃなし選択肢は限られる。
選ぶまでもなく、ほぼ担当艦搭載水偵の固有搭乗員になる。
予備の水偵も触接交代任務もあるし、他機にしたからといって技量がより高いとは限らない。
むしろそうした行為は、当時の平均的な技量の索敵機搭乗員で起きた事と考える方が自然だろう。


139 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 01:32:44.77 ID:???
>>136 夜間に雷撃喰らった時点で、
「黎明発進のB-17を誘導できるように、真夜中から夜明けまで触接」する機体が1機ぐらいいるかも、
って判断しない根拠が知りたいね。

>天候不良で引き返したのは筑摩4号機
0349に打電だね。索敵線先端に到達まであと11分ぐらいかな?
筑摩1号機が、索敵線先端に到達(0400)し、測程を飛行し終わり(0430)、
10数分経過して(0445頃)初めて、天候不良で引き返したのは筑摩4号機の索敵線に敵艦隊がいない、
と確認できるんだよな?
0415に「機動部隊の半径300浬内に敵艦隊は存在しない」と断定するのは、やはり誤判断だね(笑)

>筑摩1号機の雲上飛行とは、どの程度の雲がある状態だったのか
索敵計画の実運用という観点では、
どの程度雲があってもいいんだけど、雲上飛行する際に母艦にそう打電させることを、
水偵搭乗員に徹底させなかったことが大問題だね。

>>137 索敵して会敵したら、触敵に移行し、その際に低空飛行で水平線ギリギリに位置することで、
自分の存在を秘匿し、迎撃機からの妨害を防ぐ力量がいる、って理解できないかな?
触敵任務ナシの索敵だったら、海面スレスレを飛ぶ必要ない、とはそういう意味だよ。

140 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 01:37:54.15 ID:???
それは会適してから高度下げればいいだけの話だろ。

141 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 01:46:03.67 ID:???
>>139 おいおい、自分で夜間触接「確定」って言っておきながら、トーンダウンかよ。
確定の意味が分かっているのか?言っておくが、
「夜間触接する機体が1機ぐらいいるかも」は推定であって、確定とは言わないぞw

142 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 01:56:30.39 ID:???
とりあえず、先任参謀殿は過去の自分の発言を記録に残しておくことを提案する。
書き込むのは、それを検索してからだ。
こう同じことの繰り返しばかりでは、本隊スレの無駄遣いだ。
GF長官は丁寧に応対してくれるだろうけど、それだと本編が一向に進まなくなる。
ただでさえ脱線続きだと言うのに、もう続きは支隊スレに移行してはいかが?

143 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 03:17:54.88 ID:???
>>139
確定というから、アメリカ側の資料でカタリナが夜間触接を続けた記録のソースがあるのかと思ったが。
カタリナの性能的に、ミ島から船団の位置まで往復するだけで、長時間触接は無理だろう。
筑摩4号機が0349に引き返す打電をしたなら、逆に言えば概ね280浬内に敵艦隊なしと判断してもいいんじゃないか。
当時の米軍機の行動半径は、TBDが足枷で200浬もない位だし問題ないでしょ。
雲上飛行の際には連絡するよう徹底すべしって、索敵機搭乗員はマニュアルに沿って行動するんだから、南雲司令部がとやかく言う問題じゃない。
索敵時に高度をとるのも当時は普通だし、それで問題が起きた前例がなきゃ改善しようとも思わない。
利根4号機は敵機に捕促される事もなく、触接を問題なく持続してるから、君の基準で言えば技量が高いという事になるね。


144 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 06:00:49.50 ID:???
索敵に高い技量が必要という事は、村田や江草みたいな隊長級並の技量でないと、索敵機搭乗員は勤まらないという事か?
だとしたらよく言われるように、索敵にもっと機数を割くべきって批判は実行不可能だな。
技量の高い搭乗員なんて数が限られるから、多くの機数を索敵に充てる事はできない。
空母機で技量の高いのは、米空母発見に備えて待機してるから索敵には使えない。
一般の艦攻搭乗員には無理で、普段から索敵用に特別訓練受けた専門の搭乗員でなきゃ無理なんでしょ?
米空母はいつ現れるかわからないから、黎明索敵だけでなく午後も索敵が必要だろうし、そっちにも技量の高い索敵搭乗員を残しておかないと。
カタリナの搭乗員は日本の索敵搭乗員より優秀だったんだね。
先任参謀の主張に従えば、技量の高い搭乗員のみを選抜してもっと少数に絞るべきだったって事か。

145 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 07:37:27.82 ID:???
では、先任参謀殿、前衛スレでお待ちしておりますぞ。

146 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 08:09:15.44 ID:???
>>138
>索敵機が実際に海面ギリギリの高度を飛んでるとは限らない。
高度数十mを飛ぶ時点で、結構な力量必要だがね。
>当時の平均的な技量の索敵機搭乗員で起きた事
触敵任務(低空飛行)をこなした筑摩1号機と、低空飛行を嫌って雲上飛行した4号機、相当な格差があるね

>>140
会敵して低空飛行できる力量があるなら、なぜ雲の下を飛ばない、という疑問だよ

>>143
>逆に言えば概ね280浬内に敵艦隊なしと判断してもいいんじゃないか
索敵機が全機、0100に出発し、更に雲の下を飛ぶ限りは、その理屈は成立する。
現実は0130まで出発遅れた機があるし、雲の上を飛ぶ横着モノがいるしね。
>索敵機搭乗員はマニュアルに沿って行動するんだから、南雲司令部がとやかく言う問題じゃない
「索敵法というものを考え出した元祖」草鹿が南雲司令部にいる、>>10 にあるが。

>>144 97艦攻の2機が、筑摩1号機と4号機の索敵線を飛行し、筑摩の2機が赤城・加賀機を飛行してたら、
歴史が書き換わった可能性あるね。雷撃可能ってことは低空飛行可能ってことだからね。
1AFは、どの索敵線をどの艦に担当させるか、を決める権限があるわけだから、
最も敵機動部隊発見の可能性の高い4〜6番索敵線をどの艦に任すか、もっと慎重に検討していれば、ね…

147 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 12:03:31.68 ID:???
>>146
もはや言ってる事が意味不明なんだが、ついに発狂したか。
高度数十mを飛ぶってのが、所詮は先任参謀の中だけの脳内設定でしかない事なのに。

148 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 15:05:15.67 ID:???
>>147
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/398
> 「第五索敵線の筑摩一号機は、発進後東方に進むに従って天候不良となり、
> 低空に雲が垂れ込んできたので、雲上を飛行したため敵を見なかった」
>
> 「同機の機長・黒田信大尉(旧姓都間・筑摩飛行長・海兵66期)の回想
> 敵艦隊を発見するのは、当然私のところであったが、天候の関係から致し方
> なかった。当時の天候は味方付近は良好であったが、敵方は不良であった」

「低空に雲が垂れ込んできた」のが、第五索敵線・筑摩一号機の雲上飛行の理由。
ただし、索敵機が触敵するときは、低空を飛行し、水平線ギリギリに位置し、
自分の機体を敵艦隊から秘匿し、米迎撃機からの避け、敵艦隊の位置・方位・速度・艦種を打電する。

さて、筑摩一号機、会敵後に低空飛行できる(≒触敵できる)力量があるなら、なぜ雲の下を飛ばない?
力量がないなら、こんな未熟搭乗員を、敵機動部隊発見の可能性の高い5番索敵線を飛ばした責任者は誰?
搭乗員の力量を検討したうえで、赤城・加賀の(低空)雷撃可能な搭乗員を、4番5番索敵線にアサインし、
筑摩2機を1-2番索敵線を飛行させていたら、0330頃に会敵できた可能性、それなりに高いだろうね。

149 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 15:26:28.15 ID:???
いい加減キリがないから、支隊スレでやってくれないか。
先任参謀は指揮官に必要な「引き際」を知らんと見える。

150 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 15:36:35.74 ID:???
>>148
逆に聞きたいんだが、低空に雲が垂れ込んだ場合、雲下飛行をすべしという
プロトコールはあったの?
あった上で技量不足のため雲上飛行を積極的に選択、以外の理由では雲上
飛行から技量を推し量ることはできないんだが。

151 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 16:00:11.95 ID:???
>>150
いやもう構ってちゃんの相手しなくていいから。
自分の脳内設定に過ぎないものを、当時の決まり事みたいに言ったりする位だし。
横着でやらないのと技量が低くてできないのでは全く違うのに。
艦攻だって低空雷撃は攻撃時だけで、それ以外は普通の高度で飛ぶし、短時間低空飛行するのと索敵中の5.5時間をずっと低空飛行するので全く違う。
更には何故か4〜6番索敵線が最も会敵確率が高いなんて、また勝手に決めつける。
そんなの事前にわかる事じゃないし、この番号買ってれば宝クジに当選してたのに、みたいな後知恵批判。
むしろ艦隊では1〜2番線を重視して、赤城・加賀に担当させたのかもしれないのに。
筑摩機の担当空域では雲が多くても、利根機の空域では晴れててより視界が良く偶々発見できただけかもしれないのに。
赤城や加賀機も筑摩機と同程度の技量で、同高度を飛んでるかもしれないのに、その可能性は考えない。
自説に都合の良い設定しかしない。

152 :GF長官:2011/05/23(月) 20:03:22.08 ID:???
>>113 ああ、いつも通り既出ネタを繰り返すパターンですか・・・やれやれ。
> 航跡から敵艦隊を見つけ出し、低空を進み、水平線ギリギリのところで観測をします
これは触接維持法であって、索敵飛行法ではないですよね。(>>137
同じことは、珊瑚海で菅野飛曹長も行っていますし、

>ずいぶん力量が低い搭乗員を、索敵(触敵)機に搭乗させて飛ばしたな、というところ。
で、"力量の高い搭乗員"は当時どれだけ配属されていたんですか?
以前に「調査中」と言ってましたよね。当然「偵察特練課程修了」くらいは最低条件だと思いますが、
結局何百名居たのかな?

>水偵数機を上空に上げるだけの話だから難易度低い。
これも「艦隊防空の章」でやったような。
ミッドウェー以前に実施したことは、あるいは訓練したことはあるんですか?
本番でいきなり運用してうまくいくのですか。
"力量の高い搭乗員"なら問題ないのでしょうけど。
触接交代機として用意しておくべき機体を上空哨戒に投入して大丈夫ですか。

>>118 相変わらず、うちには優秀な参謀が揃っているなぁ。有難うございます。
>>56は新しい視点だと感心したんですがねぇ・・・今後はスルーしようかな。


153 :GF長官:2011/05/23(月) 20:05:11.56 ID:???
>>119 おっと、自分で書いておきながら忘れていました。すみません。
>MO作戦の攻略部隊反転は敵機接触を受けてすぐに反転ではなく、敵機動部隊発見の報告後ではないでしょうか。
敵艦隊が二手に分かれており、MO機動部隊の攻撃隊が攻略部隊に近い方の部隊に
向かっていないことが判明した時に、船団反転を命じていますね。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/397
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/414
ちなみに、船団反転を命じたのはMO攻略部隊指揮官の五藤少将、攻略日の二日延期
を決断したのが総指揮官の井上長官でした。

>輸送船団が触接を受けたり空襲されるという状況は退避に価する十分条件と言えるのでしょうか?
本職も指摘されて初めて気が付いたので整理できておりませんが、現時点では>>122
通り、"状況によりけり"と思います。

やはり、ミッドウェーの評価はミッドウェーだけを見ていると、本質を見誤ってしまうと
言えそうですね。自戒するとしよう。
ガ島輸送作戦に関しては、本職も勉強不足なので、今後の課題とさせて頂きます。


154 :GF長官:2011/05/23(月) 20:07:00.72 ID:???
>>121 いえいえ、文章にすると頭の中も整理されるものなので、思いついたら書き
込んでみるというのも良いかも。

>>122 詳細な分析、感謝します。
>因みにラバウルからガ島は560浬だったか、ミッドウェーで船団がB-17に空襲受けた位置って、それより遠いんだよね。
よく考えてみたら、驚くべきことですよね。

>以上の例から空母や基地航空隊の護衛が付いたり、空襲受けた時点で近すぎて退避しきれない場合は反転しないが、基本的には空襲を避ける工夫なりしている。
ミッドウェーの場合は、どちらにも該当しないということかな。

>>125、131 そうですね。
>このスレ的にはやはり「連合艦隊」の整備班長役でしょうか?
「もしこいつらが発艦に失敗したとしても、それは搭乗員の腕のせいじゃねぇ、
てめぇらの整備が悪かったんだ。いいか、ネジ一本ゆるめやがっても勘弁しねぇぞ!」
やはり戦前生まれの俳優さんは、台詞に魂がこもってますよね。

実は最近、映画『真夏のオリオン』をレンタルしたのですが、あまりの"爽やかさ"に
拍子抜けしてしまいました。今はこういうのが流行なのかもしれませんけど、自分たちが
負けたら国が滅ぶとの悲壮感が感じられないんですよねぇ。

謹んでご冥福をお祈りします。


155 :GF長官:2011/05/23(月) 20:23:06.08 ID:???
>>126-127 本職が南雲司令部の一員ならば、こうかな。
「敵基地航空隊は、黎明時にPBY(定時哨戒)とB−17(索敵爆撃)を出すだろう」

>この流れは私には特別おかしく見えず、常識的な範疇の作戦に思えます
すでに前日2回の攻撃を受けているところから、翌朝からの空襲は警戒すべきだと
思います。

>>100では以下のように指摘を受けましたが、少し整理しておきますと、
>それと前日輸送船団が発見された事で、翌朝の奇襲が成功するとの判断が甘いとは思わない。

空襲前日の情勢判断について、
(甲)敵空母出現に対する備えは「問題なし」
(乙)奇襲成立の見込みありは「問題あり」
が本職の見解であり、(乙)について”甘い”と表現しました。

ただし基地空襲が無駄になるとか、作戦全体が破綻するとかいうような致命的な
ものとは考えておりません。
基地空襲の目的は「ミッドウェー基地航空兵力の無力化」ですが、一撃のみで
達成すべきとは作戦にも定められていない。
それに攻撃隊発進直前になっての計画変更は現実的でないので、”やむを得ない”
と評価したのが、テンプレ(>>39)の内容です。


156 :GF長官:2011/05/23(月) 20:26:16.14 ID:???
>>155の続き

今回>>56にて、それは出撃前にある程度予測できることだから、何らかの対策を
立てるべきではないかとの指摘を受け、考察中なのが現状。

よって現在の論点は、船団反転、上陸日延期の是非ではなく、それらを抜きにして
うまくやる方法はなかったかというところです。
仮に「船団を反転させるべきだった」と結論が出たとしても、当時の南雲司令部に
とっては”無いものねだり”になってしまうので。

>我々は結果から少し物を見過ぎている気がします
確かに我々が常に注意しなければならないところですね。

上記の通り、友永隊の一撃のみで完全制圧する必要は無いのですが、そこに
一抹の不安を拭いきれないのは、基地空襲中に敵空母部隊が出現する事を、
「知っている」からかもしれません。(>>73


157 :GF長官:2011/05/23(月) 20:27:58.53 ID:???
>>128 上段は概ね同意です。
ただ「夜間触接し続ける」の部分は初耳ですが・・・なぜ確定なの?(>>136

>ここでのポイントは、カタリナ雷撃を喰らった輸送船団が、事実を、何時何分にGFや1AFに打電したか?
叢書に明確な記述はありませんが、『戦藻録』(6月4日)には、
「一方輸送船、陸海軍合し12隻を伴ふ占領隊は、東航の途中、午前6時、
ミッドウェーより600浬の距離に於て敵機の発見するところなり」
とあるので、被空襲や被雷のことも受信したと予想されます。

それと、「6月4日2454時」は「2354時」の誤りでした。お詫びして訂正を。


158 :GF長官:2011/05/23(月) 20:29:09.59 ID:???
>>157の続き

>榛名の水偵は途中で引き返したから、1AFから北北東方面の索敵は、間違いなく不十分、である。
ネタも何も、既出事項ですよ。>>136にもありますけど、
まず引き返したのは筑摩四号機(第六索敵線)。榛名水偵ではない。
しかも反転時刻は0325時なので、すでに240浬進出している。
この間機動部隊は、26節の南東下しているので、280浬以上離れている。

更に機動部隊は南東下を続けるので、0415時に
>機動部隊の半径300浬内に敵艦隊は存在しない
と判断することは、理論上は問題ありません。

一度自分で作図してみることをお勧めしますよ。


159 :GF長官:2011/05/23(月) 20:35:12.98 ID:???
>>129 以下はもう良いですよね?
どれだけ偵察員の伎倆不足を叩いたところで、優秀な搭乗員を確保できなければ、
仮想戦記と同じです。
三戦隊や八戦隊に、あるいは帝国海軍全体でも構いません。
先任参謀が認めるところの伎倆優秀な偵察員はどれだけ居たのですか。
話はそれからでしょう。

>>132 覚えてないなぁ・・・道空って誰だっけ?

>>137 有難うございます。『海軍航空概史』は未読であります。
今度確認しておきますね。


160 :GF長官:2011/05/23(月) 20:45:52.53 ID:???
>>116にて、
>南雲機動部隊はそれより6時間も早く、700浬地点を通過しているため、うまく
>敵の目をあざむけたようです。
と書きましたが、勘違いをしておりました。訂正されて頂きます。

[南雲機動部隊とPBYとの相対位置]( )内はミッドウェー島からの距離

      <PBY>      <機動部隊>

  0815時(700浬)×       ×3日2100時(702浬)12節
             ↑        ┃
             │        ×4日0152時(642浬)日の出
             │        ┃
  0715時(600浬)×       ×0600時(594浬)
             │        ┃
             │        ×1200時(522浬)増速24節
             │        ┃
  0615時(500浬)×       ×1300時(498浬)船団被空襲
             │        ┃
             │        ↓


161 :GF長官:2011/05/23(月) 20:52:37.78 ID:???
>>160の続き

まず南雲機動部隊が700浬圏内に突入したのは、6月3日2100頃。
まだ夜中なので発見される心配はない。

両者が最も接近したのは、4日0700頃で、
機動部隊は582浬、PBYは575浬なので、お互いに視認圏内。

むしろ、これで発見されなかったのが不思議なくらいだが。
PBYの航路がずれていたのか、天候の関係か、双方はすれ違ったようだ。

輸送船団が発見されたのが、同日0615時ですから、その差は一時間もない。
機動部隊の出撃が一日遅れた段階でも、なおどちらが先に発見されるかは
”紙一重”の状況であったことが分かりますね。


162 :GF長官:2011/05/23(月) 21:45:30.57 ID:???
>>88の続き

機雷やら何やらでずいぶんと迂回してしまいましたが、北海に戻りましょう。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288357779/640
前回は独襲撃部隊の編制まで確認しました。
いよいよ行動開始です。

A proposal was made to bombard towns on the east coast of England at daybreak
on 25 April, which along with air raids by zeppelins the night before would prompt
British units to intervene. The raid was timed to coincide with the expected Easter
Rebellion by Irish Nationalists, who had requested German assistance.

「4月25日の黎明時、英本土東岸都市を砲撃する計画が立てられた。それはツェッペリン
による夜間空襲と呼応したものだった。同時にアイルランドの民族運動併発も期待された」

今回は飛行船部隊も出撃し、英国内の民族運動まで刺激するという意欲的なものだった。


163 :GF長官:2011/05/23(月) 21:47:01.12 ID:???
>>162の続き

Eight zeppelins would after dropping their bombs provide reconnaissance for the battlecruisers,
which would in turn provide rescue operations should an airship be lost over the water.
Two U-boats were sent out ahead of time to Lowestoft, while others were stationed off, or strew
mines in, the Firth of Forth, Scotland.

「8隻のツェッペリンは爆弾投下後、巡戦部隊の偵察任務に就き、代わりに飛行船が
撃墜され不時着した際には、巡戦部隊が救助することになっていた。
2隻のUボートが前路警戒のためローストフトに派遣され、残りはファース・オブ・フォース
>>87)に配置され、同港の監視と機雷敷設にあたった」

第二次大戦の空母戦にも匹敵する、立体的な海空協同作戦ですね。
まず潜水艦による哨戒配置、飛行船で夜間空襲、巡戦部隊で黎明砲撃、以降は
飛行船が艦隊上空で周辺海域を偵察し、敵艦隊出撃に備える。
よく練られた作戦計画だと思います。


164 :GF長官:2011/05/23(月) 21:48:16.90 ID:???
>>163の続き

飛行船もまた第一次大戦で登場した新兵器であり、戦略兵器として活躍しました。
大正4年(1915年)1月19日夜(ドッガー・バンク海戦の5日前)、2隻の独飛行船
(LZ24,28)が英本土を初空襲。ヤーマスに9個の爆弾を投下している。

「この夜以後、ドイツは大戦中に建造された約88隻のツェッペリン飛行船により
53回の英本土爆撃を行い、ロンドンに約56トン、各地に214トンの爆弾を投下、
556人の死者を出した。

空襲は常に月のない暗い夜に行われ、昼過ぎに基地を出発、夕方にイギリス
海岸を視認して夜間に爆撃を行い、夜明けまでに海上に退避するというパターン
だった。従って真夏には作戦せず、また気象の悪い冬期にもほとんど作戦でき
なかった。

イギリス側の対抗策としては、都市の灯火管制、対空射撃と飛行機による迎撃が
特に有効であった」                     (『年表世界航空史』)


165 :GF長官:2011/05/23(月) 21:49:28.15 ID:???
>>164の続き

本作戦は4月なので、ちょうど飛行船の活動時期であったようです。
映画『フライボーイズ』には、フォッカーDr.Tに護衛されたツェッペリンが進撃する
場面が出てきますね。ニューポールかわいいよニューポール

当時の英国民に与えた衝撃は大きく、

「長年に渡り不落だった島国、大英帝国の本土に巨大な飛行船が飛来し、爆撃を
敢行した事実が英国民に与えた心理的脅威は計り知れないものがあった。

1915年中はまだ英国側もツェッペリン飛行船の爆撃に対処しようもなく、ただただ
その脅威にさらされていた。それでもフランス製高射砲の導入、照空灯部隊、夜間
戦闘機の開発など防空体制の強化に国家の威信を賭けて取り組み出していた。


166 :GF長官:2011/05/23(月) 21:52:03.60 ID:???
>>165の続き

ツェッペリンを迎え撃つため、空中に幾つもの気球をつけたネットを張り巡らせ、
夜間のロンドン市民の灯火管制は厳格に守られた」(『飛行船の時代』関根伸一郎/著)

当時の英国新聞には、ツェッペリンを”死の蝶”として描いた風刺画などが
掲載されていた。
二度の大戦に耐え抜いた、ロンドン市民のジョンブル魂に敬意を表します。

ちなみにドッガー・バンク海戦にも参加していたようで、

ドッガー・バンク上空の飛行船
http://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/library/others/doggar.html

艦隊に随伴させれば偵察や弾着観測にも使えそうですね。


167 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 22:02:04.69 ID:???
WW1の空中戦といえばレッドバロンを観に行かねば

168 :名無し三等兵:2011/05/23(月) 22:27:54.87 ID:???
以前に支隊スレでもやった雲談義をば。
雲は形と高度で10種類に分類され、これを10種雲形という。
上空5000〜1万3000mの高層は、巻雲(すじ雲)・巻積雲(小石状のうろこ雲・鰯雲)・巻層雲(薄いベール状の霞雲)の3種。
2000〜7000mの中層に発生するのは、高積雲(ひつじ雲)・高層雲(薄灰色のすりガラス状)・乱層雲(長雨を降らす雨雲)の3種。
2000m以下の低層は層積雲(まだら雲)と層雲(地表まで霧状に覆う)の2種。
強い上昇気流で下から上まで高く伸びる対流雲は、積雲と積乱雲の2種。
積雲は綿雲から入道雲(雄大積雲)まであり、積乱雲は夕立を降らす雷雲。
当時の天候は6/2〜6/4朝にかけて、南雲艦隊付近は霧に包まれ、6/5の雲高は500〜1000mと言われている。
という事は、南雲艦隊付近の雲は低層の層積雲(まだら雲)。
筑摩機の担当した付近は、場合によっては霧状の層雲か積乱雲の可能性もある。
天候不良で引き返したのは、海面までの霧や雷雲に阻まれたか。
筑摩1号機は突然の雲に途中で高度を上げたのではなく、元から高度1000m以上を飛んでいて眼下に低層雲のある空域もあった、というだけだろう。
霧状の層雲や雷雲だったら雲下飛行でも視界は皆無だけどね。
以上雲講座でした。

169 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 00:11:11.35 ID:???
当時の飛行機の遭難No1 雲に突っ込む

170 :雲講座解説:2011/05/24(火) 04:00:03.49 ID:???
まあ簡単に言うと、高層の雲には「巻」がついて、中層の雲には「高」がつく。
「積」がつくと塊状の雲で「層」がつくと平べったい雲だ。
高層の雲は氷の粒、中層以下の雲は水の粒で、低層の層雲はぶっちゃけ霧。
地表に接してるのが霧で、浮いてるのが雲という違いでしかなく、視界1q未満が霧で1q以上10q未満が靄。
6/2〜6/4の南雲艦隊付近は霧で、空襲当日の黎明時は層積雲のくもり雲(まだら雲)、ミ島付近は快晴。
雲量で言うと黎明時の南雲艦隊付近は雲量8、ミ島付近は雲量1〜2である。
以上の結果から、当日の天候は北へ行くほど霧に近く(層雲)視界が悪くて雲が多い。
南東に向かって島へ接近する程、雲は少なくなり晴れる。
米空母を発見して再び北上してからは、再び雲が増えてくる。
触接交代機の筑摩5号機が報告した米艦隊付近は雲量5で、被弾時の南雲艦隊付近の天候もこれに近いと思われる。
層雲や層積雲がどんな雲なのかは、画像検索の写真で確認してくれ。
前日まで霧が発生したのは、北緯30〜40度東経160〜西経150度付近に暖流の北太平洋海流があるので、暖流付近の温かく湿った空気が冷たい空気と混じって海霧になったと思われる。
当日の雲高が低かったのは不運だったね。
北上でなく南下してたら、視界が良くてSBDの奇襲を防げたかもしれん。

171 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 08:10:34.96 ID:???
奇襲をうけることを想定して南下しなかった南雲は危機感が(ry

172 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 15:39:41.40 ID:???
低空飛行すらできない搭乗員しかしないなら、
「雲上飛行するなら、そう母艦に打電せよ」と徹底していれば対策になる。
一段索敵とはいえ、隣の索敵線の復路でダブルチェックできる体制。
筑摩1号機が雲上飛行してる海域の敵空母の有無は不明、と母艦が判断できれば、
隣の索敵機の復路で確認するまでは、敵空母の有無は判断できない。
従って、0415の雷爆転装を思い止まる可能性が出てくる。

173 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 15:43:35.69 ID:???
インド洋の戦訓で、雲量が多い場合は空中哨戒機が必要かも、
って5航戦が書いてるらしいね。
一航艦の内部では、戦訓としてベストプラクティスとして共有されてない、
ってことか、これ?

174 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 15:46:52.19 ID:???
>>173
MOに関しては、MIまでの間にスケジュール的都合で、ほぼ戦訓を活かせる状況に
無かったと考えていい。

175 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 17:02:23.08 ID:???
あ、ごめん、インド洋か。

176 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 17:26:21.24 ID:???
まあ5航戦はそのまま本土に寄らず珊瑚海に行ってるしな。
以前から対潜哨戒や艦爆による前路哨戒はやってるが。
MIでもfb(艦爆)又はfo(艦攻)で対空哨戒って戦訓はあるが、実施はしてないだろう。
何らかの問題があったのかもしれない。
直掩の戦闘機で発見できないのに、艦攻なら発見できるという保証もないし。
直掩戦闘機は手空き搭乗員が指揮管制するらしいが、その艦攻はだれが指揮するんだって問題もある。
システムを根本的に見直して体系的に構築しないと機能しない。
まあMI時は基礎的訓練の復習さえ余裕がないし、根本的な改善までは無理でないか。

177 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 17:34:50.73 ID:???
>>173
上空警戒の艦戦はその役目も担っていたんでないか?
「直衛機は電話を主用し制空隊直衛隊の電波を同一となすを要あるものに認む」とあるように、
艦戦と艦船で連絡取る運用をやっていたとみるべきだろう
電話が使えないなら、電波を同じにした方いい、なんて書き方はしないな

確かに同じ報告書に、艦爆と艦攻は空中哨戒機として有効、とも書いている
ただ、それ以後の戦いで、艦爆や艦攻を空中哨戒機として使用する例が無いんだ
艦隊側の意見が通るとは限らないし、そもそもその意見が正しいとか妥当かは別とも考えてもいいんじゃないかな
戦訓に書いてあることを実施しない→何も学んでいない
という決め付けはちょっと危険だと思う

178 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 17:56:18.68 ID:???
ちんたら書いてたら内容ちょっと被ってるじゃんw

それにしても、ウィキペディアの零戦の項
「直衛機は電話を工用し、制空隊・直衛隊の電波を同一となすの要あるものと認む」
「工用」は幾ら何でもどうかと思った
気持ちはわからんでも無いけど、意味不明だろ

179 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 21:23:29.14 ID:???
もう先任参謀は出入り禁止にしちゃったら?

180 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 21:38:02.38 ID:???
出入り禁止というか、既出の同じ主張を繰り返してるうちは、単にスルーしておけばいいでしょ。
自説に固執するだけでなく、一度自分の主張を見直して反省して欲しいんだがね。
批判という主観にとらわれて、まず結果から考えてるうちは進歩しないね。
思い込みや決めつけも多いし、自説に都合の悪い事はスルーして聞く耳持たないとこは直して欲しい。

181 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 21:38:42.37 ID:???
かわいそう
























んなわけない

182 :GF長官:2011/05/24(火) 22:14:21.60 ID:???
>>167 先週末公開かな? >レッドバロン
名前の由来となった”真紅のドライデッカー”ですが、『年表世界航空史』によると、
リヒトホーフェンは7機のフォッカーDr.Tを乗り継いでいますが、全面赤塗装だった
のは、最後の機体だけだったそうです。

>>168-170 感謝します。こういう時気象学の知識があればなぁ・・・と思いますね。
>6/5の雲高は500〜1000mと言われている。
ちなみに、現在VFR(有視界飛行)可能な条件は「雲高300m以上、視程5km以上」
とされています。故に雲上飛行したとされる筑摩一号機ですが、当時の雲高は300m
以下だったとも予想できます。

>元から高度1000m以上を飛んでいて眼下に低層雲のある空域もあった、というだけだろう。
索敵の全行程において同じ気象条件であるとは考えにくい。どの程度雲が出たら
飛行高度を下げるものなのか、基準のようなものがあったのかな。搭乗員の経験
に任せていたのかもしれないけど。


183 :GF長官:2011/05/24(火) 22:15:25.41 ID:???
>>171 禿しく同(ry

>>172 確か敵発見時以外の打電は禁止されていたような・・・

>>173- 空中哨戒機に関しては、「艦隊防空の章」で採り上げたことがあります。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1222691768/70
これといった結論は出ませんでしたが、課題となるのは、
(1)哨戒機の数をどれだけ確保できるか
(2)敵発見時の伝達手段
こんなところでしょうか。

>ただ、それ以後の戦いで、艦爆や艦攻を空中哨戒機として使用する例が無いんだ
何か不都合があったのか、電探が装備されて不要になったのかも。


184 :GF長官:2011/05/24(火) 22:17:02.03 ID:???
>>179- 誤解なきよう。本職は先任参謀殿を排除するつもりは毛頭ありません。
その斬新な発想、鋭い観察眼、飽くなき熱意には敬意を表するものです。

テンプレが固定されてしまって久しいですが、当スレの性格上、
ミッドウェーの南雲長官を”再評価”しようとすると、
「結果的には間違っていたが、当時の状況から考えればやむを得ない」
どうしても、こうなってしまうんですよね。

で、やむを得ない、やむを得ないばかり繰り返していると、今後新たな話題が
出ても「やむを得ない」で済ましてしまうんじゃないかと危惧しています。
>>56の指摘を受けて、今回それに気付かされたわけです。

ただ、こう同じことばかり繰り返されると、いい加減にうんざりなので、
せっかく新しい提案をしてもらっても「また既出ネタかよ」と読み飛ばして
しまうことにつながりかねない。

まぁ、このスレも本職の私有物ではないので、誰が何を書き込んでも自由
だとは思いますが、そのために支隊スレもあることだし、有意義なものに
出来ればと思っています。

というわけで、今後ともお手柔らかに。


185 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 22:31:09.78 ID:???
>このスレも本職の私有物ではないので
えっ!?

186 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 22:41:14.96 ID:dfgWBGNs
同じセイロン沖海戦に参加しながら、「雲量が多い場合は空中哨戒機が必要」と気づいた五航戦と、
何も記録に残っていない一航戦(≒一航艦)と二航戦。

参謀の質という観点では、草鹿や源田よりは、五航戦の方が力量上だったかもね(笑)
更に言えば、岩本徹三の手記を読む限り、
五航戦の戦闘機隊は、無線電話やモールス通信を有効活用してる描写が多いこと多いこと。

いっそのこと、ミッドウェーに
瑞鶴一隻に、五航戦の生き残り零戦全機+(索敵用の)97艦攻数機を詰め込んで、
艦隊上空の哨戒と迎撃任務専門で連れて行ったら、
急降下爆撃喰らわずに済んだかもね。
>>170にあるように「黎明時の南雲艦隊付近は雲量8」とは、上空の8割が雲に覆われてる状態でしょ?
五航戦参謀だったら「空中哨戒機ノ発進ノ要ヲ認ム」って旗艦に連絡しそうだな。

187 :GF長官:2011/05/24(火) 22:58:35.29 ID:???
>>166の続き

ところが、いきなり出足からつまずいてしまいます。

At noon on the 24th, German forces were in place and the operation began.
The route led around British minefields to the English coast, and was intended
to put the bombardment group off Lowestoft and Yarmouth at daybreak, where
they would bombard the towns for 30 minutes. But at 16:00, the battlecruiser
Seydlitz in the vanguard of the reconnaissance force struck a mine just north-
west of Nordeney, in an area swept the night before.

「(4月)24日正午、独艦隊は作戦行動を開始した。英本土沿岸へ向かう途上には
敵の機雷原が多くあり、襲撃部隊は翌日の黎明時までにローストフト及びヤーマス沖
に到着していなければならなかった。砲撃は30分間の予定だった。

ところが、1600時に襲撃部隊の先頭旗艦だった巡戦ザイドリッツがノルデンの北西
で触雷した。その海域は前夜に友軍が掃海したばかりだった」


188 :GF長官:2011/05/24(火) 23:00:07.27 ID:???
>>187の続き

ノルデンとはヴィルヘルムスハーフェンから西へ50kmほどの所にあるドイツの
沿岸都市です。つまり出撃後まもなく、味方勢力圏内で触雷したことになる。
おそらく英潜水艦が敷設したものだとは思いますが、掃海が不十分だったようですね。

ドッガー・バンク海戦でも、この第二次ヤーマス砲撃でも、次のジュットランド海戦でも、
このザイドリッツはよく被弾(被雷、触雷)するんですよね。被害担当艦と言うべきか・・・
長く巡戦部隊の旗艦を務めたからだとは思いますが、それでも沈みはしない。
”不死身”の称号が似合う武勲艦であります。

She was forced to turn back with a flooded torpedo compartment from a 50 ft (15 m)
hole on the starboard side, being only able to make 15 kn (17 mph; 28 km/h) with
1,400 short tons (1,300 t) of water onboard and 11 men killed.

「ザイドリッツは右舷魚雷室に50フィート(15メートル)の破孔が生じ、1400米トン
(1300トン)の浸水により速力が15ノットまで低下、11名が戦死。そのため帰投せざる
を得なくなった」
(註)1short ton(米トン)=907.18474kg


189 :GF長官:2011/05/24(火) 23:01:38.67 ID:???
>>188の続き

襲撃部隊の旗艦がやられては作戦指揮は不可能ですから、ベーディッカー提督は
巡戦リュッツオーに将旗を移乗した。

While the rest of the squadron was stopped for Bodicker to transfer to Lutzow
Seydlitz returned to the river Jade accompanied by two destroyers and the Zeppelin L-7.

「しばらく部隊は停止したが、ベーディッカー提督はリュッツオーに司令部を移した。
ザイドリッツは2隻の駆逐艦とツェッペリンL7号に護衛されて、ヤーデ河に向かった」

レイテの栗田艦隊を思い出しますねぇ。


190 :名無し三等兵:2011/05/24(火) 23:56:34.26 ID:dfgWBGNs
>>183
>確か敵発見時以外の打電は禁止されていたような・・・

「筑摩第六番索敵線ハ天候不良ノ為0335引キ返セリ」とアジ歴に残ってるね。
戦闘詳報(2)のタイムテーブルだと、
0349 タナ一 付近天候不良ノタメ我引返ス 地点基点(ミッドウェーヨリノ方位…)350浬
とあるから、敵発見時以外の打電は禁止されてない。
むしろ、途中帰還を打電するのは、索敵機が飛行する目的から見て合理的。

逆に言えば、雲上飛行する際に、母艦に打電しないことが、索敵機が飛行する目的から見て非合理的。
二式艦偵のように、無電機故障で、電波が母艦に届いてないなら情状酌量の余地があるが。




191 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 04:09:43.97 ID:???
>>182
有視界飛行の規定では、中高度の場合上は150m下は300m更に水平面でも雲と距離をとれとあるね。
確かに飛んでるうちに天候は変化するから、最初は雲底500mで距離をとって高度300mで飛んでいたのが、段々雲が低く垂れ込んできたのかもしれないな。
筑摩機がどの位の時間雲上飛行したかは知らないし、一時的な緊急避難としての処置かもしれないが。
ラバウル航空隊でも雲に突っ込んで未帰還とか、天候不良で進撃中止して引き返したり、積乱雲に行く手を阻まれたとかの記述を良く見る。
日米とも戦闘より事故喪失が多かったりするし、単機で飛ぶ索敵任務はできればやりたくないという搭乗員の回想も見た事ある。
編隊なら隊長機や誘導機に付いて行けばいいから楽なんだがね。
確か空母機でも索敵任務にあたる搭乗員て、専任で決まってたんじゃないかな。

192 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 05:06:44.09 ID:???
>>186
戦闘詳報は主計科が通信や航海や航空といった各部署から聞取りをして、戦闘後にまとめるもんだよ。
だから哨戒に関する意見も、直掩任務の搭乗員から意見を聞取りしたもので、参謀の力量とか関係ない。
第一その程度の事で個人の力量の優劣なんて決められないし、1・2航戦だって5航戦とは別の視点で優れた意見を出してるでしょうに。
岩本はあらかじめ単語を略したサインを決めて、電信を活用したんでなかったっけ。
電話についても役立たずとか、雑音で聞取りづらいとか、いやある程度使えたとか様々な意見がある。
僚機との間では使えたとか、防空戦で基地と交信できたて意見もあるし、調子のいい時・悪い時もあったり。
海軍も無線の改善に努力してるし、部隊によって努力に差があったりもする。
岩本の周りが使ってたというだけでは、他が使えてないという証拠にもならない。
それと電信でサインを決めるやり方は、限られたやり取りしかできないから、すぐに廃れてるよ。
あくまで限られた範囲での代用にしかならないから。

193 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 05:21:49.32 ID:???
どうも先任参謀は、自説に合わせて事を針小棒大に捉えたり、視野が狭いんだよね。
憎しみの執念で必死にアラ探ししたり、ミッドウェー限定の非現実的で応用の利かない案とか、後出しジャンケンが多い。
機動部隊はミッドウェー後も本土に帰らず、FS作戦とか10月までスケジュール詰まってるのに、瑞鶴連れたら5航戦航空隊の再建が遅れるだけじゃない。
他の4隻と一緒に沈む可能性や、哨戒機もSBDを発見できない可能性もあるのに、可能性なんて何とでも言える。
実戦で試されてないから効果の程もわからんし、着想だけあっても具体的なシステムにまとめて、機能させるよう訓練もしないと使えないよ。
5/21に本土に帰還してすぐ出港なのにそんな余裕もないし、航空隊再建に専念させるのが余程現実的。
まあインド洋作戦とミッドウェーを比較する意味はあると思う。
コロンボやツリンコマリ空襲時の航空隊編成と比較したり、基地空襲時に敵艦発見した時の対応とかね。
ミッドウェーばかり見ないで、色んな海戦を調べてみたら?

194 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 05:32:59.09 ID:???
ただ>>190の意見は理解できる。
第2次ソロモン海戦では、索敵機に空母か大部隊を発見した時だけ打電して、それ以外は帰還してから報告しろと命令してる。
敵味方に関わらず潜水艦には接近するなとか、かなり慎重に存在秘匿に注意してるけど、ミッドウェーはそうじゃない。
ただ何か不具合が起きた時の対応とかは、偵察員練習生時代の教育や普段の訓練で習う事だから。
教範とかでどう対応する事になってるか自分で調べてみたら?
一時的な緊急避難措置で普段と違う行動したからといって、細かく報告する習慣はないと思うけど。
細かい事は臨機応変に自分で判断しろって教育されるでしょ。

195 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 17:50:20.69 ID:???
ミッドウェー海戦でヨークタウンが第16任務部隊と共に居れば損失せずに済んだかもね
第二次ソロモン海戦でワスプなりホーネットなりが空襲時に介入できていれば、エンプラは被弾せずに済んだかもね

かもーねかもね、ミラクルかもね
・・・かもねネタってやってて疲れねえか?

196 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 18:48:11.79 ID:???
珊瑚海とミッドウェーの防空戦を比較して、5航戦のCAP運用や防空能力が特に高いようには見えない。
直掩機が敵に気づかず、重巡の砲撃で初めて敵に気づいたという状況は珊瑚海も同じ。
ミッドウェーは無線が使えず、珊瑚海では無線でCAPを誘導できたという事実もない。
事実珊瑚海の戦訓にもCAP運用の失敗が明記されている。
岩本小隊が直掩中に艦側で新たな敵に気づいて、慌てて追加の直掩を発艦させようとしたが、事故で発艦に失敗したりとか。
直掩機より艦の見張り員のが、先に敵機を発見してる事のが多いようにも見える。


197 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 19:48:00.10 ID:???
>>196
>哨戒に関する意見も、直掩任務の搭乗員から意見を聞取りしたもので、
>参謀の力量とか関係ない。

主計科が草案を取りまとめるにしたってさ。
司令部の名前で出す以上、司令部(参謀)が検閲のうえ、
適宜加筆したり修正したりするわけでね。
最後に何が記録として取捨選択されたうえで残ったか、という意味では、
主計科のセンス同様、参謀のセンスもかなり問われるわけでね。
現場から上がってこない反省を付け加えるケースもあるだろうし。
それらを含めて参謀の力量なんじゃないの?

198 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 20:34:19.17 ID:???
無線機はね、坂井三郎が役に立たないから降ろしちまえとか、アンテナ支柱を鋸で切り落としたとか、そういうエピソードの印象強いけどやや大袈裟なのよ。
電信で決められた略符合でやり取りしたとかは、加藤隼戦闘隊でも見られる。
海軍より陸軍の無線のが聞こえやすいイメージだけど、隼も同様に無線で苦労してる。
加藤隊長は無線の改善に熱心だったし、海軍でも源田の343空は無線を活用した事で有名だ。
海軍の単座機用九六式空1号はカタログ上、対地50浬対機20〜30浬で性能改善した三式空1号は対地300浬、三座機用の九六式空3号で500浬だったか。
米軍調査では零戦捕獲で、21型の九六式は簡潔にまとめてるし52型の三式は米軍の無線機に匹敵する性能と認めてる。
ただし本体性能より、防湿処理や取り付け法等の艤装面で問題ありとしてる。

199 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 20:47:43.78 ID:???
電装品の絶縁とか真空管の信頼性もあるけど、一番の問題はそこじゃない。
なぜ無線にノイズが入るのかが問題で、ググるとノイズの原因は多数ある。
一番有名なのは昭和20年2月の関東空襲で、米軍捕獲機のアース処理を真似たら雑音が消えて実用性がおおいに向上したとの証言。
侵攻戦での僚機との通話はできないが、防空戦の基地からの通信はよく聞こえたとか。
地上や艦上では聞こえるのに、空中ではダメとか極端な例ではある日軍刀を持ち込むのを忘れたら雑音が消えたなんて証言も。
んで日本機の問題は、艤装面で雑音を抑制する工夫をしていない事にある。
地上ではアース処理できても空中ではできないというのもそうだが、一番はイグニッションノイズだろう。
つまりエンジンの点火栓から放電して雑音になるのを、無線機に影響しないようにする配慮が足りない。
また送信機の出力を上げたり、尾翼から支柱までしかなかった空中線を折り返して空中線を長くする事で、受信感度を上げる等も後期には工夫される。

200 :GF長官:2011/05/25(水) 20:49:11.06 ID:???
>>185 てへっ、・・・今更って感じですよねぇ

>>186 それは本職も過去スレで提案した気がする・・・
>瑞鶴一隻に、五航戦の生き残り零戦全機+(索敵用の)97艦攻数機を詰め込んで、
>艦隊上空の哨戒と迎撃任務専門で連れて行ったら、
一蹴されたけどw

まぁ、井上ー高木ー原のMOトリオでMI作戦指揮は見てみたい気がする。


201 :GF長官:2011/05/25(水) 20:50:09.71 ID:???
>>200の続き

なお友永隊発進時の天候について、『実録太平洋戦争』には、
「天候;曇り、雲量6、雲高1000m、風向140度、風速8m/s、視界30km」
とありました。

ちなみに、視界と視程は混同されやすいですが、
「視程とは、空を背景にした目標の形を肉眼で確かめられる最大距離を言う。
類似の用語に視界があるが、これは山や建物にさえぎられずに見える範囲を
意味する一般用語である」               (『気象の事典』平凡社)

なので、この場合は「視程」が正しいですね。


202 :GF長官:2011/05/25(水) 20:51:12.03 ID:???
>>190 すみません。何かの戦記で読んだ記憶があったので、うっかり書き込んで
しまいました。筑摩四号機の件は仰る通りです。

ただ雲上飛行の際に打電すべきかどうかは、保留にしたい。
まず雲上飛行の定義が曖昧だから。おそらく各人が自分のイメージで語っていると
思いますが、当時の天候(雲高)や飛行高度等が分からないと検証できないでしょう。

それと、「打電してどうなるの?」という疑問が根本にある。
「今から雲上飛行します」と打電する方もする方だが、受け取った司令部はどう対処
すれば良いんでしょうか・・・「雲の下に出ろ」と返されるのがオチでは。

結局、どのように飛行するかは各機長にお任せであり、司令部がわざわざ関与する
ことではないように思います。


203 :GF長官:2011/05/25(水) 20:52:24.43 ID:???
>>191 その通りです。
>有視界飛行の規定では、中高度の場合上は150m下は300m更に水平面でも雲と距離をとれとあるね。
前掲書には、
「飛行中では航空機からの鉛直距離で上方150m、下方300m、水平距離600mの
範囲内に雲がなく、飛行視程が5km以上の条件時にはVFRの飛行ができる」
(註)飛行視程とは、飛行中の航空機の操縦席から前方を見たときの視程。

>単機で飛ぶ索敵任務はできればやりたくないという搭乗員の回想も見た事ある。
よく引用する『彩雲のかなたへ』にも、こうあります。
「戦闘機や攻撃機、爆撃機にはそれぞれ勇ましい任務があるが、偵察機はまことに
地味な存在である。偵察機は常に単機で行動し、哨戒や索敵を任務とし、運良くいけ
ば敵情を打電できるが、いつも成功するとは限らない。

また艦隊決戦ともなれば、敵発見後も危険を冒して敵との触接を保ち、その全貌を
報告、味方攻撃隊を有利に導くことに努めねばならない。時には燃料切れを顧みず
行動したり、敵戦闘機の餌食になることもある。そして、その多くは最期を見届けて
くれるものもなく、散り際を伝えてくれることもない」


204 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 20:53:13.40 ID:???
>>199
>>198
総合的な技術力、むしろ基礎的な技術の面と使う側の面、両方有りますな

205 :GF長官:2011/05/25(水) 20:54:34.98 ID:???
>>192、197 そうですね。どこの参謀が優秀だったかは評価が分かれるだろうし、
それぞれが気付いた点を共有できれば良いかと。

>>193 全く。即時発進でも何でもそうだけど、実施したらしたらで必ず不都合が
あったはずです。実施しなかったから指摘されないってだけで。
まぁ、色々な視点から考察するのは大切だと思います。

>>194 う〜む、やっぱり実際に飛んで自分の目で確かめるしかないかな。
セスナとパイロットをレンタルして、曇天時に洋上飛行するにはいくらかかるだろうか・・・
「主計長宛、今月の小遣い増額の要ありと認む」

>>195 それは軍板の宿命なのかも。>かもねネタ

>>196 珊瑚海海戦編でも確認しましたが、攻撃隊に関してはほぼ満点ですけど、
防空戦闘はグダグダでしたから。

>>198 情報感謝します。日本軍は通信関係が苦手ですかねぇ


206 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 20:55:28.32 ID:???
>>203
>常に単機で行動
ここですね、この単機でのところ。非常にツライ。

そういえばブールーインパルスの搭乗員は、芦屋で二ヶ月ぶりに飛行訓練開始。
怖かったでしょうねえ、二ヶ月も飛ばなかったのは、致命的です<今の時代でも

207 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 20:56:50.35 ID:???
因みに岩本や加藤の、電信で略符合のやり取りをする方法は、戦闘に突入するまでしか使えず、戦闘に入ると使えない。
直掩は母艦に管制されるので、空母以外の周囲の護衛艦が敵を発見しても直接すぐに受信できない。
その為通信でなく砲撃で敵の位置を知らせたりする。
また通信が使えても、雷撃機を追って高度100mに降りてしまうと、急に再び高度6000mまでは上昇できない。
本格的な空母戦自体、珊瑚海が初めてだから効率的なCAPの役割分担等、防空システムがまだ実戦的なレベルまで完成していない。
そしてそれは、日米とも実戦経験を積んで初めて学習し向上させる事ができる。
米軍だって最初からマリアナみたいな完璧な防空はできていない。

208 :GF長官:2011/05/25(水) 21:06:30.37 ID:???
>>189の続き

混乱はこれだけにとどまらなかった。

the German ships sighted, and avoided, torpedoes from one or more British submarines.

「独艦隊は、一隻あるいは複数の英潜水艦からと思われる雷跡を発見、回避した」

どうやら英海軍は今回も暗号解読し、待ち伏せていたようですね。
これで我が企図が察知されたことは、ほぼ間違いない。

To avoid more possible mines and submarines, the battlecruiser force altered course
to a route along the coast of East Friesland.

「更なる機雷や敵潜水艦による被害を避けるため、襲撃部隊は針路を変更し、東フリー
ジッシェ諸島沿いに航行することになった」


209 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 21:14:00.65 ID:???
>>207
とんでもないところに喧嘩を売ったもんだよ

210 :GF長官:2011/05/25(水) 21:22:47.95 ID:???
[第二次ヤーマス砲撃](4月24日1600時)

                 北         海

英     ←────┐ 予定航路      ┌────→帰投
本             └──────┐ ザイドリッツ触雷
土                        └─×←───────▲──
             変更航路  ┏━━━━┛          襲撃部隊
          ┏━━━━━━┛         ノルデン
    ←━━━┛               □□□□■□□□□□□□□□
東フリージッシェ諸島            □□□□□□□ (ドイツ)  □□
             ■ロッタム島   □□□□□□□□□□□□□□□□
          ■            □ (オランダ) □□□□□□□□□□
スヒールモンニコール島     □□□□□□□□□□□□□□□□□□
           □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


211 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 21:27:56.02 ID:???
>>202
雲上飛行をする、を受け取った母艦はどうするか?

「どのように飛行するかは各機長にお任せであり、司令部がわざわざ関与することではない」
部分に関しては、意見の相違はない。

ただ、雲上飛行をした索敵線の区間はどこなのか、は司令部は把握してないといけない。
事実上索敵が意味をなしていない(雲上飛行)索敵線の区間については、
隣の索敵線を飛ぶ索敵機の復路の索敵結果を待って、敵艦隊の有無を判断しないといけないわけだから。

二段索敵三段索敵を行っている場合は、ここまで配慮する必要はない。
ただ、一段索敵で運用してる以上、雲上飛行をしたかどうかを司令部が把握するかどうか、は、
極めて重要な意味を持つ。

その意味において、>>10にある、「各種索敵法というものを考え出した元祖が
私であったといっても過言ではないと思う」(草鹿龍之介)の部分を読み返すたびに、
このオッサンの想像力不足が、ミッドウェーの索敵失敗の「遠因」なんだろな、と思う。


なお、支隊スレにあったが、筑摩1号機の往路での途中帰還を、1AF司令部は0335と認識・記録している。
隣の筑摩4号機が筑摩1号機が探索しなかった部分をカバーする時間帯は、
0130〜(往路)〜0400〜(側程)〜0430〜(復路)と見ると、0455頃となる。
また、司令部は、利根4号機の発進は0200と記録し、30分遅延を認識しており、
往路先端線到達は0430頃と計算することができる。
そういう、「索敵線2線」で索敵が不十分な状態である0415に、300浬内に敵艦隊はいない、
と判断したのなら、それは誤判断。

なお、「XXX浬内に敵艦隊はいない」と判断できれば、雷爆転装命令を出すべきか、
つまりと250浬が適切なのか、300浬が適切なのか、いう点は、
一応、別の議論として、今日は話題にしない。


212 :GF長官:2011/05/25(水) 21:31:57.72 ID:???
>>210の続き

この先、未掃海の機雷原や英潜水艦の待ち伏せが予想されるので、針路を変更し
オランダ沿岸沖を進むことになった。
妥当な判断だと思いますが、これにも問題があった。

This had previously been avoided because the clear weather risked the ships being
sighted from the islands of Rottum and Schiermonnikoog and their movements being
reported to the British.

「この航路は以前は避けられていた。なぜなら好天ならば、ロッタム島やスヒールモンニ
コール島から沖合いを航行する艦隊が発見され、英国に通報される恐れがあったからだ」

さて、この変針は吉と出るか、凶と出るか。


213 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:08:37.85 ID:???
>>211 先任参謀殿、何も変わっておりませんな。
>300浬内に敵艦隊はいない、と判断したのなら、それは誤判断。
長官をはじめ住人の大部分の意見は「おおむねそのように判断できる」だ。
テンプレにも「可能性が高い」とあるだろ。
それに対して貴官が求めているのは、「敵艦隊が居ないと完全に確認された状態」だ。
こんなのは言葉だけであって現実的には不可能な事だよ。
以前、「ではどういう状態になれば付近に敵空母が居ないと確認できるのか」と問われて答えられなかっただろ。
確か「側程終了時点でそう判断せざるを得ない」みたいなことを言って、総ツッコミを受けたはずだ。
同じことを繰り返すなら支隊スレへ行けよ。

214 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:12:20.18 ID:???
支隊スレは支隊スレで、ただいま素人さんをお出迎え中です。

215 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:16:39.96 ID:???
>>211
草鹿の想像力不足を批判する割に、先任参謀の毎度の批判内容も、相当に想像力不足だと思うんだがね。
筑摩4号機が天候不良で断念して引き返してルのに、筑摩1号機が復路で同じとこ飛ぶと天候が好転してるのかい?
筑摩1号機は雲上飛行したけど、利根4号機なら雲上飛行せずに済む保証もないよ。
待ってるうちに友永隊も帰還し始めるのに、結局復路の索敵も天候不良で不充分にしかできなかったら、待つ意味ないじゃない。
それと昭和2・3年の実戦を経験してないマニュアルに完璧さを求める方がおかしい。
マニュアルなんて数年ごとに更新されるし、古典が現代では時代遅れになるのはよくある事だ(もちろん古典にも役に立つ部分もあるが)。
自分が求める行動に従わない参謀は愚かと考える発想は、独善的で傲慢でしかない。
俺には先任参謀も、戦時中に失敗した数々の参謀達と同レベルかそれ以下にしか見えないんだが。
特に決めつけや先入観や感情で判断して、客観性に欠けてるとこがね。
後知恵の自分の案ですら客観的に見れていない。
他人を批判する前に、まず自分の批判内容を検証したらどうだい。

216 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:20:15.81 ID:???
>>213 
正確に議論できない人だね、キミは?

住人の大部分の意見は「おおむねそのように判断できる」って、
2百数十浬に関しては「おおむねそのように判断できる」であって、
「300浬に関しては、概ねそのように判断しちゃいけないだろ」という投げ掛けなんだけどね。
それぐらい同意できないのが不思議なぐらいでね。

だから、あえて、「XXX浬内に敵艦隊はいない」と判断できれば、雷爆転装命令を出すべきか、
つまりと250浬が適切なのか、300浬が適切なのか、いう点は、別の議論にしたい、
とワザワザ書いてるのだから。

個人的には、300浬索敵したのだったら、300浬が適切であり、
2百数十浬でOKとするのだったら、索敵機を300浬飛ばさなくてもいいだろう、と思っているけどね。

217 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:26:41.95 ID:???
>>215
草鹿の亡霊さん、乙(笑)
雲が低く垂れこめていたら、ロクに低空飛行できないのは、
昭和2年とか3年であれ、昭和17年であれ、一緒だよね? そういう技術進歩してないのだから。
(ここの部分に、決め付けも先入観もない、事実を指摘してるだけだけど?)

そういう局面に出会ったら、母艦に何を連絡するべきか、という
一番大事な部分を取り決めておかない一段索敵マニュアルなんて、欠陥品だよね。

>利根4号機なら雲上飛行せずに済む保証もない
再度、視界不良を打電させればいい話だろ?
そして、2回の視界不良=索敵失敗を踏まえ、敵艦隊がいるかいないかを状況判断すればいい話でね。

>客観性に欠けてるとこがね
はぁ? 客観性に欠けてるのは、キミの返答だと思うよ(笑)

218 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:33:07.66 ID:???
>>216 で、先任参謀殿が考えるところの「300浬内に敵艦隊は居ない」状態って何?
隣線索敵機の復路を待つ云々は、>>215で破綻してるみたいだが。

219 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 22:45:39.99 ID:???
>>218
「敵艦隊発見」の無線連絡の有無を持って、敵艦隊の有無を判定する、
というところは誰も共通認識だね。

キミたちとズレがあるなら、この2点
◆1AFは、利根4号機の30分発進遅延を知ってる(戦闘詳報に記載あり)から、
索敵線先端到達予定時刻は0430、と計算できる
◆1AFは、筑摩4号機が0335に往路で途中帰還を知ってる(戦闘詳報に記載あり)から、
筑摩1号機が途中帰還機のカバーするための時間は0455頃、と計算できる

300浬内に敵艦隊がいない状態、「最速で判定」できるのは、
1AFが知りえる無線情報をベースに考えると、どう考えても0455だと思うけど。
(念には念を入れて慎重に確認するなら、全機が復路を完走するまで待たないとダメだろうが)

0415であるわけがない。
2/7(28.6%)が確認できてない状態で敵艦隊いないと判定するなら、
敵艦隊がそこにいる危険率は最大28.57%だろ? 4回に1回以上の危険率なんだし。


220 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 23:01:12.57 ID:???
もしも、筑摩1号機が雲上飛行を、仮に0300頃に母艦に打電してる、と仮定する。

その際は、利根4号機が、復路でカバーする時間(1時間)を見込むと、
0200〜(往路)〜0430〜(側程)〜0500〜(復路)となるから、
最速で判定すべき時間は0600までズレこむね。

えっ、利根4号機も、復路雲上飛行するって打電したら?
海面スレスレを飛行し、雷撃するだけの力量を持つ搭乗員を選抜して、
97艦攻でこの索敵線を、再度索敵しない限り、目視で確認できないことは事実。
雷装待機は解けない。
けど、敵艦隊がいない、と確認できない以上は仕方ないでしょ?
GF司令長官の「厳命」を破るための理屈がない状態なのだし。
逆に厳命を破る理屈を知りたいぐらいでね。

ミ島第二次攻撃? そうね、友永隊を収容して、友永隊に再度攻撃させるかな?
上空直衛機を多めに飛ばして、ミ島基地からの敵機迎撃態勢を強化させながら、の話になるけど。


221 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 23:46:08.66 ID:???
素朴な疑問なんだけど、筑摩1号機の雲上飛行部分jを利根4号機がカバーするとしたら、
利根4号機の復路に穴(未捜索部分)ができるんじゃないの?
雲上飛行部分を確認して、また自分の復路に戻って索敵をやり直すってこと?

222 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 23:53:29.11 ID:???
>>220 ここまで言い切ると逆にすがすがしいな。
>97艦攻でこの索敵線を、再度索敵しない限り、目視で確認できないことは事実。
>雷装待機は解けない。
九七艦攻が確認に向かっている間に、別の索敵線の先端付近から敵艦隊が侵入
してくることも考えられるよね。じゃあ、またやり直さないといけないわけだ。
結局、搭載機の半数しか使用できないという...後世の戦史家はどう評価するのだろう。

223 :名無し三等兵:2011/05/25(水) 23:59:54.39 ID:???
>上空直衛機を多めに飛ばして、ミ島基地からの敵機迎撃態勢を強化させながら、の話になるけど。
前はそれをやったら、敵空母を発見しても第二次攻撃隊を発進できなくなるから友永隊の黎明空襲をやめろって言ってたじゃん。
それはもういいのかw

224 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 00:03:32.97 ID:???
>>221
索敵線(往路)先端到達で、敵艦隊の有無が確認できる、と考えることは、
復路に関しては、隣の索敵機の往路をダブルチェックする意味である、
と解釈してる。
もしも、この前提が崩れるようであれば、自分の主張する0455最速説のみならず、
「0415に概ね索敵完了」を主張するための理屈が消滅し、
索敵機が復路完走するまでは、敵艦隊の有無は確認できない、となるから。

だから、利根4号機が往路をキチンと索敵できているようであれば、
復路については予定コースを飛べば、概ね雲上飛行部分をカバーできる目算となる。
母艦から指示が出れば、側程120浬を飛んで、ほぼ筑摩1号機の往路と重なる復路を
飛び続けたってイイ。


225 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 00:17:57.74 ID:???
>>224 いやいや、利根四号機が「復路」で発見してますからw
前提も何も、最初からその理論は破綻してますよ。
>索敵線(往路)先端到達で、敵艦隊の有無が確認できる、と考えることは、
>復路に関しては、隣の索敵機の往路をダブルチェックする意味である、
誰に言い訳してるんだ?

226 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 00:26:47.22 ID:???
>>222
再確認の時間短縮、という観点なら、巡航速度400kmオーバーの二式艦偵を使う手もあるね。

>九七艦攻が確認に向かっている間に、別の索敵線の先端付近から敵艦隊が侵入
それは、敵艦隊がいない、と雷爆転装してる間に、索敵線の先端付近から敵艦隊が侵入するかも、
と自分がキミに投げ返したら、どう返答するのかな?

>結局、搭載機の半数しか使用できないという...
ミッドウェーの運用上、一番の難題は、艦攻や艦爆の半数を敵空母攻撃用に待機させたことじゃなくて、
零戦の数18×4=72機では、ミ島攻撃/敵空母攻撃/1AFの直衛の3ミッションを
同時に十分こなすために不足してること。


>>223 友永隊の黎明「発進」は遅い、と主張したけど、黎明空襲を行うべき、なんだよ(笑)

まぁ、敵艦隊がいない、と「正確に」目視確認できれば、雷爆転装は正当化できるし、
敵空母攻撃隊用に用意した零戦を上空直衛機に転用すること、何も間違ってない。
自分が特に草鹿あたりを批判するのは、正確に確認できてない時間に、誤判断したこと、だからね。

227 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 00:48:59.90 ID:???
>>225 
(コイツとは、議論が噛み合わないだろうな… ダメ元でレスしてみようか?)

ふむ、復路で発見してることを声高にアピールしてますな。
じゃあ、索敵機の往路・索敵線先端到達を持って、敵艦隊の有無を判断することは誤り、
と主張したいのかな?
ある程度、復路を飛ばないとダメと主張したいのかな?

では質問です。0415に、全機・索敵線先端到達と考えて、敵艦隊はいない、と判断した
1AF幹部は早漏過ぎた、という主張に賛成ですか、反対ですか?
その理由は何ですか?





228 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 00:52:53.97 ID:???
>>226 質問に質問で返すのは、論戦放棄の常套手段だな。
>それは、敵艦隊がいない、と雷爆転装してる間に、索敵線の先端付近から敵艦隊が侵入するかも、
>と自分がキミに投げ返したら、どう返答するのかな?
もちろん、「敵艦隊がいないの判断は誤りだった」が返答だ。
だいたい俺は、0415で敵艦隊が付近に居ないと判断したことが正しかったとは言っていない。
それを誤判断と主張しているのは貴官も同じだが、その理由を
「往路終了(場合によっては側程終了)まで待たなかった」
「雲上飛行部分を確認しなかった」
「途中で引き返した先の海域を捜索していない」
としている部分について追及しているんだよ。
では、それらの条件を満たしたら「敵艦隊は居ない」とみなしても良いのかと尋ねている。
そうではない場合はいくらでも考えられるだろう。>>222に言った通りだ。
ならば、貴官の前提そのものが誤っているんじゃないのか、というのが当方の質問だ。
今度はちゃんと答えてくれよ。

229 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:04:19.41 ID:???
>>228 ごめん。ちょっと勘違いしてた。
>それは、敵艦隊がいない、と雷爆転装してる間に、索敵線の先端付近から敵艦隊が侵入するかも、
>と自分がキミに投げ返したら、どう返答するのかな?
この質問に対する返答は、
「その可能性は十分に考えられる。敵艦隊が居ないことを完全に確認することなど不可能だから。
もしその結果作戦失敗につながったのなら、その判断は誤りだったと言わざるを得ない」だな




230 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:06:20.23 ID:???
>>228 
>俺は、0415で敵艦隊が付近に居ないと判断したことが正しかったとは言っていない。
貴信了解。

>それらの条件を満たしたら「敵艦隊は居ない」とみなしても良いのかと尋ねている
その3条件を満たしたら、「4時間レベルで敵艦隊は居ない」と判断すべきだろう。
索敵機が、復路についた直後、索敵線先端(300浬)に米艦隊が高速25節で侵入したと仮定し、
攻撃半径と言われる200浬に到達するまで4時間はかかる計算。
つまり、0430を起点とすれば、敵機動部隊の艦載機発進は最速0830以降、ということ。
0930頃までは艦載機の空襲はありえない、と合理的に判断できる材料になるね。



231 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:18:44.19 ID:???
>>230 だから、ちゃんと俺の質問を読んでくれよ。
>その3条件を満たしたら、「4時間レベルで敵艦隊は居ない」と判断すべきだろう。
これは「往路終了(場合によっては側程終了)まで待たなかった」 だけに適用される話だろう。
他の雲上飛行や引き換えした索敵機の部分はどうなったんだ。それらの確認が終わるまでに
ゆうに4時間はかかると思うが?

232 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:20:30.29 ID:???
>>231 ああ、ごめんごめん。また間違えた。
復路の利根四号機も雲上飛行して、代わりの艦攻を出して捜索させたら
ゆうに4時間はかかるだろうって意味ね。

233 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:33:21.48 ID:???
>>231
筑摩4号機の往路での途中帰還があるわけだから、
この分の時間を見込んで、敵艦隊が付近に居ないと合理的に判断できる最速時間は0455だ、
>>211,219で主張したけど、これでは不足かな?
勿論、筑摩1号機が雲上飛行したことを知らない前提になるが。

筑摩1号機が雲上飛行の打電した場合は >>220の通り、
合理的に判断できる最速時間は0600(0300雲上飛行打電の場合)となるね。

234 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:39:57.77 ID:???
>>233 だから、何度も同じことを言わせるなって、
>合理的に判断できる最速時間は0600(0300雲上飛行打電の場合)となるね。
これは、利根四号機が復路で確認できた場合だろ。
>えっ、利根4号機も、復路雲上飛行するって打電したら?
>海面スレスレを飛行し、雷撃するだけの力量を持つ搭乗員を選抜して、
>97艦攻でこの索敵線を、再度索敵しない限り、目視で確認できないことは事実。
>雷装待機は解けない。
この部分を聞いているんだが。艦攻で確認している間に敵空母が侵入してきて
不意に空襲を受ける怖れはないのか。
そういう可能性が否定できないのに「敵艦隊は居ない」とみなしてよいのか。
自分の発言には責任を持って答えてくれ。

235 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:41:44.91 ID:???
もう許してやったら?
いつぞやの論戦と同じで十分楽しめたよ。おやすみなさい。

236 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 01:57:18.42 ID:???
反論がないなら終了ということで、俺も寝るわ。おやすみ。

237 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 02:07:12.32 ID:???
>>234 冷静になろうぜ、おい(笑)

利根4号機が復路も雲上飛行するにしよ、0500に無電なく復路(筑摩1号機往路相当)に入るわけだろ?
その0500の時点では、敵艦隊は索敵ラインよりも向こう側にいるわけだろ?
仮に300+30(目視圏)浬ぐらいにいるとして、艦上機発進可能な200浬まで航行、
つまり130浬を25節で高速で突っ込んで5時間強。
1030まで米艦上機は発進できないから、1130まで空襲はない、と合理的に判断できるぜ。

0530頃に雲上飛行の打電あって、0600頃に97艦攻を索敵機として再度飛ばせるなら、
0830には索敵線先端に到達できるね。
2式艦偵だったら巡航230節だから、300浬飛んでも1時間18分かな?

238 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 02:34:59.26 ID:???
何をイライラしてたのか、やっと把握できたわ。

>艦攻で確認している間に敵空母が侵入してきて
その侵入経路としての可能性は、筑摩1号機の雲上飛行部分(仮定では0300〜0400頃?)か、
途中で引き返した筑摩4号機往路(0335〜0400)部分、ってことね。
そして、筑摩1号機の復路 and/or 利根4号機の復路で、雲上飛行が通達された場合、ってことね。
更に、1AFへの距離を詰めるべく、南西に航行する、という前提かぁ…

仮に利根4号機が0530頃に復路雲上飛行を通達してきたと仮定すると、
0600頃に97艦攻を飛ばせたとしても、索敵線先端到達まで0830ぐらいになるね。
触敵用に2式艦偵があり、触敵(低空飛行)できる力量の搭乗員が配置されてるだろうから、
こっちを飛ばせば0720頃には索敵線先端到達できるかな?
筑摩1号機往路、筑摩4号機往路、どちらかだけが怪しい状態なら、0720までに確認する術はある。

0537〜0618まではミ島基地機の空襲がないから、
触敵機をいつでも飛ばせるスタンバイしてるなら、2式艦偵を0600頃発進させることはできる。
その97艦攻なり2式艦偵が、往路で敵機とすれ違うようなら「敵機貴方ニ向フ」と打電することも出来るだろう。

雲上飛行せざるを得ないぐらい、霧なのか、低空に雲が垂れ込めてる状態で、
米空母は攻撃隊を発艦できるのかどうか、というのも気に懸る要素であるが。

ではおやすみ。

239 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 03:24:50.68 ID:???
>>219-238
…筑摩1号機が雲上飛行した事は戦後まで誰も知らないのに、無意味な議論してるなオマイラ。
先任参謀はこの最初の索敵で必ず敵空母が出てくる前提で話してるだろうけど、作戦中ずっと出てこない可能性もあるのに。
上陸後も最大1週間索敵を続けるのに、雷装待機組はずっと出番がなく、友永隊ばかりずっと酷使されるのか…。
>>158で長官が
>この間機動部隊は、26節の南東下しているので
と言ってるじゃん。
つまり0130から0415までに70浬は南東下してるから、筑摩4号機が0335に反転したって概ね艦隊から300浬圏内に敵はいない。
仮にその先に敵空母がいたとして、少なくとも当分は米空母に空襲される距離ではないし。
完璧な索敵ではないとしても、妥協できる許容範囲として次の行動に移る事は問題ないだろう。
支隊スレにも書いたが、SBDの奇襲を察知できなかった事が致命的ではあっても、兵装転換や索敵の問題は致命的まで行かない。
取りあえず米空母の攻撃圏外である事さえ確認できるなら、そんなに細かくこだわる様な事じゃないだろうに。

240 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 05:55:08.47 ID:???
>ミッドウェーの運用上、一番の難題は、艦攻や艦爆の半数を敵空母攻撃用に待機させたことじゃなくて、
>零戦の数18×4=72機では、ミ島攻撃/敵空母攻撃/1AFの直衛の3ミッションを
>同時に十分こなすために不足してること。

元気にしている事は分かったが、まだ言い続けていたのかよw
つまりその論だと、
2AFはウ島攻撃/敵空母攻撃/2AFの直衛の3ミッションを同時に十分こなすために不足してること
ウェーク島派遣の2Sfはウ島攻撃/敵空母攻撃/2Sfの直衛の3ミッションを同時に十分こなすために不足してること
インド洋の1AFもセ島攻撃/敵空母攻撃/1AFの直衛の3ミッションを同時に十分にこなすためには不足している
ラバウル空襲もニブ島攻撃/敵空母攻撃/1AFの直衛の3ミッションを同時に十分にこなすことは不足(敵空母が出てこないなんて都合のいい自分勝手な想定なんだろ?)
MO作戦も36〜40機程度では、敵空母攻撃/MOKdbの直衛の2ミッションを同時に十分にこなすことは不足していること

どれも不足しているらしいですなw

241 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 13:31:42.92 ID:???
戦闘機の運用は、日本は攻撃隊の護衛を多目にして、アメリカは艦隊直掩を多目にする傾向がある。
結果として日本は空母を失い、アメリカは攻撃隊が大損害。
日本の場合、戦闘機は制空だけでなく地上銃撃任務もあるから。
アメリカは空母1隻あたりの戦闘機数を順次18→27→36機と増やして、艦爆の代わりの戦闘爆撃機(VBF)任務や夜間戦闘任務までやらせるようになっていく。
日本は戦闘機無用論の影響がまだ残ってたんだろうか、まあ増やしたくてもすぐには増やせない。
電探欲しいけど・雑音のない無線機欲しいけど・高角砲や機銃や高性能指揮装置も欲しいけど、ないものネダリするとキリがない。
アメリカは初期からどれも持ってるのが羨ましい。

242 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 13:42:19.51 ID:???
>>239
>最初の索敵で必ず敵空母が出てくる前提で話してるだろう
それはない。>>220中段は、敵空母が出てこない前提だし。

>雷装待機組はずっと出番がなく、友永隊ばかりずっと酷使されるのか…
索敵がキチンと行われ、その結果暫くは敵空母艦載機の空襲はない、
と「合理性を持って判断」できるなら、雷爆転装する判断もありえるんだよ。

>>220の中段、97艦攻でこの索敵線を再度索敵して、敵艦隊がいないと確認できれば、
雷爆転装するための合理的理由になる、というつもりで書いてるけどね。
もっとも、再度索敵が終わるまでは勿論、雷装待機。GFシチの厳命だから。


243 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 15:35:17.35 ID:???
お前みたいなのにとやかく言われる南雲さんが気の毒だな。

244 :239:2011/05/26(木) 18:07:11.47 ID:???
>>242
筑摩1号機の雲上飛行を知らない以上、俺は0415時点での兵装転換でも充分合理的な判断だと思う。
その時点で既に「暫くは敵空母からの空襲はない」と判断できるからだ。
例え筑摩機が途中で引き返そうが、利根機も索敵線先端に到達していなくても、0415時点ならどちらも250浬程度は索敵済み。
更に艦隊が南東下しているから、北東方面からはどんどん遠ざかっている。
完璧な索敵は理想ではあるが、空襲圏外と判断できるなら完璧にこだわる必要はないだろう。
珊瑚海での5航戦の索敵も250浬だし、充分に妥協できる許容範囲の判断であると思うが。

245 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 19:06:24.44 ID:???
あんまり南雲の判断を肯定すると「擁護」としか見られないだろうから、個人的な見解を言うと。
南雲艦隊はSBDの奇襲で3空母が被弾するまでは、まだ充分に勝機がある状態。
索敵や兵装転換の問題があっても勝利の可能性があるのなら、これは致命的な敗因とはなり得ない。
では問題はどこにあるかと言うと、友永隊収容後にまだ攻撃準備が整わないうちに北上した事だと思う。
これは米空母との距離を詰めるだけでなく、ミ島から距離をとる意味もあったとは思うが。
せめて攻撃準備が整うまでは距離をとり、TBDの空襲を受け始めた時点で、疑問を持っても良かったのではないかとは思う。
それと空襲があったとはいえ、触接交代機をもう少し早く出せなかったものかと。

246 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 19:25:46.04 ID:???
>>245
>北上した事だと思う。
誰でも最後はその結論に辿り着きます

247 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 20:31:29.56 ID:???
チキン故負けた!
と貶され勝ちな長官の、むしろ敵空母を目指すという勇猛な選択が敗因というわけですな。

248 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 20:43:42.21 ID:???
そういう意味では山口が、すぐには3回目の攻撃を出せずに薄暮攻撃になるのに、空襲圏内にとどまった事も非難に値する。

249 :GF長官:2011/05/26(木) 21:48:51.45 ID:???
>>211 盛り上がってまいりましたなぁ。
>筑摩1号機の往路での途中帰還を、1AF司令部は0335と認識・記録している。
これは南雲艦隊が基点(索敵機発進点)から動かなかった場合の話ですね。
>>158を読まなかったのかな?
自ら作図して確認する気も無いようなら、これ以上は何も言うまい。

雲上飛行に関しては、相変わらず極論に走り過ぎかと。
>もしも、筑摩1号機が雲上飛行を、仮に0300頃に母艦に打電してる、と仮定する。(>>220
貴官の主張は、上記の条件の下なら成立するというだけの話であり、そこからいきなり
一般論へ昇華するところに、論理の飛躍があります。

例えば、雲上飛行区間がもっと長時間かもしれないし、複数あるかもしれない。復路に
かかっているかもしれない。
これも作図すれば分かることだが、200浬以遠は(好天でも)隣線の索敵機と視界が
重ならず、それぞれ独立して捜索しなければならない。貴官の言うところの「復路は
ダブルチェック」理論(>>224)は成り立たない。


250 :GF長官:2011/05/26(木) 21:49:55.59 ID:???
>>249の続き

参謀長をオッサン呼ばわりするほどの明晰な頭脳をお持ちにしては詰めが甘いなと
感じるわけです。

そしてそれ以前に、論戦に白熱する余り作戦目的をお忘れでは。
「輸送船団の事も忘れないでやって下さい」(涙)・・・なんだろう、この既視感。
加えて交代機を派遣する間も、南雲艦隊は空襲にさらされ続けるわけだが・・・
あ、そうか、水平爆撃は命中率が低いから脅威ではなかったね。


251 :GF長官:2011/05/26(木) 21:52:47.40 ID:???
>>250の続き

まぁ冗談はおいといて、先任参謀殿の着眼点は素晴らしいが、その対策となると
一気に極論に走っているように思います。発想が斬新なだけに、実に惜しい。
以前も「友永隊発進後に空襲があると、零戦の数が足りなくなる」説は全く同意します。
ところが、そこからなぜ「索敵完了まで友永隊待機」と”飛んで”しまうのでしょうか。
「友永隊の制空隊を減らして、その分上空警戒機を確保せよ」くらいの妥協案は出て
こないのか。

雲上飛行についても、
「雲上飛行区間を打電させて、司令部はそれを把握しておくべき」は、本職もなるほど
と納得しましたが、そこから
>97艦攻でこの索敵線を、再度索敵しない限り、目視で確認できないことは事実。 雷装待機は解けない。 (<<220)
なんでこうなってしまうのか。理解に苦しみます。
例えば、「再攻撃要請があったから兵装転換は開始するが、念のため該当海域に艦攻を
派遣して確認を急がせる」といった案は、先任参謀にとっては「検討にも値しない」のか。

今回は雲上飛行から、どんな展開になるのかと楽しみにしていましたが、少しガッカリ。
「なんだ、結局前回と一緒じゃないか」が正直な感想です。
南雲機動部隊の任務は「基地制圧」と「敵艦隊撃滅」の両面があり、
「南雲長官は何時まで雷装待機を続けるべきだったか」を論じ合うのが各人の考え方が
表れて醍醐味とも言えるのに、最初から基地制圧を放棄していては司令部も悩む必要は
ないし、我々が論ずることもないでしょう。


252 :GF長官:2011/05/26(木) 22:13:37.63 ID:???
>>212の続き

変針により、機雷や敵潜水艦の脅威は避けることができたが、我が方の企図が
敵に察知されたことは、十分に考えられます。

It was assumed that the British would now be alerted to the movements of the
German ships.
「英国側は独艦隊の襲撃行動を察知し、警戒しているものと思われた」

実際はどうだったのかというと、

The British had already been aware that the German fleet had sailed at midday.
More information arrived at 20:15, when an intercepted wireless message gave the
information that they were headed for Yarmouth.

「イギリス側は、正午過ぎにはすでに独艦隊の出撃に気付いていた。2015時には
より詳しい情報が届けられ、通信傍受により彼らがヤーマスに向かっていることも
把握した」

暗号解読のみならず、哨戒活動や無線傍受により、ドイツ側の作戦は暴露していた。
なんと砲撃目標まで知っていたのです。


253 :GF長官:2011/05/26(木) 22:15:30.74 ID:???
>>252の続き

これらの情報に基づき英海軍は、邀撃態勢を整えます。

At 15:50, the British fleet had been placed on two hours notice of action and
at 19:05 were ordered to sail south from Scapa Flow. Around midnight, the
Harwich squadron of three light cruisers and eighteen destroyers was ordered
to move north.

「1550時、英艦隊には2時間以内に出撃準備を整えるよう指示が出され、1905時には
スカパ・フローから南方へ向けて出撃命令が発せられ、真夜中には3隻の軽巡と18隻の
駆逐艦から成るハリッジ戦隊に対し、北方へ向かうよう下令された」

英艦隊を誘出するはずの作戦が、逆にこちらが挟撃される形になってしまった。
ベーディッカー少将は、まだ事態の急変には気付いていないようです。


254 :GF長官:2011/05/26(木) 22:16:56.37 ID:???
明日は海軍記念日ですね。
というわけで、横須賀へ行って参ります。
次回は土曜日に会いましょう。

「旗艦三笠に旗旒信号、Z一旒!」


255 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 23:20:53.00 ID:???
「零戦の数が足りなくなる」が分からないなあ
足りなくなると攻撃隊が出せないのか
足りていると母艦を守れるのか
そもそも足りるとは何がどう足りるのか

先任参謀の言っている事がやっぱり分からないなあ

256 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 23:29:48.41 ID:???
>>158
反転時刻を「0325」だとして。
0130+α出発(筑摩だと5〜8分の遅延)で時速120節の零式水偵、1時間50分弱の飛行で
220浬を索敵した「計算」となる。
ただし、GPSがない時代、正確に220浬を真っ直ぐ飛行したのか、怪しいことは既知の事実。
「海軍航空の基礎知識」の中に、コンパス示度1度のズレで5〜7.5浬とある。
更に風に押され風に流される誤差もある。

計算上220浬だったとしても、そういう誤差があることを考慮すると、
敵艦隊がいない、と断言できるのは、「実質的には」せいぜい200浬+αレベルじゃないのかな?
1AFが南東に動いてるからまだマシとしても、敵艦隊が全力で南進してたら、ヒヤヒヤのリスクあり。

>>251
>「再攻撃要請があったから兵装転換は開始するが、
>念のため該当海域に艦攻を派遣して確認を急がせる」といった案

雷爆転装は、連合艦隊司令長官の厳命「不意の横槍を喰らわないよう研究せよ、艦攻の半分は雷装で待機するように」
への「抗命行為」である以上、「不意の横槍」がないと再確認が終わってからなされるべき。
それが上司と部下のあるべき姿じゃないか?
無断で抗命して、しかも敗北したのだったら、部下が負うべき責任は重いだろう。

257 :名無し三等兵:2011/05/26(木) 23:40:13.07 ID:???
>>255
■艦隊直衛用の零戦
ミ島基地から空襲を喰らうとして、陸軍爆撃機1〜2ケ中隊、戦闘機1〜2ケ中隊というのが
事前の見積(戦闘詳報に記載された数字)。
これらの敵機を迎撃するために「最低必要」な、零戦の数は?

2隻いるであろうとの事前見積の空母機、仮に1隻80機と見積もれば160機。
戦闘機が1/3として50数機、艦隊直衛に半分回るとして、26-27機。
全力出撃せずに、半数出撃、艦爆・艦攻・戦闘機、それぞれ25+α機(約80機)が襲来して、
それを迎撃するために、最低必要な零戦の数は?

■敵空母攻撃隊護衛用の零戦
艦隊直衛の戦闘機を叩き落とすために最低限必要な、板谷(零戦)制空隊の数は?

■ミ島基地攻撃隊護衛用の零戦
陸軍爆撃機1〜2ケ中隊、戦闘機1〜2ケ中隊というのが事前の見積。
これらの敵機を叩き落とすために「最低必要」な、零戦の数は?

ミ島基地攻撃隊が帰艦する前に、敵艦隊を発見し、
更に敵(基地・空母機問わず)の空襲を受けた場合、零戦隊は3ミッション同時にこなす必要がある。
「零戦の数が足りなくなる」こと自体は、GF長官も認めてる事実だぜ。


258 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 00:05:11.87 ID:???
>>257
いえ、クイズみたいにしなくて結構ですので、はっきり答えて頂けないでしょうか。
「それを迎撃するために、必要な零戦の数は?」なんて言われても私は存じませんので、教えて頂けないでしょうか。
日本海軍において、「それを迎撃するために、最低限な零戦の数」の公式や計算でも存在するのでしょうか。
「足りなくなる」とは「足りている」時期が存在すると思われますが、何がどう足りるのでしょうか。

259 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 01:22:56.52 ID:???
48機という数字が出ない時点でお察し

260 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 02:26:48.58 ID:???
つーか先任参謀殿、前みたいにコテつけたらいかが?

261 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 09:28:16.62 ID:???
先任参謀は前スレでボコボコニされたので恥ずかしくてコテ使えません

262 :260:2011/05/27(金) 15:33:56.00 ID:???
>>261
どっちにしろ文体でわかるんだし
長官も参謀長も先任参謀殿を排除する気はないみたいだし
それなら堂々と名乗って自説を展開するべきだろ?
認めるべき説だってあるし。

263 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 17:31:05.58 ID:???
新参の俺には長官、参謀長、先任参謀殿誰が誰を指しているのか全く判らん
痛いコテなら痛コテらしくトリップ付けろってのは賛同する

264 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 17:48:34.49 ID:???
うむ、GF長官って人が通称長官だ。
長らく気づかれていなかった南雲長官の水雷☆無双を解き明かしたエロい人だ。
2chで5本の指に入る護衛艦隊付きコテハンだな。

兵装転換の判断が早すぎるといってる人が、先任参謀殿だな。
昔このハンドルを使ってたんだ。
長官のみならず、護衛艦隊からも集中砲火を受けてるのが分かるだろう。

265 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 18:17:18.04 ID:???
そして夜中(未明)に携帯から
やたら長文で詳細なデータをもとにした投稿をしてるのが参謀長。
GF長官シンパながらやや口が悪いのですぐわかる。

266 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 18:45:40.48 ID:???
どうも、口の悪い長文携帯野郎です。
>>257
実戦の例を見る限り、相手の予想戦力がこうだから護衛はこれ位とか、少なくとも「最低必要な数」という決め方はしていないな。
人情としてはむしろ手持ちの最大限を付けてやりたいと思うし、最低限ではどの任務にも半端で不充分になる可能性がある。
役割が3つだとしても、3つ同時進行とは限らない。
激しい空襲を受けてる最中に、無理して直掩を削ってでも攻撃隊を出そうとは思わないし、空襲撃退に全力で専念するだろう。
足りなかろうが、索敵も基地攻撃も防空も敵艦隊攻撃も、手持ち戦力で遣り繰りするしかないのだから。

267 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 18:50:48.88 ID:???
例えばウェーク島の戦いでは空母2隻で、
12/21零戦18/艦爆29/艦攻2+千歳空陸攻27
12/22零戦6/艦攻33
相手がF4F2機しかいなくてもこの戦力。
コロンボ空襲は空母5隻で、零戦9×5(45)/艦攻18×3(54)/艦爆19×2(38)
2重巡攻撃に艦爆53機
ツリンコマリ空襲は同じく空母5隻で、零戦6×5(30)/艦攻91機
第2次攻撃またはハーミス攻撃に、零戦3×2(6)/艦爆85機
珊瑚海5/8の攻撃は空母2隻で、零戦9×2(18)/艦爆33/艦攻18
艦隊直掩に零戦10+9
ミッドウェー空襲は空母4隻で、制空隊零戦18/攻撃隊護衛零戦18/艦爆36/艦攻36
飛龍による2回の攻撃は、第1次零戦6/艦爆18
第2次零戦6/艦攻10


268 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 20:09:33.56 ID:???
>>264
>長らく気づかれていなかった南雲長官の水雷☆無双を解き明かしたエロい人だ。

それは別に長官が解き明かしたわけじゃないだろ。過去スレ見れ。

269 :名無し三等兵:2011/05/27(金) 20:19:00.09 ID:???
あれ? そだっけ?
PC変えたときにログどっか行っちゃったんだけど、どっか見られるところある?

270 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 13:59:30.19 ID:???
守・離・破
南雲擁護、つまり「守」段階で止まってちゃダメよ

271 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 16:12:09.98 ID:???
長官、ふとテンプレ見て思ったのですが…

珊瑚海のほうは参加部隊の一覧と各級指揮官の名簿がありますが
肝心のミッドウェーのほうはありません。

別になくてもかまわないような気がしますが一応ご注進までに。

272 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 16:25:33.81 ID:???
>>270
むしろ、南雲批判が旧来の守で、そこを破って出来たのがこのスレで、
WWIまで心が離れちゃってんのが長官なんじゃないか?

273 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 18:14:12.18 ID:???
迂回攻撃というのもあるな

274 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 18:40:49.47 ID:???
結局、「零戦が足りなくなる」だの「最低必要な零戦の数」の話はどうなったのだろうか?

275 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 20:22:19.85 ID:???
テンプレについて意見具申すると、まず長いので15〜25%の節レスするを求む。
過去スレ添付はやむを得ないが、「〜の章」の目次と一体化できないか。
支隊スレは稼働中のひとつだけにして、過去スレまで必要ない。
作戦日程は上陸後の行動も含めてほしい、時系列の作戦経過は必要だが、註はもう少し短縮できないか。
Q&Aは索敵軽視・兵装転換・即時発進の3つに限定して、兵装転換評も国内・海外各ひとつでいい。
珊瑚海関連テンプレは必要ない。
具体的には>>2>>17-21>>26>>35-38は削除でいい。
士官用テンプレは、先任参謀の発言をなぞる感じで、もう少し増やしてもいいかも。

276 :GF長官:2011/05/28(土) 21:38:40.33 ID:???
>>255 >>257の通りですね。ただ現実問題としては、
>足りなかろうが、索敵も基地攻撃も防空も敵艦隊攻撃も、手持ち戦力で遣り繰りするしかないのだから。 (>>266
こうするしかないと思います。

>>256 いえいえ、貴官の提案を全否定するつもりはありませんよ。
>南雲機動部隊の任務は「基地制圧」と「敵艦隊撃滅」の両面があり、 (>>251
を踏まえた上で、そう結論に達したのなら、本職もそれを尊重します。

「未捜索区域が少しでも残っている限り、兵装転換は何が何でもダメ」では
柔軟性に欠けるというだけで、「司令部は未捜索区域を把握し、場合により
交代機を出してでも確認する必要がある」は、重要な視点だと思いますので。

>>260 それは本人にお任せします。


277 :GF長官:2011/05/28(土) 21:42:06.18 ID:???
>>263 ようこそ→>>264-265  南雲スレ一家の紹介でもしておきますか。
GF長官→通称「長官」。スレ主。スレが一向に進まない原因は、この人の気まぐれにある。
参謀長→別名「携帯の人」。ご意見番。たいていの疑問にはこの人が丁寧に答えてくれます。
先任参謀→別名「変人参謀」。斬新な切り口で独自の理論を展開。この人が出現するとスレが伸びる伸びる・・・
びりー隊長→飛行隊長。関西弁。スレが過疎化すると登場して盛り上げてくれる。
主計科三水→酒保管理者。変態紳士揃いの当スレにおいて一番の常識人(のはず)。女教師フェチ
機関室カマ焚き長→機関長。いつも機関室にこもっているので、誰もその素顔を知らない。
GF長官(偽)→通称「偽長官」。こちらも「本職」と名乗るので要注意。時々出て来ては思い出話を語り始める。

では一言ずつ、ご挨拶を。

GF長官「全住人は本職と生死を共にせよ、続け」
参謀長「一億総特攻のさきがけとなってもらいたい」
先任参謀「不意の横槍を食らわないように、くれぐれも注意すること」
主計科「俸給の前借りは副長の許可を得て下さい。それでは、酒保開け」
機関長「・・・よろしく」
偽長官「なにぶん最近は『週間空母赤城を作る』製作に忙しく、かくいう本職も少尉候補生時代には(ry
※時間の都合のため、割愛させて頂きます※

以後、お見知りおきを。


278 :GF長官:2011/05/28(土) 21:43:57.33 ID:???
>>267 いつも有難うございます。
このようにスレ主が答える前に、たいていの質問は解決してしまっているので、
本職は私室で戦務参謀と将棋を指すくらいしか仕事が無いのです。

>>268 そうですね。「操艦貰うぞ」の挿話は昔から有名だし、本職がやったのは、
「南雲機動部隊って、なぜか魚雷が当たらないよね。さすがは水雷の猛将だ」を
「水雷☆無双」と命名したことくらいかな。

>>270 「型をしっかり覚えた後に”型破り”になれるのです」(中村勘三郎)

>>271 それは、現在「珊瑚海海戦編」だからです。
「ミッドウェー海戦編」になれば編制表を入れるつもりですが、とりあえずこれ以上
テンプレは増やしたくない。たぶん初めての方はこの分量を見るだけで、読む気が
失せてしまうのではないかと思うので。

>>272 おお、うまい切り返しですな。メモメモっと。

>>273 具申了承せり。>まず長いので15〜25%の節レスするを求む。
本職も常々考えてはいたのですが、一つ一つに思い出があるので、自分では
なかなか削れないんですよねぇ。
次スレから変更しますので、またご意見をお寄せ下さい。


279 :GF長官:2011/05/28(土) 22:18:05.19 ID:???
毎年5月27日には、横須賀の記念艦三笠において行事があるのですが、
今年は復元50周年ということで特別式典が挙行され、本職も参列して来ました。

海自生演奏による国歌斉唱から始まり、来賓の祝辞へと続く。
その中で米第七艦隊司令官スコット・ヴァン・バスカーク中将のスピーチを紹介。

「日露戦争直後の1905年、海軍兵学校の少尉候補生であった時、日本を訪問
したニミッツ提督は、東京での天皇陛下主催の園遊会のおいて東郷提督に会う
機会を得ました。

ニミッツ提督の東郷提督に対する当初の称賛は、偉大な提督の決定的な勝利や
日本海海戦において聨合艦隊の指揮に示された卓越したリーダーシップに起因
するだけでなく、若い米海軍士官との交流を図った東郷提督の奥ゆかしさに対して
でもあります。

それがニミッツ提督の心の中で、東郷提督を非常に優れたリーダーシップや素晴
らしい知性を備えた尊敬すべき人物として固まっていったのであります」


280 :GF長官:2011/05/28(土) 22:19:50.88 ID:???
>>279の続き

太平洋戦争後、荒廃した三笠の惨状を知ったニミッツ提督は、三笠の存在意義の
大きさを訴えた一文を雑誌文芸春秋に寄稿し、更に著書『太平洋海戦史』の原稿料
を寄付したことは、よく知られています。

当時の長沢海上幕僚長は、こう述べています。
「この度、貴官が我々日本人に示された心温まる友情に対し深甚なる敬意を表し、
貴官による素晴らしい功績が日米両国間、なかんずく両海軍間の絆を強固なもの
にしたことを申し上げたい」

その絆は、今回の東日本大震災における「トモダチ作戦」にも受け継がれていると
締めくくっていました。

「おもうに武人の一生は連綿不断の戦争にして、時の平戦により其の責務に軽重
あるの理なし。事有れば武力を発揮し、事無ければ之を修養し、終始一貫其の
本分を尽くさんのみ」                      (『聨合艦隊解散之辞』)

我々もかくありたいものですね。
それと来賓の中に、小泉進次郎議員が居ました。生で見たのは初めてだな。若い・・・


281 :GF長官:2011/05/28(土) 23:08:03.96 ID:???
>>253の続き

対するドイツ側の情勢判断は、

Around 20:00., German ships received a message from the Naval Staff confirming
that a large British fleet was operating off the Belgian coast and that another large
force had been sighted off Norway on the 23rd. This suggested that the British Fleet
was still divided into two sections, giving rise to optimism that the operation would
go off as planned despite the mining of Seydlitz.

「2000頃、襲撃部隊は独本国より敵情を受信した。”英海軍の大部隊がベルギー沖で
行動中であり、もう一隊は(4月)23日にノルウェー沖で確認された”
これは英艦隊が二手に分かれていることを示しており、触雷によりザイドリッツを欠いた
現状でも、作戦続行に楽観的気運を与えた」

ベーディッカー少将が奇襲成功を確信していたことがうかがえる。


282 :GF長官:2011/05/28(土) 23:10:16.59 ID:???
>>281の続き

At 21:30, another message indicated that British patrol boats off the Belgian coast were
heading back to harbour, which was interpreted as confirmation that the British submarine(s)
had reported the German movements.In fact, by 24 April the northern British ships had
returned to Harbour for coaling.The ships at Flanders included twelve additional destroyers
from the Harwich Force, which had been sent to assist with a barrage of the coast.

「2130時、別の情報が入った。”ベルギー沖の英哨戒隊が帰投した”
これは(独巡戦を襲撃した)英潜水艦が独艦隊の行動を通報したことを裏付けていた。

実際24日までに、北方(ノルウェー沖)に展開していた英艦隊は載炭のため母港に帰投
しており、ハリッジ戦隊から駆逐艦12隻の増援を受けたフランダース(ベルギー沖)の
部隊も、沿岸防衛支援のため派遣されていた」

すでに英艦隊が我が企図を察知し、邀撃態勢を整えていることは十分に予想できたはず
だが、その後の独艦隊の行動に変化がないところから、ベーディッカー提督は
>なお奇襲が成り立つものとして、新事態に応ずる攻撃計画の変更を行わなかった(>>70
のだろうか。


283 :GF長官:2011/05/28(土) 23:11:38.91 ID:???
>>282の続き

これを、ミッドウェーにおける攻撃隊発進直前の情勢判断と比較すると面白い。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/260

>(4)敵は我が企図を察知せず。少なくとも機動部隊は敵に発見されていないと認める。
>(6)我はまず、ミッドウェーを空襲し、敵の基地航空兵力を壊滅して上陸作戦に協力した後、
>   敵機動部隊に対処し、これを撃滅することが可能である。

よく似ているとは思いませんか?
共に奇襲攻撃による敵艦隊誘出を目的とした作戦であり、前日にその企図を敵側に察知
されたと思われる情報が司令部にもたらされていた。

これは、ベーディッカー少将の情勢判断が”甘かった”ことを意味するのか。あるいは
南雲長官の判断が”標準”だったのか。
いずれにせよ、ミッドウェーで南雲司令部が直面した問題の多くは、空母戦特有のもの
ではないことが分かると思います。


284 :GF長官:2011/05/28(土) 23:13:18.06 ID:???
>>283の続き

The German airships having dropped their bombs reported back to the bombardment
force: visibility over land was poor, the winds were unfavourable, and the towns were
better defended than previously thought: the zeppelins bombing Norwich, Lincoln, Harwich
and Ipswich had been under fire by British ships, but none had been damaged

「夜間空襲を終えた独飛行船部隊が襲撃部隊に報告したところによると、目標地点上空の
視界は悪く、風は爆撃には不適、町の防御は想定したよりもずっと強固であった。
ノリッジ、リンカン、ハリッジ、イプスウィッチを空襲したツェッペリンのうち何隻かは出火して
いたが、被害は軽微だった」
(註)ノリッジ、リンカン、イプスウィッチはいずれもハリッジ近郊の沿岸都市

飛行船部隊の方は、まず計画通りだったようですね。


285 :GF長官:2011/05/28(土) 23:21:31.90 ID:???
>>277 おおっと、びりー隊長の挨拶が抜けてました。
びりー隊長「ええか〜? プロは結果がすべて! よう覚えときー」
たぶんこんな感じかと。


286 :名無し三等兵:2011/05/28(土) 23:28:57.38 ID:???
>>256
前から思っていたのだが、GFからの指示は「ミッドウェー攻撃ノ間」「母艦搭載機ノ半数ハ敵艦隊ノ出現ニ備ヘテ艦上待機」であって、別に雷装である必要もなく、索敵が済むまで待機しろという指示でもない。
だから、まだ未捜索部分があるから雷装解除は命令違反て理屈は成り立たない。
むしろ友永隊が空襲を終えて帰還を始めた時点で、索敵に関係なく半数待機指示は解除可能と解釈できる。
それと待機組は「雷装」である必要もないでしょ。

287 :名無し三等兵:2011/05/29(日) 17:56:43.29 ID:???
艦上待機の基本は雷装じゃありませんでしたか?

288 :名無し三等兵:2011/05/29(日) 22:39:00.33 ID:???
>>286 
連合艦隊司令長官からの厳命「母艦搭載機ノ半数ハ敵艦隊ノ出現ニ備ヘテ艦上待機」に関しては、
こういうときに艦上待機を止めていい、という解除条件を提示されているか?
提示されてない以上、「抗命行為」に変わりない。

289 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 00:33:08.67 ID:???
ふと疑問なのですが

第二次攻撃隊は加賀飛行隊長を指揮官とする予定だったようですが
村田や江草ではなく加賀の楠としたのはなぜでしょうか?年次?

290 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 02:46:57.90 ID:???
なんだろう、この雷装待機派の厳命って言い方は。
基地攻略だって作戦目標である以上、また作戦の書き方が作戦目標が最上位にある以上、
雷装待機以上の厳命だろうに。

291 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 04:20:15.40 ID:???
>>289
加賀飛行隊長の楠美正少佐は海兵57期、江草隆繁少佐と村田重治少佐は海兵58期。
ただ板谷茂少佐も57期だけど、単座の戦闘機だから指揮には向かないという判断か。
因みに友永丈市大尉は海兵59期。
加賀の楠少佐って、真珠湾攻撃の時は飛龍乗組だったんだよね。
六空飛行隊長の兼子正(海兵60期)も、インド洋作戦まで瑞鶴で隊長やってたし。
赤城に便乗してミッドウェー行きになるとは不思議な縁だ。

292 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 04:23:47.50 ID:???
間違えた、兼子大尉は翔鶴乗組だ。

293 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 18:15:32.95 ID:???
>>290
なるほど。やはり年次の関係からなんですね。了解しました。ありがとうございます。

盲腸にならなかったらやはり淵田が隊長だったのかな?

294 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 18:34:18.54 ID:???
>>293
淵田は水平爆撃隊なので、盲腸にならなければ友永大尉の代わりに、基地空襲の隊長になる予定。
ラバウルでもコロンボでもツリンコマリでも、淵田は基地空襲をやってる。
インド洋作戦が終わって加賀の橋口喬少佐(海兵56期)が異動して、楠少佐が飛龍から加賀に移り友永大尉が飛龍飛行隊長の後任になった。

295 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 18:43:08.95 ID:???
あれ?でもテンプレ>>33では
対敵艦隊攻撃待機ハ、第一編制(指揮官 赤城飛行隊長)トスル」(『戦史叢書』MI作戦要領)
とあるからこっちが正しいかな。

296 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 20:02:20.96 ID:???
因みに楠・美正なのか楠美・正なのかは自信がない。

297 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 20:17:47.56 ID:???
まさかの 楠羊 大正

298 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 20:23:06.80 ID:???
うん、漢字の意味的にはそれで正しいらしいが、また大胆な分解をしたなw

299 :GF長官:2011/05/30(月) 22:30:38.60 ID:???
てすと

300 :名無し三等兵:2011/05/30(月) 22:39:51.43 ID:???
忍法帳やられたか

301 :GF長官:2011/06/01(水) 20:51:52.57 ID:???
>286 「敵艦隊ノ出現ニ備ヘ」るんだから、雷装のように思いますけど・・・(>>287
>索敵が済むまで待機しろという指示でもない。
これには色々と解釈があると思いますが、

「この発進時刻(0130時)は、論理的に考えると非合理な要素を含んでいると
言わねばならない。すなわち第一次攻撃隊が発艦したあと、同機数の第二次
攻撃隊が対艦船用兵装で、敵艦隊の出現に備えて甲板上に待機する予定に
なっていた。

しかし、第一次攻撃隊が約2時間でミッドウェー島爆撃を開始できるのに、索敵機が
索敵線の端末に達するには約2時間半を要することになり、その間に第二次攻撃隊
をミッドウェー島に指向するかどうか決定できないことになる。こうした例はインド洋
作戦の時にも二回ばかり起こっていた」             (『実録太平洋戦争』)

実際は戦果確認も含めて30分要すると考えれば、なんとかなりそうですが。

>>288 それは前線指揮官が判断するところでしょう。
>こういうときに艦上待機を止めていい、という解除条件を提示されているか?
あまり細かいところまで決められると、現場はやりにくいのでは。


302 :GF長官:2011/06/01(水) 20:54:36.90 ID:???
>>289 >>291の通りですね。

>>290 そうですよね。テンプレ(>>33)の通り雷装待機は"効率の悪い"作戦ですから。

>>294 「赤城飛行隊長」は淵田中佐のことだと思いますが、本職も自信なくなってきたな・・・
ちなみに公刊戦史(p164)によると、ミッドウェー第一撃について、
「攻撃隊編制は当部隊戦策による第五編制(指揮官:飛龍飛行隊長)」とある。

淵田隊長が盲腸にならなくても、基地空襲は友永大尉であることには変わりません。
総隊長が病欠のため先任の加賀飛行隊長楠美少佐に変更されたのだと思います。
第二次攻撃隊は、敵艦隊攻撃でも、基地再空襲でも、楠美隊長ということになりますね。

>>296 楠美 正(くすみ ただし)のはず。アジ歴で確認できます。
飛龍飛行機隊戦闘行動調書(1)【 レファレンスコード 】 C08051579100 の(23/51)頁
手書きなので微妙ですが、(19/51)頁には、「楠見正」と誤記がある。
ここから読みが(くすみ ただし)であったことが分かる。
もし「楠 美正」(くすのき よしまさ)なら、上記のような誤記はないですからね。

>>297 それはないw


303 :GF長官:2011/06/01(水) 21:22:02.62 ID:???
>>300 なんとか復旧できました。

>>284の続き

以上のように、ベーディッカー少将は敵潜の雷撃を受け、予定航路の変更を選択した。
結果としてうまくいくかどうかは別として、「敵に発見されたら変針し、欺瞞針路をとる」は
今次大戦でもよく使われた手であり、艦隊指揮官にのみ与えられた重要な権限でもある。

ミッドウェーの南雲長官で言うと、0555時の
「収容終ワラバ一旦北ニ向ヒ、敵機動部隊ヲ捕捉撃滅セントス」 (>>9

以前にもとりあげたことがありますが、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/222
本職はこの変針こそ、ミッドウェーの分水嶺と考えています。


304 :GF長官:2011/06/01(水) 21:23:10.53 ID:???
>>303の続き

そこで、ここからは「仮想戦記の章再び」と題して、もし南雲機動部隊が北上ではなく、
南下していたらどうなっていたかを考察してみたい。

前回の「仮想戦記の章」(>>3)では、「0700時点で、対艦装備済の艦攻・艦爆のみで
第二次攻撃隊を編成し、零戦の護衛をつけて、敵空母に向わせることは可能だったか」
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/army/1218288706/90

あれから3年、本職も少しは成長できたでしょうか。
その要旨は>>245の通り。ていうか先に言われてしまった・・・orz


305 :GF長官:2011/06/01(水) 21:26:46.04 ID:???
>>304の続き

厳密な意味で、「敵に発見されたら変針し、欺瞞針路をとる」に従うならば
0234時PBYに触接された時点で針路変更すべきだったということになりますが、
すでに0130時に友永隊を発進させているので、その収容までは避けたいところ。

言うまでもなく攻撃隊の帰投を容易にするためです。
ミッドウェー空襲後に空中集合を行い、まとまって帰還することになっていたとは
思いますが、実戦では計画通りにいかないことは珊瑚海海戦でも確認しました。

集合に間に合わない機体が出て来れば、もともと航法が不安な単座の零戦は
もちろん、艦攻や艦爆といえども航法員が負傷することも考えられる。
故に「発艦後は真っ直ぐ島に向かって飛行し、攻撃後は島を背にして真っ直ぐ
帰って来る」。最も単純な針路が良いですね。


306 :GF長官:2011/06/01(水) 21:28:27.09 ID:???
>>305の続き

よって変針時機は、史実と同じく「友永隊収容後」とします。
ここで北上すべきか南下すべきか、あるいは東進すべきか西進すべきか。
今回は、米空母と反対側である南西方向を選択しました。

予め申し上げておきますが、これは後知恵ではありません。
なぜなら南雲長官が北上を決断したのと同時刻、0555時に重要な情報が
司令部に届いていたから。それは・・・


307 :名無し三等兵:2011/06/01(水) 22:19:02.62 ID:???
秘密です

308 :名無し三等兵:2011/06/01(水) 22:23:16.62 ID:???
続きはCMの後すぐ!

309 :名無し三等兵:2011/06/01(水) 23:07:37.29 ID:???
私のお稲荷さんだ!
と言い出さなかっただけ褒めてやろう、お前ら。

310 :名無し三等兵:2011/06/02(木) 03:07:03.84 ID:???
やあ戻ってこれたんだね。
今日改めてWikiの「ミッドウェー海戦」の記事見たら、リニューアルされて充実していたよ。
>>301
>>286については、「雷装」という限定指示がなく単に「半数待機」指示だけなら、ツリンコマリみたいに艦攻全力で基地空襲して、艦爆を待機させる手も可能だなという意図で書いたんだが。
それなら兵装転換の必要ないから、基地空襲でも敵艦隊でもどちらにも素早くに対応できるし。
友永隊は0130島から210浬の位置で発進、0145上空集合して0317トツレ0330攻撃開始。
その後帰りの空中集合が0420〜0430で、艦隊上空に帰還するまで約1時間てとこか。
まあ0400に敵発見報告があっても、スムーズに行けば0530の友永隊帰還までに攻撃隊を出せなくはないでしょ。

311 :名無し三等兵:2011/06/02(木) 03:13:16.47 ID:???
>>302
ああ、やはり楠見・正なのね。
淵田は自叙伝で盲腸にならなきゃ基地空襲したとか書いてたが。
それと源田の「真珠湾作戦回顧録」で、ハワイ作戦の攻撃隊編制
第1次攻撃隊
第1集団
第1攻撃隊:淵田中佐指揮/第2攻撃隊:加賀飛行隊長指揮/第3攻撃隊:蒼龍分隊長指揮/第4攻撃隊:飛龍飛行隊長指揮
特第1攻撃隊:赤城飛行隊長指揮/特第2攻撃隊:加賀分隊長指揮/特第3攻撃隊:蒼龍分隊長指揮/特第4攻撃隊:飛龍分隊長指揮
第15攻撃隊:翔鶴飛行隊長指揮/第16攻撃隊:瑞鶴分隊長指揮
第2集団
第1制空隊:赤城飛行隊長指揮/第2制空隊:加賀分隊長指揮/第3制空隊:蒼龍分隊長指揮/第4制空隊:飛龍分隊長指揮/第5制空隊:瑞鶴分隊長指揮/第6制空隊:翔鶴分隊長指揮
第2次攻撃隊略
とあるのよね。
だから赤城飛行隊長は村田or板谷とも解釈できたり。

312 :名無し三等兵:2011/06/02(木) 03:23:11.16 ID:???
>>304
ああ、変針について検討する予定だったのね。
ところで変針する場合、索敵の水偵収容に支障はないかが気になるとこだな。
0550つうと二式艦偵出して、利根機がもう帰りたいと言ってる頃だが何だろう。
二式艦偵からの「利根4号機の報告した敵位置付近に敵を見ず」ではないよな。
これは赤城には届いてないはずだし。

313 :名無し三等兵:2011/06/02(木) 05:50:05.00 ID:???
>>306
>0555時に重要な情報
あ、わかった。
利根4号機からのアレね。


314 :GF長官:2011/06/02(木) 23:20:12.04 ID:???
>>307-309 何だこの流れはw

>>310 確認しました。>Wikiの「ミッドウェー海戦」
ずいぶん詳しくなってましたね。ニ航戦の空装説なんかもあったし。

>「雷装」という限定指示がなく単に「半数待機」指示だけなら・・・
そういうことでしたか。すみません、勘違いをしておりました。
なかなか先入観を排除するのは難しいですなぁ


315 :GF長官:2011/06/02(木) 23:21:03.47 ID:???
>>311 第四攻撃隊の「飛龍飛行隊長」が楠美少佐ですね。>ハワイ作戦の攻撃隊編制
一応、下記を参考にしたのですが、

「(第一次)攻撃隊指揮官は、飛龍飛行隊長の友永大尉であった。
この編制は赤城飛行隊長の淵田中佐が病気で倒れたためと言われるが、
そうであればより先任の楠美少佐もいる。

それよりもミッドウェー島攻撃中に敵艦隊が出現した場合に備えて、母艦の
魚雷調整能力の低い二航戦の艦攻隊を基地攻撃に出撃させたと考えられる」
                     (『日本海軍の航空母艦』川崎まなぶ/著)

あの後色々と調べてみましたが、淵田隊長の『ミッドウェー』でも、
「大丈夫ですよ、そのために第一次攻撃隊が出たあと、第二次攻撃隊が艦船
攻撃兵装で待機してますからね。江草の降下爆撃隊と私(村田)の雷撃隊、
それに板谷少佐の制空隊が控えています」とある。

楠美少佐は含まれているんだろうかと疑問に思ったわけです。
日本海軍では先任・後任の区別は厳しいはずですが・・・どういうことなんだろ。

>>312-313 んっふっふ〜、合ってるかな?


316 :GF長官:2011/06/03(金) 00:06:43.83 ID:???
>>306の続き

その前に、
>ところで変針する場合、索敵の水偵収容に支障はないかが気になるとこだな。 (>>312
友永隊収容までは真っ直ぐ進むとしても、索敵機収容はもっと後になる。
そのあたりは、どのように考えられていたのでしょうか。

当初の行動計画は、次の通りです。

6月4日1025時、機動部隊信令第一○○号
「明日、攻撃隊発進後ノ艦隊行動予定、左ノ通定ム
一、第一次発進後三時間三十分、針路135度、速力24節
  午後、偏東風ノ場合ハ、針路45度速力20節
  偏西風ノ場合ハ、針路270度速力20節」

第一航空艦隊戦闘詳報(2)の(4/54)頁
アジ歴【 レファレンスコード 】 C08030023900


317 :GF長官:2011/06/03(金) 00:07:58.65 ID:???
>>316の続き

第一次攻撃隊発進後、3時間30分の間、針路135度速力24節を維持する。
友永隊発進は0130時ですから、0500時までですね。

         (友永隊)進撃速度125節      (機動部隊)進撃速度24節
0130時         発進              ミッドウェー島から210浬
0330時       空襲開始                        162浬
0400時     集合完了、帰途に就く                  150浬
0500時       帰投、収容開始                    126浬

計算上は0500頃に友永隊を収容予定であり、それまでは島に向かって直進する。
収容後は、風向によって針路が異なり、東風なら針路45度(北東)、西風なら270度(真西)
偏東風の場合、針路90度(真東)でないのは、島に近づき過ぎないための処置でしょう。


318 :GF長官:2011/06/03(金) 00:09:34.44 ID:???
>>317の続き

そして、発進1時間前の6月5日0032時には、
「タナ一、偏西風トシテ行動ノ予定」と通達されている。
(同詳報の6/54頁)

攻撃隊と同時に発進する各索敵機は、これらに基づいて飛行経路を決定した
と思われます。

ちなみに、上記の信令第一○○号には

「二、敵情ニ応ジ行動ニ変更アルヤモ知レザルヲ以テ、制空隊ノ集合並ニ
収容ニ就テハ、特ニ留意スルヲ要ス」

ここでも航法不安な零戦の帰投について心配しているのが分かります。


319 :GF長官:2011/06/03(金) 00:14:13.03 ID:???
[友永隊収容までの機動部隊行動予定]

   ┓
   ┗▼0130時(攻撃隊発進)
     ┗┓
       ┗┓    針路135度、速力24節
         ┗┓
           ┗┓
        ←━━×0500時(攻撃隊収容)
     変針(針路270度)






                     ミッドウェー島■

320 :GF長官:2011/06/03(金) 00:16:05.45 ID:???
>>319の続き

参考までに珊瑚海海戦では、ミッドウェーと異なり、攻撃隊発進後に南下
から東進に変針することが発せられていました。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/208-209

五航戦ですら変針可能なのに、まして精鋭の一、二航戦が収容まで直進とは
おかしいじゃないかと思われるかもしれません。
本職は”初陣の友永隊長の腕試し”を重視しているので、妥当なところかなと。


321 :GF長官:2011/06/03(金) 00:22:12.74 ID:???
>>320の続き

それでは、>>306の解答発表を。
0555時に司令部に届いた報告とは、

「発:利根四号機
宛:機動部隊指揮官
本文:令達報告、敵攻撃機十機、貴方ニ向フ」 (同詳報の16/54頁)

ここから、南雲長官に求められる「適切な情勢判断」について考えていきたいと思います。


322 :名無し三等兵:2011/06/03(金) 00:51:20.17 ID:???
まあ発信が0555でも、それが司令部に届いたのは0601なんだがね。

323 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 13:16:32.34 ID:???
>>322 赤城の通信班がキチンと仕事していれば、同時刻に受電してるし、司令部に一報できるな(笑)


324 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 15:57:10.45 ID:???
>>323
多少ズレがあるのは、暗号文で受信したのを平文に翻訳する作業があるから。

325 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 16:34:48.27 ID:???
長官さん、珊瑚海海戦から第一次世界大戦の海戦まで幅広く取り扱うと言う事は、
・チラチャップやアンボン、ラバウル空襲などの一航艦について
・同時期における米艦隊について
・インド洋以外における英空母について
・その他諸々
これらもいずれ取り扱うと期待して良いのでしょうか?
作戦内容や情勢判断、策敵状況だったり受信内容など、詳しい解説や考察をして頂ける事を楽しみにしています

326 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 17:43:53.68 ID:???
そんな期待したらますます脱線しまくるぞw

「かよたれそつねならむういのおくやまけふこえてあさきゆめみしえひもせす」

あと34スレか。ミッドウェーの最中に途切れそうだなw

327 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 17:49:33.84 ID:???
http://www.lifeofdebauchery.com/gallery/albums/userpics/18922/wnd_120.jpg

328 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 18:06:06.17 ID:???
全艦ニ告グ

>>327ハ機雷ナリ、注意サレタシ
ワレ触雷セリ。救助モトム、、、

329 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 18:44:39.56 ID:???
日本軍は救助は期待できないからなぁ

330 :GF長官:2011/06/04(土) 19:25:51.63 ID:???
>>322 うう・・・鋭いですね。
北上決断と同時刻の方が面白いかなと思って、黙っていました。ごめんなさい。

>>323-324 まぁ、通信班も索敵機からの報告だけを待っているわけじゃないですし。

>>325 それは本職にも分かりません・・・悪しからず。
そういう縁があれば取り扱うこともあるでしょう。
とりあえず、ある程度の資料が揃わないことには考察できないですからねぇ。

>>326 実は本職も一番それを心配してたりして。
スレ立て当初は、いろは四十七文字あれば十分だろうと思ってたんだけどなぁ・・


331 :GF長官:2011/06/04(土) 19:26:46.53 ID:???
>>328 うむ、今度は磁気機雷かな? 短艇卸シ方!

>>329 何を仰る、例えばミッドウェーで10機を撃墜したとされる藤田怡与蔵中尉ですが、
その後、味方機銃により撃墜され、駆逐艦嵐に救助されました(wikiでは野分)

「嵐の艦長渡辺保正中佐は、やや思案げだった。燃えながら敵の方に走っている赤城も
心配だが、一人といえども人命は貴重である。母艦から落ちた搭乗員や、艦が沈むとき、
残存した乗員を救うのが、この”とんぼ釣り”と呼ばれる直衛駆逐艦の大きな任務でもある」
                                  (『ミッドウェー戦記』豊田穣/著)

ちなみに、藤田中尉は髭を生やしていたところから、最初はアメリカ人と間違えられたようです。
皆様も、出撃前には髭を剃って、髪も黒に戻しておきましょう。


332 :GF長官:2011/06/04(土) 20:13:29.61 ID:???
>>321の続き

0555改め、0601時に司令部へ届けられた一行の電文から何が読み取れるでしょうか。

約40分前、0520時に敵空母を発見した。
触接中の利根四号機からの報告ということは、文中の「敵攻撃機」は米空母機(雷撃機)で
あることを示している。
同時に、すでに我が方が敵空母の攻撃圏内に”入ってしまっている”証左でもある。

米側の記録から、これはウォルドロン隊(VT−8)であったことが分かっています。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/512
すなわち、敵空母攻撃隊第一波を来襲前に知ることが出来たのです。
これは利根四号機のお手柄と言わねばなりません。

確かに利根機の誤報は致命的ではありましたが、その汚名を返上する情報も
届けている。南雲司令部は、それを十分に活かせたのでしょうか。


333 :GF長官:2011/06/04(土) 20:15:47.07 ID:???
>>332の続き

0530頃(山口少将の意見具申時)の情勢判断は、源田参謀の回想によると、

「ミッドウェー攻撃隊(友永隊)の収容をあきらめて、これを海上に不時着させ
艦上にある攻撃隊の準備を急いで、これを発進させるのが良いか、全機を収容
して陣容を整えた有力な攻撃隊を編成し、一挙に敵を撃滅するのが有利か、
その判断に苦しんだ。

検討の結果、敵機の来襲までにはまだ時間的余裕があると判断して、後者を採った
のである。敵から一時離脱して攻撃準備を完成させようとは全く考えなかった」(公刊戦史p290)

変針して敵艦隊との距離をおくことは、論外だったようですね。


334 :GF長官:2011/06/04(土) 20:17:10.81 ID:???
>>333の続き

その判断の根拠について、叢書は次のように解説しています。

「当時入手していた敵空母の位置は、味方からまだ約210浬離れている。
従って敵の艦爆や艦攻は味方まで届くだろうが、艦戦は航続力不足で付いて
来られないであろう。敵が艦戦を伴わないで来襲すれば、我が上空警戒機で
十分に防禦できる。

敵空母の攻撃隊が戦闘機を付けて来るとすれば、もっと距離を詰める必要が
あろう。その場合は敵機の来襲は遅れることとなる。すなわち敵空母機の来襲
までには、まだ時間的余裕がある」

210浬という数字は、利根機の報告艦位から計算したもので、実際は約170浬。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1253350314/546

「これから見ても、利根四号機が大きく敵空母の位置を誤り、また一航艦・八戦隊
の司令部や利根が、これに気付かなかったことは、南雲長官の戦闘指導に重大な
影響を与えたいえる」
と同書が指摘する通りですが、0555発の報告電を受け取った後でも、その評価を
変えなくても良いものだろうか。


335 :GF長官:2011/06/04(土) 20:18:53.06 ID:???
>>334の続き

参考までに、米艦載機の航続距離は
F4F(艦戦)  175浬
SBD(艦爆)  250浬
TBD(艦攻)  150浬   (『日本海軍空母VS米海軍空母』マーク・スティル/著)

「艦戦は航続力不足で付いて来られない」は、その通りですが、
「敵の艦爆や艦攻は味方まで届くだろう」は、艦攻については誤りになる。
源田参謀がそう考察した根拠は不明ですが、当時の日本海軍がそう認識していたのなら、
軽々しくは批判できないでしょう。

米空母機の航続力不足だったのは事実であり、スプルーアンス少将も”即時発進”に躊躇し、
燃料切れによる不時着機を多数出していますしね。
そして、護衛を伴わない敵攻撃隊を易々と撃退できたのは、それまでの基地航空隊による
空襲で明らかですから、これまた「油断」の一言で片付けるわけにもいくまい。

ただ一般的に、陸上機より空母機の方が伎倆・練度は上と評価されるようですから、
そのあたりも加味しなければなりませんが。


336 :名無し三等兵:2011/06/04(土) 23:45:19.82 ID:???
爆装が
いいねと君が
言ったから
6月5日は…
「敵ラシキモノ一0隻見ユ」
え?ええ?

337 :名無し三等兵:2011/06/05(日) 04:34:14.62 ID:???
>>335
連合軍は戦時中に日独の鹵獲機を詳しく調査・テストしてレポートにまとめてるが、日米ともに戦時中は相手側の機体の詳しい性能とかよく知らないと思うんだけどね。
だから源田がなぜそう判断したのか、根拠はわからないが戦前の航空雑誌にでも性能諸元が載ってたのか。
当時の飛行機ヲタ(当然戦前の)でさえ、開戦前から雑誌でP-38の写真とか見て知ってたみたいだし。
或いは実際に艦攻・艦爆が飛んで来た体験から、その印象が残って戦後の回想も当時の印象からなのか、TBDとTBFを間違えてるか。
ところで日本側の利根機だけでなく、米軍側も発見位置の報告が間違っていたと聞いたけどどうなのかね?
だとしたら基地航空隊はよくたどり着けたと思うが。
米空母機の半数近くが発見できずに、検討違いのとこで迷子になったのは、報告位置の間違いが原因なのか単に航法能力に問題があるのか。
多分0555以降も南雲艦隊が南東に進んでる前提で捜索したんだろうけど。

338 :名無し三等兵:2011/06/05(日) 04:39:36.89 ID:???
それと忘れちゃいけないのは、利根機の報告では発見した米空母は1隻である事。
報告では巡洋艦5駆逐艦5空母1だし、1隻ならそれ程脅威となる相手じゃない。
ミ島基地航空隊も、事前情報では陸爆1個中隊程度という情報だったから、情勢判断時に直掩機で充分防げると判断したんだろう。
だから空母1隻分の攻撃隊を、空母4隻分の直掩機で防げると判断するのは、別に油断ではないと思う。

339 :名無し三等兵:2011/06/05(日) 12:09:11.84 ID:???
>戦前の航空雑誌にでも性能諸元が載ってたのか。
どこの国も、軍が敵機を調査し性能を部下に伝達、とばかり思ってた
英ソの戦車の性能を陸軍が知っていたように、その性能が正確かは別として海軍も同じ事をてっきりしていたのかと
敵機の情報は組織でなく一個人が航空雑誌を読んで知るもんだ、という発想は無かったw

340 :名無し三等兵:2011/06/05(日) 13:59:10.06 ID:???
> Jane’s All the World’s Aircraft Editors:
>
> 1909 ? 1915 Fred T Jane, founding editor
> 1916 ? 1940 C G Grey

ジェーン航空機年鑑1940年版は、日本海軍は入手してるだろ。
41年版が、何月に出版されたかによっては、開戦の時期から見てビミョーなところだが。

341 :名無し三等兵:2011/06/05(日) 14:33:53.48 ID:???
>>339
>敵機の情報は組織でなく一個人が航空雑誌を読んで知るもんだ
どこにそんな事が書いてあるんだ?
堀栄三も情報収集の基礎は、駐在武官情報の他に新聞記事・雑誌・論文等のスクラップが基本と言ってるが。

342 :名無し三等兵:2011/06/05(日) 19:48:10.53 ID:???
今日はミッドウェー海戦の日だというのにGF長官はまだかよ
さっさとこいカスが

343 :名無し三等兵:2011/06/06(月) 05:14:56.07 ID:???
スレチになるが戦前・戦中の一般向け雑誌でも、「少年倶楽部」や「航空朝日」や「機械化」等、国内外の軍事・兵器事情を解説したものが出版されていた。
「兵器生活」サイトではそれら古雑誌の解説もしているが、例えば「空」誌読者サロンでは、戦前の軍オタが激論を交してる。
テーマは「1940年型軍用機に対する読者の意見」。
Me110・FW187・P-38・XF5F他、アンリオNC600・フォッカーD23・カーチスライトCW21・アルセナルVG30等の外国戦闘機を例に挙げて
戦闘機は単発か双発が良いか、双発なら単座か複座以上か牽引式か串型かで議論する。
当時のオタがマイナーな外国機を知ってるのも意外だったが、議論の内容を見てると現代の2ch軍板と変わらない。

344 :名無し三等兵:2011/06/06(月) 05:24:50.04 ID:???
>>343
むしろ、ご先祖様だな。

345 :名無し三等兵:2011/06/06(月) 05:25:56.93 ID:???
他にも開戦直前の16年12月号である読者が、「最近日本空軍優秀論が盛んだが、日本の航空工業は欧米、主にアメリカ依存ではないか」との投稿に
売国奴だのアメリカのスパイだの罵倒したり、「自分は或る理由から我国の航空界の実情に比較的詳しく、最近軍の第一線機を見学する機会もあったが」と前置きして
無知な君は知らないだろうが、今の日本の新鋭機は凄いとか言って叩きまくる。
しかも軍機に触れるから詳しい事は言えないがね、ともったいぶる。
更には軍艦対飛行機どっちが強いか論で激論し、開戦で真珠湾攻撃やマレー沖海戦が起きると、「それ見ろ、飛行機で撃沈できたじゃないか。オマイラ前言撤回しろ」とドヤ顔
軍オタって70年前から変わらないんだな、とシミジミ思った。
それでも戦時中でも外国機情報は入っていたらしく、昭和20年になっても敵国イギリスの航空雑誌記事が翻訳されてたり。

346 :名無し三等兵:2011/06/06(月) 05:36:34.34 ID:???
>>345
そりゃあ、中立国経由で新聞や雑誌入ってたからね。
それと国際条約で安全を保証された船舶は結構、日本と中立国を言ったり来たりしているし、
そもそもソ聯は中立国だからスェーデン経由フィンランド経由ソ聯経由日本ルートはあったと思う。
スェーデンで入手された暗号機もあるぐらいだ雑誌はしょっちゅう流れてた。

日本人の悪い癖は、戦争になったら全部が全部国交が止まると思っている点。
実際は平時の法から、戦時国際法の基準に替わるだけの話し。
そういうことかのぅ

347 :名無し三等兵:2011/06/06(月) 05:38:01.86 ID:???
「戦艦大和の最期」の臼渕大尉も、雑誌「機械化」にあった英国「ロケット式阻塞弾」の記事でも読んだのかなとか。
また開戦直後の米軍による日本機コードネームには、実在しない機も含まれるのだが
どうも元ネタはこうした一般向け航空雑誌に、読者が投稿した架空機を実在すると思い込んだものらしい。
ジェーン年鑑のような公式発表だけでなく、軍が一般雑誌の記事まで参考にしていたらしい傍証と言える。
戦争末期に米軍機が本土に飛来してくるようになると、航空雑誌が米軍機のあだ名を募集していたり。
近々B-29だけでなくB-32も来るらしいぞとか、どこで情報を得てるのか興味深い。
一方でやはり実情を知らないので、P-39を理想的飛行機としたり、デファイアントって射界広くて死角が少なくて良くね?みたいな評価もあったり。
改めて結果を知ってる後世の人間と、当時の人達の感覚は違うんだなと再認識した。
結果を知ってる側は、どうしてもそれが先入観になって、当時の感覚を公平に評価するのが難しい。

348 :名無し三等兵:2011/06/06(月) 18:12:03.43 ID:???
>>347
少なくとも共通項は「日本は勝てない」だったろうね。

349 :GF長官:2011/06/06(月) 22:19:07.23 ID:???
>>336 おや、昨年もみた記憶が・・・
しかし、うまいですなぁ。思わず吹き出してしまいましたよw ええー!?

>>337>>339 本職も聞いたことがあります。
>当時の飛行機ヲタ(当然戦前の)でさえ、開戦前から雑誌でP-38の写真とか見て知ってたみたいだし。
現在、NHKの朝ドラ『おひさま』が放送中ですが、ヒロインは戦時中の小学校の教師。
ある授業で、飛行機の爆音を録音したレコードを流して機種を当てるというものがあった。

先生「これは?」
生徒A「バッファローかな」
先生「うーん、惜しい」
生徒B「カーチスP−40、時速350マイル、しかし我が航空隊の敵ではありません」
先生「正解、よく分かりましたね」

航空雑誌を熟読していた当時の軍国少年にとっては、朝飯前だったかもしれません。


350 :GF長官:2011/06/06(月) 22:20:45.00 ID:???
>>349の続き

>米軍側も発見位置の報告が間違っていたと聞いたけどどうなのかね?
PBYの報告は「ミッドウェーよりの方位320度・180浬、針路135度・速力25節」
実際は    「ミッドウェーよりの方位315度・186浬、針路135度・速力24節」
ほぼ完璧ですね。実に素晴らしい。

>基地航空隊はよくたどり着けたと思うが。
基地から320度方向に飛行すれば、南雲艦隊は正面から向かってくるので
発見は容易かと。0400頃、機動部隊は島から約160浬の位置ですが、
角度5度の誤差は距離にすると、160*tan5=160*0.087=14浬

(註)計算方法は、こちらを参照のこと。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/469
通常の視程は30浬程度だから、まず見落とすことはないでしょう。

>空母機の半数近くが発見できずに、検討違いのとこで迷子になったのは
故に航法能力の問題と言えます。詳しくは本編でとりあげる予定ですので。


351 :GF長官:2011/06/06(月) 22:21:44.15 ID:???
>>338 全く同意です。
>それと忘れちゃいけないのは、利根機の報告では発見した米空母は1隻である事。
本職もそのつもりですが、今回は「やむを得ない」から脱してみよう(>>184)と考え、
変針の"動機付け"として、0555時の利根電に注目してみた次第です。
様々な視点からのご意見をお寄せ頂ければと思います。

>>340 そっか、ジェーン年鑑という手がありましたね。今度調べておきます。

>>341 そうですね。雑誌情報は当時の一般常識を知るのに有効かと思います。

>>342 ズザー(AA略) しまった、酔いつぶれて遅刻したか!
・・・いや、むしろ来年のフライングだと思えば問題ない(独白)


352 :GF長官:2011/06/06(月) 22:23:02.73 ID:???
>>343- 有難うございます。じっくり読んでみたいと思います。>兵器生活
過去スレの内容ですが、ドゥーリットル空襲の翌々日朝刊にて、米軍機一覧が
紹介されています。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1237378505/325
これらの出典は、当時の雑誌からだったかもしれません。

>>344 ですよね。>むしろ、ご先祖様だな。
先ほどの『おひさま』の中でも、教室で生徒同士が喧嘩する場面があり、
先生が尋ねてみると、「陸軍と海軍のどっちの航空隊が強いか」が原因。
今の2chと何も変わっておりませんな。

先生「どっちも強いでしょう。どうして味方同士で喧嘩するんですか!」
・・・いや、全くごもっともw

>>347 その通りですね。
>結果を知ってる側は、どうしてもそれが先入観になって、当時の感覚を公平に評価するのが難しい。
戦史研究も奥が深い。


353 :GF長官:2011/06/06(月) 22:40:19.61 ID:???
>>335の続き

敵空母までの距離を210浬、米攻撃隊の進撃速度を130節と仮定すると、
所要時間は1時間37分。
0550頃に発進したならば、到着予想時刻は0730頃になる。
余裕をもって0700頃から警戒を強めた方が良いでしょう。

一方隊内の情況は、一航戦は雷装復旧作業中、二航戦は発進可能だが、
友永隊収容中のため、飛行甲板に整列することが出来ない。


354 :GF長官:2011/06/06(月) 22:42:37.13 ID:???
>>353の続き

「ミッドウェー攻撃隊(友永隊)収容後、各空母は敵艦隊攻撃のための準備を
再開した。南雲長官はこの時期に発艦作業終了時刻を確認し、一航戦(赤城・
加賀)は1030(日本時間0730)頃、二航戦(蒼龍・飛龍)は1030から1100
(0730から0800)の間に準備が完了する予定であると司令部に伝えている」
                   (『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』)

我が第二次攻撃隊発進よりも先に、敵空母機の空襲を受ける恐れが大である。
北上して距離を詰めれば、来襲時刻が更に早まることにつながる。

インド洋でブレニムの奇襲を受けた上空警戒能力に対する不安、
珊瑚海で明らかになった空母の脆弱性(火災の危険性)、
これらを鑑みるならば、一度反転して態勢を立て直すべきではなかったのだろうか。


355 :名無し三等兵:2011/06/07(火) 01:23:12.59 ID:???
>>354
その発艦作業完了時刻が解せないのよね。
0445から換装着手していたとして時間かかりすぎ(80番→魚雷への変更所要時間は2時間)なのはもちろん、なぜ2航戦が1航戦より時間がかかるのか。
或いは収容した友永隊の再武装も含めた時間なのか。
そんなに時間がかかるなら、そもそも0530に山口が即時発進を意見具申したのは何だったのかという事になってくる。

356 :名無し三等兵:2011/06/07(火) 01:31:07.86 ID:???
>換装着手していたとして時間かかりすぎ
ちょっと勘違いがあったので、この部分はなしで。
別に時間かかりすぎではないな。

357 :名無し三等兵:2011/06/07(火) 03:56:52.54 ID:???
>インド洋でブレニムの奇襲を受けた上空警戒能力に対する不安
ところでインド洋作戦の戦訓から、何か上空警戒に関する改善措置は実行されたんだろうか。
見張り員を増やすとか、直掩機の運用を工夫するとか。
全く気づかず奇襲されたインド洋よりは、珊瑚海では一応米軍の戦爆連合に対応してるし。
ミッドウェーも途中までは完封してるから、警戒能力は向上してるようにも見えるが。
空母の脆弱性は戦前から言われてるけどね、卵のパックみたいたもんだって。
珊瑚海で改めて再認識されたけど。
翔鶴の損傷状況見てみんな唖然として言葉が出なかったと。
そういや南雲が後に呉鎮守府長官になってから、駆逐艦磯風が損傷しながら帰還して。
南雲は「こんなに損傷しながらよく連れ帰ってくれた」と磯風乗員を称えて、休養として温泉旅行をプレゼントしたとか。

358 :名無し三等兵:2011/06/07(火) 15:13:23.23 ID:???
>>355
「即時発進」は二航戦の九九艦爆だけ、
「0730-0800 準備完了」は友永隊の魚雷装備時間じゃない?

359 :名無し三等兵:2011/06/07(火) 20:49:32.24 ID:???
>>358
空母は一度に全搭載機を発進できないし、「発艦作業」完了時刻であって「雷爆装作業」完了時刻ではない。
2航戦はとりあえず艦爆隊発艦作業完了までの時間を報告すればいいから、収容した友永隊まで含める必要はないでしょ。


360 :GF長官:2011/06/07(火) 22:02:13.74 ID:???
>>355 そうですね。>その発艦作業完了時刻が解せないのよね。
公刊戦史には、北上を決断した理由について、
「南雲長官が北上して敵空母までの間合いをつめようとしたのは、攻撃準備が
すぐ完成し、攻撃隊を発進させることが出来ると判断したためである」(p289)
とありますが、どうみても「攻撃準備がすぐ完成」できる状況ではない。

>なぜ2航戦が1航戦より時間がかかるのか。
これは以前に本職も勘違いしており、参謀長に正された経緯があるので解説を。

この記述の出典と思われるのが、
「攻撃隊の発進を急いでいた南雲長官は、各空母に攻撃準備の完成予定時刻を
照会させた結果、一航戦艦攻(雷装)は0730、二航戦艦攻(雷装)は0730ないし
0800発進可能との報告を受けた」               (『戦史叢書』p291)


361 :GF長官:2011/06/07(火) 22:04:21.64 ID:???
>>360の続き

「二航戦艦攻(雷装)」の部分に注目です。

南雲長官が二航戦に問い合わせたのは、第二次攻撃隊(艦爆隊)ではなく、
第三次攻撃隊(艦攻隊=収容した友永隊に雷装を施したもの)についてだった。
艦爆隊について触れられていないのは、すでに「準備完了」していたからでしょう。
故に山口少将の「即時発進」は、理論上は可能だと思います。

「ミッドウェー攻撃から帰った二航戦艦攻にも魚雷装備を命じたことが判る。
これは空母の同時発進可能機数からみて、南雲長官は第一編制の攻撃隊
(第二次攻撃隊)発進後、直ちに空母部隊に対する第二次攻撃(第三次攻撃隊)
を企図していたことを示すものである。二航戦艦攻の使用可能機数は、飛龍9機・
蒼龍10機に減じていた」

著者の大塚氏は、二航戦艦爆隊は0530時から準備開始(それまでは空装>>26-27
という見解なので、艦攻隊と艦爆隊を混同してしまったのではないかと。


362 :GF長官:2011/06/07(火) 22:05:06.53 ID:???
>>357 まぁ、電探も間に合わなかったし、機上無線が改良されたわけでもないし、
見張員は増やしたのかもしれませんけど。>上空警戒に関する改善措置
ミッドウェーの戦訓を読む限り、あまり変わってなかったようですね。
珊瑚海の戦訓は、知っていても検討する時間の余裕はなかったでしょう。

>温泉旅行をプレゼントしたとか。
なんと、ますます好感度アップですね。
磯風ご一行様、喜翠荘にご案内〜♪
あそこのキスの天ぷらは絶品との評判ですからねぇ・・・本職もお供しますよ!

>>358 そういうことになります。

>>359 「発進可能」とあるので、換装作業完了時刻ではないですね。


363 :GF長官:2011/06/07(火) 22:19:10.95 ID:???
>>354の続き

第二次攻撃隊の準備完了には、まだ当分の間かかりそうなのに、なぜ南雲長官は
敵空母との距離を縮めようと考えたのか。

一つには、>>334の通り、彼我の距離が離れていたこと。
そしてもう一つは、「敵艦隊の針路」です。
実は、利根四号機は一度だけ”変針”を報じている。

0428「タナ三、敵ラシキモノ10隻見ユ、ミッドウェーヨリノ方位10度・距離240浬、針路150度・速力20節以上」
    (発:利根四号機、宛:機動部隊指揮官)
0458「タナ五、0455敵針路80度・速力20節(0458)」(発:利根四号機、宛:機動部隊指揮官)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/464


364 :GF長官:2011/06/07(火) 22:23:30.43 ID:???
>>363の続き

発見時の針路は150度(南東)だったが、30分後には針路80度(東)に転じている。
南雲艦隊から見ると、米空母は戦線を離脱しつつあるように思える。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1253350314/546

攻撃圏外に逃げられる前に、これを捕捉しなければならないと北上を決断したのなら、
”理に適っている”と言えますね。

しかしよく考えてみれば、攻撃隊を出しながら母艦だけ離脱するというのもおかしな話で、
ドゥーリットル空襲じゃあるまいし、普通は収容を考えて向こうも接近してくるはず。
単に発艦のため風上に立っただけかもしれないし、もしかしたら、
「敵に発見されたら変針し、欺瞞針路をとる」(>>303)、陽動の一環かも。


365 :GF長官:2011/06/07(火) 22:26:05.76 ID:???
[ミッドウェー海戦索敵図]
                                           ┏━━━×0430
━> 筑摩一号機索敵線                  ← ┏━━━┛     ┃
─> 米機動部隊(TF16)航路図         ┏━━━┛            ┃
                        ┏━━━┛                   ┃
                 <━━━━                          ┃
                                       ┌┘         ┃
                               ←  ┌──×0307       ┃
                            ┌───┘                ┃
                     0356×─┘                       ┃
                         └─×0402(攻撃隊発艦)           ┃
                            └─┐                     ┃
                               └─┐                   ┃
                 (利根機をレーダーに捕捉)×0428        ┏━━━━×0400
                                  └┐   ┏━×━━┛
                                ┏━━━━┛  0330
                        ┏━━━━┛   │↓
         0300   ┏━━━━┛           └┐
        ┏━×━━┛                     ×0506(攻撃隊進撃開始)
 ━━━━┛   →                       ┌┘
                                  ←┘

366 :名無し三等兵:2011/06/07(火) 22:35:38.81 ID:???
単に

「全力攻撃の準備が出来るまで敵を逃がさないよう距離を詰めた。
敵攻撃隊?零戦で叩き潰しゃいいだろ」

こんなノリだったんじゃないか?

367 :GF長官:2011/06/07(火) 22:37:56.14 ID:???
>>365の続き

実際は上図の通りで、発見時は針路150度なので正確な報告ですが、
これは発艦作業のため風上に立った行動。それを終えた0506時に、
もとの針路である240度(南西)に戻している。

再び南雲機動部隊の方に向かっており、利根機が報じた針路80度とは、
ほぼ正反対の方向です。
利根機はコンパスまで故障していたのだろうか・・・

以上のように、索敵報告における「敵艦隊の針路」は極めて重要であり、
攻撃隊を出す場合、目標の未来位置を予測して進撃進路を決めるのですが、
その上で不可欠なのが敵針情報。

触接機が変針を報じない限り、司令部は「敵艦隊は現針路を維持している」
ものとして計算し、次の行動を決定するのですから、その責任は重大と言わ
ねばなりません。

利根四号機は、敵発見から30分後に「針路80度」を報告してから帰投するまで
一切「変針」について触れていない。
これが南雲司令部の判断に大きく影響したことは間違いないでしょう。


368 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 01:10:56.91 ID:???
そういえば米空母機の発進作業は0402と0506の2回のはずだが、利根機が報じた0555の「敵攻撃機10機」とは何じゃろか。

369 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 01:18:23.68 ID:???
>>364
>攻撃隊を出しながら母艦だけ離脱するというのもおかしな話
まあ普通は母艦が攻撃隊を収容するけど、南雲艦隊を攻撃後にミ島へ着陸する可能性も、絶対ないとは言いきれないからな。

370 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 03:10:59.38 ID:???
>>368
索敵機じゃね?映画でも

「今日にもミッドウェイを攻撃するつもりです」
「しかし、どこから攻めてくるんだ?」
「何れにせよ、突然やってこられても困るなあ」
「こちらも索敵機を出したらどうでしょう、10機も出せば十分だと思いますが」
「良い手だ、だが80マイル以上先に行かせるな、何かがあれば直ぐに戻ってこられるように」

371 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 04:40:54.71 ID:???
>>370
その映画のシーンは、0130にヨークタウンから発進したSBDの索敵機10機の事だろう。
既にカタリナによって南雲艦隊が発見され、TF16から攻撃隊も発進した後の、0555頃に交される会話内容ではないな。
利根機が報告した「敵攻撃機10機」は、恐らくTF17ヨークタウンから0538に発進した攻撃隊の事だろう。
因みに攻撃隊が出る前に、朝方出した索敵機はヨークタウンに収容されたばかり。
TF16は全力攻撃してるので、索敵機を出す余裕はない。
因みに飛龍からの2波の攻撃隊がヨークタウンを襲った直後の、1130にヨークタウンの索敵機が飛龍を発見してるいる。
この時期にも改めてヨークタウンから、飛龍捜索の索敵機が出てるようだ。
0900頃には飛龍の小林隊がヨークタウンを襲ってるのに、よく索敵機を出す余裕があったなと思う。

372 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 11:12:01.98 ID:???
>0900頃には飛龍の小林隊がヨークタウンを襲ってるのに、よく索敵機を出す余裕があったなと思う。
その策敵機は小林隊が襲う前に発進したもの
まだ小林隊接近も知らない時期なのに、よく策敵機を出す余裕があったは無いと思う

373 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 18:46:00.68 ID:???
>>371
なるほど。
>よく索敵機を出す余裕があったなと思う。
いや、それでも尚も索敵機を出す根性が凄いと思わないか?

374 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 18:59:31.66 ID:???
>>372
0900以前に発進した索敵機が、1130に漸く発見したのか?
この頃だと日米艦隊は90浬程度の距離なのに、発見までに随分時間がかかってな。

375 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 19:04:14.32 ID:???
ぐぐるあーすで高度を3500mで海上を飛んでいる気分で進むと
自分がどこにいるかサッパリになる。 高度を15000mまで挙げるとようやく分かるが。。。

ありゃタマラン海の上は凄まじい、

376 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 21:23:56.07 ID:???
>>373
どの辺が根性凄いんだ?
それでも尚もって、TF16の今日初めての策敵という行動はそんなに感動する場面だったのか?

377 :GF長官:2011/06/08(水) 21:24:25.07 ID:???
>>366 源田・吉岡両参謀の回想を読むと、そんな感じですよね。
どうも被弾直前まで、司令部にはあまり緊迫感がないように思えたり・・・

>>368 そうですねぇ、>>332ではウォルドロン隊と書きましたが、それだとつじつまが
合わないところが出て来る。詳しくは明日あたりの本編にて。
>利根機が報告した「敵攻撃機10機」は、恐らくTF17ヨークタウンから0538に発進した攻撃隊の事だろう。
これが正解かな?

>>369 その手があったか! >南雲艦隊を攻撃後にミ島へ着陸する可能性
これもアリですね。うーむ、あらゆる事態を想定することは難しいですなぁ。

>>370 >>371の通りかと。


378 :GF長官:2011/06/08(水) 21:26:05.29 ID:???
>>371 有難うございます。『モリソン戦史』にも出てきますよ。
>この時期にも改めてヨークタウンから、飛龍捜索の索敵機が出てるようだ。

「さてフレッチャー海軍少将は、航空母艦ヨークタウンに対する日本軍の第一次攻撃隊
(小林隊)の以前から、敵航空母艦一隻が無傷のまま健在しているものと判断して、
ウォーレス・ショート海軍大尉の指揮する哨戒爆撃機10機よりなる索敵飛行隊を出動
させる先見の明があったのである。

彼らは三時間以上にわたり遠くかつ広く索敵を行った後、幸運にも母艦撃沈の惨事も
知らずに、ヨークタウンを目指して帰還飛行の途上にあった。丁度その時、14時45分
(日本時間1145時)に、操縦士サミュエル・アダムスは、その指揮官が戦争全期間を
通じて”最も優秀な、最も明瞭な、最も正確な”航空母艦と搭載機との間の敵情報告で
あったと強硬に主張したような報告を打電したのである。

彼は日本軍の航空母艦飛龍、戦艦2隻、巡洋艦3隻、駆逐艦4隻が、ヨークタウンの
西微北の方向、約110浬の地点を北進しているのを目撃した」


379 :GF長官:2011/06/08(水) 21:27:08.05 ID:???
>>374 上記の文章から復路で発見したようなので、時間を要したのでないかな。
(進出距離200浬、側程35浬、方位280度〜20度まで開度10度間隔)

ちなみに、発見位置は実際より40浬ほどずれていたようで、
>米軍側も発見位置の報告が間違っていたと聞いたけどどうなのかね? (>>337
たぶん、こちらの方ではないかと。

>>375 分かる分かる、分かりますよそれ。>自分がどこにいるかサッパリになる
本職も第一次海戦の章に入ってから、北海上空を遊弋していますが、しばしば
高度を下げすぎて迷子になっております。洋上航法は大変ですなぁ・・・


380 :名無し三等兵:2011/06/08(水) 21:54:57.55 ID:???
>>379
何だか計算が合わないように思える。
索敵範囲が進出200浬で側程35浬なら、SBDの巡航速度は160ktだから復路で発見したにしろ、2時間以内に発見できそうだが。
索敵機が0900以前の発進なのに、3時間以上飛んで1145に発見するなんて。
索敵機は実は300浬まで進出していたのか?

381 :GF長官:2011/06/08(水) 22:10:32.32 ID:???
>>367の続き

さて、ここまでは南雲長官が北上を決断した背景について考察してきましたが、
いずれも不完全な索敵情報に基づく蓋然性の話であり、様々な解釈があると
思いますし、正解は一つに決められないものでしょう。

しかし次に述べる事柄はもっと決定的であり、”信じるしかない”索敵報告とは
異なり、赤城艦橋の南雲長官が自らの目を以って確認できることだった。
それは、友永隊収容を概成した0618時に届けられました。

「右52度・高角2度・35粁、敵16機右ニ進行スルヲ認ム」(筑摩)
「利根右30度駆逐艦煙幕展張、対空戦闘」
「右66度・高角2度・20000ニ、敵飛行機数機ヲ認ム、煙幕展張」(利根)
          (第一航空艦隊戦闘詳報(2)の(17-18/54)頁 >>316


382 :GF長官:2011/06/08(水) 22:12:43.99 ID:???
>>381の続き

とうとうやって来た!
奴らはホーネット第八雷撃機中隊(>>9)、いよいよ敵空母攻撃隊の第一波来襲です。
果たしてこれは、栄光への架け橋となるのか、はたまた破滅への序曲か。

余談ながら、昭和17年6月5日は金曜日。
「今晩は、みんなで手柄話でもしながらカレーを食おうぜ!」というのが、
今回の仮想戦記の目標であります・・・なんちてな。


383 :GF長官:2011/06/08(水) 22:14:11.79 ID:???
>>382の続き

南雲長官は、これを基地航空隊ではなく、敵空母攻撃隊と判定している。

「一方敵空母部隊に触接中の利根四号機は、0555敵攻撃機十機が味方方向に
向かった旨を報じた。この敵攻撃隊は0700過ぎに来襲するものと判断された。
既述のように第一機動部隊は、ミッドウェー攻撃隊(友永隊)と上空警戒機の半数
の収容を急ぎ、0618ころその作業を概成した。

そのとき筑摩は、右前方遠距離に敵機十数機が来襲するのを認め報告した。
南雲長官は、これは高度その他からみて敵空母の雷撃隊と判断し、左に回頭、
増速してその後落を図った」                    (『戦史叢書』p326)

すでに0520時に敵空母を発見、0555時にその攻撃隊進撃開始の報告も
受けている。来襲高度が低空(高角2度)であることから、敵空母雷撃隊である
との判断は、まず妥当と言えるでしょう。


384 :GF長官:2011/06/08(水) 22:15:48.27 ID:???
>>383の続き

・・・いや、ちょーっと待てい! とは思いませんでしたかねぇ。
0601時に「敵攻撃機十機、貴方ニ向フ」を受信してから、まだ15分程度しか
経っていないぞ。いくらなんでも早すぎやしないか?

実は、珊瑚海海戦でも似たようなことが起きています。
米空母部隊を発見した菅野飛曹長機は、以下のように報告した。
>0740 敵飛行機群、味方主力ニ向フ、30機
>0750 更ニ敵飛行機群、味方主力ニ向フ、高度2000米、敵ハ直衛ヲ配ス
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/63

ミッドウェーの利根機と同じですね。
ところが、それから15分も経たないうちに瑞鶴の見張が敵編隊を発見した!
>0753「母艦ノ240度敵機」
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/314


385 :GF長官:2011/06/08(水) 22:16:35.03 ID:???
>>384の続き

結局これは、味方攻撃隊がスコールを迂回したのを誤認しただけというオチでしたが、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/315-316
今回はすでに友永隊収容後の話ですから、それは考えられない。
となると、やはりドメル戦法? それともどこでもドア(ry

ここで司令部に求められる「適切な情勢判断」とは。
南雲長官、そんな嬉しそうな顔しちゃって・・・
「操艦貰うぞ」とか言ってる場合じゃないですよ!


386 :名無し三等兵:2011/06/09(木) 00:49:52.94 ID:???
航空畑の草鹿や源田は、いくら索敵機が位置情報を打電したとしても、
コンパスの1度のズレが5〜7.5浬(300浬索敵の場合)を意味し、
更に風に押され風に流される誤差を考慮すると、
電波輻射で正確な角度を掴んでいる場合を除いて、
索敵機の位置情報に半径10〜20浬の誤差がある前提で、敵艦隊との距離を判断すべきなのでは、
と思う。特にパイロット出身の源田には、それぐらいの知見があるべきなのだが…

>>334に「敵空母の位置は、味方からまだ約210浬」とあるけど、報告ベースの数字。
誤差の10〜20浬を見込むと、190浬まで接近された可能性がある距離。
まだ時間に余裕がある、などと楽観できる状態ではない、と認識して欲しいところである。

>>367 コンパスが派手に狂ってたのなら、なぜ利根機は母艦に無事に帰還できたのだろう?

387 :名無し三等兵:2011/06/09(木) 01:29:22.51 ID:???
太陽

388 :名無し三等兵:2011/06/09(木) 02:40:56.09 ID:???
>>380
いかんな、SBD-5の巡航速度で計算していた。
SBD-3の巡航速度で計算せんといかんのだが、索敵機の正確な発進時刻はわからんもんだろうか?
>>386
んん?何で誤差が10〜20浬なんだ?
数学は苦手なので詳しく突っ込めないが、コンパス1度のズレを前提にしてるのか?
誤差考えたらキリがないと思うんだが、結局確かな根拠がない限りは報告位置を信用するしかないんじゃなかろうか?
しかも東に変針したという報告まで受けてるし。

389 :GF長官:2011/06/09(木) 21:14:38.03 ID:???
>>376 モリソン博士曰く「先見の明」ですかねぇ。

>>380 世傑によれば、SBDの巡航速度は130kt程度だと思いますけど・・・

>>386 まぁ、理屈はそうでしょうが・・・そこは「信じるしかない」かと。(>>381
>更に風に押され風に流される誤差を考慮すると、
偏流測定は洋上航法の基本だと思いますよ。そもそもこれが出来ないと帰れないですし。
>索敵機の位置情報に半径10〜20浬の誤差がある前提で、
「コンパスの1度のズレが5〜7.5浬(300浬索敵の場合)」ならば、200浬ならそれ以下になるのでは?
どこからこの数字が出てきたのでしょうか。

>コンパスが派手に狂ってたのなら、なぜ利根機は母艦に無事に帰還できたのだろう?
不思議ですよねぇ。

>>387 天測航法の初歩ですね。


390 :GF長官:2011/06/09(木) 21:15:45.95 ID:???
>>388 アクションレポートで確認してみると、
>索敵機の正確な発進時刻はわからんもんだろうか?
http://www.ibiblio.org/hyperwar/USN/ships/logs/CV/cv5-Midway.html

The search group consisting of 10 SBD's of VS-5 squadron, each armed with 1-1000
pound Mark 113 bomb, was launched at about 1330 to search the area from bearing 280°T.
to 020° for a distance of 200 miles.
At about 1630 Lieutenant S. Adams, USN, made contact with an enemy force consisting of
1 CV, 2 BB's, 5 CA's, and 4 DD's on course North speed 20 knots

0830発進で1130発見となっています。
往路200浬+側程35浬+復路100浬の計335浬を、巡航速度130ノットで飛行したのなら、
3時間弱というのは妥当な数字だと思いますけど。

>しかも東に変針したという報告まで受けてるし。
関連で訂正を。
>>367で米艦隊の針路は150度と書きましたが、正確には160度です。
故に利根機の報告には10度の誤差があります。


391 :名無し三等兵:2011/06/09(木) 21:46:56.54 ID:???
>>380
珊瑚海海戦で日本側の策敵250浬で5時間かかっている
勿論、触接を実施しないでこの時間なのだが、こっちも計算会わないよねw

392 :GF長官:2011/06/09(木) 21:47:38.31 ID:???
>>385の続き

あまりにも早い敵空母攻撃隊の出現は、何を意味するのか。
それまでの想定の中で、何かの”前提”が間違っていたことを示すものである。

(1)0428時に発見した敵空母の位置及び針路
(2)0555時の報告電「敵攻撃機十機、貴方ニ向フ」
(3)別の空母が付近に所在する可能性
(4)基地航空隊の残存機である可能性

それぞれについて、再度検討する必要がありますね。


393 :GF長官:2011/06/09(木) 21:51:06.13 ID:???
>>392の続き

真っ先に疑われるのは、(1)でしょう。

そもそも「彼我の距離が210浬」。この前提が間違っていたのではなかろうか。
>>353の通り、予測なら0730頃。余裕をもって0700頃からと警戒していたのに、
更に40分も早く現れたのだから、すでに誤差の範囲をはるかに逸脱している。

次に(2)について。
その前に予備知識として、索敵報告は常に”同時中継”というわけではない。
利根機の報告が0555発信だからと言って、0555時に発見したとは言えない。
敵戦闘機の追撃を受けている最中かもしれないし、天候その他の関係で通信
不良に陥る場合もある。いつでも”リアルタイム”とはいかないですよね。

それに「敵攻撃機十機」と0618時に来襲した部隊が同一のものとは限らない。


394 :GF長官:2011/06/09(木) 21:52:49.69 ID:???
>>393の続き

もう一つは、利根機はこれより前、燃料不足による帰投を報じている。
>0534「タナ九、我今ヨリ帰途ニ就ク」(発:利根四号機、宛:機動部隊指揮官)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/465

つまり、0555時には敵艦隊上空ではなく、帰投途上であった可能性も考えられる。
>>353の計算結果はあてにならないのです。

しかし、それを考え合わせても早すぎる。
仮に帰路発見したのなら、利根機はウォルドロン隊と相前後して戻ってくるはず。
(巡航速度は零式水偵120節、TBD110節)
しかし実際は、機動部隊上空に到達したのは0730頃です。


395 :GF長官:2011/06/09(木) 21:54:13.53 ID:???
>>394の続き

そこで注目されるのが(3)です。

>利根機が報告した「敵攻撃機10機」は、恐らくTF17ヨークタウンから0538に発進した攻撃隊の事だろう。 (>>371
もし「敵攻撃機十機」がヨークタウンの雷撃隊であったとしたら、彼らの来襲は0713時ですから(>>9
つじつまが合いますよね。

すなわち敵空母が複数居る可能性も考慮しておかなければならない。

最後は(4)の基地航空隊の可能性も捨てきれない。
・・・って、まだ残っていたのかよ! そりゃ再攻撃要請にもなるわなぁ。

いずれにせよ、「彼我の距離は離れているから(しかも敵空母は離脱しつつあるから)、
北上して追撃すべきである」との情勢判断は、改めなければならないでしょう。


396 :名無し三等兵:2011/06/09(木) 22:44:46.67 ID:???
>>395
空母機は北東から来て、基地機は南東から来るから違いはわかりそうなもんだが。
自分は1や2より3が先に浮かんだし、普通に利根機の報告とは別の機が来たんだろうと判断するのが普通じゃなかろうか。
逆に言うと別部隊という想定では、利根機の位置報告が間違いであるとまで疑いが及ばない。

397 :名無し三等兵:2011/06/10(金) 00:04:31.89 ID:???
>>392
あれだけ「電波輻射セヨ」と打電した司令部は、ハナから敵空母の位置情報を疑っていたんじゃないか?


398 :GF長官:2011/06/10(金) 22:02:27.24 ID:???
>>391 寄り道してたのかな? まぁ、計画通りには進まないということですね。

>>396 ふっふっふっ、その考えは危険ですよ〜
>空母機は北東から来て、基地機は南東から来るから違いはわかりそうなもんだが。
戦闘詳報(>>381)を確認すると分かりますが、0617時の艦隊針路は70度。
方位70度に向かっている艦が「右52度」に発見したということは、70+52=122度
すなわち、ウォルドロン隊は南東方向から来襲したのです。
この後のマクラスキー隊なんか南西方向から出現しましたからね、米空母と正反対だ。


399 :GF長官:2011/06/10(金) 22:04:12.86 ID:???
>>398の続き

せっかくなので、>>392のような”順位”をつけた理由を述べますと、
>自分は1や2より3が先に浮かんだし、普通に利根機の報告とは別の機が来たんだろうと判断するのが普通じゃなかろうか。
同意ですね。ただし一般論としての話です。一般論とは「どの海戦においても通用する
普遍的な情勢判断の例」という意味。

それに加えて本職が注目したのは、
「南雲長官が0618時来襲部隊を敵空母攻撃隊と判定した」(>>383

その根拠となったのが、以下の三つ。
(甲)0520時に敵空母を発見した
(乙)敵空母の位置は、0428時に発見した敵艦隊と同じ
(丙)空母から攻撃隊が発進した

(乙)から導かれたのが「彼我の距離は約210浬」
(丙)から算出されたのが「来襲時刻は0700頃」
しかし実際に出現したのは0618時だから、上記の前提は誤りである。


400 :GF長官:2011/06/10(金) 22:05:50.53 ID:???
>>399の続き

これはミッドウェー海戦だけに通用する固有の例なので、一般論である(3)よりも
上位に置いた次第です。「なり切って考えてみよう」が当スレの基本方針ですから。

とまぁ、もっともらしいことを書きましたが、順位はあまり関係ありません。
「北上を決断した根拠が崩れたのだから、考えを改めるべき」が発言の要旨ですね。

>>397 それはないようですが・・・
>「敵に触接した索敵機は、敵に対する自機の占位位置(方位・距離)を報じて
>長波を出し、艦ではその方位を測定して敵味方の関係方位を確かめることは
>普段から行われていた。
>南雲長官が長波輻射を命じたのは、報告敵艦位に疑問を持ったためではなく、
>普段行われている手続きをとったものと推定される」
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/471


401 :GF長官:2011/06/10(金) 22:20:25.95 ID:???
>>395の続き

以上により本職は、0555時の報告電(「敵攻撃機十機、貴方ニ向フ」)をきっかけとし、
0618時に来襲した敵部隊を「空母攻撃隊」と判定した事実をもって、
「南雲長官は友永隊収容後、南西方向に変針すべきだった」と結論づけるものです。

ミッドウェー島の攻撃圏を考慮するなら、西進の方が良いかもしれませんね。

確かに0415時の兵装転換下令は誤りですが、
「せめて側程終了まで、あと30分は待つべきだった」ならまだしも、索敵報告が
入らないのに「雷装待機を続けるのは当然」のような理由で南雲長官を責める
のは、いささか心苦しい。

利根機の報告艦位についても同様で、誤りに気付かなかったのは問題ですが、
それは航空参謀や八戦隊司令部の仕事であり、”南雲長官自らが作図して確認
しろ”とか、”距離や巡航速度から計算すれば分かるはず”とか、そこまで求める
つもりは無い。


402 :GF長官:2011/06/10(金) 22:22:15.98 ID:???
>>401の続き

しかし、この北上決断は全く別で、
「我が方の想定よりも、ずっと近くに敵空母が(複数)所在する公算が大である」

細かい分析は参謀達に任せておけば良く、指揮官としては状況が逼迫している
ことを感じ取れれば、それで十分。
そこに水雷屋の経歴や、航空戦の素人等は、関係ないでしょう。

何より艦隊の変針は、司令長官のみに与えられた権限なのだから、南雲提督が
その責任から逃れることは出来ないと考えます。

では、反転すれば悪夢の被弾を避けられたのか。
ここからは三隻の米空母から発進した各攻撃隊の動きを追って行きたいと思います。


403 :名無し三等兵:2011/06/10(金) 23:41:39.98 ID:???
>>401
その理屈でいうと敵空母機の空襲を受けた時点、0618以降の変針決断となるね。
ただどうも素直に納得できない。
>>245で先に北上を言い出した自分が言うのも何だが、その後に被弾する結果から北上はいかんという結論ありきになってはいないだろうか。
自分は南雲が北上したのは、敵空母を逃がすまいと半ば本能的に敵を追う意図からであると理解している。
0405から0540まで長い空襲を受けながら、友永隊収容の為とは言え一度も変針して空襲を避けようとはしていない。
源田・吉岡両参謀の回想からも「一時離脱」は全くの考慮外で、敵の空襲も今までの空襲同様に防ぎ得る、と判断するだろう。
つまり予定とやや違ったからといって、積極的に離脱・変針する動機にまではならないのではないかと思う。
当時の南雲になりきるなら、「敵の空襲?排除すれば良い、それより敵空母を逃がしてはいかん」と自分は判断しそうだ。
むしろそれ以前の、攻撃準備完了時期を聞いた時点のが、自分には「準備が完了する0730までは積極的行動を避けよう」という動機づけになる。

404 :名無し三等兵:2011/06/10(金) 23:54:48.48 ID:???
その考えに同意

405 :名無し三等兵:2011/06/11(土) 01:34:54.72 ID:???
>>396
すでに長官さんが言っているけど、図にするとこんな感じ
http://www.historyofwar.org/Maps/Midway3.gif

>空母機は北東から来て、基地機は南東から来るから
イメージで語る前に、現実見ましょうよ

406 :GF長官:2011/06/11(土) 20:37:35.24 ID:???
>>403 有難うございます。その通りですね。>0618以降の変針決断となるね。
本章は仮想戦記なので、変針したらどうなっていたかを考えるのが主題であり、
その目的は「どうすれば被弾を避けられたか」と、結論ありきになってしまうかなと。

>源田・吉岡両参謀の回想からも「一時離脱」は全くの考慮外で、
両参謀の回想に共通しているのは「敵との距離は遠いから、まだ時間的余裕がある」。
ウォルドロン隊来襲で、その前提は崩れてしまっています。

>敵の空襲も今までの空襲同様に防ぎ得る、
これも遠距離なら護衛無しだから、直衛機で排除できるとの見込みに基づいている。
基地隊の空襲を完封できたのも、戦闘機が随伴していなかったことが大きい。
敵空母が近くに居たら、この前提も崩れてしまいます。

それと、「攻撃準備完了時期を聞いた時点」とは友永隊収容後であり、0618以降
だから(>>354)、「むしろそれ以前の」ではなく「それ以後」になりますね。
「積極的行動を避けよう」の動機づけには問題ないかと。


407 :GF長官:2011/06/11(土) 20:39:51.91 ID:???
>>406の続き

誤解なきよう付け加えておきますが、0530時の源田参謀の見込み(>>333)が
甘かったと責めるつもりはありません。当時の状況を鑑みれば、これはこれで
妥当なものと考えます。

しかし0618時に状況が変化したのだから、一旦白紙に戻して情報を整理し、
検討し直すべきだったのではないかというのが、本職の見解です。

ここが0415時の兵装転換下令とは大きく異なると注目しているところで、
0220時に「敵情特ニ変化ナケレバ」基地再空襲を行うと予告しておき、
実際に変化がなかった(索敵報告が入らなかった)から、爆装転換を開始した。
故に「それを責めるのは心苦しい」(>>401)と書きました。
少々過早気味ではありましたが・・・

しかし、今回は違います。
0555時に「友永隊収容後に北上する」と予告していたところまでは同じですが、
0618時に「敵情は変化した」のです。当分は来るはずのない敵空母攻撃隊が
やって来たのです。
なのに、当初の情勢判断を維持したままでは問題ありとは思われないでしょうか。


408 :GF長官:2011/06/11(土) 20:41:25.68 ID:???
>>407の続き

もちろん変針だけが選択肢ではありません。個人的には、
ここでこそ山口少将は即時発進を具申すべきだったと思うくらいですから。
その是非は別として、敵情が変化したのに何も変えないでは、司令部の存在する
意味が見出せないですよね。

極端な例を挙げるならば、索敵機から敵艦隊発見の報告が入ったのに、予令通り
爆装転換を始めるようなもの、と言えば分かりやすいでしょうか。
「そんなこと、ありえねーよw」と思ったでしょう?
では、北上決断は「それとは違う」と区別できるのだろうか。

0428時の敵艦隊発見、0520時の敵空母発見に匹敵する重要な転機が、
この0618時の敵空母攻撃隊来襲だったと考えるものです。


409 :GF長官:2011/06/11(土) 20:42:06.06 ID:???
>>404 そうですね。それぞれがなりきって考えて頂ければ、当スレの趣旨に
かなうというものです。というか、本来なら本職が南雲長官を擁護すべき立場
なのに、なんだろう、この状況は・・・orz

>>405 情報感謝します。ちょうどこういう図を探していたところなんですよ!
本編でもそのまま使わせてもらいます。
ここから米攻撃隊の迷走っぷりを笑ってやることにしましょうw


410 :GF長官:2011/06/11(土) 21:34:48.22 ID:???
>>402の続き

友永隊収容後、南西(もしくは西)方向に変針すればどうなっていたか。
マクラスキー隊の奇襲を回避できたのだろうか。
>>405の図を参照しながら、お付き合い下さいませ。

まずは、ホーネット隊からです。
VF−8(第八戦闘機中隊)F4F10機(サミュエル・ミッチェル少佐)
VB−8(第八爆撃機中隊)SBD19機(ロバート・ジョンソン少佐)
VS−8(第八哨戒機中隊)SBD18機(ウォルター・ローディ少佐)
VT−8(第八雷撃機中隊)TBD15機(ジョン・ウォルドロン少佐)

出典は『モリソン戦史』より。
F4Fの搭載機数は27機ですが攻撃隊直掩は10機のみ。残りは母艦直衛。
VB−8とVS−8は合同して、飛行長スタンホープ・リング中佐が直率。
SBDは計37機ですが、実際に出撃したのは35機。故障機があったのかも。


411 :GF長官:2011/06/11(土) 21:36:24.39 ID:???
>>410の続き

まず、6月5日朝、最初に南雲艦隊を発見したのは、基地航空隊のPBY(アディ大尉機)

0234「敵空母(複数)発見」
0240「ミッドウェーよりの方位320度・距離180浬」
0252「2隻の空母と他の艦船発見、空母が前方、針路135度・速力25ノット」

「この両電文は天候のせいか、洋上にあった第16、17両任務部隊には通じなかったが、
ミッドウェーの通信室は無事にこれを受信した。通信室はこの情報がほかの部隊に届いて
いない可能性を考慮して、この両電文の内容をまとめて0306時に平文で発進した。
この電文は両任務部隊でも直ちに受信された」(『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』)

これを受けて、先任司令官であるフレッチャー少将(TF17、ヨークタウン坐乗)は、0307時
スプルーアンス少将(TF16、エンタープライズ坐乗)宛に、発光信号で下令した。
「南西方向に進み、位置の明らかな敵空母を攻撃せよ。
当部隊(TF17)は、索敵機収容後、貴部隊に続く」


412 :GF長官:2011/06/11(土) 21:37:47.41 ID:???
>>411の続き

当時、彼我の距離は約175浬であり、TBDの航続距離ぎりぎりのところでしたが、
スプルーアンス少将はブローニング参謀長との協議の結果、0400時に攻撃隊を
発艦させることを決心した。しかも全力攻撃です。

「南雲はミッドウェイに向かって前進を続けるだろう。だから南雲の飛行機が第二次
攻撃のために燃料補給しているときが、南雲の空母を攻撃する絶好の機会だ、と
ブローニング(参謀長)大佐は計算した」               (『モリソン戦史』)

「南雲の空母が飛行機を収容している一瞬の隙を狙って攻撃隊を出した」
                                    (byブローニング)
この言葉、よく覚えておいて下さい。


413 :GF長官:2011/06/13(月) 21:30:41.61 ID:???
このあたりは、洋画『ミッドウェイ』を視聴することを推奨します。
使い回しが多いとかで、あまり評判は芳しくないですが、戦史に興味ある者にとっては
史実の経過を忠実に再現しており、楽しめるのではないかと。

なお過去スレにテキストが上がっているので、参考までに。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/army/1218288706/534

アメリカ側が何を考えていたのかがよく分かります。それと、
南雲長官が「有能な指揮官」として描かれているので、好きなんですよね。
「今までに雷撃機が50機きた。50機だぞ! 敵空母はもう1隻いる!」


414 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:38:41.06 ID:???
ここで、一服。 
洋画劇場でのミッドウェイ日本語吹き替えVer 現在の字幕ver 誤訳が多い

友永の攻撃が終わった後のカット、赤城の南雲長官は艦橋の椅子に座り海を見ている
通信兵「長官!」
通信兵が電文綴りを手渡す
南雲「……友永が第二波の攻撃を要請している」
傍らに立つ源田参謀。
源田「…長官、これは大勝利の報告です。 我が方の損害は僅かに7機、そして、確実に40機以上の敵機を、
    空中と地上で撃破しました」
草鹿「しかし君の選んだ若い搭乗員達は、まだ滑走路を破壊するに至っておらんぞ」
   「長官、この赤城(率いる4隻)には、優秀な搭乗員が乗る93機が待機しています」
   「直ちに全機出撃させましょう」
南雲「……?全機出撃?源田の進言で、第二次攻撃隊は魚雷を装着している滑走路の爆撃は出来無い、そうだな?」
源田に顔を向ける。
草鹿「直ちに魚雷を外して、爆弾を装着させましょう、ミッドウェイからの反撃を一刻も早く確実に防いでおきませんと…」
   「友永大尉からの要請は同時に警告だと思います、ミッドウェイは我々の脅威です」
南雲「敵空母艦隊も脅威だぞ?」
草鹿「近くにいる場合は脅威でしょう……しかし索敵機が発進して二時間になりますが
     まだ何も報告がありません、恐らくもう帰路に着いているでしょう」
南雲「最後の索敵機は出発が三十分遅れているんだ」
   「予定捜索範囲の向こう端に着くまでは後1時間は掛かる」

南雲は草鹿の顔をのぞき込むが、草鹿は水平線上に視線を外す。
源田参謀、このやりとりを見つつ、南雲の椅子の背に廻って呟く。

415 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:39:13.16 ID:???
源田「友永の編隊はまもなく帰還するでしょう」
   「一休みして燃料補給と魚雷装着を行い敵に備えさせます」
   「偵察機が敵空母を発見した場合……」
振り向く南雲
南雲「……」
草鹿「長官…」
南雲は逡巡するが、椅子を降りて決断を下す。
南雲「よろしい、現在待機中の全機は魚雷を外し、爆弾を装着!」
   「準備出来次第、ミッドウェイに対し第二次攻撃を行う」
源田「はいっ!」

赤城格納庫内、整備員達が97艦攻の胴体下の魚雷をカタンと外し魚雷運搬車に載せ、
即座に爆弾を搭載した積載車を持ってこさせ、装着し直しているカット
(とにかく、魚雷は一撃でかたんと外してしまうところを強調)

〜一方、米16任務部隊 スプルアンス〜
ブローニング航空参謀「57機、準備完了です、ホーネットからも同数が出撃します」
スプルアンス少将「敵空母艦隊の位置は?」
ブ航空参謀「約220km先です(120海里)」
スプルアンス「…今すぐ発進した場合、発進して攻撃して帰還するまで燃料は持つかな
ブ参謀「天候が悪化せず、コースを間違えずに、目標上空に長居しなければ」
スプルアンス「今すぐ発進すれば、無防備の南雲艦隊を叩けるかもしれん」
         「しかし、ここでぐずぐずすれば、向こうに燃料と弾薬補給の暇を与えてしまう事になる」
ブ参謀「報告では、敵空母は二隻だけだと言ってますが…」
スプルアンス「その通り」
ブ参謀「しかし、情報部は四隻だと言っています、もし後の二隻が突然現れたら?」
スプルアンス「その時にはこちらが叩かれる」
         「だが、確実な目標が今、僅か220キロ先に何も知らずにいるのだ!
         「エンタープライズとホーネット全機発進!」

416 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:40:20.56 ID:???
〜第17任務部隊 フレッチャー ヨークタウン〜
G参謀「司令官!スプルアンス少将からです、エンタープライズとホーネット全機発進しました」
    「かなり無理な距離です」

〜一方、南雲機動部隊〜
艦橋に草鹿が入ってくる。
草鹿「ミッドウェイ第一次の友永の攻撃隊は、後1時間で帰還します」
   「ちょうど、第二次の爆弾装着が完了する時間です」
南雲「それがこの戦の天王山だ」
草鹿「索敵機から、空母報告の報はありません…もう帰路に着いているでしょう」
煙草の先を海図に向け、利根四号機の索敵範囲を指し示しながら。
南雲「……遅れた利根四号機を除いてはな……」

〜その利根四号機〜
搭乗員と観測員が雲の合間から敵艦の航跡を発見…二人ともそれ指さし、直ちに電報が打たれる。 
トントンツツツトンツートンツツー

〜赤城艦橋〜
通信員が利根四号機の電文綴りを草鹿に渡す
草鹿「10隻の敵艦船発見、方位10度、距離、ミッドウェイより380キロ 針路150度 速度20ノット」
南雲「どの索敵機の報告だ?」
源田「利根四号機です」
南雲「爆弾の装着の進行状況は?
源田「約半分です
南雲「一時中止しろ
源田「しかし長官?」
南雲「利根四号機宛 敵艦種知らせ、接触持続せよ!」

417 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:41:51.77 ID:???
〜第17任務部隊〜
ヨークタウン レーダー室
レーダー員「味方機です」 「偵察機が帰還します」 「後15分で着艦します」 
フレッチャー「バックマスター大佐に指揮を執るように言え」
専任将校「アイアイサー」
B参謀「エンタープライズとホーネットから発進した攻撃機は後1時間で日本空母の上空に到達します」
フレッチャー「敵がコースを変えなければな…」
アクリル板(*1)に書かれた戦況図を見ながら
B参謀「それなら大丈夫です。南雲はミッドウェイ攻撃から帰還してくる攻撃機を待たなければなりません」
     「攻撃機が240度で進めば、空母上空にピタリと到着して予定通り叩く事が出来るハズです」
(*1)           × × ×
                ×××
                  ○YORKTOWN
                
                ××○ENTERPRISE
          *××× ×○HORNET
                ×
           *×××  
  ◇◇           
  NAGUMO               
〜赤城南雲司令部〜
通信員「利根四号機から、また報告です」
南雲「ミッドウェイから400kmで、更に三隻の敵艦船を発見、
    速度20ノット…巡洋艦二隻と空母ヨークタウンと思われる」
草鹿「そんなハズはありません!ヨークタウンは珊瑚海海戦で大破したはずで
    まさか10日かそこらで修理してこっちに出てくるとは考えられません」
南雲「しかし、それをやってのけたのだ!」
草鹿「もしヨークタウンなら、直ぐに攻撃を掛けましょう」
南雲「…よろしい……しかし、君はさっきまでミッドウェイからの攻撃をあれほど恐れて
    攻撃機の魚雷を爆弾に装着し直せと主張したではないか?」
草鹿「長官、ミッドウェイは後回しに出来ます、この際、まずは敵の空母を叩くのが先決問題です」
南雲「すると、また魚雷の装着し直しか?時間の無駄ばかりだっ!」(激怒)

418 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:43:13.93 ID:???
源田はこの問答には加わらず、航空無線のマイク掴んで近くまで帰ってきた
友永を呼び出す。 その狭間で、一枚の報告綴りを持った士官が南雲にそれを手渡す。
源田「友永大尉!こちらは源田中佐だ。聞こえるか?」
友永「聞こえます…ザザ!」
源田「報告してくれ」
友永「着艦の許可を要請します。各機の搭乗員から燃料切れの報告が入っております。
    それに対空放火にやられた者も居ます、直ちに着艦の許可してください」
源田「長官許可して宜しいですか?」
   南雲は先ほどの綴りを見せつつ。
南雲「飛龍の山口少将から、直ちに敵空母攻撃の要アリとの意見具申があった」
   「魚雷であれ爆弾であれ直ちに出撃せよと」
源田「しかし、その出撃の間に友永隊の各機は海に墜ちてしまいます、もう燃料がないんです」
   南雲悩む、源田懇願する、草鹿沈黙
南雲「……分かった…帰還した友永隊が全機着艦するまで待とう」
   「着艦の為、飛行甲板が塞がっている間に攻撃機に魚雷を装着しろ」
   「装着完了次第、直ちに敵空母攻撃!」
源田「はい…友永大尉!」

〜その頃、ヨークタウン 第17任務部隊フレッチャー〜
(フィルムCV-14に、SB2Cが着艦)
甲板士官「これが最後の索敵機です」
フレッチャー「ようし、直ぐに全機発進させよ」
B参謀「アイアイサー」
艦内放送「パイロットは直ちに搭乗せよ、全機出撃全機出撃」
甲板上に並んだF4Fワイルドキャットが轟音を立ててエンジン始動
ヨークタウン全機発艦 それを見守るフレッチャーとG参謀(ガース大佐←架空)

419 :再録洋画劇場(日米両軍 6日 0400〜0640の、2時間40分:2011/06/13(月) 21:44:47.81 ID:???
〜一方、南雲艦隊 空母飛龍 友永大尉、最後に着艦〜
〜赤城〜
源田「長官、全機着艦しました」
南雲「友永は?」
源田「最後に降りました」
南雲「敵空母との距離を縮めたい、北東方向に戦闘速度だ(24ノット前後)」
草鹿「はい」
〜一方 山本主隊 大和 300Mile後方〜
黒島「南雲中将からであります。 敵艦隊の兵力、空母1隻 巡洋艦5駆逐艦5 ミッドウェイから400キロにあり」
宇垣「空母一隻?」
山本「ミッドウェイの近海か…真珠湾ではないのか?」
黒島「南雲部隊は”数日早く”敵空母部隊を叩く事になります」

〜一方、発艦を終えたヨークタウンアイランド〜
フレッチャー「今、南雲が何を考えているのか知りたいな」
ガース大佐「我々と同じでしょう、やきもきしてますよ」

=TORPED SQUADRON 8 (USS HORNET)=(第八雷撃隊・機内電話)
第八雷撃隊隊員「隊長!したした!」 ウォルドロン隊長「見えた」
第八雷撃隊隊員「言った通りだろ、隊長は必ず見つけるって」
ウォルドロン隊長「ノーヴス、戦闘機隊と爆撃隊に連絡しろ、近くに来ているはずだ、連係攻撃をしたい」
ノヴース「こちら、レッドフォックスリーダーからランチャアリーダーへ聞こえるか?」
ランチャア「聞こえる」 ノーヴス「よーし、先にやろう、戦闘準備だ」 ノーヴス「レッドフォックスリーダ、攻撃するぞ」
〜ヨークタウンアイランド内〜
「第二第四編隊は空母の左舷に行け、第一第三編隊は他の二艦だ」
「出来るだけ編隊から離れるな、繰り返す!バラバラになるな!」
〜その時赤城〜
源田「長官!左舷方向に敵の雷撃機であります!」
〜その時飛龍〜
飛龍艦長「戦闘機の護衛無しでやってくるぞ!自殺行為だ!」
山口多門少将「…かもしれん。しかし効果的な戦法だ、あの攻撃を避ける為、
           我が方は攻撃機を発進させる暇がない!味方戦闘機が防げばよいが……」

420 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:46:40.39 ID:???
=TORPED SQUADRON 8 (USS HORNET)=(第八雷撃隊攻撃開始)
「後ろに敵機だ!」
「気を付けろ」
零の7.7mm機銃がSBDの後席機銃員を殺傷
(とにかくこの映画では、零は7.7mm機銃で攻撃するシーンが多い、やはり20mmの携行弾が少なすぎ?)
ゲイ少尉「ハネディッド!しっかりしろ!」
ウォルドロン隊長「ゲイ!俺に付いてくるんだ!」
二機ダイブ

赤城甲板対空機銃、高角砲射撃開始。
何故かその実写フィルムは、米巡洋艦クリーブランドw ウォルドロン隊長機に命中、爆炎を上げる。
ゲイ少尉「ウォルドロン隊長!機首を上げてください」
ウォルドロン隊長はほぼ即死。
ゲイ少尉「ウォルドロン隊長!機首を上げなさい」
ウォルドロン隊長機海上に墜落
ゲイ少尉機のみ空母近接、魚雷投下、空母を甲板上を通過して反対舷に退避するも機銃弾が肩に当たる。

何故か、日本の空母の舷側張り出し甲板に特設と思われる、
7.7mm単装機銃や20mm単装機銃が数多く配備されているカットがある。

ゲイ機墜落する。 フィルムはF6Fの海上着水。
ゲイ少尉、泳ぎながら救命浮き輪にすがりつく
(ノーカット版では、マクラスキー隊の急降下爆撃を見て拳を海面に叩き付けるシーンがある「ヤレ!」)

〜17任務部隊ヨークタウン〜
フレッチャー「何があった!」
ガース大佐「雷撃隊が攻撃されています」
フレッチャー「一体どの隊だどうなっている?」
〜赤城〜
その様を双眼鏡で見ている南雲中将。
源田「損害の報告です、戦闘機一機に軽微な損傷、艦船に被害無し、死傷者も居ません」
南雲「……戦闘機隊が…実に良くやってくれた」

421 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:48:21.63 ID:???
〜17任務部隊ヨークタウン〜
C参謀「第三雷撃隊は、高度500です」「第三爆撃隊と、第三戦闘機隊は、後15分で目標に到達します」
フレッチャー「指揮官は?」
ガース大佐「第三爆撃隊のマックス・リスナーです」

=BOMBING SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=同時攻撃A
              (第三爆撃隊)
隊長「爆撃準備の時間だ、準備せよ」
三つの電気スイッチを順に上げていくが、三番目を上げた途端爆弾が外れた
隊長「あっ!畜生!落ちた!」
隊長「こちらヘレンリーダー!電気スイッチには手を触れるな!手動装置を使え!」
隊員「手遅れです隊長」
隊員「私の機のも落ちました!」「俺のも」
隊員「畜生、誰だこんな電気スイッチ発明したのは?」
隊員「ヤマモトさ!そうに決まっている!」
隊長「分かった、もうよせ、他の機は手動装置を使うんだ、ヘレンリーダ以上

=FIGHTING SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=同時攻撃B
               (第三戦闘機隊)
隊員「隊長、頭に敵の気配を感じますか?」
隊長「しっかりやれよトム」

=TORPEDO SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=同時攻撃C
               (第三雷撃隊)
隊長「バーバルリーダーよりべーベルリーダーへ!水平線を見ろ!」
隊長「こりゃスゴい、壮観だぜ。 敵の空母が四隻もいるぞ」
隊員「スゲエ、俺達金鉱を掘り当てたぜ」

422 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:49:32.85 ID:???
〜空母赤城・警戒音〜
源田「何だ見張り長?」
見張り長「敵の雷撃機です」
源田「何機?」
見張り員「二編隊です」

=TORPEDO SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=
隊長「バーバルリーダーよりべーベルリーダーへ!用意はいいか!」
隊長「勿論だ、早くやらないと燃料切れになるぞ」

〜空母赤城〜
源田「右舷方向から12機が接近してきます」
草鹿「左舷方向からは14機です」
南雲「それだけの雷撃機が一隻の空母から来る訳がない」
草鹿「ミッドウェイから来たんでしょう」
源田「或いは…二隻目の空母からかも…長官、利根四号機からはその後、連絡がありません」
   「蒼龍から索敵機を出して貰いましょう。敵の兵力を確認しておきませんと」
南雲「直ぐに手配しろ!」

=FIGHTING SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=
     日本直援戦闘機との闘い
雷撃機隊長「準備してくれサッチ、今、我らの上にゼロが12機居る!」
サッチ隊長「我々は今、奴らの真上にいる、ベイベルスリーダーより編隊へ攻撃しろ」
隊員「敵が隊長機に接近しています、4時方向 左は三機が接近中」
隊長「トム良くやった、良く撃ち落としたな」爆炎を上げて落ちる零戦(実写)
隊員「二時方向に敵機、二時方向」
隊長「いいぞラオス、言い腕前だな」同じく違うカットで零戦が墜落(実写)
隊員「一時方向だマンセン!一時方向!」
隊長「よーし良くやったマンセン」火炎を上げて錐もみ状態で落ちるゼロ戦(実写)
隊員「トムトム!12時方向に敵機三機!退避しろトム!上昇するんだ!」
被弾するトム機、コクピット下から火災、喚き散らしながら腕と脚についた火を消化器で消す
(サッチウェーブ戦法と、機内無線での連係プレイと思われ)

423 :再録洋画劇場:2011/06/13(月) 21:51:14.40 ID:???
〜混乱する赤城〜
源田「そうか、分かった」
草鹿「空中戦で撃破したので”雷撃機”は一機も接近しておりません」
南雲「だが彼らは、我が方にも負けぬ敢闘精神を発揮している」
源田「長官、我が戦闘機隊は、最後の攻撃で海面に近い超低空まで降下し、今も敵の残存機を追撃しています」
南雲「すると我々の上空は無防備?」
源田「今呼び戻しております、哨戒高度に戻るように」
南雲「現在我が方の空母護衛の戦闘機は、現在何機ぐらい有るのかね?」
源田「十分とは言えません」(何機なの?)

〜蒼龍索敵機 二式艦偵〜
操縦士「あれはヨークタウン級だ間違いない、赤城に報告しろ」
     「どうした!早く報告しろ!」
電信員「無線機が故障です、電信は送れません」

〜運命の爆撃隊 第六第三爆撃隊〜
=BOMBING SQUADRON 6 (USS ENTERPRISE)=
(第六爆撃隊、南雲艦隊上空へ到達)
隊員「レイブンリーダーへ敵空母発見」
隊員「隊長見てくださいよ、ウワーオ、敵の全艦隊だ!」
隊長「こちらレイブンリーダー、俺が攻撃命令を出すまで落ち着いてマテ」
無線機の周波数切り替え(カチ)
隊長「レイブンリーダーよりマザーグース(エンタープライズ)へ、発見しました敵空母四隻です」

424 :GF長官:2011/06/13(月) 21:57:29.14 ID:???
>>412の続き

ホーネットは、スプルーアンス少将麾下の第16任務部隊に所属しており、
僚艦エンタープライズと行動を共にすべき立場にありましたが・・・

「ホーネットとエンタープライズは共同作戦を実施せず、ホーネットの航空団は
ミッチャー艦長とリング飛行長の作戦指導により別個に行動していた」(『歴史群像』)

米空母機の「分散進撃」については、珊瑚海海戦でもとりあげましたが、
同一部隊内の空母同士ですら連繋が取れていないとは・・・
伎倆云々の問題ではなく、最初から合わせる気がないんですかねぇ。


425 :GF長官:2011/06/13(月) 21:59:01.37 ID:???
>>424の続き

スプルーアンス少将は「全力攻撃」を選択しました。
しかし、その攻撃要領はそれぞれの空母で異なります。共通するのは、
「搭載全機を一度に発艦させることは出来ないから、二回に分ける」

エンタープライズ
(1)1回目の発艦作業(SBD)
(2)SBD隊は上空待機
(3)2回目の発艦作業(F4F、TBD)
(4)上空で合同して進撃開始

ホーネット
(1)1回目の発艦作業(TBD)
(2)TBD隊は上空待機せずに、そのまま進撃開始
(3)2回目の発艦作業(F4F、SBD)
(4)進撃途上でTBD隊に追いつき、合同する


426 :GF長官:2011/06/13(月) 22:01:09.23 ID:???
>>425の続き

「ホーネットの発艦作業は、エンタープライズとほぼ同時刻に開始され、予定通り
第八雷撃隊のTBDが最初に発艦した。ウォルドロン少佐機を先頭に15機のTBDは
高度450メートルで編隊を組むと、直ちに進撃針路として指示された265度方向へ
向かった」

まず、低速で航続距離の短いTBD隊を先発させ、

「飛行長リング中佐が直率するSBD35機がこれに続いた。ミッチェル少佐に率い
られたF4F10機が最後に発艦し、空母上空5800メートルで見事なパレードを
組んでいた艦爆隊と合同した。
計45機の編隊は0506時、日本艦隊に向かって265度方向に進撃を開始した」

F4F、SBD隊がこれに続くという手順です。


427 :再録洋画劇場(腐敗神話が終わるとき:2011/06/13(月) 22:01:54.52 ID:???
=BOMBING SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=
(第三爆撃隊、南雲艦隊上空に到達)レスリー隊長機後席ウイルソン
「ヘレンリーダーよりバーサリーダーへ、ヘレンリーダーよりベイベルリーダーへ
 バーサ、ベイベル応答せよ!(両隊とも散り散りになって避退中)」
ウイルソン「こちらヘレンリーダー敵を発見、ダメですねレスリー少佐、両方から応答がありません」         
レスリー「呼び続けろ、連携して攻撃する事になっている」
ウイルソン「向こうがコースを間違えたのか?或いはこちらが間違えたのか?」
レスリー「呼び続けろ」

=BOMBING SQUADRON 6 (USS ENTERPRISE)=
(第六爆撃隊)
隊長機「レイブンリーダーより各編隊へ、敵空母は発艦準備をしているようだぞ」
隊員「敵の戦闘機は何処にも見えませんが?」
隊員「もう待っては居られない、ついてこい!」

=BOMBING SQUADRON 3 (USS YORKTOWN)=
(第三爆撃隊、多隊を呼び続けるも応答無し)
ウイルソン(後席)「やっぱりダメですどの隊からも応答がありません」
レスリー「ようしウイルソンもういい、攻撃しよう」
ウィルソン「でも、爆弾がありません」
レスリー「持っているヤツを援護するだけでもいい」
     「こちらヘレンリーダー、前方を行く大型空母に集中しろ!」
両隊 南雲艦隊空母に急降下

〜その頃赤城・直援戦闘機一機発進の後サイレンが鳴る〜
米側の考えでは、まだこの時点では、二次攻撃隊は準備出来ていないと判断している模様。
赤城の艦橋の張り出し口から見上げる、源田と草鹿は、空母加賀に向かって急降下する爆撃機を視認。

428 :GF長官:2011/06/13(月) 22:01:56.11 ID:???
>>426の続き

後述しますが、エンタープライズ隊は発艦作業に手間取り、更に利根機発見に
より混乱に輪をかけることになるのですが、ホーネット隊は滞りなく発艦作業を
終えたようですね。

個人的にはホーネット方式の方が、適切なように思います。
いくらSBDの航続力に余裕があるとはいえ、上空でぐるぐる旋回したままという
のは非効率ですし、燃料の無駄ですからね。


429 :再録洋画劇場(腐敗神話が終わるとき:2011/06/13(月) 22:02:21.90 ID:???
CARRIER KAGA 空母「加賀」
マクラスキー隊長機、12.7mm機銃で銃撃。
「レイブンリーダーよりレイブンワンレイブンスリーやらかしたぞ!」
「こちらレイブンワン、マクラスキー少佐、敵の飛行甲板に爆弾のプレゼントであります」
「命中した!命中だ!やった!」
「空母を一隻やったぞ、スゲエ完璧にやった!」
「マクラスキー少佐、爆弾は命中しました」  空母加賀被弾炎上

CARRIER SORYU 空母「蒼龍」
「繰り返すんだ繰り返せ、やってしまえ!」「命中だ!Tally Ho! 命中だ!」
「レスリー少佐!命中しました ド真ん中ですよ!火の海です、あの燃え方を見てください!」
「見事だ、フレスビー命中だ」 空母蒼龍被弾 炎上。

CARRIER AKAGI 空母「赤城」 どうやら最後まで頑張っていたらしい。
「上手くいった、奇跡だよ、敵には援護の戦闘機も居ない、有り難いラッキーだったよ」
空母赤城被弾 炎上。  格納庫内で爆弾が誘爆。
「ヘレンリーダーより各機へ、敵空母三隻が炎上中だ帰還しよう」

〜〜CARRIER HIRYU 空母「飛龍」〜〜
山口、飛龍艦長 友永 小林 各隊員が三空母炎上を望見。
山口少将「小林大尉、敵空母の位置はまだ分からんのだ、索敵機が知らせてきた位置も数時間前の情報だからな」
小林大尉「蒼龍からの索敵機からの報告は?」
山口少将「発進後音沙汰がない」
小林大尉「ではどうやって捜します?」
山口少将「編隊を率いて、最後に分かった位置へと向かうのだ、北東方向だ。
       「後は天運を待つしかない、小林大尉武運を祈る」
小林攻撃隊
小林大尉「何か聞こえるか?」
小林後席「何も聞こえません、敵艦船の通信は沈黙しています」
小林後席「隊長敵機!味方戦闘機が向かっています」
小林大尉「戦闘機隊に攻撃するなと伝えろ、発火信号を使うんだ」
小林大尉「奴らに敵空母まで案内させてやる」 

430 :GF長官:2011/06/13(月) 22:03:47.94 ID:???
>>414- うぬ、奇襲をくらったか!
それでは、お休み前のひととき、月曜洋画劇場でおくつろぎ下さい。


431 :再録洋画劇場(腐敗神話が終わるとき:2011/06/13(月) 22:06:05.27 ID:???
>>428

>>414 >>415 >>416 >>417 >>418 >>419

>>420 >>421 >>422 >>423 >>427 >>429

以上です、G長官。

では、前衛部隊の母艦に戻ります。

432 :再録洋画劇場(腐敗神話が終わるとき:2011/06/13(月) 22:08:21.09 ID:???
>>413
なんちゅうか
>「今までに雷撃機が50機きた。50機だぞ! 敵空母はもう1隻いる!」
おいおい50機も撃退してきたのかという考えもありますからね。
ミッドウェイ後、まあ、ビアクの頃の輸送作戦で、敵B-24索敵機に見つかって反転した頃とは大違いです。
やはり、空母四隻と、その搭載していた戦闘機の数には自信があったとも思えます

433 :再録洋画劇場(不敗神話が終わるとき:2011/06/13(月) 22:09:51.01 ID:???
×(腐敗神話が終わるとき
○(不敗神話が終わるとき

なんかFEPがおかしい

434 :名無し三等兵:2011/06/13(月) 23:01:35.54 ID:???
余裕こいて投稿準備してた長官が奇襲を喰らうとは何という皮肉w

435 :名無し三等兵:2011/06/14(火) 05:54:29.08 ID:???
>>432
まあ、「50機程度の雷撃機なんか怖くない。来るならカモン。」とは言ってないからね
あくまで、「今まで50機来た。結果、被害無かった。」そう言っているだけだからなあ

436 :再録洋画劇場(不敗神話が終わるとき:2011/06/14(火) 07:17:09.01 ID:???
>>435
>結果、被害無かった
それが判断にどう影響したかだな。
また以前の経験も加味されるべきかな。

さあ、サイパンに上陸してきましたよ米軍が<1944/06/10〜15

437 :GF長官:2011/06/14(火) 21:27:34.65 ID:???
>>431 宜候、前衛は守備範囲が広くて大変ですな。

>>432 この台詞好きなんですよね。ただ書きたかっただけだったり・・・
ここまで100機近い敵襲を受けながら無傷なんて奇跡だわ、ほんとに。

>>433 まぁ、神話なんてものはいつかは腐敗するものかと。

>>434 これが飽和攻撃ですね。スレ防空態勢が崩壊しますた。

>>435-436 「また雷撃機来ないかな、そしたら操艦できるのに」と思ってたりして。
ダメだ、この司令長官、早くなんとかしないと・・・


438 :GF長官:2011/06/14(火) 21:35:47.69 ID:???
>>428の続き

日米両艦隊の位置関係が頭に入っている方にとっては、「進撃針路265度」と聞いて、
「ご冗談を!」と思われたのではないかと。本職も目を疑いましたよ。

南雲機動部隊から見て、米空母部隊は北東方向に位置します。
米側から見れば、発見時の方位は約245度(南西)
その後発艦作業のため南東(160度)へ航行したので、攻撃隊進撃開始時(0506時)
には、概ね250度方向になっていた。(>>365参照)

南雲艦隊は南東(135度)に向かっているから、進撃針路はそれより南側、240度前後
でなければならないことは、感覚的に分かると思います。


439 :GF長官:2011/06/14(火) 21:45:04.02 ID:???
>>438の続き

では、ここでホーネット飛行長になりきって、”正しい”進撃針路を算出してみましょう。
日頃は「南雲は航空戦のド素人」と言いたい放題の皆様ですから、これくらい朝飯前ですよね!

[問]以下の情報に基づき、攻撃隊の進撃針路と会敵予想時刻を求めよ。

敵艦隊の位置:味方よりの方位250度・155浬
敵艦隊の針路:針路135度・速力25節
攻撃隊発進時刻:0506時
攻撃隊進撃速度:120節

(註)250度は叢書の付図(合戦図)に分度器を当てて出したもの。
(多少の誤差があるかもしれません)
彼我の距離(155浬)は、ホーネットのアクションレポートによる(後述)
敵針・敵速はPBYの報告電による(>>411
進撃速度はTBD(110kt)とSBD(130kt)の平均値を採用しました。


440 :GF長官:2011/06/14(火) 21:53:01.10 ID:???
[参考図]
                                           A
                                     ┌───■
                             ┌────┘ θ┌┘
                     ┌────┘         ┌┘
             ┌────┘               ┌┘
   ┓ ┌────┘                    ┌┘
   ┗■┓                         ┌┘
    B ┗┓                     ┌┘
        ↓                   ┌┘
                          ┌┘
                        ┌┘
                      ┌┘
                    ┌┘
                  ┌┘
                C×

A:自艦位置(ホーネット)
B:敵艦位置(南雲機動部隊)
C:会敵予想地点

A→B:250度方向
A→C:攻撃隊進撃針路
θ:ABとACとのなす角度


441 :GF長官:2011/06/14(火) 22:04:13.19 ID:???
>>440の続き

[答]
AB=AC=155浬と近似する。
C点に進出するまでの所要時間tは、t=AC/V1=155/120=1.3h(1時間18分)
(V1=攻撃隊進撃速度120kt)

BC=V2*t=25*1.3=32.5浬
(V2=南雲艦隊進撃速度25kt)

△ABCについて、tanθ=BC/AC=32.5/155=0.2
θ=アークtan0.2=11度

よって、進撃速度は250-θ=250-11=239度
会敵予想時刻は0506+0118=0624時

ホーネット隊が向かった265度とは、ほぼ真西です。
どこからこんな数字が出てきたんだろうか。
米海軍は、三角関数も満足に使えないような素人集団だったのか?


442 :GF長官:2011/06/17(金) 23:59:28.62 ID:???
>>441の続き

ホーネットの艦爆隊は計35機。
日本空母なら、軽く2隻に引導を渡せるほどの打撃力を有する。
それだけの大兵力を率いながら、あさっての方向へ飛んでいったリング隊長。
さすがは物量の国だけあって、攻撃隊の使い方も贅沢ですなぁ。
もしホーネット隊までやってきたら、間違いなく飛龍も沈んでいたでしょう。

「ホーネットの航空団は最初から運に見放されていた。
出撃前に算出した日本艦隊の位置が実際より40浬ほどずれていたため、
進撃コースは彼らを日本艦隊とは全く異なる地点に導くものとなっていた
のである」                             (『歴史群像』)

40浬程度の誤差じゃ済まないと思いますが・・・
というか、これを運のせいにして良いのか?
それが許されるなら、南雲長官だって全部「運が悪かった」で無罪放免ですよね〜


443 :GF長官:2011/06/18(土) 00:04:14.43 ID:???
[ホーネット攻撃隊進撃図](0530頃)

                                       ホーネット
                                  ┌────□
               針路265度    ┌────┘
                 ←▽────┘
                 リング隊(F4F10機、SBD35機)
 ┓
 ┗┓
   ┗┓
     ┗┓
       ┗┓
         ■南雲機動部隊(針路135度)
          ┗┓
            ↓


444 :GF長官:2011/06/18(土) 00:11:23.66 ID:???
>>443の続き

これでは、地球一周しても会敵は望めないでしょう。

「この結果、ホーネット隊は予定時刻の0600頃になっても日本艦隊を発見
できなかった。リング飛行長は、日本艦隊が推定位置よりも南東にある可能性
を考慮し、以後135度方向へと針路を変えて索敵を続行したが、ついに発見に
いたらず、彼は燃料の欠乏により帰還を決意した」

参考までに、変針時の彼我の距離は80浬程度。
好天でも視認は難しいでしょう。
この後、南雲艦隊は北上しますから、もう少し遅ければ発見できたかも。


445 :GF長官:2011/06/18(土) 00:16:02.23 ID:???
[ホーネット攻撃隊進撃図](0600頃)

                                  ┌────
                 変針      ┌────┘
                  ×────┘
                  └┐
                    └┐
                      ▽リング隊(針路135度)
 ┓                    ↓
 ┗┓
   ┗┓
     ┗■→
    南雲機動部隊(友永隊収容中))


446 :GF長官:2011/06/18(土) 00:33:52.20 ID:???
>>445の続き

飛行長直率の精鋭部隊がこの体たらくでは、素人集団と揶揄されても仕方ないのでは。

「その時すでにF4F全機とSBD13機は、燃料不足で母艦に帰投できない状況にあった
ためミッドウェー島に向かったが、計12機が環礁内に不時着して失われ、島に着陸できた
のは、SBD11機だけだった。
一方、リング飛行長に従ったSBD20機は、完全に燃料タンクが空の状態でホーネットに
辛うじて帰還した」

よーく思い出して下さいよ。
米海軍は暗号解読により、日本軍空母部隊の接近を知っており待ち伏せていた。
しかも自らの姿をさらさずに、基地航空隊の支援を受けられる有利な立場にあった。
基地隊の哨戒機は南雲機動部隊を発見し、その正確な位置を報告した。
それを受けて、ホーネットは搭載全機を滞りなく発艦させた。
ホーネット攻撃隊は一発の爆弾も落とすことなく半数を失い、母艦に帰投した。

あれ、あるぇ〜?  なんでこうなるの?
いったい米空母は開戦前に何を訓練していたのでしょうか。
さて、ここで冒頭の台詞を思い出してみましょう・・・
>「南雲の空母が飛行機を収容している一瞬の隙を狙って攻撃隊を出した」
>                                    (byブローニング) >>412

ご冗談をw


447 :GF長官:2011/06/18(土) 00:34:39.66 ID:???
週末はちょっと出かけてきます。
それでは、また来週。


448 :GF長官:2011/06/20(月) 20:33:56.17 ID:???
以前、大戦初期の頃は航空母艦を空母ではなく「航母」と略していたという話題を
出したことがありましたが、

「航空母艦、略して空母という。よく航母と略す人がいる。なんでも言葉を簡単に
略し、あるいはニックネームを用いるのは万国の軍隊に共通である。わが海軍も
また御多分にもれなかった。

そして航空母艦という言葉ができるとすぐに、それを略して”航母”といった。
これはかなり長く、非公式に用いられたが、満州・上海事変のことであったろうか、
”空母”と称されるようになり、そして太平洋戦争終戦まで空母と略称されるように
なった」                       (『日本空母物語』福井静夫/著)

福井氏も解説されていますが、「航空技術廠」は”航技廠”ではなく”空技廠”、
「横須賀航空隊」は”横航”ではなく”横空”、航空を”空”と略す方が日本語には
合っているのかもしれませんね。


449 :GF長官:2011/06/20(月) 20:35:42.65 ID:???
>>448の続き

それにしても、「aircraft carrier」を”航空母艦”と訳したセンスは実に素晴らしい!
他にも、battleshipを戦艦、cruiserを巡洋艦、destroyerを駆逐艦・・・等々、

カタカナ語の氾濫は今に始まったことではないですが、WBSの特集なんか見てると、
出演者が何を言っているのか分からなくなることがよくありますよね。
「クライアントの求めるコンテンツをマーケットに提供するのが・・・」
「シルバーエイジのアメニティライフをサポートするエルダースタッフが・・・」
・・・日本語でおk?

ただ日本語に直せば良いってもんでも無いとは思いますけどねぇ。
”きみのなかに わたしをずっと ブックマークしてね〜♪”
さて、明治の先達ならば「ブックマーク」にどんな訳語を当てるのかな?
個人的には「お気に入り」がお気に入りですw


450 :GF長官:2011/06/20(月) 20:36:52.18 ID:???
ちなみに該当過去スレはこちら
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/708


451 :GF長官:2011/06/20(月) 21:18:21.52 ID:???
>>446の続き

リング隊が帰還を余儀なくされたのには、その飛行隊形も関係している。

「ホーネットは艦爆隊と雷撃隊の協同攻撃を計画していたが、発艦して編隊を組むとき
雲がかかってきて両部隊は互いに見失うようになった。

そこで艦爆隊を率いていたリングは、彼の機を中心にして列機が並列になって飛行する
索敵体形をとらせた。それは当時の情況からすれば、考えられる索敵法ではあったが、
最善の策とは言い難かった。

というのは、列機が並列の隊形を整えるため、絶えずスピードを調節することとなり、
ガソリンを余計に消費することになったからであった。ガソリンの消費量が、時には成功
と失敗を分けることにもなり、生と死を分けることにもなるのである」(『ミッドウェーの奇跡』)


452 :GF長官:2011/06/20(月) 21:19:51.49 ID:???
>>451の続き

どうやら通常の雁行ではなく、横陣をとったため燃料消費がかさんだようです。
しかもこの”燃費の悪い”隊形を選択したのは、”敵艦隊を発見するため”ではなく、
”味方部隊(雷撃隊)を見失わないため”だった。結局、見失ったしまいましたけど・・・

雲がかかったくらいで協同攻撃が出来なくなるって、もっと根本的な欠陥じゃないのか?
なんのための機上無線なんだろ。そもそも相手の姿が見えないと合同できないと言うの
では、洋上航法の意味がないように思いますね。

参考までに、同書によると、
「彼の隊がホーネットに着艦した時、ガソリンはまだ相当に残っていた」


453 :GF長官:2011/06/20(月) 21:20:57.86 ID:???
>>452の続き

燃料消費量は機体によっても異なるので、一概に結論づけることは出来ませんが、

「リングがとった行動について、彼自身としては十分な理由があったと思われるが、
彼はそれについて何らの釈明をしていない。おそらくは、南雲部隊がミッドウェーと
ホーネットとの間の方向に移動したと思ったのだろう。
理由は何であれ、彼が敵を発見しなかったために、ひどく落胆した搭乗員の多くが、
彼を非難していることも事実である」

ただ一方的にリング隊長ばかりを責めることは出来ません。なぜなら母艦側にも
重大な不手際があったからです。詳しくは後述。

さて、ここで気になるのが先発したウォルドロン隊の方。
上記の通り、リング隊との合同はかなわなかったようですが、彼らもまた265度方向へ
飛行していたはずなのに、どうして南雲艦隊を発見できたのでしょうか。

米攻撃隊のドタバタ劇は、まだまだ続くきます。


454 :名無し三等兵:2011/06/20(月) 21:52:39.60 ID:???
ウォルドロン隊のドタバタ劇?

知ってるよ、戦場からドロンしたんだろ?HAAAA!

455 :GF長官:2011/06/21(火) 21:01:14.81 ID:???
>>454 ドロンなんて言ったら年齢がバレますぜ、お客さん。
ナウなヤングは「小沢る」と言うそうな。


456 :GF長官:2011/06/21(火) 22:02:39.01 ID:???
>>453の続き

ホーネット雷撃隊は、どうやって会敵に成功したのか。
ここでもキーワードは「変針」です。

その前に、ウォルドロン少佐とはどんな人物だったのか。

「ウォルドロンは、人の言うことを聞かない点ではエンタープライズのマクラスキー
以上だった」                           (『ミッドウェーの奇跡』)

どうやら米海軍の分散進撃には、指揮官の性格が関係しているのかもしれない。
”和をもって貴しとする”日本人とは対照的。


457 :GF長官:2011/06/21(火) 22:04:22.95 ID:???
>>456の続き

彼は”直感”に頼る人間らしく、

「ウォルドロンはスー族の血を受けていることを誇りにしていた。何かの問題を
直感的に解決すると、彼はインディアンの血を受け継いでいるからだとしていた。
雷撃隊員の中の数少ないアナポリス出身者であった彼は、海軍航空戦術、特に
日本の戦術を研究していた」

スー族というと、西部劇ではお馴染みの敵役ですね。
『壮烈第七騎兵隊』という映画をご覧になったことがあるでしょうか。

南北戦争の英雄・カスター将軍の生涯を描いたもので、冒頭で士官学校に入学
するところから始まるのですが、いきなり上級生を殴り飛ばすほどの問題児。


458 :GF長官:2011/06/21(火) 22:08:04.80 ID:???
>>457の続き

ところが戦争が始まったため、繰上げ卒業で最前線に送られる。
そこで、これまた上官の命令を無視して突撃し、勝利してしまった!
更に辞令のミスから少尉からいきなり将軍に昇格、北軍を勝利に導いた。

いかにもアメリカ人好みの主人公なのですが、彼は最後、味方を救うために、
優勢なインディアンの部隊に突撃し戦死します。
それがスー族だったわけです。

1941年の作品で、スー族は”残虐な野蛮人”として描かれていますが、
騎兵隊の突撃場面は必見。

どちらかと言うとウォルドロン隊長は、カスター将軍の方に似ているような・・・


459 :GF長官:2011/06/21(火) 22:12:28.08 ID:???
>>458の続き

「だが、先発したウォルドロン少佐率いる第八雷撃隊は、当初針路265度で
進撃していたものの、少佐は発艦前にエイカーズから教えられた状況を考慮
して改めて航法計算を行ったらしく、最初に指示された日本艦隊の推定位置が
間違っていることに、飛行途上で気付いた。

0525時、彼は新たに得られた日本艦隊の位置に進むべく、針路を240度に
変えた」                                (『歴史群像』)
(註)エイカーズとは、ホーネット航海長フランク・エイカーズ中佐

これもおかしな話ですよねぇ。
搭乗員が機上で誤りに気付くなんて、どんだけいい加減な航法計算をしていたのか。
出撃前に各隊長は自分で確認したりはしないのか。
ただでさえ分散進撃でバラバラに進むのだから、各隊長は慎重であるべきではないかと。

ちなみに”非正統的”な彼の口癖は、「航法は忘れろ、俺について来い」(『逆転』)
やれやれだぜ。


460 :GF長官:2011/06/21(火) 22:16:54.45 ID:???
[ホーネット攻撃隊進撃図](0530頃)

                                       ホーネット
                                  ┌────□
               針路265度    ┌────┤
                 ←▽────┘     ┌┘
                 リング隊        ┌┘
 ┓       (F4F10機、SBD35機)   ┌┘
 ┗┓                      ┌┘
   ┗┓                    ▽ウォルドロン隊(TBD15機)
     ┗┓                  ↓  針路240度
       ┗┓
         ■南雲機動部隊(針路135度)
          ┗┓
            ↓


461 :GF長官:2011/06/21(火) 22:26:51.38 ID:???
>>460の続き

このあたりも、映画『ミッドウェイ』では分かりやすく描かれていますね。

列機A「味方の戦闘機隊も爆撃機隊も見えません」
隊長「あの連中は一緒だ」
列機A「すると我々は?」
(隊長、答えず)

列機B「3番機より隊長へ、予定の針路と違うようですが・・・」
隊長「予定針路で飛んでも無駄だ。俺に任せろ」
列機B「大丈夫ですか?」
隊長「敵は移動した。東だ、ミッドウェイから離れてる」
列機C「隊長の独断にも困りますね」
列機B「放っておけ、彼はインディアンの末裔だ。勘が鋭い」

今回も航法計算をやり直したんじゃなくて、直感が働いたのかな。


462 :GF長官:2011/06/22(水) 21:50:42.44 ID:???
>>461の続き

>>460の進撃図を見ると、航法計算の誤りに気付いたのなら、リング隊長にも
伝えれば良かったんじゃないのか? と思いますよね。

「(ウォルドロン少佐は)さらにリング飛行長の指揮する他のホーネット飛行隊に
対しても、”我に続け”と指示を出した。

ただその時点でリング隊はウォルドロン隊に追いついてはいたが、雲で雷撃隊の
姿を視認できず、針路変更に気付かなかったため予定針路を維持した」(『歴史群像』)

これまた、珊瑚海海戦から繰り返されるお馴染みの光景。
進撃途上で合同を図ったが、「天候不良で」、「無線不良で」相手を発見できなかった
ので失敗した・・・


463 :GF長官:2011/06/22(水) 21:51:55.13 ID:???
>>462の続き

洋上航法の基本は推測航法であり、地文航法とは異なり、何かの目標物を対象と
して機位を知るものではない。
計器を頼りに偏流を測定して修正を加えながら、自機の位置を確認する。

「我に続け」なんて曖昧な言い方をせずに、「針路240度」とか、新たに算出した
敵艦隊の位置を伝えれば良いわけであって、雲がかかっていたり、無線が通じ
なかったら連繋も取れないような”行き当たりばったり”な攻撃隊が、実戦で間に
合うとでも思っているのでしょうか。

ホーネット雷撃隊が変針して新たな会敵予想地点へ向けて進撃している間、
南雲起動部隊は友永隊を収容し、針路を北へ転じた。


464 :GF長官:2011/06/22(水) 21:53:09.77 ID:???
>>463の続き

そのため両者は互いにすれ違う形になったのだが、ウォルドロン隊長が「北西へ変針」
を命じたため、ようやく発見に成功したわけです。

「エンタープライズのリンゼー雷撃隊は、司令部から指示された通り南西に飛んだが、
ウォルドロンは黙って針路を西南西にとった。
これはいわゆるアパッチのカンによるものであった。彼は西の方がキナくさいと思った。

ナグモが勇敢な提督なら北上しているはずである。
まず西を捜し、それから南下してミッドウェーに向かっても遅くはないと考えていた。
ジョージ・ゲイ少尉は、艦橋の指示よりは少し針路が違うなと感じながら、”俺について
来い”と言うアパッチ出身の隊長について行った。
そして、ウォルドロンのカンは正しかった」       (『ミッドウェー戦記』豊田穣/著)

もはや航法計算なんてどうでも良くなりましたねぇ。
実際は、すれ違う時に敵右翼の警戒艦(駆逐艦?)あたりを視認したのだと
思いますが。


465 :GF長官:2011/06/22(水) 21:59:14.06 ID:???
[ホーネット攻撃隊進撃図](0618時)

                                          ┌┘
                            (TBD15機)    ┌┘
                  ↑         ウォルドロン隊 ┌┘
                ┏┛         ←△     ┌┘
       南雲機動部隊■             └┐ ┌┘
              ┏┛               └×(敵発見)
 ━━━━━━━━×(変針北上)
 (友永隊収容)


466 :GF長官:2011/06/22(水) 22:11:30.56 ID:???
>>465の続き

この結果、>>398の通り、北西から来襲するはずの敵空母攻撃隊は、基地攻撃隊
と同じ南東方向から出現したのです。

つまり、ウォルドロン隊長がインディアンの末裔じゃなくて、きゅぴーん☆と直感が
はたらかなければ、ホーネット攻撃隊は全滅(不戦敗)していたわけですね!

水上砲戦では、敵艦を夾叉するために遠距離砲戦では地球の自転の影響まで
計算して仰角や旋回角を決定するというのに、カンが頼りの攻撃隊って・・・
なんかお昼どきのメロドラマみたいだな。

妻「あなた、浮気してるでしょ!」
夫「え?・・・な、なんで分かるんだよ」
妻「女のカンよ!」

「南雲の空母が飛行機を収容している一瞬の隙を狙って攻撃隊を出した(キリッ」
                                      (byブローニング)
しつこいですって? これからは自重します。


467 :名無し三等兵:2011/06/23(木) 00:19:36.45 ID:???
>>464
この際、勘の正しさとか以前に、攻撃できたのはいいとして、帰ってこられたのが奇跡の気がする。

468 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/06/23(木) 15:23:29.75 ID:???
514 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2011/06/23(木) 00:45:57.53 ID:???
>508
>敵艦隊が港湾から進出出来る状況さえ作れば

基本的に両艦隊の速度に大きな違いは無い事をもう一度思い出してください。
これは交戦前に片方が離脱を目指した場合、そう簡単には追いつけない事を意味します。

それがゆえに艦隊決戦は両軍がそれを決意しない限り、そうそう生起するのは難しいんです。
(帆船時代なんて、そりゃあもう追跡が何日も…)

なので、拠点と敵艦隊の間に割り込むくらいしないと…
そして、それがどれだけ困難かは敵もこちらの行動を警戒してるのですからわかると思います。

さらに、敵は我の艦隊を拘束するのが目的と開き直った場合
無理に出てくる必要は全くなくなるわけです。

469 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/06/23(木) 15:24:43.52 ID:???
515 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2011/06/23(木) 00:50:43.91 ID:???
>508
この場合、旅順に篭るのはロシア艦隊としての王道になるので、
吊り上げは厳しいとなれば、閉塞か、陸から追い出すか

つまり日本軍の選択は非常に正しい選択だったと思うのです。
問題はこのような作戦面ではなく、攻城戦における戦術だったわけで…

516 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2011/06/23(木) 01:03:10.63 ID:???
>508
>そもそも、満州でロシア陸軍を撃破さえすれば、

連続作戦理論に見られるように、近代以降、地積のある大陸などでは
地上において単独会戦による決勝会戦はほぼ不可能になってきています。
(再起不能になる前に不利になった方は戦力があるうちに後退してしまうので)

さらに、クロパトキン自身が決戦意図を持っていなかった事も含め
短時間で陸上戦闘においてロシア軍の撃滅は困難を越え、ほぼ不可能の域に達していたと思うのです。

史実でもついに決勝会戦は行われていません。

奉天?
ロシア軍は十分に残存しています。戦闘力は減少はしても無くなってはいませんでした。
あれはロシア側があきらめたから講和できたに過ぎません。

(各国の働きかけもありましたし、有利な状況で日本は政治的講和に持ち込むのに成功した訳です)

517 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2011/06/23(木) 01:05:12.25 ID:???
このように、日露戦争は実は非常に高いレベルで軍事と政治両面が働きかけ
陸戦と海戦も、密接に連動した稀有な戦争例だと思うのです。

470 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/06/23(木) 15:27:07.14 ID:???
518 名前:Lans ◆xHvvunznRc [sage] 投稿日:2011/06/23(木) 01:13:21.37 ID:???
もし、ロシアがもう一息地上戦を行うつもりであったなら、既に攻勢限界点に達しつつあった
日本軍は、ナポレオンやモスクワ全面の独軍と同じような目にあったかもしれませんよ。

ここで自分の限界をわきまえ、日本海海戦と奉天会戦の勝利を持って
冷静に講和にもちこめた明治政府は、戦時政府として非常に正しい目を持っていたと思うのです。

なお、もしどうしてもロシア軍を降伏に持ち込みたいのならば、
後方に廻り込み鉄道の寸断を行わなければならなのですが…

当時の軍隊の機動力では厳しいものがあると思います。
もしやれるとしたら、大規模な騎兵運用だと思いますが・・・
そんな騎兵を持ってるとしたら、日本じゃなくてロシア側・・・

軍板某海域を索敵中の利根五号索敵機よりの情報筒を空母赤城甲板に投下セリ。
GF長官は参考にされたし。 宛 南雲第三艦隊司令長官  発前衛部隊第二艦隊司令官、第二航空戦隊司令官

471 :名無し三等兵:2011/06/23(木) 15:41:47.18 ID:???
タダチニ 日露戦争検証ノ 要アリト認ム

472 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/06/23(木) 15:46:37.17 ID:???
我ガ南雲艦隊ハ1904年の某日にたいむすりっぷシタ模様ト認ム。
筑摩三号索敵機ハ、呉港内ニ装甲艦ノ姿ヲ撮影セリ、同二号機ハ索敵範囲を広ゲ遼東半島へ飛行
旅順港内ニ、旧式ノソ聯艦隊ヲ認ム

ふぁいなるかうんとだうん

473 :GF長官:2011/06/23(木) 22:23:19.77 ID:???
>>467 まぁ、ウォルドロン隊は帰りの心配は不要ですからね・・・ドロンしちゃうし。

>>468- 日露戦争ですか。戦略や政略の話はほどほどにしたいと考えていますが・・・

>>471 検討はしてみましょう。


474 :GF長官:2011/06/23(木) 22:45:45.26 ID:???
>>466の続き

ここまでの話を聞いて、「俺の知ってるのと少し違うな」と思われた方が多いかと。

従来の戦記では、
「リング隊は進撃針路が(265度ではなく)南寄りだったため会敵できなかった」
が通説となっています。

>>405図の通りですが、ホーネットのアクションレポートで確認してみると、

enemy carriers, was calculated to be 155 miles distant, bearing 239° T. from this Task Force;
「敵艦隊(との会敵予想位置)は、味方部隊より239度方向、155浬と算出された」


475 :GF長官:2011/06/23(木) 22:46:44.84 ID:???
>>474の続き

ちょうど、>>441の計算結果と一致する。
つまりリング隊の航法計算は間違っていなかったのです。

『歴史群像』が記すところの「進撃針路265度」ですが、著者の大塚氏がどこから
この数字を引用したのかが不明なので、両論併記の形に留めておきます。

個人的には「265度」は、どう考えても”あり得ない”針路だと思いますね。


476 :GF長官:2011/06/23(木) 22:48:09.20 ID:???
>>475の続き

では、どうして会敵できなかったのか。
ここでもポイントは”変針”になります。

まず南雲機動部隊は0400過ぎより、基地航空隊の断続的な空襲にさらされた。
>>24の写真(蒼龍の方)を見れば明らかなように、時として回避運動のために、
ぐるっと大きく一旋回することもある。
とても、25節の進撃速度を維持することはできない。

>>440の図で言うと、実際は会敵予想地点(C)よりも手前(北西側)に南雲艦隊は
位置していたと考えるべきでしょう。

更に0537時から友永隊収容のため東進し、その後北上したため、C点より大きく
外れてしまい、リング隊は発見できなかった。
ウォルドロン隊の方は、隊長の”カン”により予定針路より北西側を飛行していたので、
南雲部隊を捉えることが出来たというわけです。


477 :GF長官:2011/06/24(金) 22:12:23.25 ID:???
以前、「翔鶴復旧の章」の中で、翔鶴艦首の軽質油庫について触れました。
「どうしてこんな位置にガソリン庫を防禦もせずに設置していたのか」
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1276688293/168

その解答が見つかりましたので報告を。

「(珊瑚海海戦において)爆弾による本艦(翔鶴)の被害は、艦首上部にある
揮発油庫の炎上が大きい影響を与えている。この部はタンクではなくて倉庫
であって、ドラム缶などの航空燃料の格納庫である。

これは本艦飛行機用のものではなく、前進基地で基地航空隊またはそこに
移動している本艦機用のものである。したがって戦闘時にはここに危険燃料
を格納してはおかない方針であった」   (『日本空母物語』福井静夫/著)


478 :GF長官:2011/06/24(金) 22:15:37.22 ID:???
>>477の続き

まず同じ「軽質油庫」といっても艦底にあるタンク(槽)ではなく、ドラム缶に入れた
ガソリンを保管するための倉庫であったようです。
前進基地においてドラム缶ごと陸揚げして、基地航空隊用の燃料として使用する。
ポートモレスビー攻略後に同地へ進出するラバウル航空隊用のものだったのかも。

本来なら戦闘開始前に投棄すべきだが、実際は難しいでしょうな。
この時点でMO作戦が中止になるとは誰も思ってないだろうし。
「計画時は基地用軽質油庫としては、この部分が最も安全と認めたからである」
とあるので、それほど重視はしてなかったのかも。

飛龍にも同じ位置に「整備科軽質油庫」があります。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1276688293/137
ミッドウェーで同艦は艦首に被弾し激しく炎上しながら漂流する写真が
残っていますが、珊瑚海の戦訓は活かしきれていなかったようですなぁ。


479 :GF長官:2011/06/24(金) 22:42:21.74 ID:???
>>476の続き

本来なら、触接機が敵艦隊の動きを逐次報告し、母艦がそれを中継して、
進撃途上で修正を加えていくという形が理想でしょう。
米海軍の方に「長波誘導」があったかは不明ですが。

そして、ここでホーネット側にも重大な失策(>>453)があった。

「”ホーネットの艦爆隊は敵を発見できず、海戦に参加しなかった。
もしも同隊が海戦に参加していたならば、敵の第四の空母にも攻撃を加え、
同艦からのヨークタウンに対する攻撃を未然に防ぐことが出来たであろう”

スプルーアンスはその報告の中で述べている。
彼は無意味な仮定的なことにこだわるタイプではなかったから、このように
述べていることは、リングの失敗がいかに深刻jな無念であったかを示唆
するものであった」                   (『ミッドウェーの奇跡』)


480 :GF長官:2011/06/24(金) 22:44:06.51 ID:???
>>479の続き

スプルーアンス少将がこの件にこだわるのには、ちゃんとした理由があった。
同じくホーネットのアクションレポートの中に、こうあります。

About one hour after the planes had departed the enemy reversed his course and
started his retirement. We did not break radio silence to report this to the planes.
「攻撃隊発艦から約1時間後、敵艦隊は変針し避退を始めた。しかし無線封止を解除
せず、このことを攻撃隊に知らせなかった」
(註)避退とは北上のことを指すと思われる。

「この戦闘報告の記述を見る限り、第16任務部隊あるいは少なくともホーネットが
日本艦隊が変針したことを知っていたにもかかわらず、無線封止を破ることを恐れる
あまり、それを攻撃隊に知らせなかったことは免れ難い結論である。

このような処置は容認し難いものであった。
利根機によってアメリカ艦隊の一部はすでに発見されていたから、発艦した攻撃隊
を敵艦隊に向かわせることは、最優先に考えるべきことであったからである」


481 :GF長官:2011/06/24(金) 22:45:40.54 ID:???
>>480の続き

アクションレポートの「We」がホーネットを指すのか、TF16を指すのかは分かりま
せんが、利根機に発見されてもなお無線封止を維持する理由があったのか。

参考までに南雲長官が無線封止を”解いた”のは、利根機の敵発見電に対する
「艦種確メ触接セヨ」(>>34)だった。
敵艦隊に空母が含まれているか、無線封止を破ってでも確認する必要があると
判断したわけですね。

このように、
「重要な敵情の変化に際して、指揮官は適切に情勢判断し無線封止解除を決断する」
空母戦術の教科書に載せても良いのではないかと。

「攻撃隊を出した後の敵艦隊の変針」。これが「重要な敵情の変化」に当たるか否か、
”航空屋”でなくても分かることでしょう。

後に史上最強の機動部隊TF57を率いることになるホーネット艦長マーク・ミッチャー大佐。
彼は南雲以上の”航空戦にはズブの素人”だったのか?   まさかね。


482 :名無し三等兵:2011/06/24(金) 23:05:43.54 ID:???
>前進基地においてドラム缶ごと陸揚げして、基地航空隊用の燃料として使用する。
>ポートモレスビー攻略後に同地へ進出するラバウル航空隊用のものだったのかも。

占領後のポートモレスビーに航空燃料を揚陸する任務を帯びていたとはちょっと思えないなあ
MI作戦で、一航艦が占領後のミッドウェー島に航空燃料を揚陸する任務を帯びていた並に信じられないなあ

483 :名無し三等兵:2011/06/25(土) 01:52:29.49 ID:vVgaC6Ec
横から失礼
歴代スレを面白く拝見しました。
映画連合艦隊やミッドウェーを観たことがあると言う程度の知識でしたがw

私は鉄鋼の仕事で、重量約800kg、サイズ2400mm×400mm程の鋼材を扱ってます。
サイズはともかく、重さは魚雷とほぼ同じです。
ホイストや台車で移動させるのですが、手順をミスると危険な作業です。
それを、只でさえ揺れる、回避運動中なら尚更な艦内で、兵装転換…
整備兵の苦労はどれ程だったろうと、想いを馳せてます。

484 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/06/25(土) 18:46:19.73 ID:???
http://www1.cts.ne.jp/~fleet7/Museum/Muse372.html
艦隊陣形図

485 :GF長官:2011/06/25(土) 19:00:44.99 ID:???
>>482 ですよねぇ。参考までに同書に収録されている『航空母艦艤装方針』
(昭和8年9月作成)によると、
「軽質油ハ其ノ大部ヲ防禦区画内ニ設ケタルタンク内ニ格納シ、約二十分ノ一ヲ
箱積ミトス」

予め艦外に持ち出すことを想定していたように思われる。
空母黎明期にはこのような運用方法があり、その名残だったのかもしれません。

>>483 恐縮であります。>歴代スレを面白く拝見しました
あっちへ飛び、こっちへ飛びで、さぞかし分かりにくかったのではないかな。

>重さは魚雷とほぼ同じです。
同じことを澤地女史も指摘していますね。

「兵装転換が問題なのだが、その大きさを比較していただきたい。
航空魚雷は全長542.7センチ、重量852キロある。
八十番陸用爆弾は全長287センチ、重量799キロであり、
航空魚雷は陸用爆弾の倍近く大きいのである。
相手が機械では精神力は介入できない」   (『記録ミッドウェー海戦』)

800キロというと軽自動車より重いですから、想像以上の困難があったかと。


486 :GF長官:2011/06/25(土) 19:05:02.27 ID:???
>>481 また機雷か?と思ったら、ちゃんとした資料でしたね。
有難うございます。みんなこれを頭に入れて、ジュットランド海戦に備えよう!


487 :GF長官:2011/06/25(土) 19:36:03.96 ID:???
>>481の続き

以上を振り返ると、米空母部隊の指揮官の采配、攻撃隊の伎倆ともに「拙劣」
であったことが、よく分かると思います。
南雲長官(司令部)の方が、よっぽど空母戦術を理解していたし、適切な情勢
判断を下していたとは思われませんか?
(何度も繰り返しますが、「正しかった」という意味ではありません)

米海軍の方もまた、”水雷屋出身の素人集団”だったのだろうか。
そんなわけはない。
指揮官の経歴にこだわる主張や、
「日本海軍は失敗に学ばない無能集団で、米海軍は優秀な専門家集団」等の
単純な比較論が、いかに的外れなものであるか。

結局、都合の良いところを抽出しているだけなのです。
今一度、公平な視点で再評価してみてはいかがでしょうか。


488 :GF長官:2011/06/25(土) 19:37:36.63 ID:???
>>487の続き

とにかく米機動部隊の戦術は、一言で言うと「バラバラ」。

「米空母機は隊内電話が良かったためか、急降下爆撃機と雷撃機は進撃中も
攻撃開始時の高度をとり、戦闘機はいずれをも支援できるようにその中間高度
をとっていたようである。

このような進撃隊形の欠点は、雲の状況によっては互いを見失い、攻撃時期が
くいちがうことがあり、また各隊がおのおの航法を行うので、航法誤差のため
僚機が離れてしまうことがある。

これらに対し米海軍は何らかの対策を講じていたと思われるが、本攻撃の状況は
バラバラ攻撃になっている」                    (『戦史叢書』p397)


489 :GF長官:2011/06/25(土) 19:40:26.86 ID:???
>>488の続き

どうみても対策なんか立てていませんよね。
珊瑚海の戦訓を全く活かしていない。
伎倆の程度の問題ではなく、もとから合わせる気がないのでしょう。

同一部隊なのに、空母ごとに発艦順序も攻撃要領もバラバラ。
(進撃針路すら統一されていない!)
各攻撃隊の高度もバラバラなら、針路もバラバラ、速度もバラバラ。
敵情の変化を伝えない母艦に、カンを頼りに勝手に変針する隊長。
雲や無線不良程度で連繋がとれないくらいバラバラ。
各隊長独自の判断により、バラバラに進撃し、バラバラに会敵し、バラバラに攻撃して、
バラバラに帰投する。

今日は豚バラ肉の特売日かよw
やよいちゃんは大喜びだな。


490 :GF長官:2011/06/25(土) 19:42:15.88 ID:???
>>489の続き

・・・いや失敬失敬。
ミッドウェーにおける米海軍の戦闘を”客観的に”評価するならば、暗号解読を
うまく利用して兵力を集中させたところまでは良かったが、実際の戦いぶりは、
基地航空隊は言うまでもなく、全く素人同然で話にならない。

「南雲機動部隊の相手をするなんざ、百年早いぜ。
顔を洗って出直して来い!」と思えるくらい。

「本作戦で救助された搭乗員の士気は、低下よりむしろ向上の傾向がみられた。
それは来襲した米航空部隊の低劣な伎倆を目の当たりに見ていたので、今回の
損害は全くの不運であったと判断し、また飛龍の少数機による反撃が戦果を挙げ
たので、この次には我々が仇を討つのだと意気込んだためである」    (p598)

その気持ち、よく分かりますよ。
高校の野球部にボロ負けしたプロ野球球団みたいなものだったのでは。

過去スレでも述べましたが、
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1288357779/102
ミッドウェー海戦をもって、空母戦術を論ずることに危うさを感じるのは、
ここに理由があるのです。


491 :名無し三等兵:2011/06/25(土) 19:47:32.89 ID:???
どんなにバラバラに進撃しようと、空母4隻を沈めたアメリカ海軍の勝ち。

492 :名無し三等兵:2011/06/25(土) 21:17:17.16 ID:???
>>489
さらっと何言ってやがるw
それなのに結果がもやし祭りなんだよなぁ。

493 :名無し三等兵:2011/06/26(日) 00:39:30.16 ID:???
日本は昔からサッカー苦手なんだよ

494 :GF長官:2011/06/27(月) 20:29:29.45 ID:???
>>491 まさに「ミッドウェーの奇跡」ですね!
故に、それを題材に空母戦術を論じることは危険じゃないかと書きました。
奇跡に期待する戦術なんて、某海軍の「天佑ヲ確信シ・・・」と一緒ですから。

>>492 南雲さんとやよいは誕生日が同じなので、会えばハイタッチする仲なのですよ。
やよい「うっうー、赤城さんも加賀さんもなんかメラメラ〜ってなってきたかも。
     蒼龍さんも飛龍さんも一緒にもやし祭ができちゃいます!」
南雲P「・・・やよい、うちは貧乏だからもう代わりの空母は無いんだよ」
やよい「それは大変です! じゃ、じゃあ私もお金出しますから」
南雲P「いくら持ってるんだい」
やよい「12円」
南雲P「・・・みんな貧乏が悪いんじゃ」

>>493 これは・・・野球と比較しているのかな?
まぁ、アメリカ人もサッカーは好きじゃないような気はしますけど。


495 :GF長官:2011/06/27(月) 20:48:47.87 ID:???
>>490の続き

続いては、エンタープライズの攻撃隊です。

VF−6(第六戦闘機中隊)F4F10機(ジム・グレイ大尉)
VB−6(第六爆撃機中隊)SBD19機(ディック・ベスト大尉)
VS−6(第六哨戒機中隊)SBD19機(アール・ガラハー大尉)
VT−6(第六雷撃機中隊)TBD14機(ジーン・リンゼー少佐)

(註)
F4Fの搭載機数は27機だが攻撃隊直掩は10機のみ。残りは母艦直衛。
VB−6とVS−6は合同して、飛行長ウェイド・マクラスキー少佐が直率。
SBDは計38機だが、実際に出撃したのは33機。

今回はスプルーアンス少将坐乗のエンタープライズ隊。
ホーネット隊は就役直後で訓練不足だったという言い訳も成り立ちますが、
歴戦不死身の”ビックE”が、よもや醜態をさらすことはないでしょう。


496 :GF長官:2011/06/27(月) 20:50:52.62 ID:???
>>495の続き

>>425の通り、両空母は全力出撃を企図しましたが、発艦手順が異なる。
エンタープライズの方は、まずマクラスキー少佐直率のSBD33機が発艦した。

「エンタープライズでは0406時に、一番機として飛行長マクラスキー少佐が
操縦するSBDが発艦し、速やかに第六爆撃隊および第六偵察隊の計33機
から成る艦爆隊の発艦を終えた」                 (『歴史群像』)

続いて戦闘機隊と雷撃隊の発艦作業に移るのですが、そう簡単にはいかない。
日本軍でさえ「40分はかかる」(>>24)のだから、魚雷装備や暖機運転を完了
していたとしても、すぐに実行できるものではないでしょう。

「だがそれに続く戦闘機と雷撃機の発艦準備が遅れ、マクラスキー少佐は
いらいらしながら母艦の上空を旋回し続けることになる」

結局両隊が発進を終えるのは、1時間後の0506時になってしまった。
しかし彼らと艦爆隊は合同できなかった。
なぜなら0428時に想定外の出来事が生じたからです。それは・・・


497 :名無し三等兵:2011/06/28(火) 20:32:15.26 ID:???
>>494
>奇跡に期待する戦術なんて、某海軍の「天佑ヲ確信シ・・・」と一緒ですから。

それただの激励文じゃ?

498 :GF長官:2011/06/28(火) 21:32:17.72 ID:???
>>497 まぁ皮肉をこめて書いたので・・・ 元ネタはこちらです。

「かくて(栗田)艦隊が東進を開始してから二時間を経た午後七時十五分、
問題の訓令電信が到着した。”天佑を確信し全軍突撃せよ”

これまでは、この督戦電が艦隊の敗北精神に活を入れて勇気を再興せし
めたと解されていた。事実はぜんぜん逆だ。
艦隊は”いいんだ、行くんだ”と、いとも簡単明瞭に突撃を再興していたのだ。

だからその訓電が披露されると、
”戦闘は任せておきなさい。陸の上から指揮するのは神業でも無理ですわい”
”あの空襲を知らんから勝手なことが言えるんだ。天佑という字を全滅に書き
換えたらどんなものだ”
などと皮肉や冗談を飛ばしながら、意気昂然と海峡に進撃した」
                         (『連合艦隊の最後』伊藤正徳/著)

”戦術の体を成していない”意味で共通しているといった感じですね。


499 :GF長官:2011/06/28(火) 22:26:23.19 ID:???
>>496の続き

0428時の出来事といえば、これしかないですね。

「スプルーアンス司令官も、雷撃機と戦闘機を発艦位置に据える作業がなかなか
進まないのを艦橋からいらだちを抑えつつ眺めていたが、その時に恐れていた事態
が発生した。

0428時にエンタープライズのレーダーがIFF(敵味方識別装置)に反応しない
航空機を捉え、間もなく射撃指揮装置の測距儀が日本の水上機であることを確認
したのである」                                (『歴史群像』)

そう、米空母部隊は利根四号機に発見されてしまったのです。
日本側にとっても、この0428時という時刻は、兵装転換を下令した直後だったので
最悪のタイミングでしたが、米側にとってもそれは同じだった。


500 :GF長官:2011/06/28(火) 22:28:46.49 ID:???
>>499の続き

「利根機を発見した時、スプルーアンスは、
”敵に発見された、奇襲をかける最大の要素が失われた”と思ったが、攻撃隊は
すでに発艦していた。攻撃隊がその最善を尽くすことを願うしかなかった」
                                   (『ミッドウェーの奇跡』)

もう後戻りはできない。
スプルーアンス少将は当初予定していた雷爆同時攻撃を諦め、すでに発艦済みの
SBD隊を先に進発させて、一刻も早く日本艦隊に攻撃を加えることを決意した。
0445時、彼には上空待機中のマクラスキー少佐宛に「所定任務を遂行せよ」と下令。

かくして艦爆隊は合同を果たせぬまま、針路を240度に定め進撃を開始したのです。


501 :GF長官:2011/06/28(火) 22:33:36.58 ID:???
>>500の続き

この時のスプルーアンス提督の決断は、一般に高く評価されています。
即時発進の具申を却下した南雲長官と対比されるところですね。

本職も概ね同意しますが、「敵が攻撃隊を発進させる前に叩くべき」と同時に、
「待ち構えている敵に対するのだから、なおさら雷爆協同攻撃に固執すべき
だった」との解釈も成り立つでしょう。

いずれにせよ、指揮官の思惑通りに攻撃隊が動いてくれないところに、米海軍の
稚拙さがある
いくら名監督が卓越した采配を振るっても、選手の実力が伴わなければ結果には
結びつかない・・・と言いたいところですが、逆に奇跡の大勝利を収めてしまったの
だから、まったく戦さはやってみなければ分からんもんですなぁ。


502 :GF長官:2011/06/28(火) 22:35:48.69 ID:???
>>501の続き

ここで注意しなければならないのは、
スプルーアンス司令官やブローニング参謀長が「適切な情勢判断」をし、「迅速な決断」
をしたから、勝利したのではないのです。

奇襲に成功したのは、全くの偶然だったという事実。
現にマクラスキー隊は「一刻も早く日本艦隊に攻撃を加える」どころか、遅れに遅れて
一番最後に到着していますよね。
でも勝っちゃったんですよ。

ミッドウェー海戦においては、スプルーアンス少将の決断と、マクラスキー隊の奇襲成功
ばかりが注目されて、その途中経過にまであまり目が届いていない。
あっても結果オーライで流されてしまうことがほとんど。


503 :GF長官:2011/06/28(火) 22:37:59.49 ID:???
>>502の続き

誤解を恐れずに言うならば、指揮官の決断は関係ないのです。

なぜなら、どんな決断を下そうとも、それが正しかろうが、間違っていようが、
”行き当たりばったり”で”出たとこ勝負”の”一か八か”な米空母攻撃隊が
どう動くかは、出してみなければ分からないから。

そりゃ言い過ぎだろうと思われた、そこの貴方。
続きを読まれた上で、再度お尋ねすることにしましょうか。


504 :GF長官:2011/06/29(水) 20:29:02.42 ID:???
>>503の続き

利根機の出現によりエンタープライズの艦橋は一時混乱に陥ったが、その間も
飛行甲板上では発艦作業が続けられていた。

既述(>>496)の通り、雷撃隊が発艦を終えたのは0506時です。
ではF4FとTBDの両隊は合同してSBD隊を追ったのかというと、そうではない。

「0506時、リンゼー少佐に率いられた第六雷撃隊のTBD14機は、高度1800
メートルで編隊を組むと、日本艦隊に向かって進発した。

この時グレイ大尉が指揮する第六戦闘機隊のF4F10機は、すでにSBDを追って
艦隊上空を離れており、エンタープライズの航空団はバラバラで日本艦隊を目指す
こととなった」                                 (『歴史群像』)

やれやれ、またバラバラですか・・・ホーネット隊よりひどいな。


505 :GF長官:2011/06/29(水) 20:33:53.77 ID:???
[エンタープライズ攻撃隊進撃図](0506時)
                                    エンタープライズ
                                          ■
                                       ┌┘
                        リンゼー隊(TBD14機)▽
                                       ↓
                                  ┌┘
                    グレイ隊(F4F10機)▽
                                 ↓
                            ┌┘
                            ▽マクラスキー隊(SBD33機)
                            ↓
┗┓
  ■南雲機動部隊
  ↓


506 :GF長官:2011/06/29(水) 21:13:32.92 ID:???
>>505の続き

例の如く三隊に分かれてしまいましたが、この中で最初に南雲艦隊を発見
したのは、グレイ隊です。

・・・あれ、先発したマクラスキー隊はどうしたの?
もしかして、また迷子ですか?
もしかしてではありません。またしても迷子さんですよ〜
もはや狙ってやっているとしか思えませんなぁ。

それについては後述するとして、
米空母の進撃隊形は、戦闘機隊が中間高度をとり、高空の艦爆隊と低空の雷撃隊の
両方を掩護できるようになっている(>>488

「米空母の戦闘要領によれば、急降下爆撃機は高空から、雷撃機は低空から協同攻撃
をとり、戦闘機はその間にあって、両方を掩護するというムシの良い計画になっていた。
10機の戦闘機が高度4千メートルから突っ込む艦爆と、5百メートルで海面を這う雷撃機
の双方を同時に護衛するということは、神業に近かった」 (『ミッドウェー戦記』豊田穣/著)

神業じゃないでしょ、無理に決まっています。
ていうか、一回でもうまくいった例があるのでしょうか。


507 :GF長官:2011/06/29(水) 21:16:16.13 ID:???
>>506の続き

ただグレイ大尉も一応対策を立てていたようで、

「エンタープライズの戦闘機隊長グレイ大尉も問題を抱えていた。
それは同艦の艦爆33機と雷撃機14機の掩護をする戦闘機が10機しか無い
ことであった。

そこで彼は攻撃隊長(マクラスキー少佐)と相談して、はじめは艦爆隊を掩護
する高度に位置し、ゼロ戦が低空を飛ぶ雷撃機に襲いかかって来たら、急降下
でその掩護に駆けつけることになっていた」      (『ミッドウェーの奇跡』)

んっふっふ〜、うまくいくか楽しみですねぇ。

ここで察しの良い方は、ホーネット隊もまたSBDの方に戦闘機の掩護がついて
いた(>>426)ことを思い出されたかと。
素人考えでは、低空をのろのろと進む雷撃隊の方にこそ護衛が必要のように
思いますよね。ドーントレスは時に零戦さえ撃退することもあるんだし。

なぜこのような進撃方法になったのか。
それは珊瑚海海戦の戦訓によるものだった。


508 :GF長官:2011/06/29(水) 21:18:59.79 ID:???
>>507の続き

「この行動はグレイが第六雷撃機中隊の作戦主任アート・イーリー大尉と
交わした協定によるものであった。
二人は母艦を出発する直前、グレイが雷撃隊だけでなく、急降下爆撃隊も
護衛できるよう、高い高度をとることに同意していた。

珊瑚海海戦で大きな損害を受けたのは、つまるところ爆撃機であった。
しかし雷撃機に対する護衛が無視されたわけではなく、もし援助を必要とした
ならば、イーリーは”ジム、降りて来い”と無線電話で連絡することになっていた」(『逆転』)

(註)イーリー大尉はエンタープライズ雷撃隊の次席指揮官

もう忘れてしまったかもしれませんが、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1271339968/519

同海戦において、TBDの損失はわずかに1機のみ。しかも被撃墜ではなく、
燃料切れによる不時着であり、搭乗員は救助されている。ここから、
次のミッドウェーにおいて艦爆隊の護衛を重視したのもうなずけますね。


509 :名無し三等兵:2011/06/30(木) 22:06:12.71 ID:???
>>508の続き

>>505図を見ると分かりますが、F4FはTBDより巡航速度が速いのだから、
リンゼー隊ははるか後方に置いてけぼりですよね。
日本軍の戦記を読むと、低速の艦攻や陸攻に合わせて零戦がジグザグに
飛行する場面が出てきますが、米海軍にはそういう配慮は無かったのかな。

これでは雷撃隊の掩護どころの話じゃない。
では、グレイ隊は先発したマクラスキー隊に追いついて、その護衛に付いた
のかというと、これまた違う。

さぁ、お約束のドタバタ劇ですよ〜


510 :名無し三等兵:2011/06/30(木) 22:08:27.73 ID:???
>>509の続き

「ジム・グレイ大尉が下を見ると、15機の雷撃機が集結し護衛戦闘機なしに
進撃していた。第六戦闘機中隊長としてのグレイの任務は、第六雷撃機中隊
を護衛することであった。そこで彼は下方の隊を護衛することにした」(『逆転』)

これまたおかしな話です。
出撃前の打ち合わせ(>>507)では、会敵までは艦爆隊を護衛することになって
いたはず。

利根機の出現により出発時に合同できなかったのは仕方ないにしても、雷撃隊
の発艦を待たずに先に進発した(>>504)のは、艦爆隊に追いつくためではなか
ったのか。

まったく矛盾としか思えない行動です。


511 :GF長官:2011/06/30(木) 22:10:32.77 ID:???
>>510の続き

更に! もう気付いた方もあると思いますが、グレイ隊より遅れて出発したリンゼー隊が
途中で追いつくことは考えられない。
そう、グレイ隊が下方に見たTBDの集団は、エンタープライズの雷撃隊ではなかった!

「グレイの戦闘機隊の直下には、第八雷撃隊(ホーネット)の15機が進撃していた。
その先頭は断固たる指揮官ウォルドロンであり、上方にいる戦闘機も、航法も、その他
一切を忘れがちであった。

グレイは第六雷撃隊(エンタープライズ)の機数が定数(15機)より1機少ないことを
知らなかったため、この雷撃隊が自分の護衛すべき隊であると考えた」

知らず知らずのうちに先発のウォルドロン隊に追いつき、その護衛に付いてしまった。
リング飛行長が雲で発見できなかった(>>462)というのに、グレイ隊はよく見つけられた
もんだな。


512 :GF長官:2011/06/30(木) 22:16:29.02 ID:???
>>511の続き

おまけに自隊の雷撃隊が14機であることも知らなかった。(>>410>>495参照)
いったい何のために出撃前に協定を交わしたのでしょうか。

まぁ、進撃中に一機少ないことに気付けというのも無理な話でしょうが、
こういう時にこそ無線を使って確認するものじゃないのか。

戦闘機隊と雷撃隊は発艦してから一度も合同してないんだから、会敵後に
備えて無線の調子をチェックしておくことは、当然だと思いますけど。

どうやら、米空母の戦闘機隊は真面目に仕事する気がないようですねぇ。


513 :GF長官:2011/07/01(金) 22:05:47.35 ID:???
>>512の続き

これでグレイ隊が最初に会敵に成功した(>>506)理由が分かりましたね。

ウォルドロン隊は隊長のカンにより途中で変針し、それが功を奏して米空母攻撃隊
の中では、最も早く南雲艦隊を発見した。
それに付いていったグレイ隊もまた成功したわけです。

・・・でも確か、ウォルドロン隊って護衛無しで突入して全滅したんだよなぁ。
グレイ隊は何をやってたんだ?

「この頃(0618頃)、グレイ大尉が指揮するエンタープライズ第六戦闘機隊は
進撃途上で第八雷撃隊(ウォルドロン隊)を確認し、これに続行する形で日本
艦隊上空に達していた。

彼らは雷撃隊を掩護できる位置にいたが、低空の断雲にさえぎられて、以後
ウォルドロン隊の窮状に気が付かず、加えて同隊の発した無線電話が通じて
いなかったことから、グレイ大尉は雷撃隊に特に問題は発生していないと判断
していた」                               (『歴史群像』)


514 :GF長官:2011/07/01(金) 22:06:44.70 ID:???
>>513の続き

だから言わんこっちゃない。
あれほど無線のチェックをしておけと(ry

それを抜きにしても、あり得ない展開ですよねぇ。
どれだけ日本側に都合の良い仮想戦記でも、ここまではやらないんじゃないか。
まさに「事実は小説よりも奇なり」

敵艦隊上空に到達していながら、「何も問題が発生しない」わけがない。
グレイ隊長は、南雲機動部隊が直衛機なしに雷撃隊を邀撃するとでも思っていた
のだろうか。

職務怠慢も甚だしい。
ウォルドロン隊は”見殺しにされた”と言われても仕方なかろう。
ほんと米空母のバラバラぶりは筋金入りですな。


515 :GF長官:2011/07/02(土) 19:45:34.55 ID:???
常々不思議に思っていることですが、
ミッドウェーの米攻撃隊はネタの宝庫であり、ツッコミ所満載なのです。
これに比べれば、”ブルズ・ラン”なんてかわいいもの。
なのに、どうして軍板の住人はスルーするのでしょうか。もったいない。

AAのコピペなんか、いくらでも思いつきますよ。
例えば、こんな感じ↓

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは雷撃隊を護衛しようと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか全滅していた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


516 :GF長官:2011/07/02(土) 20:14:17.34 ID:???
暑いですねぇ・・・

>>514の続き

ウォルドロン隊が全滅し、ゲイ少尉が命からがら海を漂っている間に、攻撃隊二番手
リンゼー隊が到着。グレイ隊長、今度こそ出番ですよ!

「新たにやって来たのは、リンゼー少佐率いるエンタープライズ第六雷撃対のTBD
14機であった。

母艦を発艦し、指定進路の240度方向へ高度450メートルで進撃を続けた同隊は
0630頃、北西方向に二条の煤煙を発見、次いで0640時には20浬先に複数の
日本空母を視認、一番近い空母(加賀)に襲撃運動を開始した」   (『歴史群像』)

よーく思い出してもらいたいのですが、
ホーネットのリング隊は針路239度で飛行した(>>474)のに発見できなかった。
しかしエンタープライズのリンゼー隊は針路240度で飛んで発見できた。


517 :GF長官:2011/07/02(土) 20:15:55.21 ID:???
>>516の続き

おかしいと思いませんか?
角度1度の違いは155浬先でも3浬程度にしかならず、誤差の範囲内と言える。
しかもリング隊は高度5800メートルから発見できず(>>426)、
リンゼー隊は450メートルの低空から発見できた。

ということは、おそらくリンゼー隊は針路240度で飛行していなかったと推測できる。
ウォルドロン隊の場合は直感を頼りに意図的に指定進路より北西側へずらして
進撃したが、リンゼー隊は無意識に同じことをやっていたようですね。

つまり、米空母機は指定された針路通りに飛ぶことすら出来ない。
これは敵艦隊の変針以前の話・・・ていうか、どうして空母に搭乗できたんだよ。
同じことは、この後のマクラスキー隊でも生じるので覚えておいて下さい。

面白いもので、指定針路通りに飛行したリング隊が会敵に失敗し、カンに頼って
勝手に針路を変更したウォルドロン隊や、航法を誤ったリンゼー隊が成功した。
もう何が何やら・・・戦場の女神さまは気まぐれで、全く手に負えませんなぁ。


518 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/03(日) 11:17:47.63 ID:???
あるものは発着艦の訓練をしてなかった、あるものは急降下爆撃の訓練を受けてなかった
あるものは、そもそも母艦乗り組み野パイロットではなかった……とかもありますが

519 :名無し三等兵:2011/07/03(日) 11:21:49.79 ID:???
>あるものは発着艦の訓練をしてなかった

なにそれこわい

520 :名無し三等兵:2011/07/03(日) 11:36:59.87 ID:???
>>518
「あるものは、あるものは」という話を聞くと、具体的に誰とか人数はどれだけ何だろと気になるな
訓練をしなかったというのは全く受けないのか、完全に修了しなかったのか、どちらの意味なのだろうとか
何にせよボカした書き方は曖昧で好かんなあ

521 :名無し三等兵:2011/07/03(日) 17:09:06.23 ID:???
豊田穣のミッドウェー戦記では、
訓練で一度も命中させた事がなかった米艦爆乗りが出てきたな。

同じく海なる墓標でも日本側にも(架空の)命中させた事がなかった下士官もいたな。
飛龍のカッターで漂流中に死んだが

522 :GF長官:2011/07/04(月) 20:54:57.29 ID:???
>>518 その手の話はよく聞きますよね。
「ちなみに当時ミッドウェー作戦全般に参加したアメリカ軍は素人同然の者が
多かった。事実飛行時間が4時間に満たない者がいたり、ある空母(ホーネット)
のパイロットには実戦の経験者が一人も居なかったというありさまだった。

また、ミッドウェー基地に配属されたTBFの搭乗員には、はじめて魚雷の実物を
見た者がいたという信じられないような話が伝わっている」(『ミッドウェー戦記』亀井宏/著)

さすがに4時間はネタだと思いますけど・・・

>>519 映画『連合艦隊』の少年飛行兵を思い出します。
「私たちは発艦することはできても、着艦することは出来ません。
せっかく整備してくださった大事なゼロ戦を壊してしまいますけど、許して下さい」

ここは整備班長に気合を入れていただきましょう→>>125


523 :GF長官:2011/07/04(月) 20:56:14.73 ID:???
>>520 錬度に関しては先入観で語ることが多いかもしれません。
日本軍の方もミッドウェーの時点では人事異動等により伎倆が低下していたと
言われますが、友永隊・小林隊・防空戦闘いずれを見ても、特に指摘するような
ことは見当たらないですし。

>>521 豊田氏は艦爆出身だけあって、急降下爆撃の場面は描写が詳しい。
ただ>>495でも少し触れましたが、

「ミッドウェーに集中してくる無敵艦隊を阻むために、ニミッツは集められるものは
全てかき集めた。
ホーネット、その飛行隊は実戦の経験はなかった。
ヨークタウン、その内部は珊瑚海海戦の時の爆弾で損傷していた。
エンタープライズ、無傷でその飛行隊は経験を積んだベテランだった」(『ビッグE』)

他の二空母とは異なり、エンタープライズの飛行隊は伎倆が高かったはずのに、
このありさまですからねぇ。


524 :GF長官:2011/07/04(月) 21:34:26.46 ID:???
>>517の続き

米空母搭乗員の練度不足を表す挿話として、このようなのもあります。

「5月28日の午後3時頃、ビッグEは真珠湾を出港し、ミッドウェーへ向かった。
午後4時になると、洋上でマクラスキー指揮下の飛行隊を収容した。

最初に着艦しようとしたのは第六雷撃隊の隊長ジーン・リンゼー少佐だった。
リンゼーは空母の着艦には馴れており、いつも通りに着艦信号士官のパドル
の合図に従った。

しかし艦尾を越えた時、突然出力が低下したのか、速度計が故障したのか、
煙突からの煙が渦を巻いていたのか、操縦の失敗か、彼の機体は失速し、
甲板にきりもみ状態で落下して横滑りして壊れ、左舷から海に落ちた。
駆逐艦モナハンが3人の搭乗員を救助した」           (『ビッグE』)

出撃時も彼の額にはまだ傷跡が残っていたとか。
しかし部下の手前、これでは示しがつきませんよねぇ。
日本側も行動調書なんかを読んでると、着艦事故は結構あったようですが、
隊長クラスが失敗したことはなかったんじゃないかな。


525 :GF長官:2011/07/04(月) 21:36:30.23 ID:???
>>524の続き

事故の影響が残っていたのかもしれませんが、リンゼー隊は14機中帰投
したのはわずか4機という大損害を出した。(>>25

・・・あれ、グレイ隊は?
上空で待機してたんじゃなかったっけ?

「第六雷撃隊の攻撃の際にも、第六戦闘機隊は出撃前に定められた救援要請信号を
受信しなかったために、相変わらず高度6700メートルで待機を続けていた。
グレイ大尉は、残りの燃料が少なくなったことから、0702頃帰途に就いた。

かくして第六戦闘機隊は、第六・第八両雷撃隊を支援できる位置にあったのにもかか
わらず、結果として戦闘に何ら寄与することなく帰還したのである」  (『歴史群像』)

ええ? ええーっ!?
またポルナレフAAを投下せねば・・・!

ただし別の研究によれば、グレイ隊が該当海域を離れたのは0630頃であり、
この場合リンゼー隊を掩護することは不可能だったことになります。


526 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/04(月) 23:27:38.46 ID:???
>>524
>横滑りして壊れ、左舷から海に落ちた。
にもかかわらず、搭乗員が生きていたと言うことはそれだけコクピットが頑丈だったという訳でしょうね

527 :名無し三等兵:2011/07/04(月) 23:51:35.33 ID:???
ミッドウェーでは「電波輻射セヨ」を複数回シカトされた南雲司令部ではあるが、
セイロン沖や第二次ソロモン、南太平洋海戦では、「電波輻射セヨ」を打診したのだろうか?
それともミッドウェーのときだけなのだろうか?

もしもミッドウェーだけだとすれば、それなりに疑問が広がってゆくわけだが。

528 :名無し三等兵:2011/07/05(火) 06:56:37.75 ID:???
>>425
>「搭載全機を一度に発艦させることは出来ないから、二回に分ける」

昔からの疑問なんですが、素直に攻撃隊を二波繰り出すのと何か違いがあるのですかね?


>エンタープライズ
>上空で合同して進撃開始
>ホーネット
>進撃途上でTBD隊に追いつき、合同する

>>428
>個人的にはホーネット方式の方が、適切なように思います。

そうでしょうか?
日本側も速度差等による「進撃途上で追いつき合同」を企図したことがありますが、
私の知る限りでは大半が合同に失敗しています。
GPSのような技術が存在しない当時では、不確実性が高い戦術ではないかと。
特に、洋上を互いに移動する空母戦では。

529 :名無し三等兵:2011/07/05(火) 07:36:29.21 ID:???
>>411
>「この両電文は天候のせいか、洋上にあった第16、17両任務部隊には通じなかったが、
ミッドウェーの通信室は無事にこれを受信した。〜」

長官、何気にプチミッドウェー編に突入してますけど、
第一機動部隊の所謂“疑惑”の一つである
「通信状況(味方通信授受・敵信傍受)の実態とそれに基づく情勢判断の適否」
は、これで半ばケリが着くと思うんですがね。
『通信は、絶対確実に授受・傍受出来るものではない』
という当たり前の事実に。

誰も指摘しないのは「今はまだその時ではない」ということでしょうか(苦笑)

530 :名無し三等兵:2011/07/05(火) 08:17:43.73 ID:???
>>523
この時期、米空母航空隊で最も錬度が高いのは、ヨークタウンではないですかね。
厳密にはその主力であるサラトガ航空隊ですけど。
彼等は他米空母が洋上作戦を行っていた約5ヶ月間、
ハワイで日施哨戒や訓練を行っていたはずですから。
ヨークタウンの残存搭乗員にしても、戦前は大西洋で中立哨戒(事実上の軍事行動)に従事し、珊瑚海海戦を経ているわけで。
というか、ミ海戦における空母戦経験者は、日米で彼等だけです。

勿論正確な比較を期すには、個人及び部隊としての飛行時間や訓練内容のデータが必要ですけど。


>ヨークタウン、その内部は珊瑚海海戦の時の爆弾で損傷していた。

これも変な話ですね。
艦内の損傷状況と搭載航空隊の錬度は、直接のイコールではないのですから。
まあ『ビッグE』だからエンプラを持ち上げる材料ということでしょうか。

531 :名無し三等兵:2011/07/05(火) 18:32:28.21 ID:???
>>530
おいおい、一航戦はハーミスを攻撃を経験しているじゃないか

もっとも空母戦とはどういうものを指すのかは知らんけど
なんとなく戦後作られた便宜上の言葉な気がするが、何か空母戦の定義とかがあるのか?

532 :530:2011/07/05(火) 19:37:51.36 ID:???
>>531
>>530
>おいおい、一航戦はハーミスを攻撃を経験しているじゃないか

確かにそうですね。
よって、>>530の該当箇所の主張は取下げます。


>もっとも空母戦とはどういうものを指すのかは知らんけど

私はこれまで“空母戦”なるものを
「航空作戦能力を持った空母を中心とする彼我の艦隊が、互いに航空戦を主体として行う海戦」
と認識していましたが、よくよく考えればあまり意味のない言葉ですね。
海戦自体が、彼我の軍事行動によって生起した“戦闘結果の単なる事象”に過ぎない訳ですし。

例のハーミス攻撃時に日本側は、
・該当空母は搭載機が無く航空作戦能力を保持していないこと
・該当空母は英東洋艦隊主力から孤立して行動していたこと
を、事前に知った上で攻撃行動を決意している訳ではないですからね。

むしろ事前情報で
「新編英東洋艦隊は複数の空母・戦艦を基幹とした有力な戦力」
と認識している以上、
更なる空母や水上部隊の出現に注意を払わなければならないわけですし。

533 :GF長官:2011/07/05(火) 20:59:52.95 ID:???
>>526 TBDはダグラス社製ですが、米軍機は総じて頑丈な印象がありますね。
通常着艦時には風防を開けているので、機体が沈む前に3人とも脱出できたのだと思います。

>>527 これは支隊スレで見たような・・・
また別の機会に検討するとしましょうか。

>>528 兵力集中ですね。
>昔からの疑問なんですが、素直に攻撃隊を二波繰り出すのと何か違いがあるのですかね?

有難うございます。言われてみればそんな気がしてきた。
>GPSのような技術が存在しない当時では、不確実性が高い戦術ではないかと。
参考までに、本職が「ホーネット方式が適切」と書いたのは、同じ方法を珊瑚海海戦で
第五空襲部隊が行っているからです。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/758
(陸攻隊発進の30分後に零戦隊が発進し、途中で合同する)
仰る通り、空母機と基地機では事情が異なるかも。


534 :GF長官:2011/07/05(火) 21:01:44.60 ID:???
>>529 まぁ、いつものことですよ。
>長官、何気にプチミッドウェー編に突入してますけど、
前にも書きましたが、ミッドウェー海戦編に入る前に懸案事項は一通りおさえて
おきたいと考えております。

>『通信は、絶対確実に授受・傍受出来るものではない』
>という当たり前の事実に。
そうそう、関係ないように思えて実は色々と伏線を張ってたりするのですよ。
回収しきれないことも多々ありますが・・・

>>530 すみません。少し説明が悪かったかな。
現在米攻撃隊を詳しく見ているのは、
「南雲機動部隊が友永隊収容後に南西へ変針すれば、被弾は避けられたか」
を検証するため。(>>410

故に、ここで言う「練度」とは航法伎倆のことで、攻撃伎倆は対象外ですね。
本編でも「どのような経過で南雲艦隊に到達したのか」が主題であって、
「どのように攻撃したか」は触れていないと思います。


535 :GF長官:2011/07/05(火) 21:03:54.96 ID:???
>>534の続き

そして、エンタープライズの伎倆を「最高」と書いたのは、開戦以来編制が
変わっていないから。
純粋な意味での練度で語るならば、ヨークタウン(サラトガ)隊の方が上かも
しれません。

ただ上記の通り、現在注目しているのは「航法伎倆」であり、もう一つ加える
ならば「部隊間の意思疎通能力」。
どちらも”分散進撃”の米空母機にとっては不可欠の要素となります。

個々の部隊の能力は高くても、目標上空で合同するには事前の打ち合わせを
綿密に行い、機上無線をうまく使わなければなりません。
その点、開戦以来ずっと同じで”気心知れた仲”であったエンタープライズ隊の
方が有利だったのではないかと考えた次第です。

>>531>>532 空母戦の定義は難しいと思いますが、ここでは空母同士の戦闘
には限りません。「航法伎倆」と「意思疎通」がテーマですので。
故に真珠湾もインド洋もポートダーウィンも、米側のヒットエンドランも含みます。


536 :GF長官:2011/07/05(火) 21:25:07.26 ID:???
>>525の続き

いずれにせよ、緊急信号がなかったからとの理由は軍法会議ものじゃないのか。

「二つの雷撃隊がゼロ戦と対空砲火によって殺戮されている間、ジム・グレイは
10機の戦闘機と共に、6000メートル上空を旋回していた。散らばっている雲の
間から、攻撃されている敵艦の航跡と大砲の閃光が見えた。

雷撃機の操縦士が発した狂乱したような無線通信のうち、少なくとも幾つかは
グレイの無線機に届いていたいに違いなかった。リンゼーの周波数に合わせて
いたのだから。しかし、前もって打ち合わせて緊急信号は受信しなかった。

それ以来ずっと海軍航空隊の中で激しい論争の種となっている決断を下して、
グレイは戦闘機に高高度を維持することを選んだ。マクラスキーの艦爆隊が
やって来た時掩護するために、有利な高高度を保持しようとしたのである」(『ビッグE』)


537 :GF長官:2011/07/05(火) 21:26:38.87 ID:???
>>536の続き

筑摩一号機の雲上飛行に匹敵するほど、謎だらけの行動ですが、

当時の南雲艦隊付近の天候は、
「0617時(友永隊収容終了)の時点で第一機動部隊は、B−17が空母発見に苦労した
一時間前とは打って変わった晴天の海域に入っており、雲は500メートルから1000
メートルに点在するのみで、視界は60キロまで広がっていた」     (『歴史群像』)

海面近くとはいえ、味方雷撃隊の動きが全く分からない状況とは思えないし、
仮にそれが分からなかったとしても、敵空母の動き(回避運動や対空砲火)から状況
の変化は読み取れたのではなかろうか。

たとえ救援信号は受信できなかったとしても、無線が全く使えなかったわけではなさ
そうだし、どうも柔軟性に欠けるように思いますね。
TBD搭乗員の「ゼロに後ろにつかれた!助けてくれ!」とか聞こえなかったのかな。


538 :名無し三等兵:2011/07/05(火) 21:28:17.59 ID:???
空母戦=敵味方が空母で攻撃し合うこと。どちらか一方のみの場合はこれに該当しない。
という意味合いで使われることはあれど、
砲戦=敵味方が砲で攻撃し合う事。どちらか一方のみの場合はこれに該当しない。
魚雷戦=敵味方が魚雷で攻撃し合う事。どちらか一方のみの場合はこれに該当しない。
とは言われない不思議

空母戦と呼ばれることはあれど戦艦戦や巡洋艦戦、駆逐艦戦とは呼ばれない不思議

539 :GF長官:2011/07/05(火) 21:32:01.95 ID:???
>>537の続き

「なお第六雷撃隊の報告書には、
かろうじて母艦に帰投した雷撃隊の将兵が、日本艦隊上空で第六戦闘機隊に見殺し
にされる形で多くの僚機を失ったことと、帰艦寸前に母艦直衛中の味方戦闘機により
あやうく撃墜されかけたことを大いに憤り、着艦後に拳銃を携帯したまま第六戦闘機隊
の待機室に乗り込んでいった、と記されている」

そりゃ、怒りますよねぇ。
その後どうなったんだろうか・・・気になる。

今のところ米空母攻撃隊の評価すべき点は皆無と言っても良いですね。
もし本職がアメリカ人で、戦史に興味があったとしたら、
>「南雲の空母が飛行機を収容している一瞬の隙を狙って攻撃隊を出した」
>                                   (byブローニング)

こんな発言、とても恥ずかしくて出来たものじゃありませんよ。


540 :GF長官:2011/07/06(水) 21:12:58.70 ID:???
>>530 練度に関しては、こういうのもあります。

「エンタープライズの雷撃隊は、マーシャル、ウェークおよび南鳥島戦に参加した
ベテランで、ホーネット隊よりはるかに経験を積んでいた。
一番新しい隊員でも雷撃機を主として2500時間の飛行経験を持っていた。

が、その兵力は真珠湾出港直後の事故で14機に減っていた。
隊長のリンゼー少佐はそれを二群に分け、一隊は彼自身が指揮し、他の一隊は
イーリー大尉が率いて、別々の空母を狙うことにしていた」 (『ミッドウェーの奇跡』)

2500時間も飛んだら、かなりのベテランの域ですよね。
それでも着艦事故を起こしたり、航法に失敗するんだからねぇ。

ていうか、エンタープライズの雷撃隊が定数(15機)より一機少なかったのは、
リンゼー隊長自身が壊してしまったから。(>>524
あんな大事故が起こったなら、説明を受けなくても、グレイ大尉は知っていた
のではなかろうか。それとも補用機の用意が間に合わなかったということかな。

>>538 それだけ第二次大戦における空母の活躍が衝撃的だったということでしょう。


541 :GF長官:2011/07/06(水) 21:42:06.81 ID:???
今日は南雲長官最期の日。
「太平洋の防波堤」となって敢闘されたサイパン島守備将兵に敬意を表して、

夏草や つはものどもが 夢の跡

>>539の続き

これまでさんざんコケにされて、米海軍ファンの方は頭に来ている頃ではないかと。
「ええい、他の隊はいい。マクラスキー隊を映せ! マクラスキー隊の奇襲成功を!」
と、画面にしがみついているのではないでしょうか。

「ところでいったい、エンタープライズの急降下爆撃隊は何処にいるのであろうか」(『逆転』)

ファンならずとも、その関心を一身に浴びている彼らですが、例のアレを打電したく
なりますよね。
マクラスキー隊は何処にありや、全世界は知らんと欲すー


542 :GF長官:2011/07/06(水) 21:43:53.02 ID:???
>>541の続き

言うまでもなく、エンタープライズの艦爆隊は日本軍空母部隊を目指して、飛行を
続けていた。
しかし、リンゼー隊が突入した時も、グレイ隊が戦場を離れた時も、未だに彼らの
姿を見たものはいない。 どうなっているんだ?

「エンタープライズ艦爆隊は0445時に母艦上空を離れた後、高度6000メートル
針路240度で進撃を続けていた。編隊を率いるマクラスキー少佐の航法計算に
よれば、0620頃に日本艦隊上空に達するはずであった。

途中故障で引き返した2機を除く31機は、目標地点に達したが、日本艦隊の姿は
どこにもなく、眼前には空虚な海原が広がるだけであった」     (『歴史群像』)

マクラスキー少佐はウォルドロン隊長と同じく、人の話を聞かない性格だったよう
ですから(>>456)、勝手に変針でもしたのだろうか。
そうではありません。いや、もっとひどいと言わねばならないかも。


543 :GF長官:2011/07/06(水) 21:44:57.23 ID:???
>>542の続き

「現在では、実際の進撃針路が240度よりやや南側の235度前後にずれており、
日本艦隊がミッドウェー島からの航空攻撃を回避する間に予想より北西側に移動
していたために、マクラスキー隊が視認できなかったことが明らかになっている」

やーれやれ、またですか。これで何度目だよ。
こりゃ、本格的に対策を講じないとな!

[急募]
空母飛行長募集しています
経験者優遇
洋上航法の出来る方大歓迎
委細面談
お問い合わせは、米海軍省人事課までー


544 :GF長官:2011/07/06(水) 21:50:06.02 ID:???
[エンタープライズ攻撃隊進撃図](0620頃)

             ↑
┓          ┏┛                            ┌┘
┗┓        ■南雲機動部隊                   ┌┘
  ┗━━━━━┛                          ┌┘
                                     ┌┘
                                   ┌┘
                                 ┌┘
                               ┌┘
      会敵予想地点×             ┌┘
                           ┌┘
                           ▽マクラスキー隊(SBD31機)
                           ↓


545 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/06(水) 22:22:00.36 ID:???
>>544
大体一時間前ですね<ラッキーヒット

546 :GF長官:2011/07/07(木) 20:53:04.49 ID:???
>>545 さて皆さん、いよいよ今日の”その時”がやって参りました・・・


547 :GF長官:2011/07/07(木) 21:26:34.46 ID:???
>>544の続き

これのどこが「ホーネット隊よりはるかに経験を積んでいた」んですかねぇ。
ひょっとして、かくれんぼの経験のことなのか?

その滑稽さは、部下の一人がこう回想していることからも分かります。

「ビル・ピットマン少尉の心配は、ますます大きくなってきた。
エンタープライズの急降下爆撃隊は2時間以上も前に出発したのに、未だ日本艦隊の
兆候すらつかめなかった。

これまでに飛行機は燃料の半分を使い果たしたが、まだウェイド・マクラスキーは隊を
指揮して”太平洋の全域”を探しまわっていた」                 (『逆転』)

世間では山口少将の意見具申がもてはやされていますが、仮に即時発進を採用した
として、二航戦の艦爆36機が”太平洋の全域”を捜索する仮想戦記があったら・・・
読んでみたいかも。


548 :GF長官:2011/07/07(木) 21:28:15.41 ID:???
>>547の続き

実はマクラスキー少佐は、生粋の艦爆乗りではありません。

「彼はもともと戦闘機のパイロットで、1940年6月からエンタープライズの戦闘機
隊長となり、1942年3月から同艦の飛行長となっていた。
そして、彼がドーントレスに鞍替えしたのは、飛行長となってからであった。彼は
すでに艦爆による発着艦にも慣れていたが、まだ爆弾を投下したことはなかった」
                                     (『ミッドウェーの奇跡』)

・・・大丈夫なのか?
日本海軍では、単座の戦闘機乗りは航法を行わず、艦爆や艦攻の誘導に従う。
零戦のパイロットは洋上航法が出来ないというわけではなく、戦闘や見張も同時に
こなさなければならないので、負担を軽減させるための処置です。

ひょっとしたら彼が航法を誤ったのは、これが原因かもしれない。
ただ米空母は分散進撃が基本なので、戦闘機隊の隊長といえどもおそろかには
出来ないと思います。


549 :GF長官:2011/07/07(木) 21:30:35.48 ID:???
>>548の続き

それにしても、僚機が30機も付いているんだから、誰かが気付きそうなものだが。

「したがって彼は熟練の艦爆パイロットとは言い難かったが、それでも飛行長に
任命されたのは、優れたリーダーシップと攻撃精神、および機敏にして的確な
判断力を買われたからであった。
決して軽率に形容詞を述べないスプルーアンスですら、マクラスキーは”素晴らしい”
と評していたほどであった」                 (『ミッドウェーの奇跡』)

やはり隊長を信頼していたということでしょうか。

「ピットマン少尉は、ほとんど進退がきわまったように感じた。
彼は、いつになったら”オヤジ”は引き返すだろうか、と同じ思いをいだいていた
僚機のディック・ジャッカードをちらっと見た」              (『逆転』)

このままでは、南雲艦隊との距離は離れる一方、
それどころか、燃料切れで帰還すらあやぶまれる状況です。
オヤジに決断が迫られる・・・


550 :GF長官:2011/07/08(金) 20:26:37.86 ID:???
>>549の続き

こういう時、「適切な情勢判断」と「迅速な決断」が求められるのは、艦隊司令長官も
編隊指揮官も同じ。

実は『完本太平洋戦争』という本の中に、マクラスキー少佐自身の手記が掲載されて
おり、それを読むと当時の心境がよく読み取れます。

「飛行学校を出てから12年、空母エンタープライズに乗組んで2年、このとき私は
第六飛行隊の飛行隊長として計79機を指揮していた。
すでに開戦以来、我々はウェーク、南鳥島、マーシャルなど日本の前進基地に
対するヒットエンドラン攻撃を敢行、ドゥーリットル空襲にも参加して十分な戦歴を
積み、自信満々で士気も高かった」
         (『逆転!赤城への第一弾』クラレンス・ウェイド・マクラスキー/著)

彼は6月1日生まれで、この直前洋上で40歳の誕生日を迎えている。
ここでもエンタープライズ隊の”練度の高さ”を自負している様子がうかがえる。


551 :GF長官:2011/07/08(金) 20:28:27.75 ID:???
>>550の続き

「6月4日(日本時間5日)朝の起床は、夜半を少しすぎた1時半きっかりだった。
朝食の席で事故負傷のため寝ているはずのリンゼー少佐と一緒になったので、
”大丈夫か”と聞くと、”もう治った。医者のOKが出たので、今日は私も攻撃に行く”
と張り切っていた。
コーヒーを飲み終わると、搭乗員は全員待機室へ集まってきた」

同僚の怪我を気遣うところなどに、面倒見の良さが表れている
スプルーアンス少将が、絶対の信頼を置いていたのも頷けますね。

ところが、出撃前にちょっとした”事故”が起きた。
隊長機の後席に乗る予定だった銃手(オブライエン)がつまずいて転んだ拍子に
眼鏡を割ってしまい、出撃できなくなった。
そこで代わりに、射撃学校を出たばかりの新人を乗せたようです。


552 :GF長官:2011/07/08(金) 20:29:49.79 ID:???
>>551の続き

これは・・・まぁ、練度とは関係ないか。
ドジッ娘じゃなくても、転ぶときは転びますからね。
のヮの「呼びましたか? プロデューサーさん」

日本海軍の九九艦爆の場合、後席は銃手や航法・電信の他に、急降下爆撃の際、
高度を読み上げるという重要な役目があります。
それこそ”あうんの呼吸”が必要ですが、ドーントレスはそうでもなかったのかな。

同書にも「後席は機銃が撃てさえすれば良いと思っていた」とあります。
それと予科練の応募資格に視力は裸眼で1.0以上があったと記憶していますが、
米海軍は眼鏡も大丈夫だったのだろうか。


553 :GF長官:2011/07/09(土) 19:22:05.66 ID:???
>>552の続き

さて問題の場面ですが、

「高度をとりながら私は、会敵時間を0620頃と推定していた。
しかし155浬飛んで予想した会敵点に来たが、意外にも敵艦隊は見えない。
計算を間違えたはずはない。私は航法図を見ながら原因を探した」

まさか今飛んできた針路がずれていたとは思うまい。
スプルーアンス少将が絶讃するところの「機敏にして的確な 判断力」(>>549)は
発揮できるのだろうか。

「天候は珍しいほどの好天で、点在する積雲のほか視界を妨げるものはない。
高度をとりながら、私は双眼鏡で四周を眺めまわした。19000フィート(5790
メートル)に達したが、やはり視界に入るのは青い海と白い断雲だけだ。

こんな好視界なら、途中で敵を見落とすはずはないし、敵の最高速度を25ノット
とすれば、我々の左側ではなく、右側にいるはずだ」


554 :GF長官:2011/07/09(土) 19:23:50.40 ID:???
>>553の続き

リング隊長が、敵艦隊は予想位置より左側(南東側=ミッドウェー島方向)に
移動したと考え、針路135度に転じたのとは正反対で、彼は北西側を選択した。

「おそらく敵艦隊は東または西方に転針したか、北西方向へ反転したのだろう。
私は忙しく頭の中で計算した。答えは出た。まず西へ35浬飛び、ついで北西へ
飛んでみよう。

ではあとどのくらい飛べるか。再び私は計算した。
爆弾を抱いたままの上昇が続いたため、燃料消費はかなり大きい。列機の
消費はさらに多いだろう。
いろいろ考えての結論は、0700時まで針路315度でぎりぎりまで飛んだ後、
北東方へ変針して何も見つけられなかったら、母艦へ帰ることだった」

マクラスキー隊長の出した計算結果が、皆さんの頭の中にも描けたでしょうか。
こうして0635時、エンタープライズ艦爆隊は、針路315度に変針した。
結果として、これが”ミッドウェーの奇跡”を呼び込むことになります。


555 :GF長官:2011/07/09(土) 19:27:02.86 ID:???
[エンタープライズ攻撃隊進撃図](0640頃)

                        ↑
                      ┏┛
                     ■南雲機動部隊
              ━━━━━┛
                                  ┌┘
                                ┌┘
                              ┌┘
                            ┌┘
                          ┌┘
                  ↑    ┌┘
マクラスキー隊(SBD31機)△  ┌┘
                   └×変針(315度)


556 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/10(日) 13:58:57.88 ID:???
[エンタープライズ攻撃隊進撃図](0640頃) そろそろ例の問題が…

                        ↑
                      ┏┛
                     ■南雲機動部隊
              ━━━━━┛
                     △駆逐艦嵐(否定) ┌┘
                                ┌┘
                              ┌┘
                            ┌┘
                          ┌┘
                  ↑    ┌┘
マクラスキー隊(SBD31機)△  ┌┘
                   └×変針(315度)

557 :GF長官:2011/07/11(月) 20:24:44.88 ID:???
>>556 (否定)ってw   嵐は別に悪くないのに・・・


558 :GF長官:2011/07/11(月) 20:45:42.72 ID:???
>>555の続き

史実を知る我々には、二人の優劣の差がハッキリと分かります。

南雲艦隊は回避運動を繰り返しながらミッドウェー島に向かっているんだから、
予想地点より島に接近しているなんて有り得ないじゃないか。
そんなことも分からんのか、リング隊長は?
飛行長といっても、たいたことねーなw    ・・・・と。

しかし、ここでも編隊指揮官になりきって考えてみれば、そう軽々しくは批判でき
ないことが知らされるのではないでしょうか。


559 :GF長官:2011/07/11(月) 20:47:25.05 ID:???
>>558の続き

多くの部下を率いる者として、飛行長自身出撃前に、航法計算は何度も繰り返
して確認したはず。それなのに居るはずの敵艦隊が見えなかった時のあせりは
我々の想像の及ぶところではないかと。

まず、何が原因かを特定することが難しい。
索敵報告が誤っていたのか?
航法計算を間違えたのか?
偏流測定を誤ったのか?
敵艦隊が変針したのか?
変針したとしたらどっち? 東?南?西?北?

更に坂井三郎氏も証言していますが、「パイロットの六割頭」といって、飛行中は
地上では簡単に解ける計算問題にも苦労するそうです。
もともと人間は空で生活していけるようには出来ていませんからね。


560 :GF長官:2011/07/11(月) 20:49:28.81 ID:???
>>559の続き

まして目印も何もない太平洋上の飛行、
そしてこれまた動きの読めない敵艦隊の行動、
迫り来る燃料切れの危機、
おまけに無線封止中で母艦に問い合わせることも出来ない。

マクラスキー少佐の手記を振り返っても、彼が確信をもって変針したわけでは
ないことは、感じ取れると思います。

それに同じ情報でも、見方によって解釈が異なる場合が出て来る。
一例を挙げると、友永隊収容後の北上について、日本側は米空母との距離を
詰めるための”積極的な行動”とみなしていますが、
米側はこれを「避退行動」と評価している。(>>480

すなわち「日本艦隊は、ミッドウェー島攻撃圏内から逃れるために反転した」。
全く正反対ですよね。
このあたりも指揮官の情勢判断に影響するかもしれません。


561 :GF長官:2011/07/11(月) 20:50:54.76 ID:???
>>560の続き

何度も繰り返しますが、ブローニング参謀長の狙い通りに奇襲成功したのでは
なくて、全くの偶然だったことは明らかです。
マクラスキー少佐の”適切な情勢判断”には拍手を送りますが、そもそもの原因
は彼自身の航法ミスなのだから、あまり誉められたものではない。
せいぜいうまくフォローしたな、程度かと。

さて、エンタープライズ艦爆隊が南雲艦隊を発見するまでには、隊長の決断の他に
もう一人の”協力者”が必要になります。
彼女の名は・・・


562 :名無し三等兵:2011/07/11(月) 21:45:08.98 ID:???
蒼井そら

563 :名無し三等兵:2011/07/11(月) 21:56:44.90 ID:???
希崎ジェシカ

564 :名無し三等兵:2011/07/11(月) 22:04:58.41 ID:???
米艦攻の攻撃で日艦戦を低空に引き付け、その隙に米艦爆が襲撃する
合理的な米軍らしい見事な連携・頭脳プレーだ

稀にそう言う人が現れたりするけど、うーん何だかなあ・・・
何が連携プレーなんだろうなあ

565 :名無し三等兵:2011/07/11(月) 22:13:24.11 ID:???
>>563
こやつを営倉にぶち込んでおけ!
自涜行為は厳禁とする!監視を緩めるな!

566 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/12(火) 05:59:15.67 ID:???
威勢のいい下士官だなあ

567 :GF長官:2011/07/12(火) 21:12:48.22 ID:???
>>562-563 おや、趣味が合いますな。本職は姫乃ひかりに一票。

>>564 ですよねー、これまでしつこく繰り返しているのは過去スレがきっかけで、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/368
>おいおい、奇跡の一言で終わらせるのかい
>米軍は日本軍のミ島攻撃隊が母艦に帰還する
>その一瞬を虎視眈々と狙っていたんだよ
>つまり必然の生んだ奇跡的タイミングと言うのが正解だな

確かにブローニング参謀長はそう考えて攻撃隊を出したのでしょうが、
その実態はあまりにもお粗末と言わざるを得ないですからねぇ。

>>565 うーむ、「・・・」で次回につなげる書き方はやめた方がいいかな。

>>566 まぁ、先任伍長がにらみをきかせているおかげで、スレ内の秩序も保たれて・・・ないか。


568 :GF長官:2011/07/12(火) 21:43:12.82 ID:???
>>561の続き

捜索刻限5分前の0655時、彼らの目に一本の長い航跡が飛び込んできた!
マクラスキー隊長は賭けに勝ったのです。

「ところが幸運にも0655時に、眼下を一隻の日本巡洋艦が、全速で北東方へ
走っているのを発見した」

その時の興奮を「これを、私に幸運の神が微笑んだか、ただ単に悪運が強いと
思われるかは、皆さん次第ですが」と表現している。
”運も実力のうち”ですよね。


569 :GF長官:2011/07/12(火) 21:45:21.27 ID:???
>>568の続き

この「日本巡洋艦」こそ、第四駆逐隊所属の駆逐艦嵐(駆逐艦長・渡辺保正中佐)
だったとされています。(同艦の戦友会はこれを否定。>>556
ちなみに、当時の第四駆逐隊司令は、後に最後の大和艦長として沖縄へ出撃
することになる有賀幸作大佐でした。

駆逐艦嵐
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B5%90_(%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6)

昭和16年1月27日、舞鶴工廠で竣工。陽炎型駆逐艦の16番艦。
陽炎型はマル三計画建造艦ですが、本艦以降(萩風・舞風・秋雲)はマル四計画に
基づいている。いずれも開戦時には最新鋭艦として活躍している。

実はこれより前、昭和12年6月30日に駆逐艦山風(白露型8番艦)が就役しており、
「嵐」と「山風」は縦書きにすると区別がつきにくいので、郵便物の誤配がよく起きた
そうです。


570 :GF長官:2011/07/12(火) 21:46:46.30 ID:???
>>569の続き

嵐は野分・萩風・舞風と共に第四駆逐隊を編成し、開戦時は第二艦隊第四水雷戦隊
に所属。南方作戦支援にあたった。
第二小隊(萩風・舞風)は印度洋機動作戦に参加していますが、嵐が南雲機動部隊と
行動を共にしたのは、ミッドウェー海戦が初めてとなります。

では、どうしてこんな本隊から離れた位置にいたのか。
もしかしてウォルドロン少佐のように人の話を聞かず、「どうもこっちがあやしいぞ」と
抜け出してしまったのだろうか。

艦隊運用の達人・南雲長官が率いているのに、そんな身勝手が許されるはずもない。
嵐は対潜制圧任務に分派されていただけです。
ところが、”だけ”で済まないところが戦史の面白いところ。


571 :GF長官:2011/07/13(水) 21:47:15.74 ID:???
>>570の続き

ここで登場する米潜水艦はノーチラス(SS−168)
指揮を執るのはネモ船長・・・じゃなかった、ブロックマン少佐です。

「さて今度は、アメリカ潜水艦ノーチラスが手を貸した。艦長ブロックマン少佐は
8時25分(日本時間0525時)に航空母艦を護衛する日本巡洋艦の警戒幕を
攻撃したが不首尾に終わってから、再び戦場に戻るために水上状態の最大速力
を出して急進していた」                      (『モリソン戦史』)


572 :GF長官:2011/07/13(水) 21:48:39.56 ID:???
>>571の続き

米側のサイトによれば、
http://www.history.navy.mil/danfs/n2/nautilus-iii.htm

At 0755, 4 June, while approaching the northern boundary of her patrol area
near Midway, she sighted masts on the horizon. Japanese planes sighted the
submarine at the same time and began strafing.

「6月4日0755時(日本時間5日0455時)、ミッドウェー島近海の担当哨戒区
北側の境界線に接近しつつある時、ノーチラスは水平線上に複数のマストを発見
した。ほぼ同時に日本軍の飛行機に発見され機銃掃射を浴びた」

すぐに深さ100フィート(30メートル)まで潜航し、しばらく経って潜望鏡深度まで浮上。


573 :GF長官:2011/07/13(水) 21:50:13.08 ID:???
>>572の続き

At 0800, a formation of four enemy ships was sighted: 1 battleship and 3 cruisers.
「0800時(0500時)、4隻の敵艦隊(戦艦1・巡洋艦3)を発見した」

wikiによれば、戦艦は霧島、巡洋艦は長良だったとされています。
その後爆雷攻撃を受け、再び潜航。

When the attack ceased, Nautilus planed up to periscope depth. Ships surrounded her.
Sighting on the battleship, she fired #2 tube, #1 misfiring. One of the cruisers immediately
headed for the boat, which dove to 150 feet to wait out the depth charge attack (0830).

「爆雷攻撃がやむと、ノーチラスは潜望鏡深度まで浮上した。ところが周りを敵艦に
囲まれていた。敵戦艦に照準を合わせ2本の魚雷を発射したが、1本は発射管の
故障で発射できなかった(もう一本も命中せず)

すぐに1隻の巡洋艦が接近して来て爆雷攻撃が始まった。ノーチラスは150フィート
(46メートル)まで潜航しこれを回避した(0530時)」


574 :GF長官:2011/07/13(水) 21:53:21.26 ID:???
>>573の続き

モリソン戦史の記述は、ちょうどこの部分ですね。
南雲司令部では、0520時に敵空母発見電が届きバタバタしている頃でしたが、
ここで駆逐艦嵐が敵潜制圧のため分派されたものと思われます。

日本側の戦闘詳報によれば、0630時に以下の報告を受信している。
第一航空艦隊戦闘詳報(2)【 レファレンスコード 】 C08030023900  (19/54)頁

発:駆逐艦嵐
宛:機動部隊指揮官
本文:0610”地点ヘエア三七”ニ於テ、敵潜水艦ノ雷撃ヲ受ク
    直チニ爆雷攻撃スルモ効果不明
(註)「地点ヘエア三七」は海域区分を表す符号

The enemy cruiser followed suit and at 0918 attacked with 6 depth charges.
「0918時(0618時)、敵巡洋艦が接近し、6個の爆雷攻撃を受けた」

米側の資料とも一致しますので、この「The enemy cruiser」が嵐のことかと。


575 :GF長官:2011/07/14(木) 21:10:00.53 ID:???
>>574の続き

その後、戦果を確認できないまま本隊復帰を急いでいたところ、マクラスキー隊に
発見されたのでしょう。
ノーチラスが間接的に奇襲成功に貢献したことになりますね。

「私は、この艦は機動部隊と上陸部隊との連絡艦ではあるまいかと推定して、
その針路に合わせて飛んでみることにしたが、それが正解だったことはすぐに
分かった。

まもなく双眼鏡のなかに、日本の空母群が飛び込んできたのだ。
距離は35浬、中央に4隻の空母、その外側に6〜8隻の駆逐艦、2隻の戦艦、
4〜6隻の巡洋艦がいた。

私は無線封止を解いてエンタープライズへ報告すると、部下に攻撃を下令した」

ついに南雲機動部隊は発見されてしまったのです。


576 :GF長官:2011/07/14(木) 21:10:42.00 ID:???
>>575の続き

映画『ミッドウェイ』で確認してみましょう。

(航行中の敵艦を発見)
マクラスキー隊長「あれは敵だな」
僚機「駆逐艦です」
隊長「どこかへ急いでいる」(燃料計を確認、残り半分)「つけて行こう」
僚機「隊長、燃料が・・・ この辺で戻らないと」
隊長「分かっとる」

僚機「隊長、前方に敵艦隊!」
僚機「Yeah! 勢揃いだ!」
隊長「よし、報告するから各機静まれ。
   レイブンリーダーよりマザーグース(エンタープライズ)へ、敵空母四隻発見!
   繰り返す、敵空母4隻発見」

隊長「敵は攻撃隊を発艦させる態勢だ」
僚機「護衛戦闘機が見えません」
隊長「よし、全機俺に続け!」
   
実に劇的であります。
またリメイクしてくれんかのぉ・・・いや、このままの方がいいか。


577 :GF長官:2011/07/14(木) 21:15:43.18 ID:???
[エンタープライズ攻撃隊進撃図](0700頃)

                        ↑
                      ┏┛
                     ■南雲機動部隊
                   ┏┛
           ↑    ┏┛
  (敵空母発見)×
         ┌┘
        △マクラスキー隊(SBD31機)
      ┌┘
     ×(嵐発見 0655時)
     └┐            ┌┘
       └┐        ┌┘
         └┐    ┌┘
           └┐┌┘
             ×(変針315度 0635時)


578 :GF長官:2011/07/14(木) 21:22:34.61 ID:???
>>577の続き

南雲機動部隊から見ると、背後から接近されたので、意表をつかれたのかも。
米空母の居る方向(北東)でも、ミッドウェー島の方向(南東)でもありませんから。

ここまでの経過を知ると、「嵐さえ見つからなければなぁ・・・」と悔やまれますが、
よーく思い出してみて下さい(>>554
もともとマクラスキー隊長は、0700時に捜索を打ち切って北東へ変針し、母艦へ
帰投するつもりだったのです。
嵐発見(0655時)とわずか5分の違いですから、どのみち南雲艦隊は発見された
だろうと思われる。

元乗員の方も気にされる必要はないのでは?
それよりも逆に、嵐の見張は上空を通過する敵編隊に気付いたのだろうか。
そして、それは司令部に通報されたのだろうか・・・の方が気になりますね。


579 :GF長官:2011/07/15(金) 21:32:44.94 ID:???
>>578の続き

最後はヨークタウン隊。

ヨーク隊の何がすごいって、出撃した全部隊が迷うことなく会敵に成功したこと。
これこそまさに「ミッドウェーの奇跡」。
ほんと雪でも降るんじゃないか?  ・・・1000ポンド爆弾は降ってきたけどね。

VF−3(第三戦闘機中隊)F4F6機(ジョン・サッチ少佐)
VB−3(第三爆撃機中隊)SBD18機(マクスウェル・レスリー少佐)
VS−5(第五哨戒機中隊)SBD19機(ウォーレス・ショート大尉)
VT−3(第三雷撃機中隊)TBD12機(レム・マッセイ少佐)
 

580 :GF長官:2011/07/15(金) 21:34:30.95 ID:???
>>579の続き

(註)
F4Fの搭載機数は25機だが、6機が第一波直掩、6機が第二波直掩、13機が母艦直衛。
(第一波)VF−3、VB−3、VT−3
(第二波)VF−3、VS−5
実際に出撃したのは第一波のみ。VB−3は故障機のため17機が出撃。

珊瑚海海戦による損害のため、サラトガ(第三)航空隊を加えて再編されている。
VF−3搭乗員のうち、16名が旧VF−42所属、11名が旧VF−3所属
VS−5所属機のうち、11機が旧VB−5、8機がサラトガ飛行隊より転用

旧ヨークタウン航空隊については以下を参照のこと。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1245844940/288


581 :GF長官:2011/07/15(金) 21:37:00.27 ID:???
>>580の続き

フレッチャー少将麾下のヨークタウンは、スプルーアンス隊(ホーネット、エンタープライズ)
とは別行動をとり、0345時に索敵機10機を収容した後、0538時から攻撃隊第一波を
発艦させている。(スプルーアンス隊は0402時から発艦開始。>>365

これは事故により発艦に手間取ったわけではなく、フレッチャー司令官の指示によるもの。

「フレッチャーの直面した問題は、他の二隻の空母を支援する最善の方策であった。
この両艦(エンタープライズとホーネット)が攻撃する同一目標に対して全力を注入すべきか?

ミッドウェー基地の飛行艇が報告したのは、敵の空母のうち二隻だけだったので、彼は未だ
はっきりしない敵情のため心配していた。
敵の空母は四隻いるに違いなく、報告されていない他の二隻はどこかにいる。

ヨークタウンの飛行隊は、まだ報告のない二隻の空母を攻撃するために残された全兵力だった。
彼は時間の経過とともに、敵情がもう少し明らかになるかもしれないことを希望しながら、ヨークタウンの
飛行機をしばらく控置しておくことにした」                              (『逆転』)


582 :GF長官:2011/07/15(金) 21:38:04.89 ID:???
>>581の続き

さすがですね。
当時米海軍において、最も空母戦の経験が豊富だったのは彼をおいて他にない。
ナグモタスクフォースを迎え撃つには最適な人材と言えるでしょう。

ここでも多聞派の皆さんは、”即時発進”を主張されるんですかねぇ。
「すでに利根機に発見された!一刻を争う状況だ!兵は拙速を尊ぶ!
空母戦は先に攻撃隊を出した方が勝つ! 即時発進に躊躇したフレッチャーは無能!
空母戦のド素人! スプルーアンス万歳!」

フレッチャー少将も、もっと評価されるべき。


583 :GF長官:2011/07/16(土) 19:45:59.47 ID:???
>>582の続き

しかし、その後新たな敵情は入らなかったので、フレッチャー少将は攻撃隊
発進を決断します。

ただし、スプルーアンス隊のように全力同時出撃ではなく、全力逐次出撃。
当初は二波に分けて出す予定でしたが、第二波の発進は結局中止となった。

これは珊瑚海海戦での苦い経験によるものですね。
(暗号ミスにより日本軍哨戒部隊に対して、全兵力を出してしまった)
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/330-331


584 :GF長官:2011/07/16(土) 19:47:33.27 ID:???
>>583の続き

「しかしフレッチャーにとっては、どこにいるか分からない敵の二隻の空母のことが
心配だった。

つい一ヶ月前の珊瑚海海戦の際、これに似た情況の時の彼の措置は愚かであった。
彼は不確実な触接報告をあてにして、全航空兵力をもって小型空母祥鳳を攻撃したが、
その時、大型空母瑞鶴と翔鶴は発見されないで、我が方の航空攻撃圏内に居たので
あった。
この両艦がフレッチャー部隊に向かわなかったのは、全くの幸運だった。

フレッチャーは、こうした冒険を繰り返すことを希望しなかった。
戦いというものは、何時でもこうした手探りの仕事であることに変わりがない」(『逆転』)

実際は祥鳳を見つけたことも、”全くの幸運”でしたから。
彼が慎重になるのも無理はないでしょう。
いつの世も、戦闘指揮は「暗中模索」がピッタリきますね。


585 :GF長官:2011/07/16(土) 19:48:30.25 ID:???
>>584の続き

もともと米攻撃隊に随伴する護衛戦闘機は少なめ。
米空母における戦闘機の最大の任務は、敵の攻撃から母艦を守ること。
ゆえに母艦直衛により多くの戦闘機が割かれる。

ホーネットでもエンタープライズでも総数27機のうち、攻撃隊直掩は10機。
ヨークタウンに至っては、わずかに6機です。
たった6機で、40機近く上がっているZERO相手に攻撃隊を守りきれるとでも
思っているのでしょうか。

ところが、実際は大活躍しちゃうんですよねぇ。
全く戦さはやってみなければ分からんもんだ。


586 :名無し三等兵:2011/07/16(土) 20:55:31.83 ID:???
長官!前衛部隊が撃破された模様です。

587 :GF長官:2011/07/18(月) 20:09:11.50 ID:???
>>586 支隊司令官殿は出張中かな?
次席指揮官が次スレを立てた方がいいかもしれませんねぇ。


588 :名無し三等兵:2011/07/18(月) 20:12:17.25 ID:YmsxOlWK
SBDの後方機銃7.7mmx2を零戦は警戒していた
ベルト給弾で装弾数もたっぷり
きちんと編隊を組んでいるSBD隊の火力は侮れない

589 :名無し三等兵:2011/07/18(月) 20:34:04.78 ID:???
南雲さんは使えないなあ!!

590 :GF長官:2011/07/18(月) 20:41:27.78 ID:???
>>585の続き

第一波(>>580)は雷撃隊→急降下爆撃隊→戦闘機隊の順で発艦します。
日本側と全く逆ですねぇ、面白いもんだ。

ヨークタウンのアクションレポートによると、
http://www.ibiblio.org/hyperwar/USN/ships/logs/CV/cv5-Midway.html

At about 1045 commenced launching the Attack Group composed of 17 VSB,
12 VTB and 6 VF. The torpedo planes were directed to proceed immediately
towards the objective; and the VSBs ordered to circle overhead for 12 minutes
and then proceed to overtake the VT before reaching the enemy. In order to
conserve fuel for the VF, they were launched at 1105 with orders to rendezvous enroute.


591 :GF長官:2011/07/18(月) 20:44:49.15 ID:???
>>590の続き

「1045(日本時間0545)頃、攻撃隊発進が下令された。その編成は急降下爆撃隊17機
(VB−3)、雷撃隊12機(VT−3)、戦闘機隊6機(VF−3)である。

雷撃隊は目標に向かって先行するよう指示された。
急降下爆撃隊は母艦上空で12分間旋回した後、雷撃隊を追って目標到達前に合同する
よう命令された。
戦闘機隊は燃料を節約するため、1105(0605)時に発艦し、途中で雷撃隊・急降下爆撃隊
と合同することになっていた」

なんとまぁ、ややこしい方法を考えたもんでしょうか。
彼らには空中集合の概念が無いのかな。

普通なら、雲がかかったり無線が不調だったりで合同できなかったというオチになる
ところですが、今回はなんと!成功してしまいます。
まさに「ミッドウェーの奇跡」。   ・・・もう飽きたって? 失敬失敬

やはり>>530様のご指摘通り、ヨークタウン隊が最も練度が高かったと言えそうですね。


592 :GF長官:2011/07/18(月) 20:45:42.45 ID:???
>>591の続き

Due to the slow speed of the TBD's and the small fuel capacity of the F4F-4's,
the above procedure was deemed expedient and worked out very well. At 1145
all three squadrons were rendezvoused and the group took the following formation:
VT-3 at 1500 feet (just below the cloud base), 2 VF for low coverage at 2500 feet,
4 VF at 5000-6000 feet to protect the VT and low VF, and VB-3 at 16,000 feet.

「TBDの巡航速度が遅いことと、F4Fの燃料搭載量が少ないことから、上記の手法が
有効と考えられ、実際にうまくいった。
1145(0645)時、全部隊は合同に成功し、以下のように編隊を組んだ。

VB−3(SBD 17機)・・・高度16000フィート(4877メートル)
VF−3(F4F 4機)・・・高度5000〜6000フィート(1524〜1829メートル)
VF−3(F4F 2機)・・・高度2500フィート(762メートル)
VT−3(TBD 12機)・・・高度1500フィート(457メートル)」

この態勢を維持したまま南雲機動部隊を発見することになります。
「サッチウィーブ誕生の章」でも紹介しましたが、参考までに。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1253350314/191


593 :GF長官:2011/07/18(月) 20:49:37.33 ID:???
>>588 有難いお言葉! 早速レスリー隊長に伝えておきますね。
ふっふっふっ・・・明日の本編が楽しみだなぁ

>>589 支隊スレから流れてきたのかな?  各艦、対空警戒ヲ厳ニセヨ


594 :名無し三等兵:2011/07/18(月) 22:39:46.50 ID:???
詳しくは分かりませんが、SBDの連装機銃は日本の留式等と違って、
風の影響を受けずにちゃんと照準指向出来るようしっかりとマウントさ
れていた点が大きかったのではないかと思うのであります。
ただ単に追撃機に向かってバラまくのではなく。
だから零式でも結構返り討ちにあってると…思うのであります。

595 :1944年7月:2011/07/18(月) 23:26:38.31 ID:???

        ∧∧  サイパン島陥落
       ヽ(・ω・)/   ズコー  
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄


        ∧∧ ヒトラー暗殺未遂事件
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
 


 、-‐'''""''''\
  \  ●  \  
   \-‐'''""''''
     \ ∧_,,∧
      ○○;ω;´) 東條英機内閣総辞職
       ヽヽ`  ヽ'´)
       @〉  ,.- '´
         〈_ノ´.................
   ............::::::::::::::::::::::.::::::::::

(^_^;)カナシイ 絶対国防圏破綻で、急転直下

596 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 07:25:02.50 ID:???
>>591
>その編成は急降下爆撃隊17機(VB−3)、雷撃隊12機(VT−3)、戦闘機隊6機(VF−3)
それ位の機数なら同時発艦できるだろうになぜ分けるか。
まあ進撃(巡航)速度が違うから、燃費が悪くなるのはあるけど。

597 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 11:37:47.55 ID:???
7.7mmx2だと零戦パイロットも心理的に違うだろうな
しかも日本のそれとは威力が違うし

598 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 14:11:51.67 ID:???
中部太平洋艦隊は書類上は艦艇も保有してたはずだがあいつらどこにいってたん

599 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 18:06:42.56 ID:???
>>598
その書類上の付属艦艇の艦歴を追ってみるといい。
なぜか書類に載ってる五十鈴は43年12月損傷後、44年9月まで修理と防空巡改装工事。
敷設艇測天は7/25パラオからウルシーに向かう途中沈没。
第3水雷戦隊は4/27に旗艦夕張喪失後、7/8にサイパンで司令部(中川浩少将)は玉砕。
中部太平洋方面艦隊は44年3/4発足だが、第14航空艦隊は5/15付で全航空機を角田の第1航空艦隊に譲渡。
第4艦隊は2月のトラック、3月のパラオ空襲後は根拠地隊以外殆んど機能してないだろう(因みにトラック空襲後の第4艦隊は原忠一司令長官)。
トラックの第4根拠地隊が終点だった第2海上護衛隊も、空襲後はサイパンが終点になり第5根拠地隊の辻村武久少将が兼任してたが、やはり司令部はサイパンで玉砕。
結局中部太平洋方面艦隊所属でも、中間に第4艦隊や根拠地隊があるから南雲が直率できる訳じゃない。
第4艦隊はトラックにいるし、手元(サイパン)にいるのは第5根拠地隊とその所属の第55警備隊位。

600 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 18:21:03.69 ID:???

 、-‐'''""''''\
  \  ●  \  
   \-‐'''""''''
     \ ∧_,,∧
      ○○;ω;´) サイパン島は陥落しなかった!「太平洋の奇跡」を観よう
       ヽヽ`  ヽ'´)
       @〉  ,.- '´
         〈_ノ´.................
   ............::::::::::::::::::::::.::::::::::


601 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 19:27:29.57 ID:???
>>599
THX。他にも秋津洲が付属してたと思うが、やはり南雲の指示で動ける状況ではなかった

602 :GF長官:2011/07/19(火) 20:56:34.25 ID:???
>>594>>597 そうだったのか。侮れないですな。

>>595 そういえば、昨日は東條内閣退陣の日でしたね。

>>596 まぁ、編隊が大きくなるほど燃料消費量は多くなりますから。

>>598 支隊スレが立ったようなので・・・
【南雲】本日の南雲部隊司令部 1AF【東雲】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1311072304/

>>600 それは楽しみだ。


603 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 21:07:30.64 ID:???
南雲部隊支隊の所在確認、依然健在なようですね
「支隊ハ本隊ノ前方ニ可能ナ限リ進出シ、所在不明ナル敵ノ捜索ニアタレ」
とでも打ちますか?

604 :GF長官:2011/07/19(火) 21:36:39.29 ID:???
>>592の続き

せっかく合同に成功したヨークタウン隊ですが、出撃直後SBD隊にちょっとした
珍事が発生した。

「レスリー少佐は第三爆撃隊全機に対して、爆弾投下装置の作動確認を命じ、
自らも確認作業を行ったところ、いきなり機体が浮き上がるのを感じた。
ヨークタウンのSBDには新型の電気式爆弾投下装置が装備されていたが、
接続ミスから爆弾が投棄されてしまったのだ。

レスリー少佐は母艦に戻って爆弾を再塔載することも考えたが、部隊を指揮
すべき隊長機にそんな余裕は無いと判断し、そのまま先頭に立って進撃した。
同時に、無線封止を破って全機に対して、旧型の手動式爆弾投下装置を使う
よう命じた」                              (『歴史群像』)

まぁ、これは練度とは関係ないですけれど・・・
映画『ミッドウェイ』では、>>421の場面ですね。

さすがは名将山本五十六、
まさか敵機の爆弾投下装置にまで細工していたとは!
これでミッドウェー海戦も大勝利間違いないですな。


605 :GF長官:2011/07/19(火) 21:39:33.04 ID:???
>>604の続き

日米の戦記では、たいていこの場面が誇張して描かれていますが、
一番笑ったのはこれかな。

「どういうわけか、レスリーの爆弾は落ちてしまった。サーキットがショートしていて
投下装置が作動してしまったのである。”何という馬鹿なことだ!”
すると、三番機のデビッド少尉が”隊長、爆弾が落ちました”と言った。
”分かっとる!” レスリーが腹立たしげに答えると、
”いえ、隊長、私の機の爆弾が落ちたのです” 更に二機が爆弾の落下を報告した。
”恥知らずめ!” レスリーはハワイのヒッカム飛行場兵器班長に毒づいた後、
”爆弾がなければ機銃があるだろう、銃撃でヤマモトを撃ち殺せ”と怒鳴った。

爆弾も持たないで敵艦に降下したところで何になるのか・・・
こう独白しながら、レスリーは後席のギャラハー兵曹に命じた。
”おい、我が機は投下すべき爆弾を失った。お前は7.7ミリ(旋回機銃)で
敵空母の艦橋を撃ちまくれ”
ギャラハーは早速、空に向かって試射を行ったところ、弾丸は出なかった。
”隊長、機銃も故障です”
”なに!Gonna Hell!(地獄へ落ちろ)”


606 :GF長官:2011/07/19(火) 21:40:45.14 ID:???
>>605の続き

レスリーは、今度こそ心をこめてパールハーバーの軍需部全員を呪った。
”ガッデム! 帰ったら軍需部に1000ポンド爆弾をぶちまけてやる!!”
彼は、最後に残った武器である機首の12.7ミリを乱射しながら吠えた」
                          (『ミッドウェー戦記』豊田穣/著)

あ〜、腹いてぇ〜ww
この場面を”忠実に”映画化したら、放送禁止用語連発で公開できんだろうな。
デビッド「隊長、爆弾が落ちました」
レスリー「分かっとる!(ピー)○○○ッ!△△△ッ!×××ッ!」     Fin
・・・全米が泣いた。

結局ヨークタウン艦爆隊は、戦わずして13機に減じ、しかも隊長機は機首の
50キャルしか使えない状態に陥ってしまったのです。


607 :GF長官:2011/07/19(火) 21:41:39.24 ID:???
>>603 お任せしますが、司令官が戻られるまでは様子見かな。


608 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/19(火) 21:53:38.05 ID:???
>>587
我、操スレノ指揮を執リツツアリ

609 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/19(火) 21:56:02.09 ID:???
>>603
次席指揮官の功を労うものなり。

610 :名無し三等兵:2011/07/19(火) 22:43:03.75 ID:???
>>602
考えてみると、自転車とか鳥とか、空気抵抗が大きい場合は編隊を組むことでむしろ
燃費があがるんだが、飛行機は余りそういう事が無いよねぇ。

611 :GF長官:2011/07/20(水) 20:33:25.84 ID:???
>>608 おかえりなさいませ。引き続き宜しくお願いのほどを。

>>610 スリップストリームですね!
レシプロ機でやるとプロペラ後流で抵抗が増えそうだなぁ・・・


612 :GF長官:2011/07/20(水) 20:47:12.11 ID:???
閑話休題

台風6号が猛威をふるっておりますが、皆様のご近所はいかがだったでしょうか。
今回の特徴の一つが「低速」で、気象庁発表によると15km/h
何でも、夏台風は偏西風の影響を受けないからだそうですが、ちょうどMO作戦での
輸送船団の進行速度も15km/h(8ノット)だった。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1222691768/659

台風の経路を確認すると、昨日四国の南岸に接近して東に針路を変え、今朝ようやく
紀伊半島にかかったくらいで、明日は伊豆半島沖くらいかな。
ニュースを見るたびに、”止まっているんじゃないか?”と錯覚を起こすほど。

MO作戦ではジョマード水道を抜けて珊瑚海に入ってからポート・モレスビーに達する
まで丸二日かかる。(>>35参照) 距離にして350浬(650km)
今回の台風で当てはめてみると、四国の足摺岬から伊豆半島までに相当し、こちらも
丸二日くらいかかっていますね。

この間、敵の哨戒機に見つからないわけがないし、豪州基地からの反復攻撃を何度
受けるかも分からない。それを完全に護衛するとなると、頭の痛い問題ですよねぇ。
五航戦が大損害を受けて、MO作戦中止が決定されたのもうなずける気がする。


613 :GF長官:2011/07/20(水) 21:27:45.01 ID:???
>>606の続き

日本海軍搭乗員の戦記を読んでいると、機上無線や無電等の通信関係は
よく故障しますが、機銃が故障する場面はあまり出てこないですよね。

「平成5年2月、私はアメリカ合衆国を訪れたが、大戦中に我々零戦と戦った
ことのある米海軍パイロットたちによく聞かれることがあった。

”君たちゼロ戦パイロットの手記を読んで感ずることだが、単座戦闘機の命
とも言うべき機銃の故障に関する記事は皆無に等しい。俺たちはここぞという
時に機銃が故障して、ゼロを取り逃がすことが度々あったが”

それに対して、
”太平洋戦争では数え切れないほどの空中戦を経験したが、機銃故障で相手
を取り逃がしたことは一度もなかった”と答えると、
”うらやましいことだ”と感心することしきりだった」 (『零戦の運命』坂井三郎/著)


614 :GF長官:2011/07/20(水) 21:29:31.10 ID:???
>>613の続き

日本海軍機の搭載機銃というと、あまり評判が良くありませんが、
7.7ミリの豆鉄砲では頑丈な米軍機を墜とせないとか、20ミリは威力抜群だが
弾道性能が悪くて命中しない。日本にもブローニングがあればなぁ・・・等々。

実は”信頼性”に関する限り、世界に誇れる航空機銃だったのです。
それを陰で支えたのが、「機銃の神様」こと田中悦太郎特務大尉でした。

時は支那事変までさかのぼります。
当時の主力戦闘機は九六艦戦で、武装は7.7ミリ×2(機首)でしたが、
命中精度の悪さが問題となっていた。


615 :GF長官:2011/07/20(水) 21:31:08.70 ID:???
>>614の続き

「たまに撃つ、弾が無いのが 玉にキズ」の標語(?)の通り、訓練時に空薬莢
まで回収するのが、悲しいかな我が軍の偽らざる実態。
海軍航空隊も例外ではなく、経費節減のため射撃訓練時は片銃20発までと
制限されていた。

せっかく空中に上がって戦闘訓練を行うのに、20発だけでは伎倆向上どころ
の話ではない。業を煮やした戦闘機隊長・横山保大尉が「ケチケチしていては
射撃訓練の効果も分からない」として、一時的に弾数無制限射撃訓練を許可。

そこで発覚したのが、7.7ミリ機銃の故障続出だった。
しばらくは全部隊で射撃訓練が中止になるほどの大騒ぎになった。


616 :GF長官:2011/07/20(水) 21:32:01.71 ID:???
>>615の続き

「ここで”機銃の神様”田中悦太郎兵曹長の出番となった。
彼は鋭意その故障原因を究明した結果、連続発射を行うと銃身後退の原動力
となるガス受けのバネの強度不足による故障であることが解明された」

直ちに改良が加えられ、以降航空機銃は故障と無縁の存在になったのです。

ミッドウェーでのレスリー隊のドタバタ劇を見ると、敗れたとはいえ決して全てを
悲観することはないと思いますね。
田中特務大尉ありがとう!零戦はやはり伝説の名機だ。ゼロ戦バンザイ!


617 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/21(木) 10:30:52.26 ID:???
神様が多い国だな。太平洋戦争で感じることはこういう神様がエラい多いこと。
高技術がない国の悲しさかな

618 :名無し三等兵:2011/07/21(木) 11:46:05.56 ID:hn23D2CW
なん うん ただ かず?
誰?

なぁーちゃって!

敗戦国日本だから
いるんだろうな
脳足りんの美少女高校生が。 

619 :名無し三等兵:2011/07/21(木) 11:51:21.49 ID:yK6aeKML
同じ条件下で日米の機関銃を比べると機械的信頼性が低いのは日本側だろう

620 :名無し三等兵:2011/07/21(木) 11:58:50.80 ID:hn23D2CW
書き忘れ

クラスのブスにも、まあまあにも、そして美人で
ナイスボデの女子校生にも、そして極めつけは女教師にも、
"What does the word GF stand for?"
全員 ガール フレンドだってさ。

帝国海軍の英霊の皆様、国が敗れることは
切なく悲しいことですね。


621 :名無し三等兵:2011/07/21(木) 13:17:16.94 ID:???
GF?ギャラクシーフォースの事か?
それともFFの召喚獣の事か?
わかった、Gファンタジーの事だな。
ブブー、正解は胃カメラの事です。

622 :GF長官:2011/07/21(木) 21:19:36.93 ID:???
>>617 米軍の重視する「高度の平凡さ」とは対照的ですね。

>>618 戦勝国のハイスクールガールにも聞いてみたいもの。
「Nimizって知ってる? MINIじゃないよん」
 
>>619 同意です。機銃の信頼性云々は引用書以外には聞いたことがないので。
統計資料でもあれば良いのですが・・・

>>620 女子校生って、エロビデオの見すぎですがな。
まぁ、ピチピチの”女子高生”に知り合いが多いのはうらやましい。
ぜひGF司令部にも紹介して下さい。武蔵旅館の仲居として雇いますよ。

>>621 GFといえば、GiuseppeFarinaですね。
F1初代世界王者。年間全勝の”無敵アルフェッタ艦隊”だ!


623 :GF長官:2011/07/21(木) 21:41:42.14 ID:???
>>616の続き

それにしても出撃全機が迷子にもならずに敵を発見するなんて、夢でも見ている
ようです。これまでのドタバタ劇を知る我々にとっては、思わず頬をつねってしまい
ますよね。

そこには、どんなからくりがあったのか。

「ちょうどこの頃(0700頃)、ヨークタウンの航空団は無事に全部隊がそろって
日本艦隊付近の水域にまで達した。


624 :GF長官:2011/07/21(木) 21:43:47.32 ID:???
>>623の続き

攻撃隊の発艦にあたって、同艦のペダーソン飛行長は、各隊の指揮官に進撃
方位を伝える際に、第三雷撃隊に航法を担当させ、各隊はこれに続行するという
指針を示し、航法担当士官にはストレンジ気象長から、洋上での風落による位置
変化の修正方法を伝えさせた。

この飛行長の配慮が、この日飛び立った米空母の飛行団のうち、ヨークタウンのみが、
全隊まとまって日本艦隊の上空に到達するという結果を生んだ」   (『歴史群像』)
(註)風落とはLeeway(航海用語)の訳語で、船が横風を受けて流されること。

要は偏流測定の方法を予め伝えていたということですね。
もしかして、他の二空母の攻撃隊指揮官は知らなかったとでも言うのか?
ていうか、そんな良い方法があるんなら全空母に徹底しておけよ。
ていうか、それ以前の洋上航法における基本事項だろうが。


625 :GF長官:2011/07/21(木) 21:48:59.75 ID:???
>>624の続き

米海軍にはこの言葉を贈りましょう。「ヴィリブス・ウニーティス」(一致団結)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/army/1276688293/606
実際は、先発部隊から敵情を得ていたのではないかと思われます。

「レスリー少佐率いるドーントレス17機は、意外に早く日本の空母群を発見する
ことが出来た。
先に攻撃したウォルドロンの雷撃隊から、日本軍は予想位置よりも北上している
との報を受けていたので、レスリーは西寄りに針路をとり、マクラスキー隊が
赤城や加賀を発見したのとほぼ同じころ、すなわち午前7時5分、四隻の空母を
発見した」                       (『ミッドウェー戦記』豊田穣/著)

フレッチャー少将の決断(>>581)が功を奏したと言えますね。


626 :司令部付自動車兵:2011/07/22(金) 00:59:00.34 ID:???
>>622
えーっ、長官!そうだったんですか(笑)
てっきりGF=Grand Fleet(聯合艦隊)と思ってました。
F1ファンとしてさらに応援させていただきます。

627 :名無し三等兵:2011/07/22(金) 14:46:27.03 ID:mgM7wGKM
山口多聞の意見具申は2回あったそうだな
最初は米軍の動向から米機動部隊が予想より早くあらわれる
危険性を打診し、2回目は有名なあれだが

628 :名無し三等兵:2011/07/22(金) 15:35:13.75 ID:???
ソースプリーズ

629 :名無し三等兵:2011/07/22(金) 17:54:55.81 ID:???
つーかな、山口が本当に慧眼の将であったのなら
南雲の指示は無視して自分で作戦行動をすりゃよかったんだよ

あーだこーだ文句だけタレて結局空母1隻に穴空けただけ。
戦果も平凡だし指揮内容も平凡。

630 :名無し三等兵:2011/07/22(金) 18:08:52.04 ID:mgM7wGKM
ソースは「山口多聞」本屋で立ち読み

631 :名無し三等兵:2011/07/22(金) 20:06:05.74 ID:???
>>629
飛龍の戦力で格上のヨークタウン撃破したんだから充分だろ・・・

632 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 04:06:20.95 ID:OM8cg/1R
>>629
「南雲の指示は無視して自分で作戦行動をすりゃよかったんだよ」
→これは軍紀違反といって軍法会議にかけられます。
だから彼はちゃんと手続きを踏んで「これより航空戦の指揮をとる」
との了解をとってから指揮攻撃に移ります。
将官が軍律をやぶっていたのでは軍隊は成立しません。
個人的心情にはもちろん全く同感ですが。
ミッドウェー海戦の指揮者は明らかにミスキャストです。
アメリカがスプルーアンス抜擢してきたのとは大違いで、
帝国海軍で当時南雲を任命した責任者たちは大馬鹿野郎だ。

633 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 04:13:29.96 ID:???
機動戦概念的には、
日本の方が摩擦が大きいから
で説明が付く事に、何故抜擢人事の方に夢を見ようとするんだろう。

634 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 06:11:57.74 ID:???
推理作家の小説をソースにされても。
戦闘詳報にも公刊戦史にも載ってないんじゃ裏もとれない。
坂の上の雲も創作ばかりで事実に反するからなあ。

635 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 08:08:22.59 ID:???
>>632
開戦前の1航艦編成時以来の指揮官をミスキャストって。
フレッチャーやスプルーアンスのが経験浅くて、余程ミスキャストだと思うんだが。
それにハルゼーが皮膚病で急遽交代しただけで、抜擢と言われてもね。
単に本土から正式な後任を待つ余裕がなかっただけでないの。
フレッチャーもスプルーアンスも、出撃まで3日位しか余裕がない。

636 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 08:20:39.94 ID:???
>>632
あんた読解力ないだろ。
皮肉って言葉知ってるか?

637 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 12:32:12.83 ID:xBKn5pgF
今となっては何が真実かは

638 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 12:42:30.43 ID:???
何?また土足?ココ

639 :名無し三等兵:2011/07/23(土) 16:20:24.67 ID:xBKn5pgF
たまには内容のあることを書き込めよカス

640 :GF長官:2011/07/23(土) 19:45:09.80 ID:???
>>626 実はジュゼッペ・ファリーナ後援会日本支部長官、略して「GF長官」だったりして。

>>627 過去スレで出ましたよ。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1268653116/264

>>629 貴官は軍人勅諭を百回清書するように!
>南雲の指示は無視して自分で作戦行動をすりゃよかったんだよ

「下級のものは上官の命を承ること、実は直に朕が命を承る義なりと心得よ。
己が隷属する所にあらず」

抗命は軍法会議ものですぞ→>>632

>>631 まぁ、南雲長官なら飛龍一隻になった時点で撤退していたかもしれない。


641 :GF長官:2011/07/23(土) 19:46:55.75 ID:???
>>632 毎度のことではありますが、
航空戦の素人である南雲を一航艦長官に→緒戦で大戦果
航空戦の素人であるスプルーアンスをハルゼーの後任に→ミッドウェーで大勝利

どちらも”大抜擢”なのでは?  どこかが違ううんだろう・・・
それともミッドウェー「だけ」、小澤や多聞に交替すれば良かったとでも?

>>633 そうそう、多聞が指揮したから勝利できる保証はどこにも無いのに。
即時発進を実行したところで、迷子になるのがオチなのでは。

>>634 おそらく>>630の元ソースは、『勇断提督山口多聞』(生出寿/著)でしょうが、

「本書での記事は、昭和59年8月に発行された、飛龍会編『空母飛龍の追憶』と、
元飛龍掌航海長・田村士郎兵曹長の『空母飛龍の死闘 ミッドウェー海戦手記』
によるところが大である。

これらを以下と照合すると、
防衛庁防衛研修所戦史室保管の『ミッドウェイ海戦軍艦飛龍戦闘詳報写』
時刻、出来事のほとんどは一致するのである」

あながち創作とは断定できないのではないかと。


642 :GF長官:2011/07/23(土) 19:47:40.37 ID:???
>>635 ちょうど本編でも確認したところですが、スプルーアンスはフレッチャーの
命令に従って、塔載全機を発艦させただけですからね。
それらは”すべて”、見当違いな方向へ飛んでいったんだし。

結局、「勝てば名将」なのかな。
「プロは結果がすべて!」(byビリー隊長)

・・・あれ? 南雲長官もたくさん勝っていたような・・・
ていうか、日本海軍中、最も戦果を挙げた提督じゃないのか?
なんだろう、この扱いの差は。

>>636- 続きは支隊スレでどぞ→


643 :GF長官:2011/07/23(土) 20:27:03.32 ID:???
今週の新刊情報
『雑誌丸(8月号別冊) 決戦戦闘機疾風』

巻頭にて、飛行する実機がカラー写真で拝めます。
蒼空を駈ける姿は「疾風」の名にふさわしい。
隼といい、飛燕といい、陸軍の命名センスはネ申ですな。

その高性能とは裏腹に、稼働率の低さに泣かされた「大東亜決戦機」ですが、
代表的なのが、可変ピッチプロペラの不調でした。

そこで、今日はプロペラについてのお話。
発動機が生み出した動力を推進力に変えるのがプロペラの役割ですが、
重要になるのがプロペラピッチ。


644 :GF長官:2011/07/23(土) 20:28:12.62 ID:???
>>643の続き

ピッチとは、プロペラが1回転する間に進む前進距離。
高ピッチ→前進距離大→プロペラのねじれ角大(25〜45度)高速時、巡航時
低ピッチ→前進距離小→プロペラのねじれ角小(10〜25度)低速時、離昇時

このように、飛行状態によって最適のピッチは異なる。
木製プロペラ時代は変更できなかったが、金属製プロペラが登場し、飛行中に
ピッチを変更することが可能になった。これが可変ピッチプロペラです。

戦前の日本では自前で開発することができず、米ハミルトン・スタンダード社の
油圧式制御プロペラを住友金属がライセンス生産していた。
零戦も九九艦爆も九七艦攻も、みなハミルトン式のプロペラです。


645 :GF長官:2011/07/23(土) 20:31:09.44 ID:???
>>644の続き

ところが疾風開発時には、高速を出すためより大きいピッチ変更幅が要求され、
仏ラチエ社の電気式制御プロペラの製造権を購入し、日本国際航空工業が
「ペー32」として完成させた。

これは素晴らしい出来だったのですが、当時の陸軍整備兵は電装品は扱わず、
専門の電気工手に任せていた。
例えば、一式戦隼のプロペラはハミルトン式(油圧式)なので、整備兵も調整する
ことができたが、ラチエ式は専門外だったので扱えなかった。

疾風はすぐさま量産されたものの、電気工手の養成が追いつかず、プロペラ整備
不良が続出して、本来の性能が発揮できなかったようです。

これまた>>617の通り、「高度の平凡さ」に欠ける我が軍の問題だったかもしれません。
神様だのみの整備では、総力戦は戦えませんからなぁ。


646 :GF長官:2011/07/23(土) 20:54:55.52 ID:???
>>625の続き

正直なところヨークタウン隊の行動は、あまりに模範的すぎるので、ツッコミ所が
無いんですよねぇ。それじゃつまらないので、主題(>>534)とは少し外れますが、
戦闘機隊の任務について一言。

サッチ隊の活躍については、「サッチウィーブ誕生の章」で詳しく確認しました。
その時にも指摘したことですが、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1253350314/251

戦闘機隊の任務は攻撃隊(この場合はTBD)の護衛であって、零戦を撃墜する
ことではない。


647 :GF長官:2011/07/23(土) 20:55:40.77 ID:???
>>646の続き

「偵察機隊、攻撃機隊等ノ掩護ニ任ズル戦闘機隊ハ、一般ニ被掩護部隊ノ上空ニ占位シテ、
各方面ノ監視ヲ厳ニシ、敵ノ来襲ヲ発見セバ機ヲ逸セズ之ヲ攻撃スルモトトス
然レドモ此ノ際、徒ニ遠ク敵ヲ追フテ、其ノ任務ヲ失スルコトナキニ注意スルヲ要ス」(『海戦要務令』)

サッチ少佐は、海戦要務令を百回清書するように!

珊瑚海における翔鶴制空隊長・帆足大尉の行動と比較すればよく分かるでしょう。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1253350314/728-729


648 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 15:07:56.94 ID:KF3P0RCf
南雲は結局米空母は一隻も沈めていない

649 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 15:33:53.47 ID:???
>>648
山口や小沢も米空母を沈めてないけどな。
なんだい、米空母を沈めた原忠一(もしくは高木か井上)名将説でも主張したいのか?


650 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 16:29:07.00 ID:DAyr5I/o
栗田も沈めたぞ

651 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 16:31:23.08 ID:???
山口はヨークタウンを角田はホーネットを沈めているけど

652 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 16:37:28.75 ID:???
>>651
ヨークタウンはイ−168が
ホーネットは巻雲と秋雲の雷撃で

653 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 16:48:52.88 ID:???
山口と角田が空母を沈めたのだとすれば上級指揮官の南雲の手柄でもあるな

654 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 16:52:30.08 ID:???
ハーミーズを沈めたのは江草だっけ?
艦橋でノンビリしてた南雲や源田は沈めてないよな

655 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 16:56:26.89 ID:KF3P0RCf
レキシントンもガソリンの気化ガスが爆発したからだから
事故か自沈だよな

656 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 17:04:02.86 ID:???
信濃が沈んだのは、艦内工事が未完成で乗組員も未慣熟だったから
つまり工期を急いで水密試験を省略させた軍令部が沈めた

657 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 17:05:53.77 ID:???
>>656
アーチャーフィッシュ艦長「F○CK!!」

658 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 19:18:25.20 ID:???
誰も本編には触れようとしない件について
まあ結果が全てなら、みんなドングリのせいくらべだな
角田も既に航行不能で曳航しようとしたホーネットを据え物斬りしただけだし。
結果で言えば空母より潜水艦のが大活躍したって事になる。

659 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 19:49:13.07 ID:???
角田の執拗な攻撃がホーネットの息の根を止める大きな要因になるとは思いたくないんだな

660 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 19:53:41.48 ID:???
その前に南雲が慎重に動いてたから、据え物切りになったとも思いたくないんだろう。

661 :名無し三等兵:2011/07/24(日) 20:40:04.39 ID:???
忘れられてるけど、ホーネットにトドメを刺した秋雲と巻雲は、近藤の指揮下にあった訳で。
だから直接ホーネットを沈めたのは近藤だぞ。

662 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/24(日) 22:44:06.05 ID:???
MIと違って連携が取れていた訳だ。
もう最後まで南雲で良かったんじゃないかと思う<機動部隊司令官。

663 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:00:13.77 ID:???
>>640
>まぁ、南雲長官なら飛龍一隻になった時点で撤退していたかもしれない。

個人的にはそれが妥当かと思いますね。
攻撃規模から、敵は複数以上の空母の公算大=我は航空戦力で劣勢と推測できますから。
ただ、撤退中の残存空母が米側に再発見されない場合には、
炎上中3空母とその救援中駆逐艦6隻程に再攻撃が指向される可能性が高いのでは?と思慮します。
以下は後知恵丸出しですが、史実より搭乗員や整備兵等の人的損害が増大し、戦局への影響はより悪化する可能性もあるかなと妄想したり。

さてミッドウェー恒例のif話なら、日本残存空母が飛龍ではなく、
1.赤城のみ(1AF司令部健在)
2.加賀あるいは蒼龍のみ(1AF及び2Sf双方が一時的にでも司令部機能喪失)
の場合が最も興味がありますね。
特に2.の場合は、第一機動部隊の指揮権を継承する8S阿部少将はどのような采配をするのかなと。
史実とは違い、残存空母の航空戦も“実質的に”指揮することになるわけで。
残存空母艦長の“裁量範囲”とか微妙な問題も。

664 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:07:24.54 ID:???
>>663
ミッドウェーのifは、他にも
1.B-17やA-26の攻撃で赤城艦橋直撃弾(実際は至近弾)1AF司令部全滅
2.ヘンダーソン大尉隊の攻撃で飛龍直撃弾・炎上(2Sf機能喪失)

これを加えないことには

665 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:28:22.27 ID:???
>>664
オマエは南雲を殺したいのか。
まあインド洋作戦でのブレニムの一撃で仮に司令部全滅していたら、南雲は名将として名を残したかも。
んで後任連中の不甲斐ない戦いぶりから、それを嘆いた後世の人間が「南雲が生きていたなら」みたいなifで架空戦記を賑わす。


666 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:38:52.81 ID:???
>>663
残存機数が増加する利点もありますね。
ミッドウエイ島攻撃で飛龍の艦攻隊の被害が一番大きかったんですよね。
ヨークタウンへの攻撃が10機でなく18機だったら・・・。
そういう意味でも運に恵まれていなかったとは言える。

667 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:40:06.86 ID:???
>>665
むしろヘンダーソン隊の攻撃で飛龍艦橋直撃弾で山口多聞戦死・飛龍誘爆戦闘不能だったら
南雲と草鹿と源田がどう行動するか見てみたい

668 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:50:30.11 ID:???
意外と「空母を傷つけてしまった。かくなる上は刺し違えて、その後ワシは腹を切る!」
モードに入っちゃったりして。

669 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 00:52:53.18 ID:???
>>668
ヘンダーソン隊が攻撃した頃には、アメリカ攻撃隊が接近中だったような
最悪4空母全滅、米機動部隊無傷もありえるかもしれん

670 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 01:07:49.09 ID:???
雑談組はそろそろ支隊スレに移ろうな。

671 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 01:56:51.15 ID:???
>>640
http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/log/tree_69.htm#1670

ここによると飛龍の反撃は海戦要務令に則った行動であり、「山口だから攻撃した。南雲なら逃げてる」という訳では無さそうっぽいです。
GF長官は海戦要務令をお持ちのようなので、もしよろしければ、この場合どう動くように定められているか教えて頂けないでしょうか。

海戦要務令読みたいのだけどどっかに無いものだろうか

672 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 03:02:51.25 ID:???
確か実松譲『海軍大学教育』に付・海戦要務令と付録でついてるはずだが。
光人社NF文庫だから本屋で立ち読みできるんでないかい。

673 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 09:29:55.97 ID:???
多聞様のおかげで一矢報いることが出来たのに曲がった見方する人多いよな

674 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 11:44:54.02 ID:???
>>673
山口の奮戦も、南雲のたまもの
南雲閣下の操艦があったから、ドーントレスの攻撃まで4空母無傷でもたせることができた
青木艦長の操艦だったら、赤城は被雷して航行不能。米軍機は飛龍を探し出して炎上させ、
一矢報いることさえ出来なかったかもしれない

675 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 16:46:32.96 ID:???
南太平洋は南雲の慎重な采配が後の戦果の遠因になったとは思うが
ミッドウェーの時は最初の作戦主旨の説明からして間違えていたし

676 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 17:47:23.24 ID:???
>>673
飛龍が戦果出せたのは、南雲が山口の即時発進を却下したからこそだな。
まあそれでいて、ヨークタウン沈められず飛龍は沈められてしまったから、山口も詰めが甘い。
伊168潜がいなかったらまた普通に復活されてるとこだ。

677 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 17:58:03.31 ID:???
>>675
>ミッドウェーの時は最初の作戦主旨の説明からして間違えていたし
いつ誰がどんな間違い?
現場の南雲は上から説明された内容通りに作戦するだけだが。

678 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 18:59:43.60 ID:???
>>677
ヒント:メル欄

679 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 19:56:53.01 ID:???
アホ登場

680 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 20:15:39.07 ID:???
age君、目立ちたいのはわかるけど、そういうのは支隊スレでやってくれないか?
君はまだ本隊に挑むレベルに達してないんだからさ。
一行煽りでなく本編にツッコミできるようになってからこっちに来てくれ。
単につぶやきたいだけならツイッターでやってくれ。

681 :GF長官:2011/07/25(月) 21:19:47.61 ID:???
>>648 あー、小学生の頃に流行りましたよねぇ。
「大阪城建てたの誰か知ってる?」
「豊臣秀吉」
「ぶっぶー、大工さんでした」
「くっ」

それと、当スレも原則sage進行でお願いします。
でないと世論の支持が得られませんから。納税者のご理解あっての帝国海軍、
これからも「みなさまのGF」を合言葉に聖戦完遂に努めて参ります。

>>649 ふっふっふっ、ついに俺の時代が来たようだ!
これからは、不肖”忠一倶楽部”筆頭・原忠一が南雲スレを仕切らせて頂きます。

>>650 続きは支隊(ry


682 :GF長官:2011/07/25(月) 21:21:49.03 ID:???
>>662 南雲長官がマリアナ沖海戦をどう指揮するか見ものだな。
アウトレンジなんてやらんだろうし、大鳳や翔鶴が被雷することもないだろうし、
でも急降下爆撃で全滅したりして・・・

>>663 思いつきで書いただけですが、一隻残るにしてもどの艦が生存するかで
状況は変わってきそうですね。

>>664 おお、話が合いますな。
実は今回の仮想戦記で考えていた主題の一つがそれです。
一般的に基地航空隊の脅威って無視されがちですから。

>>665 そういう架空戦記も読んでみたい。


683 :GF長官:2011/07/25(月) 21:23:03.27 ID:???
>>666 そうですね。友永隊の未帰還機は、
赤城(零戦1)、加賀(零戦1・艦爆1)、蒼龍(艦攻1)、飛龍(艦攻3)
飛龍艦攻隊の攻撃目標は高角砲陣地で、1機が被弾して撃墜されている。
(残り2機はF4Fによるもの)
爆撃針路に入ったら、もう動けませんからなぁ・・・

>>667 世間の仮想戦記ではあり得ないですよね。>多聞戦死

>>668 参謀長に説得されそうだが・・・「明日のために今日の屈辱に耐えるのだ、それが男だ!」

>>669 全く。マクラスキー隊来襲まで無傷だったのが奇跡のようなもんですよ。
「こうして3時間、8回にわたる単独攻撃を撃退したのだ。南雲提督は十二分に満足していた」(『逆転』)
>>674の通りだな。

>>670 現在仮想戦記の章なので、少しくらいはいいかな?


684 :GF長官:2011/07/25(月) 21:25:49.85 ID:???
>>671 海戦要務令は>>672の通りです。ていうか、そのために購入しましたから。
>飛龍の反撃は海戦要務令に則った行動
BUN師匠の発言に解説を加えるのは、いささか恐縮ではありますが・・・

まず、戦闘の要旨について、
「決戦ハ戦闘ノ本領ナリ、決戦ハ犠牲ヲ厭ハズ、敵ニ接近シテ果敢ナル攻撃ヲ
行フヲ以テ要訣トス」(第二編第一章第三条 p332)

海戦要務令の第二編が「戦闘」なのですが、全147条のうち「退却戦」はわずか3条。
大部分が攻撃要領についてですね。

「退却戦ノ要旨ハ、結合ヲ強固ニシ、常ニ逆襲ニ転ジ得ル態勢ヲ保チツツ敵ヨリ
離脱スルニ在リ」(第31条 p338)
「逆撃ノ意志ナキ退却ハ、敗退ニ終ルヲ常トス」(第32条 p339)
「退却戦ニ於ケル後衛部隊ハ、極力敵ノ追撃ヲ阻止シ、主隊ノ離脱ヲ容易ナラ
シムルニ務ムベシ」(第33条 p339)

退却する場合も、「逆襲の態勢を保つ」ことが重要とされています。
あくまで退却であって、敗退ではないところに注目。


685 :GF長官:2011/07/25(月) 21:27:04.64 ID:???
>>684の続き

ミッドウェー海戦で見ると、赤城が被弾した時点で、

「戦隊指揮官ノ乗艦ガ列ヨリ離レ指揮ヲ執リ難キニ至ラバ、次席指揮官ハ直チニ
指揮ヲ継承スルモノトス」(第50条 342)

艦隊指揮権を次席指揮官(八戦隊司令官阿部少将)に委譲
→阿部少将が山口少将に航空戦の指揮を一任、
→山口少将が攻撃隊発進を下令

規定通りの流れですね。


686 :GF長官:2011/07/25(月) 21:28:06.22 ID:???
>>685の続き

空母戦に関しては、第六章が「航空隊ノ戦闘」となっています。

「攻撃機隊ノ敵主力ニ対スル攻撃ハ、決戦ノ時機ニ投ズルヲ本旨トスルモ、
敵航空機ノ機先ヲ制スルカ、
又ハ特ニ有利ナル襲撃位置ニ到達スルカ、
或ハ我ガ主隊ノ戦闘不利ナル場合ニ於テハ、決然襲撃ヲ行フモノトス」(第133条 p355)

最後の「我ガ主隊ノ戦闘不利ナル場合」が三空母被弾に相当するのではないかと。
故に、
>たとえ猛将山口多聞が乗艦していなくとも迷う事無く攻撃隊発進を命じただろうという事なんです。
>あの時点で自艦の飛行機隊を全滅させてでも敵空母を出来る限り撃破し、水雷戦隊と主力の突入
>を実現させる意図を抱くのが普通の日本海軍母艦部隊指揮官の考え方であって
ということになると思います。


687 :GF長官:2011/07/25(月) 21:28:45.81 ID:???
>>673 全く南雲様のおかげで、今日の軍板はネタに困らないというのに。
小澤様なんか、「あの戦力差なら仕方ない」の一言で済まされちゃうじゃないか。

>>675 基地制圧と空母撃滅、どっちを優先すべきかの話ですかな。続きを伺いましょう。

>>676 その発想はなかったw


688 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 21:37:08.94 ID:HmRB4iJB
南雲の前に、航空艦隊を率いていたのは誰だったの?南雲が初代??

689 :GF長官:2011/07/25(月) 21:47:45.49 ID:???
>>647の続き

一通り米空母攻撃隊の動きを確認したところで、>>410に戻りましょう。
「友永隊収容後、南西方向に変針したら被弾は避けられたのか」

ここからは本格的に仮想戦記となるので、ツッコミ所満載とは思いますが、
本職なりに整合性を考慮した結果ですので、お付き合いのほどを。
もちろん異論反論は熱烈歓迎であります。


690 :GF長官:2011/07/25(月) 21:49:15.40 ID:???
>>688の続き

まず気付くのは、マクラスキー隊やレスリー隊の急降下爆撃から逃れることは
ほぼ不可能であるということ。

一つには、変針直後から第一波ウォルドロン隊の来襲が始まるので、回避運動
を繰り返しながらの艦隊行動は極めて困難であり、また空からの発見をかわせる
ほどの距離は移動できない。

二つには、マクラスキー隊は南雲機動部隊を囲むように飛行している(>>577)ので
どの方向に変針しようとも被発見は避けられない。それ以外の部隊についても、
艦隊針路と米攻撃隊進撃針路が一致するので、見つかるのは時間の問題でしょう。


691 :GF長官:2011/07/25(月) 21:50:37.14 ID:???
>>690の続き

「じゃあ、南西に変針しても結果は一緒じゃないか」
と落胆されるかもしれませんが、そうではない。

史実の奇襲成功は、TBDが零戦隊を低空に引き付け、直上からSBDが降下を
開始した結果、生み出されたものです。
これまで本編で確認した通り、米攻撃隊はバラバラで戦場に到達しているので、
この”絶妙のタイミング”さえ崩すことができれば、本来なら各個撃破されて然る
べき相手ではなかったのか。

これが本仮想戦記における第一の要点です。


692 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 21:53:30.26 ID:???
上空のSBDを迎撃に向かう→低空がカラッポになる→TBDの雷撃で・・・
いや、戦艦由来の赤城と加賀なら魚雷2-3本なら堪えてくれる!

693 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 21:56:48.40 ID:4gzby2W6
ルンガ沖夜戦の指揮官をやらせたかったなー

694 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 23:01:19.41 ID:7AxpABH2
SBD隊は攻撃のチャンスを虎視眈々と狙っていたらしいが
そんな余裕がほんとにあったのか?
SBD隊の勇気を称えるべきか
日本軍側の間抜けさを批判すべきか

695 :名無し三等兵:2011/07/25(月) 23:23:22.86 ID:???
>>693
あれ以上の戦果を期待するのかよw<ルンガ沖
それより31ノット・バークをなんとかしてくれ。

>>694
初めて聞くぞそんな話。
燃料ギリギリのエンプラ隊にそんな余裕は無いし、
ヨークタウン隊は、TBD隊の飛龍攻撃5分前後でSBD隊が蒼龍を攻撃。
ほとんど同時攻撃みたいなもんだ。

696 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 15:27:40.88 ID:???
>SBD隊の勇気を称えるべきか
>日本軍側の間抜けさを批判すべきか

本当にそうだったのかをまず調べるべきだろう
まあ調べるより、勇気を称えたり間抜けさを批判する方が楽な道なんだろうけど・・・

697 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 19:08:27.49 ID:???
調べてここに張れば満足なのか

698 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 19:22:52.58 ID:???
「SBD隊は攻撃のチャンスを虎視眈々と狙っていたらしいが 」
これを信じるあたりで問題外ですな

699 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 20:31:36.44 ID:???
>>684
成る程、長官さんありがとうございます。
海戦要務令の全文が気になるので続きは本屋で立ち読みでもしてきます。

700 :ところで……:2011/07/26(火) 20:41:11.65 ID:???
沖縄決戦での池部は合わないかと思っていたけど何回か見ると合っている思ってきた。

実在の人物なんかは、あるきっかけで合わなかったと思っていたのが合っていると思うことがある。

予告みると日輪の遺産で麿赤児が阿南役するのかな。
梅津役ならずっこけかな。

麿赤児の演じる阿南役と東條役の作品が見てみたいという希望の一つが叶えられたら地味にうれしいな。

ショーケンの演じる辻政信が見てみたいという希望もある。

701 :GF長官:2011/07/26(火) 21:20:42.43 ID:???
>>692 まぁ、仮想戦記は作者の裁量でどうにでもなりますからな。

>>694 これは>>695の通りですね。
マクラスキー隊が南雲艦隊を発見したのが0700過ぎ、攻撃開始が0722時。
20分の時間差があるところから「虎視眈々と狙っていた」と誤解が生まれるのでしょうが、
発見時の彼我の距離は約35浬。上空に到達するまでそれだけ時間を要しただけの話です。

ヨークタウン隊の方は、レスリー隊が敵艦隊を発見して目標選定する前に、マッセイ隊長から
攻撃開始の合図が無線で入ったため、あわてて一番近くの空母(蒼龍)に全機降下を開始した
といった流れです。


702 :GF長官:2011/07/26(火) 21:20:53.19 ID:???
>>699 どういたしまして。
あくまで個人的解釈ですので、ご自身の目で確かめるのがよろしいかと。
初めて全文を読んだ時は、「漸減邀撃作戦って、長年の研究と訓練から練りに練った
集大成なんだな」と強く感じました。

ま、小澤長官は「海戦要務令なんて、かえってとらわれるから覚えなくて良い」と
教えていたそうですが。
口癖が「海戦要務令を読み直せ」だった嶋田海相とは対照的。

>>700 おや、誤爆かな?
池部良氏は、『さらばラバウル』や『潜水艦イ57降伏せず』等、戦争映画で御馴染みですね。
陸士出身だけあって、存在感が違いますからなぁ。


703 :GF長官:2011/07/26(火) 21:40:27.59 ID:???
>>691の続き

具体的にはこんな感じかな。

0618 ウォルドロン隊(ホーネット雷撃隊)
0640 リンゼー隊(エンタープライズ雷撃隊)
0710 マクラスキー隊(エンタープライズ急降下爆撃隊)
0720 マッセイ隊(ヨークタウン雷撃隊)
0730 レスリー隊(ヨークタウン急降下爆撃隊)

史実の経過(>>9)と比較すれば、よく分かると思いますが、
ウォルドロン隊とリンゼー隊は変化なし。
変針して間もないので、たいした距離は移動できないですから。


704 :GF長官:2011/07/26(火) 21:42:29.18 ID:???
>>703の続き

続いてマクラスキー隊来襲は10分程度早まる。
>>577の通り、0655時に嵐発見→北東に変針→0700過ぎに本隊発見の流れですが、
本仮想戦記では、南雲艦隊はより南西寄りに位置しているので、嵐発見と同時に本隊も
発見できるでしょう。

逆にヨークタウン隊からは離れる傾向にあるので、10分程度来襲が遅れることになる。

史実の経過との差はわずかですが、この”紙一重”が生死を分かつのです。
米攻撃隊が均等間隔で出現することにより、見張の目が一箇所に集中することもなく、
また直衛零戦隊も高空から低空へ、或いは低空から高空へ移動する時間が確保される。
少なくとも、爆弾投下直前まで母艦が気付かないなんてことは起こらない。

すなわち貧弱な日本空母の防空態勢でも、なんとか対処できるのです。
ていうか、対処して下さい。お願い!


705 :GF長官:2011/07/26(火) 21:44:25.70 ID:???
>>704の続き

そして、第二の要点が、
「最強の第二次攻撃隊を”完全編制”で発進させる」
まさに、全国民(?)の悲願でありますね。

ただ、いくら分散来襲になるからといって、全空母無傷にするのは後ろめたい。
よって、一発だけ被弾させることにします。
栄えある被害担当艦は、旗艦赤城。

マクラスキー隊の放った1000ポンド爆弾のうち、一発が飛行甲板艦尾に命中。
貫通した直後に短艇格納庫で爆発、付近の短艇が炎上。
しかし、当時格納庫内で準備中の攻撃隊には影響無し。

その代わり爆発の衝撃で舵機損傷し、取舵のまま固定、赤城は左回りにぐるぐると
旋回を続けることになる。
これが米空母攻撃隊による”唯一”の被害としましょう。


706 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 22:11:34.85 ID:???
異議あり。
いくら攻撃が一度に集中しないからといって、珊瑚海海戦や南太平洋海戦での翔鶴被弾の状況と比較しても、被弾1発で済むってのはないわ。
南太平洋海戦では15機のSBDが直衛零戦に迎撃されながら、2機撃墜2機被弾、残る11機が投弾成功。
雷撃はかわせるにしても、マクラスキー隊30機・レスリー隊15機の攻撃を受ければ、やはりそれなりに命中弾は出るぞ。
マクラスキー隊が加賀、レスリー隊が蒼龍を攻撃したとして、やはり3〜4発は命中するのではないかと思う。
完全状態での第2次攻撃隊発進をやりたいのだろうが、あまりに都合良すぎだ。


707 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 22:52:43.87 ID:???
所詮はこの程度の仮想戦記しか書けない男
日本空母の対空砲火も脆弱で撃たれ強いSBDの攻撃を防ぐのは並大抵のことではないことがわからないのか

708 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 22:53:46.12 ID:???
その割には全部交わされちゃったりすることもある。<降爆

確立出すのが一番だろうけどねぇ。

709 :長官付自動車兵:2011/07/26(火) 22:59:09.91 ID:???
長官、映画「山本五十六」のキャストで情報が。
南雲忠一中将が中原丈雄(おひさまの陽子先生のおばあさんの運転手)
山口多門少将が阿部寛とのことであります。
以上報告終わります。

710 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 22:59:54.22 ID:???
>>705
こんな所で宇垣判定を出さなくてもいいのに

711 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 23:03:57.50 ID:???
俺も2隻程度は被弾すると思うけど、
この時期の日米空母の対空火力は互角か若干日本側が上だぞ。

712 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 23:04:44.04 ID:???
じゃあこうしよう。

被弾は赤城、飛龍、蒼龍のいずれも

艦 橋 直 撃

南雲司令部全滅、山口以下二航戦幕僚も全滅。
残った航空戦指揮官は「爆撃の名人」岡田次作大佐。
つーか史実で一人だけ瞬殺されたのでイフではその無念を晴らさせてあげたい。

713 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/26(火) 23:24:29.70 ID:???
>>712

714 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/26(火) 23:25:01.52 ID:???
それが公平だな。

最近FEPの調子が悪い

715 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 23:36:41.10 ID:???
>>703
>0710 マクラスキー隊(エンタープライズ急降下爆撃隊)
0720 マッセイ隊(ヨークタウン雷撃隊)
0730 レスリー隊(ヨークタウン急降下爆撃隊)
うーん、零戦というか戦闘機に詳しい人に質問。
上昇、襲撃、降下、襲撃、上昇〜と繰り返す戦闘機動を僅か10分間隔で有効にこなせるかな?
下手するとマッセイ隊の阻止が不十分で被雷する可能性もあるような…

716 :名無し三等兵:2011/07/26(火) 23:42:51.80 ID:???
>>705
こういうのはやって見ないとわからないからなあ
全弾回避したかもしれないし、1発だけ当たったかもしれないし、2隻に2発ずつかもしれないし、史実と同じような命中数かもしれなしし、もしかしたら史実より当たってたかもしれない

それに史実では、赤城に2発、蒼龍に3発、加賀に4発爆弾が命中したけど、それは結果であって「気づくのが遅れたら確実にそれだけ命中する」ものを保障する数字では無いんすよ
史実と全く同じ状況でも、加賀の命中数は5発の場合もあるかもしれないし、3発の場合もあるかもしれない
もしかしたら10発当たっていたかもしれないし、ひょっとしたら一発も当たらないかもしれない

史実以上に良い条件だからといって、損害が史実以上に減る保障なんてどこにもありません
何が言いたいかというと、長官さんに仮想戦記の創作は似合わないと思う

717 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 00:15:56.98 ID:???
飛龍はTBDの雷撃を回避していた結果、他の3空母から離れた位置にいた
史実ではこのためにSBDの奇襲を逃げることが出来た

逆に、飛龍がTBDの雷撃をくらって、沈むことはないにせよ航空戦不可能
かわりに赤城無傷、南雲・草鹿・源田コンビ大活躍!!
これしかない

718 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 00:36:37.96 ID:???
赤城→村田重治少佐
蒼龍→江草隆繁少佐
雷撃と艦爆の神様のコンビの活躍は見たいなぁ。
ビバ真珠湾&インド洋!!

719 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 03:13:28.20 ID:???
村田重治って、戦闘航海中のアメリカの軍艦に魚雷を発射したのは、
南太平洋海戦だけなんじゃない?
真珠湾は据え物切りだから。

720 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 08:59:11.35 ID:???
南雲って結局開戦前の奇襲攻撃で停泊中の旧式戦艦2隻を使用不能にしたのと
インド洋で圧倒的戦力差の英軍を叩いたぐらいで

721 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 09:11:39.17 ID:???
>>720
だからオマエはワンパターンなんだから、支隊かツイッターでやれっての。
コミュニケーション障害なのか。
全く会話能力に欠ける。

722 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 09:12:39.65 ID:???
>>719
確かに戦闘航海中のアメリカ軍艦に雷撃はね。1937年12月砲艦パネー号撃沈は爆撃ですからね。
もっとも、浅深度魚雷の開発に従事したくらいだから、雷撃の第一人者は自他ともに認めるところ。
南太平洋海戦は直掩機も少なく分散攻撃だった。←防御側有利。
お二人には直掩戦闘機の支援(できれば18機位希望)のもと同時攻撃してもらいたい!!

723 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 09:18:25.66 ID:???
>>719
セイロン沖の時は、出撃しようと思っていたら
艦爆隊に沈められちゃったんだよな
第二次ソロモンじゃ出番がなかったから、南太平洋だけかあ

724 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 10:10:02.17 ID:???
ミッドウェーほど指揮官の判断が勝敗に直結した戦いも珍しい

725 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 12:33:45.27 ID:???
>>684
つまり海戦要務令の要旨から、
>敵ニ接近シテ果敢ナル攻撃ヲ行フヲ以テ要訣トス
史実で南雲が北東に変針して、接近を意図したのはむしろ当然の判断という事になるわな。

726 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 15:40:14.99 ID:???
>>724
山本が南雲司令部の作戦延期要請を無視して、
瑞鶴の再編が完了するまで待たないで、隼鷹と龍驤をアリューシャンへ飛ばして、
大和を無線封鎖して機動部隊に警告せず・・・

ああ、全部山本五十六が原因だな

727 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 16:20:33.66 ID:???
みんな、支隊スレにおいでよ〜

いや、ヒマなんだ…

728 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 21:20:18.91 ID:???
すでに本隊は従前の如く被弾被爆多数にて本スレの様を呈しておりません。

長官に意見具申いたします。
事ここに至れば本スレを放棄し現仮想戦記も中断のやむなきかと。

いったんは本編に戻り…えーと、本編どっからだっけ?
まあいいや、本編と称して仮想戦記厨を撃退しつつ北上し反撃態勢を整えてのち
「南雲水雷戦隊」の方針に転換するを上とします。ご一考を!

729 :GF長官:2011/07/27(水) 21:41:17.70 ID:???
>>706 だって、仮想戦記だもんげ!
そもそも「完全状態の第二次攻撃隊を出す」ために始めたんだから、ここだけは
譲れませんな。わっはっはっ

>珊瑚海海戦や南太平洋海戦での翔鶴被弾の状況と比較しても、被弾1発で済むってのはないわ。
果たして、そう言えるでしょうか?
5月4日のツラギ空襲では、ヨークタウンのバーチ隊(VB−5・SBD28機)が
ほぼ停泊状態の目標に対して、全弾外していますし、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/58

7日の祥鳳攻撃でもレキシントン隊(VS−2、VB−2・SBD28機)は全弾外れ。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1228736921/551-553
ちなみに、レスリー隊にはバーチ隊の隊員が含まれていますよ(>>580


730 :GF長官:2011/07/27(水) 21:43:29.30 ID:???
>>729の続き

「○○海戦で何発命中したから」といった確率論は、もっともらしく聞こえますが、
実はあまり意味がない。
なぜなら彼我の戦力や戦況、天候等、前提条件がまるで異なるから。
仮に同じ人が同じように投下したからといって毎回当たるわけでもない。
結局はやってみないと分からないものかと。→>>716

だからこそ、図演でも命中弾数はサイコロを振って決めるのだと思います。
今回はたまたま「1」の目が出たということで。

>>707 御意。あまりにも予想通りの反応だったので、苦笑しながら書き込んでおります。
やっぱり、本職の作家はムリダナ(・x・)

>>708 上記の通りですね。”ミッドウェーの奇跡”に期待しましょう!

>>709 有難うございます。中原氏ですか。楽しみですなぁ。
プロフィールを確認してみたら「身長180センチ」って・・・! 南雲長官カッコ良すぎですよ。
多聞丸も艦橋の天井に頭ぶつけるんじゃないか?


731 :GF長官:2011/07/27(水) 21:45:40.76 ID:???
>>710 だから書いておいたじゃないですか。>作者の裁量次第(>>701
史実の検証とは違うので、もっと気楽に各人の日頃の妄想を展開すればいいんじゃないかな。

>>711 ただ日本側は目視頼りなのが・・・

>>712 おお、支隊スレにて近日公開ですな。

>>714 仮想戦記なので、公平である必要はないと考えます。
論理的であるようには努力しますが。

>>715 そこなんですよ!
0710時のマクラスキー隊邀撃に向かった直衛隊が、10分後にマッセイ隊を発見しても
全機が低空に舞い降りる時間の余裕はないですよね。
つまり、半数程度(?)の零戦が高空に残った状態で次のレスリー隊を迎えるのです。
TBD阻止に全機が必要なわけではないですから。
我ながら、素晴らしい脚本だな! わっはっはっ


732 :GF長官:2011/07/27(水) 21:47:44.06 ID:???
>>716 似合わないと言われてしまった・・・orz
戦史検証が当スレの趣旨であることは言うまでもありませんが、本章(と皆様からのレス)
により、新たな着眼点が生まれるのではないかと期待するものです。

>こういうのはやって見ないとわからないからなあ
そうそう。本編はもちろんのこと、皆様の”異説”も、論理的に否定することは何人にも
出来ないということです。

>>717 仮想戦記を語らせると、それぞれの個性が出るので面白い。

>>718 ですよねー。以前も「本職にとってミッドウェーは未練」と書きましたが、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/223
何が未練って、「神様コンビ」に出撃の機会がなかったこと。
今こそ、彼らに活躍の時がやってきた!

>>719 それを言い始めると、該当者がいなくなってしまいそうな・・・

>>720 おや、ネタ切れですかな?
まぁ停泊中の目標にさえ当てられない某海軍もいますからねぇ。


733 :GF長官:2011/07/27(水) 21:49:40.10 ID:???
>>722>>723 パネー号事件は真珠湾の4年前か。
当時も全米各紙は「リメンバー・パネー」と書きたてたそうだから、政府の対応が
不味かったらこじれていたかもしれないですね。

>>724 共に検証していきましょう。

>>725 貴官にピッタリの言葉がありますよ。
「典則ハ運用ヲ待ッテ始メテ其ノ光彩ヲ発揮ス
各級指揮官ハ宜シク機宜ニ応ジテ、之ヲ活用スベシ
モトヨリ濫(みだり)ニ典則ニ乖(そむ)クベカラズ、又之ニ拘泥シテ実効ヲ誤ルベカラズ」
                                (『海戦要務令』綱領第6条 p324)

小澤長官がなぜ「海戦要務令なんか覚えなくてよい」と教えたかを、考えてみては。
どんな場合でも書いてある通りに実行して勝てるのなら、苦労はない。
状況に応じて「適切な情勢判断」を下さなければならないからこそ、指揮官が必要なのです。

似たようなことを何度も言った気がするが・・・
ま、「第一次大戦の章」の一番の主題はこれですから、いいでしょう。


734 :GF長官:2011/07/27(水) 21:52:01.56 ID:???
>>726 呼んでるみたいですよ→>>727

>>728 え、もうやめちゃうの? 始まったばかりなのに・・・
まぁ、夏休み特別企画ということで、参加して頂ければ。

というわけで、具申却下!


735 :GF長官:2011/07/27(水) 22:13:41.90 ID:???
>>705の続き

続いて、第三の要点は「やっぱり長良が好き」。

赤城が操舵不能になったため、一航艦司令部は退艦を決意し、空襲が終息した
0740頃より、軽巡長良への移乗を開始した。

その間の指揮は、次席指揮官である八戦隊司令官・阿部少将が継承し、実質
航空戦の指揮は、二航戦司令官・山口少将が執ることになった。

すでに0730過ぎより換装を終えた攻撃隊は、飛行甲板での整列作業を開始。
多聞丸は「準備出来次第、全機発進」を下令。
第二次攻撃隊は0800時に発艦した。


736 :GF長官:2011/07/27(水) 22:16:04.72 ID:???
>>735の続き

舵機故障の赤城も、人力操舵により風上に立つことができた。
ただし応急修理しか出来ないので、攻撃隊発進後、阿部少将は護衛に第四駆逐隊
二小隊(野分・嵐)を付けて、赤城に西方避退して主力部隊と合同するよう命じた。

第二次攻撃隊編制は、
零戦24(各艦6)、艦爆36(蒼龍18・飛龍18)、艦攻43(赤城17・加賀26)
計103機
指揮官は、赤城飛行隊長・村田重治少佐です。

先任順位から言えば、加賀飛行隊長・楠美少佐になるのでしょうが、どうも印象が
薄いので、急病で休んでもらうことにして、当初の計画通り「第一編制(指揮官・
赤城飛行隊長)」(>>33)でいきましょう。


737 :GF長官:2011/07/27(水) 22:18:34.53 ID:???
>>736の続き

赤城艦攻が定数(18機)より1機少ないのは、索敵で出したため。
加賀艦攻の数が多いのは、もともと格納庫面積に余裕があるのと、蒼龍に
二式艦偵を塔載してあぶれた分を加賀に移していたため。

最強編制の第二次攻撃隊は上空で編隊を組み終わり、進撃開始。
相前後して、0810時には触接中の筑摩五号機より
「敵空母ノ位置、味方ヨリノ方位70度・90浬」と入電。
山口少将は同機に長波誘導を命じた。

こうして、村田攻撃隊は史実通りヨークタウンを目指します。


738 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 22:19:49.69 ID:+ks+hb2F
>>702
「陸士出身だけあって、存在感が違いますからなぁ。」
故池部良氏は、池袋の立教大学文学部英文科出身で、映画俳優
をやっていた時(大学卒業と同時に東宝に入社)昭和17年陸軍の召集を
受けた筈ですが。


739 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 22:54:46.75 ID:???
この時期の対空砲火は日本空母の方が上って書いている奴がいるが
奴の脳内では12.7cm砲が正確に敵を捉えているのか

740 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/27(水) 23:19:19.95 ID:???
>>739
弾幕の形成って概念があったかなあ<そのころの日本海軍
伊勢日向の艦長は自艦を防御する弾幕を張ることを優先しているような

741 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 23:32:31.33 ID:???
>>739
この頃っていつ頃だよ

742 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 23:36:41.46 ID:???
弾幕の形成って概念がその頃の英米伊仏ソ独などにあったのかなあ
あるならあるで何時頃からやりだしたのかなあ

743 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/27(水) 23:42:57.94 ID:???
>>742
スターリングラード逆包囲の時、ソ聯軍の対空砲兵陣地は密集し、
救援のドイツ空軍の針路によって配置されているしフィルムもある。
こんな感じ
        *
             ☆スターリングラード
      *
         *  *

凄まじいもんだぜ。

744 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 23:44:44.69 ID:???
>>741
 文脈、行間を読んで悟ってくれ

745 :名無し三等兵:2011/07/27(水) 23:44:58.31 ID:???
一応、海軍の話ね
書き忘れたけど大丈夫だろうと思ったがやっぱり不味かった

746 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 00:14:17.35 ID:???
>>741
当然、ミッドウェーの頃だよ

747 :長官付自動車兵:2011/07/28(木) 00:52:58.49 ID:???
>>736
おおっ、米軍と違って共同攻撃が期待できる編制。空中集合訓練の成果発揮ですね。
南太平洋海戦では攻撃→半数、直掩→1/3以下だった。攻撃結果期待大ですね!!

748 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 06:56:10.08 ID:???
>>739
>>711>>707に対してのもの。
艦隊防空システムや射撃指揮装置の優劣ではなく“火力”の話ね。
開戦からミッドウェーまでの期間なら、日米主要艦の対空火力=砲と機銃の口径及び門数は大差ないよ。
空母に限らず戦艦、巡洋艦も。

例として、
蒼龍:砲・機銃合計40門
12.7cm40口径連装高角砲6基(計12門)、25mm連装機銃14基(28門)
ヨークタウン:砲・機銃合計44門
12.7cm25口径単装両用砲8基(計8門)、28mm4連装機銃4基(計16門)、12.7mm単装機銃20基(計20門)

開戦前後の米海軍は
12.7cm両用砲25口径→38口径(一部の艦)
28mm機銃→40mm機銃
12.7mm機銃→20mm機銃
と随時更新・増設中だから。
28mm機銃は機械的信頼性も低いし。

日本海軍は25mm機銃にほぼ統一されていて補助に13mm機銃。
なお25mm機銃の搭載数は
赤城28門、加賀22門、飛龍31門、翔鶴型36門。

749 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 07:52:55.69 ID:???
当事者の自己評価
「防空ニ関シテハ直衛機ノ用法、防禦砲火ノ威力等何レモ彼ハ我ガ上位ニアリ」
「防禦砲火ニ於テハ装備、術力共ニ甚シキ遜色アリ」

ミッドウェー海戦における一航艦戦訓所見

防空
 防空ニ関シテハ直衛機ノ用法、防禦砲火ノ威力等何レモ彼ハ我ガ上位ニアリ 直衛機ノ威力
ニ於テハ我ハカレニ数段勝レタリト雖モ 電波探信儀ノ欠如、指揮電信電話ノ不備不慣等ノ為
優秀ナル直衛隊モ之ヲ万全ニ活用スル能ハザル実情ナリ

 無線関係ニ於テハ兵器、技術共ニ相当ノ遜色アリ 速ニ之ガ回復ヲ要ス

 防禦砲火ニ於テハ装備、術力共ニ甚シキ遜色アリ 我防禦砲火ノ威力ハ平時砲術学校等ニ於
テ 机上ノ計算ニ依リ算出セルガ如キモノニ非ズシテ 実情ハ真ニ寒心ニ堪ヘザルモノアリ
此際大英断ヲ以テ対空射撃科ヲ砲術界ヨリ分離シ 航空界ニ編入セザル限リ 之ガ躍進的進歩
ハ河清ヲ待ツニ等キモノト認ム

 今次戦闘ニ於ル射弾散布ノ状況ヲ観ルニ 高角砲ハ殆ド目標近辺ニ至ルモノナク 多クハ下
方一、〇〇〇〜二、〇〇〇米附近ノ炸裂ナリ 機銃ハ若干良好ナルモ 尚敵機ノ後方 味方戦
闘機ノ前方ヲ通過シ 味方機銃弾ノ為自爆セリト認メラルル艦戦若干アリ

 巡洋艦、駆逐艦ノ対空砲装ハ極力強化スルヲ要シ 之ガ為ニハ発射管ノ一部撤廃、予備魚雷
ノ半減等止ムヲ得ザルモノト認ム 敵雷撃機ニ対シ戦艦、巡洋艦ノ主砲ヲ発射シ水柱ニ依リ阻
止スルノ法ハ少数機ノ場合若干有効ナリ

750 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 07:54:22.73 ID:???
ミッドウェー海戦における一航艦戦訓所見(防空及関係兵装関係)…抜粋…
一 見張
 (イ) 高角三十度以上ノ目標ニ対スル見張能力ノ向上ニ対シ 人員ノ増員、視界大ナル高角眼鏡
   ノ増設、七倍双眼鏡ノ増設等 人員施設両面ヨリ至急対策ヲ講ズルヲ要ス
二 電波探信儀
  機動部隊各艦艇竝飛行機ノ一部ニ至急装備之ヲ活用スルヲ要ス
  此ノ際拙速主義ヲ採ルヲ急務トス 多少ノ誤差ハ止ムヲ得ズ
五 空戦
 (イ) 電話
     艦上又ハ機上ヨリスル迅速ナル目標ノ指示、変換ハ 一ニ電話ニ依ルノ外ナキモ 厳重
    ナル電波管制下ニ於テ咄嗟使用上 現状ニ於テハ艦上送話機、機上電話機共ニ不良ニシテ
    (音声不明瞭)殆ド実用ニ適セズト称スルモ過言ニアラズ 至急改善ノ要アリ
六 射撃
 (イ) 兵装
   (一) 空母、戦艦、巡洋艦
       四群以上ニ分チ 各群機銃一六門、高角砲四門以上ヲ装備シ 且全周ニ対シ少クト
      モ一群以上の射撃可能ナルヲ要ス
   (二) 駆逐艦
       各群機銃四門、高角砲二門以上 其ノ他(一)ニ同ジ
   (三) 射撃装置ハ四〇〇節ノ敵速ニ応ジ得ル如ク速ニ改善ヲ要ス
   (四) 後者装置、高角砲、機銃ノ旋回俯仰速度竝ニ角度ノ増大ヲ要ス
 (ロ) 訓練
     本戦訓ニ基キ従来ノ方式ヲ一変シ 実戦本位ノ猛訓練ヲ実施スルヲ要ス
     一案左ノ如シ(以下略)
九 防空学校ノ新設
   防空ノ主体タル空戦、射撃ハ密接不可分ノ関係ニ在リ 且飛行機ヲ離レテ研究訓練不可能ナル
  ヲ以テ 砲術学校ヨリ防空関係ヲ分離シ 之ヲ横須賀航空隊ノ空戦関係機関ニ統合シ 別ニ防空
  学校ヲ新設スルノ要アリ

751 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 08:34:53.96 ID:???
>>749-750
己の意見なき資料の羅列に、議論としての意味はあるのかな?

それはさておき、
>六 射撃
 (イ) 兵装
   (一) 空母、戦艦、巡洋艦
       四群以上ニ分チ 各群機銃一六門、高角砲四門以上ヲ装備シ 且全周ニ対シ少クト
      モ一群以上の射撃可能ナルヲ要ス
これはエセックス級でも無理だよ。

752 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 08:41:28.71 ID:???
>>748に確認
>>749-750の内容を知っていたのかいないのか?
YesかNoかで答えられる簡単な問題

753 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 08:47:06.93 ID:lxL/8cd0
12.7cm砲が役立たずだったから25mmだけでは有効な防御火力となり得たのか疑問

754 :748:2011/07/28(木) 09:03:36.06 ID:???
>>752
勿論Yes。

>>749-750はあくまで当時の日本側(1AF)の“所見”である。
結果としてはそのように改善されていないものが多数。
そして過大評価と過小評価も入り混じっている。
当時の限られた環境下での所見だから、当たり前のことだけど。

そして>>748は(冷徹な?)“事実”に過ぎない。

老婆心ながら、米海軍の両用砲を過大評価することも、日本側の25mm機銃を過小評価することも、どっちも“危険”だと思うよ。

755 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 09:21:50.01 ID:???
長考の末自己正当化か。
無意味な>>748のスペック羅列が「(冷徹な?)“事実”」とは片腹痛い。

長官が居ないと駄目だね。ここは。

756 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 12:21:53.16 ID:???
転記厨、羅列厨、涙目

757 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 13:04:41.41 ID:???
>>755
お前みたいな無能は黙ってろよ



758 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 13:30:46.18 ID:???
こういう場合は、日米互いに対空砲火での損害が何機あるかを比較するのがよかろう。
アメリカ側損害内訳
空母航空隊113機
空戦41機/対空砲火20機/その他作戦中16機/飛行事故25機/艦上11機
基地航空隊29機
空戦21機(うち戦闘機15機は島での空戦)/対空砲火4機/その他作戦中3機/事故1機
合計142機
小林隊
帰投中のSBDとの空戦で零戦被弾不時着1/弾切れ帰投1
防空F4Fとの空戦で零戦3機・艦爆11機/対空砲火2機

日本側の対空砲火は結構健闘していると思うが。

759 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/28(木) 17:58:58.65 ID:???
>>750
乙、なかなか大変だったと思う。

760 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/28(木) 18:00:05.79 ID:???
>>754
見張りが必要だと言っても聞いてくれないですよ(ドキュメント太平洋戦争 エレクトロニクスが戦を制す)
を思い出すなあ

761 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/28(木) 18:00:50.58 ID:???
>>755
ここが戦場なら良かったんだがね。

762 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 18:31:12.75 ID:???
>>759
その所見はミッドウェー関連でしばしば貼られているものだよ。
此処でも数スレほど住民していれば目にする。

763 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 18:35:02.07 ID:???
なのに知らない>>748は馬鹿か。

764 :762:2011/07/28(木) 18:48:24.67 ID:???
>>763
いや>>748は俺なんだけどね(苦笑)
だから>勿論Yes

支隊スレにおいでよw

765 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 19:01:23.44 ID:???
前日から米哨戒機に接触されながらなぜミッドウェー基地に奇襲攻撃が成功すると思い
攻撃隊を編成したのだろう

766 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 19:04:24.05 ID:???
>>748は一生懸命検索したんだよ。それで「あっ!貼られてた」って。

767 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 19:18:56.59 ID:???
オマエラいい加減にしろ。
不毛な煽りや雑談はスレの無駄使いだ。
続きは支隊スレでやれ。

768 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 19:20:50.63 ID:???
まあ枯れ木も山の賑わいと申します故

769 :名無し三等兵:2011/07/28(木) 19:26:30.44 ID:???
>>767
何言ってんの?スレの無駄遣いしてるのはここのスレ主じゃん。
ただでさえ1000までいかないこのスレがサーバーにいかに負荷かけてるのがわからないの?



770 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/28(木) 19:34:41.52 ID:???
>>762
過去スレがhtml化されなくなって久しい今日においては定期的に貼られることは良いことだよ。
まあ、スレをhtml化したWebもあるけどね<空母スレ、栗田艦隊、その他
それとも2003年からのログ全部zipであげてあげようか?

771 :前衛部隊通信筒機(97式艦攻:2011/07/28(木) 19:36:41.28 ID:???
関連する全ての軍板のスレ。
山ほどあるよ。しかし、今検索した限りでは>>750>>749の全部の出現は確認されない。
一部の文の引用なら幾らでもあるけどな。

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